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第2章『エルフの姫様を助ける事にした』
ガールズトーク?とそっち系の人ですか
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「久しぶりだなラウラ」
本当に偶然な出会いだ
「まさかまた出会えるとはね、私の方は準備出来てるわ直ぐにでも出発しましょう」
ラウラは俺を急かす様にギルドから出る
「アルカ、ドーラお前達も来るのか?」
俺は仲間であるが今回のクエストは厄介そうなのでアルカとドーラは置いていくつもりであった
しかしアルカとドーラの返事は
「行くに決まっているのです!」
「ユート様に一生ついていくっす!」
う~ん……まぁ俺の側から離れなければ良いかな
「それにちょうど良いじゃないですか、このクエストが終わった後にヴィクトリア王国の観光をしましょう!そうすれば元の目的も達成です!」
それもそうだな
じゃあサクッと終わらせるとするか
「遅いわよユート、待ちくたびれたわ」
ラウラが馬車の中から俺に文句を言う
「悪い悪い、それじゃあ行こうか」
俺とアルカとドーラは馬車に乗り込んだ後に馬車が出発する
そして馬車に揺られて数分した時に
「ところでそこの二人、二人はなんでユートについていく事にしたのかしら?」
ラウラがアルカとドーラに質問を投げかける
「私は迷いの森で二度助けられた後にパーティを組む事にしてからずっと一緒ですね」
アルカが少し顔を赤らめながらラウラの質問に答える
「ドーラはユート様の下で好きなだけ武器や防具を造りたいのとユート様と子作r……」
「はいドーラちゃんは少し黙ってようね~」
俺は直ぐにドーラの口を抑える
「ふぇ?こ…子作りって…え?」
ほらな、普通そんな事を聞いたらこんな反応になるのは当たり前なんだよ
「ユート、あなたってロリコn……」
「断じて違う」
絶対に……多分………そうだと思いたい
「ロリコンってなんですか?」
アルカは余計な事を聞くんじゃない!
「あなた達みたいな少し幼い娘が好きな人の事を言うのよ」
ラウラも答えるんじゃない!
「ユートが私の事を好き…えへへ~~」
アルカはなぜそれで更に顔を赤らめて照れているんだ
やめろ、あれは違うんだ、あの夜の事は違うんだー!
「それじゃあドワーフ族の女性はみんなタイプって事っすか?」
ドーラはさらにこの場が面倒になる爆弾を落とすんじゃない!
あぁ……このパーティは俺を精神的に疲れさせる為に作られたのではないかと俺は思えてきたぞ
そして五日程馬車内でのガールズトーク?に華を咲かせていると
「冒険者の皆様、そろそろヴィクトリア王国ですよ」
御者の言葉が馬車内に響く
「あれがヴィクトリア王国かぁ……ユースティアと同じくらいの街の大きさですねユート!」
「凄いっす!大きいっす!」
アルカとドーラは初めて見るヴィクトリア王国の大きさに興奮している
「………姫」
「ん?なにか言ったか?」
「いや、何でもないわ」
ラウラ……何かヴィクトリア王国に恨みでもあるのか?
まぁ今は別に無理に聞き出す必要はないかな
そして馬車から全員が降りた後
「それでは冒険者の方々、お気を付けて」
御者がそういうと馬車はまたユースティア王国へと戻っていくのだった
「それじゃあまずはこの街のギルドへ行こう、この街の詳しい事を聞きたいからな」
「それもそうね、じゃあ二手に別れて行きましょう」
「ユートはギルドへ行って今回のクエストの事を聞いてきて」
「ん?それじゃあお前らは?」
俺だけがギルドへ行くのならアルカやドーラはどうするんだ?
「私とアルカちゃんとドーラちゃんは街に出てショッピン……聞き込みをしてくるわ、それで良いよねアルカちゃん、ドーラちゃん」
「構いません!」
「問題ないっす!」
こいつら……
「はぁ~…解ったよ、あまり無駄遣いするなよ」
万国共通というか異世界でも女性のやる事は同じなんだなと実感した
「それじゃあ、行きましょうか、アルカちゃん!ドーラちゃん!」
「はい!行きましょう!」
「出発っす!」
もうあんなに遠くに……そして女性のこういう時の俊敏性も変わらないな
そして俺はラウラに言われた通りにギルドへ向かっていると
辺りから視線を感じる
さらにヒソヒソ話し声も聞こえる
まぁ別に大した事では無いと思うので無視する事にした
そしてギルドに到着した
大きさはユースティアのものよりも少し大きい感じかな
俺はギルドの扉を開くとそこにはやはり酒場があった
俺はカウンターへいきギルドマスターに合わせてくれる様に頼むと
「申し訳ございません、フェーリ様は現在夜の伽の疲れでお休み中でございますので後ほどあらためてお越しください」
夜の伽ねぇ……盛んなのは良いけどそれが原因で引き返すのはどうかと俺は思うんだよな
「悪いが急ぎの用だ、俺の方から行くよ」
そう受付所に言いカウンターを飛び越えフェーリというギルマスがいると思われる部屋へ向かう
「こ、困ります!これ以上先には行かない方が!行かないでくださいお願いします!」
なんかどんどん俺にお願いしてないか?
それに俺が部屋に近づくにつれて遠ざかっていくぞ
「邪魔するぞ」
俺はフェーリがいると思われる部屋の扉をこじ開ける
そこにいたのは全裸になってベッドに横たわる女
フェーリという女性がいる
そして部屋には何かの香が炊いてあった
俺はその香は吸わない方が良いと判断した
「おい、ユースティアから来た者だ今回のゾンビ発生に関して派遣されたんだ…だから早く起きて俺にヴィクトリア王国内で具体的にどうなっているか教えてくれ」
俺は寝てるフェーリの肩をゆする
「ふぁ~…誰ですかぁ?」
フェーリは気だるそうに起きる
「あぁ話は聞いてますよぉ…ミルシィ……細かい説明よろしくですぅ……」
そう言うとフェーリはまた寝た
「はいフェーリ様!初めましてユースティアの冒険者のユート様!私の名前は『ミルシィ』ヴィクトリア王国の副ギルドマスターをしています!」
なんとも元気いっぱいな娘だ
「それではユート様あちらの部屋へどうぞ!」
俺はミルシィに案内され隣の部屋に移る
「それではフェーリ様に命じられたのでユート様に現在ヴィクトリア王国内での事をお伝えしますね、耳をかっぽじってよく聞きやがれですこの男が」
あぁこの娘は男嫌い系の人でしたか
本当に偶然な出会いだ
「まさかまた出会えるとはね、私の方は準備出来てるわ直ぐにでも出発しましょう」
ラウラは俺を急かす様にギルドから出る
「アルカ、ドーラお前達も来るのか?」
俺は仲間であるが今回のクエストは厄介そうなのでアルカとドーラは置いていくつもりであった
しかしアルカとドーラの返事は
「行くに決まっているのです!」
「ユート様に一生ついていくっす!」
う~ん……まぁ俺の側から離れなければ良いかな
「それにちょうど良いじゃないですか、このクエストが終わった後にヴィクトリア王国の観光をしましょう!そうすれば元の目的も達成です!」
それもそうだな
じゃあサクッと終わらせるとするか
「遅いわよユート、待ちくたびれたわ」
ラウラが馬車の中から俺に文句を言う
「悪い悪い、それじゃあ行こうか」
俺とアルカとドーラは馬車に乗り込んだ後に馬車が出発する
そして馬車に揺られて数分した時に
「ところでそこの二人、二人はなんでユートについていく事にしたのかしら?」
ラウラがアルカとドーラに質問を投げかける
「私は迷いの森で二度助けられた後にパーティを組む事にしてからずっと一緒ですね」
アルカが少し顔を赤らめながらラウラの質問に答える
「ドーラはユート様の下で好きなだけ武器や防具を造りたいのとユート様と子作r……」
「はいドーラちゃんは少し黙ってようね~」
俺は直ぐにドーラの口を抑える
「ふぇ?こ…子作りって…え?」
ほらな、普通そんな事を聞いたらこんな反応になるのは当たり前なんだよ
「ユート、あなたってロリコn……」
「断じて違う」
絶対に……多分………そうだと思いたい
「ロリコンってなんですか?」
アルカは余計な事を聞くんじゃない!
「あなた達みたいな少し幼い娘が好きな人の事を言うのよ」
ラウラも答えるんじゃない!
「ユートが私の事を好き…えへへ~~」
アルカはなぜそれで更に顔を赤らめて照れているんだ
やめろ、あれは違うんだ、あの夜の事は違うんだー!
「それじゃあドワーフ族の女性はみんなタイプって事っすか?」
ドーラはさらにこの場が面倒になる爆弾を落とすんじゃない!
あぁ……このパーティは俺を精神的に疲れさせる為に作られたのではないかと俺は思えてきたぞ
そして五日程馬車内でのガールズトーク?に華を咲かせていると
「冒険者の皆様、そろそろヴィクトリア王国ですよ」
御者の言葉が馬車内に響く
「あれがヴィクトリア王国かぁ……ユースティアと同じくらいの街の大きさですねユート!」
「凄いっす!大きいっす!」
アルカとドーラは初めて見るヴィクトリア王国の大きさに興奮している
「………姫」
「ん?なにか言ったか?」
「いや、何でもないわ」
ラウラ……何かヴィクトリア王国に恨みでもあるのか?
まぁ今は別に無理に聞き出す必要はないかな
そして馬車から全員が降りた後
「それでは冒険者の方々、お気を付けて」
御者がそういうと馬車はまたユースティア王国へと戻っていくのだった
「それじゃあまずはこの街のギルドへ行こう、この街の詳しい事を聞きたいからな」
「それもそうね、じゃあ二手に別れて行きましょう」
「ユートはギルドへ行って今回のクエストの事を聞いてきて」
「ん?それじゃあお前らは?」
俺だけがギルドへ行くのならアルカやドーラはどうするんだ?
「私とアルカちゃんとドーラちゃんは街に出てショッピン……聞き込みをしてくるわ、それで良いよねアルカちゃん、ドーラちゃん」
「構いません!」
「問題ないっす!」
こいつら……
「はぁ~…解ったよ、あまり無駄遣いするなよ」
万国共通というか異世界でも女性のやる事は同じなんだなと実感した
「それじゃあ、行きましょうか、アルカちゃん!ドーラちゃん!」
「はい!行きましょう!」
「出発っす!」
もうあんなに遠くに……そして女性のこういう時の俊敏性も変わらないな
そして俺はラウラに言われた通りにギルドへ向かっていると
辺りから視線を感じる
さらにヒソヒソ話し声も聞こえる
まぁ別に大した事では無いと思うので無視する事にした
そしてギルドに到着した
大きさはユースティアのものよりも少し大きい感じかな
俺はギルドの扉を開くとそこにはやはり酒場があった
俺はカウンターへいきギルドマスターに合わせてくれる様に頼むと
「申し訳ございません、フェーリ様は現在夜の伽の疲れでお休み中でございますので後ほどあらためてお越しください」
夜の伽ねぇ……盛んなのは良いけどそれが原因で引き返すのはどうかと俺は思うんだよな
「悪いが急ぎの用だ、俺の方から行くよ」
そう受付所に言いカウンターを飛び越えフェーリというギルマスがいると思われる部屋へ向かう
「こ、困ります!これ以上先には行かない方が!行かないでくださいお願いします!」
なんかどんどん俺にお願いしてないか?
それに俺が部屋に近づくにつれて遠ざかっていくぞ
「邪魔するぞ」
俺はフェーリがいると思われる部屋の扉をこじ開ける
そこにいたのは全裸になってベッドに横たわる女
フェーリという女性がいる
そして部屋には何かの香が炊いてあった
俺はその香は吸わない方が良いと判断した
「おい、ユースティアから来た者だ今回のゾンビ発生に関して派遣されたんだ…だから早く起きて俺にヴィクトリア王国内で具体的にどうなっているか教えてくれ」
俺は寝てるフェーリの肩をゆする
「ふぁ~…誰ですかぁ?」
フェーリは気だるそうに起きる
「あぁ話は聞いてますよぉ…ミルシィ……細かい説明よろしくですぅ……」
そう言うとフェーリはまた寝た
「はいフェーリ様!初めましてユースティアの冒険者のユート様!私の名前は『ミルシィ』ヴィクトリア王国の副ギルドマスターをしています!」
なんとも元気いっぱいな娘だ
「それではユート様あちらの部屋へどうぞ!」
俺はミルシィに案内され隣の部屋に移る
「それではフェーリ様に命じられたのでユート様に現在ヴィクトリア王国内での事をお伝えしますね、耳をかっぽじってよく聞きやがれですこの男が」
あぁこの娘は男嫌い系の人でしたか
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