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■小説家になろう
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以前、友達「So4さん」に、
「作品には、コンセプトが重要。だから最初に掲げるべき」と言われた。
僕が作りたい小説のコンセプトは、「いつまでも作り続けられる話」である。
しかし、この「作り続ける」と言うのが実は曲者で
「単に未完成」
だと相手にされない。
だから、「曲がりなりにも、読んで、とりあえずの展開は把握できるが、発表後も今後の展開が期待できる」と言うものにしなくてはならない。
まず、「タイトル」である。
「いつまでも未完成だが、利用されているもの」の代表として、
「サグラダ・ファミリア」
と言う教会がある。そして、日本にも同じように、
「いつまでも未完成だが、利用されているもの」として、横浜駅があげられる。
「サグラダ・ファミリア」は余りに有名であり、横浜駅もまた「いつまでも未完成」で有名なので、
「日本のサグラダ・ファミリア」
と、呼ばれる。
しかし、「サグラダ・ファミリア」とそのままだと、「未完成の教会」の話になってしまい、不本意なので、適当に翻訳する事とした。
次に、「登場人物」である。
主人公は作者である僕の妄想垂れ流しなので、本人出演で良いとして、重要なのは、まず、ヒロインである。
ひねりも何もなく、かなり一般的な「桜田さん」とした。
キャラデザとしては、一般ウケを目指すか、作者の妄想を突っ走るか考えたが、前者では、割りと早く挫折したので、後者を選ぶ事とした。
僕の個人的な好みと、サグラダ・ファミリアの教会の高さ(172.5m)から、172.5cmの身長が確定した。
年は、サグラダ・ファミリア竣工予定が2026年なので、その年に半世紀を迎えるように仕向けて1976年生まれとした。
続いて、「ジャンル」である。
「作り続ける」に当たって、どんなジャンルだと、要件を満たすかを考えた。
よくある学園ものだと、登場人物が進級して、卒業してしまったら、終わりである。これを防止するために、「作中の時間をかなり遅くする」とか「登場人物は年をとらない」とかの実例がある。
しかし、これは、僕にとっては「禁断の手である」と考えられる。
なにしろ、いつまでも成長しないものを見続けるのは、非常にせつない。
また、よくある冒険ものや、戦闘ものだと、「目標を達成したら終わり」である。
これもまた「作り続ける」の要件を満たせない。
その点、「日常系」だと、日常が続く限り、作り続けることができる。
後は、「どうなったら完了か」である。
今まで、「作り続ける」事にこだわっていたが、読者としては、いきなり、ダンボール数箱の超大作を見せ付けられて最後まで読んでくれるとは思えない。
となると、最低限、読んでくれそうな範囲で、「一旦一区切り、気に入ったら、続きも、また読んでください」と終わられる必要がある。
しかし、これについては、「どのくらい区切り良くするか?」が難しい。
余りに区切りが良いと、続きを読もうとされない。
逆に、区切りが悪すぎると、
「あとで、完成してから読むべきだった」となり、後味が悪い。
とりあえず、結論としては、作者もわからないので、書くだけ書いて、最後に決めようと思う。
ヒロインの立ち位置としては、恋心を抱く対象よりも、仕事先での上司と部下の関係にすることとした。
理由は強制的反復的に会う必要がある人間関係からである。
上司のイメージとしては、坂東さんがヒロインの性格に合っていると思われた。
撫子の名前は、坂東さんが名付け親で、撫子を誕生花とする日が、7月28日なので、いったん、その日を誕生日とした。
出身地は、スペインだと遠すぎるので、日本の「サグラダ・ファミリア」にちなんで、横浜出身とした。
血液型などは、あえて決めず、文字通りキャラクターが動き出してから、その流れに従うことに、すなわち、都度、本人から聞き出すことにした。
ところで、これは僕だけかもしれないが、「男性と女性が登場すると、恋愛もの」と認識してしまう。
しかし、これは、断じて違う。この作品のジャンルは日常系である。
最後に、どこで公開するかであるが、そのものずばりなサイトがあったので、迷うことなく、そこにした。
「作品には、コンセプトが重要。だから最初に掲げるべき」と言われた。
僕が作りたい小説のコンセプトは、「いつまでも作り続けられる話」である。
しかし、この「作り続ける」と言うのが実は曲者で
「単に未完成」
だと相手にされない。
だから、「曲がりなりにも、読んで、とりあえずの展開は把握できるが、発表後も今後の展開が期待できる」と言うものにしなくてはならない。
まず、「タイトル」である。
「いつまでも未完成だが、利用されているもの」の代表として、
「サグラダ・ファミリア」
と言う教会がある。そして、日本にも同じように、
「いつまでも未完成だが、利用されているもの」として、横浜駅があげられる。
「サグラダ・ファミリア」は余りに有名であり、横浜駅もまた「いつまでも未完成」で有名なので、
「日本のサグラダ・ファミリア」
と、呼ばれる。
しかし、「サグラダ・ファミリア」とそのままだと、「未完成の教会」の話になってしまい、不本意なので、適当に翻訳する事とした。
次に、「登場人物」である。
主人公は作者である僕の妄想垂れ流しなので、本人出演で良いとして、重要なのは、まず、ヒロインである。
ひねりも何もなく、かなり一般的な「桜田さん」とした。
キャラデザとしては、一般ウケを目指すか、作者の妄想を突っ走るか考えたが、前者では、割りと早く挫折したので、後者を選ぶ事とした。
僕の個人的な好みと、サグラダ・ファミリアの教会の高さ(172.5m)から、172.5cmの身長が確定した。
年は、サグラダ・ファミリア竣工予定が2026年なので、その年に半世紀を迎えるように仕向けて1976年生まれとした。
続いて、「ジャンル」である。
「作り続ける」に当たって、どんなジャンルだと、要件を満たすかを考えた。
よくある学園ものだと、登場人物が進級して、卒業してしまったら、終わりである。これを防止するために、「作中の時間をかなり遅くする」とか「登場人物は年をとらない」とかの実例がある。
しかし、これは、僕にとっては「禁断の手である」と考えられる。
なにしろ、いつまでも成長しないものを見続けるのは、非常にせつない。
また、よくある冒険ものや、戦闘ものだと、「目標を達成したら終わり」である。
これもまた「作り続ける」の要件を満たせない。
その点、「日常系」だと、日常が続く限り、作り続けることができる。
後は、「どうなったら完了か」である。
今まで、「作り続ける」事にこだわっていたが、読者としては、いきなり、ダンボール数箱の超大作を見せ付けられて最後まで読んでくれるとは思えない。
となると、最低限、読んでくれそうな範囲で、「一旦一区切り、気に入ったら、続きも、また読んでください」と終わられる必要がある。
しかし、これについては、「どのくらい区切り良くするか?」が難しい。
余りに区切りが良いと、続きを読もうとされない。
逆に、区切りが悪すぎると、
「あとで、完成してから読むべきだった」となり、後味が悪い。
とりあえず、結論としては、作者もわからないので、書くだけ書いて、最後に決めようと思う。
ヒロインの立ち位置としては、恋心を抱く対象よりも、仕事先での上司と部下の関係にすることとした。
理由は強制的反復的に会う必要がある人間関係からである。
上司のイメージとしては、坂東さんがヒロインの性格に合っていると思われた。
撫子の名前は、坂東さんが名付け親で、撫子を誕生花とする日が、7月28日なので、いったん、その日を誕生日とした。
出身地は、スペインだと遠すぎるので、日本の「サグラダ・ファミリア」にちなんで、横浜出身とした。
血液型などは、あえて決めず、文字通りキャラクターが動き出してから、その流れに従うことに、すなわち、都度、本人から聞き出すことにした。
ところで、これは僕だけかもしれないが、「男性と女性が登場すると、恋愛もの」と認識してしまう。
しかし、これは、断じて違う。この作品のジャンルは日常系である。
最後に、どこで公開するかであるが、そのものずばりなサイトがあったので、迷うことなく、そこにした。
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