異世界行ったら銃社会でした。

第1章、サバイバルは辛いよ

10、いろいろ作ってみた。

地龍を食ってみた。

なにこれ超うまい。
焼いただけなのに。
よし、これを量産しよう。
しかし倒すにはレールガンだけじゃ無理だな。


さて、色々と武器を考えてみたぞ

直樹の目の前には、三つほど武器が転がっていた。

レールガン
これは雷撃魔法Lv5以上の習得によって動く。手に魔力を流し、そこに雷魔法の上位互換の雷撃属性を付与することによって電気がチャージされ、電磁誘導によって弾を発射する。

レーザーガン
大地魔法によって、内部が鏡張りになっている銃身をつくり、そこに極光属性を持つ魔力をながす。内部で光が乱反射し、それを照射することでレーザー光線を打ち出すことができる。極光魔法は光魔法の最上位互換だ。

音波砲
スピーカーの原理を応用し、それを長い筒の奥に埋め込んで音を増幅するようにする。さらにそれを風魔法の上位互換の暴風魔法で飛ばすことによって音波を放射する武器となる。


とりあえず検証してみるために竜で試し撃ちしてみたが、レーザーガンと音波砲は一発で即死、レーザーガンはピンポイントに当てなければいけないため、数発撃ったら絶命した。
しかし、どの武器にも相性があるようだ。
例えばレーザーガンは、土属性の竜だと効きにくく、中には反射してしまうものもいた。また風属性の竜になると、音波砲は効きにくくなる。
レーザーガンが小範囲、レールガンは中範囲、音波砲は広範囲への影響がそれぞれ高いようだ。

おお！俺この森で生きていけるじゃん！
よし、狩られる側から狩る側へ転身だ。
じゃんじゃん狩っていこう。


こうして直樹はレベリングを重ねていった。


一年後、直樹は森の食物連鎖の頂点となっていた。