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第4話 尾先茶介は血塗れの怪に挑む
4 狐に化かされて
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「近野、どうしてここに……」
俺は、教卓の中でノンに押され、死に際の蝉のように手足を広げた格好のまま近野を見上げた。
彼女はというと、そこにいるのが俺だけではないことを確認したのか、覗き込むような姿勢をやめて直立した。
「偶然通りかかって。……ええと、高校に人の気配がないなあと思って、ちょっと気になって様子を見に来たんです」
俺は色々と考えた末、家を出た当初の目的を思い出す。
「しばらくの間、どこに行ってたんだよ」
「ええと、ちょっと……そうですね、私なりに、色々と調べてみようと思って。んと、色々なところを、回ってみていたのです。それで今日は、枝高に来てみたのですが……」
「そんなことより、これ……どういうことよ」
俺と近野が軽くやり取りする間に、ノンは教卓から這い出ていた。パーカーで顔や手を隠す近野を目の前にして、ノンは一番にこう口にする。
これは当然の反応というか、むしろ想定し得る中で、最も控えめな反応と言ってよかった。目の前にいる不可思議な存在に理解が追いついていないだけかもしれないが、その気持ちも良く分かる。初めて彼女の外見を見て、自分なりに納得ができるのは然人くらいなもんだ。下手をすれば卒倒したり、パニックに陥ったりすることも考えられたのだから。
ノンが腰に手を当てて近野を睨み付けると、彼女は顔の横の布を両手で掴み、それを引っ張って顔を隠そうとする。
「アンタ、何日か前に然人と話してたわよね。 ……その顔の隠し方、見覚えがある。アンタが噂の近野ってわけ? ……そもそも、人間なの?」
「……ええと」
「……というか、今の質問だってどうでもいい。単刀直入に聞く。アンタ、一昨日然人を階段から突き落とした『四百十九人目の枝高生』なんじゃないの?」
ノンが過程をいくつもすっ飛ばして、核心を突いた。近野は、ようやく教卓から出た俺の方をちらりと見る。ぼんやりとした外の光で彼女の顔が見えた。眉の下がった表情、不安そうに垂れた耳。しかし、どうしてか、妙にその金色の瞳が鋭く感じられる。
以前確かめた「彼女の瞳孔が縦に細長いから」というだけの理由ではない。その瞳の形状に関して言うならば、俺はもう十分に見慣れているのだ。
そうだ、この感覚は……彼女に初めて会ったあの日、玄関先で見た、あの時の感覚だ。
近野は少しの間俺をじっと見つめたかと思うと、今度はノンの方に向き直った。はっきりとはわからなかったが、やはり俺にそうしていたように、彼女のことをじっと見つめたようだ。ノンは体を強張らせて、ごくりと固唾を飲む。
こう着する二人の間に、俺は割って入った。
「なあ、近野……いくつか、聞きたいことがある」
「……何でしょう」
言ってしまってから、俺は手汗を拭き、心を落ち着ける。
「聞きたいのは二つ。……花火の夜と、今日のことだ。花火の夜……お前が気絶した夜、お前は地面を這って回る光を見たと言っていた。あれは、然人が持っていたねずみ花火なんじゃないか、って話になったよな」
「どうしたのですか、急に?」
近野は面食らったようだったが、考えても仕方が無いと判断したのか、俺に気圧されるように答えた。
「そうですね……私も、そうだったのかなと思います」
「本当に見たんだよな、ねずみ花火を」
「はい、確かに。でなければ、私が覚えているはずがありませんから」
近野の返答に、俺は首筋を冷たい手で触れられるような感覚を覚える。
「……けれど、思い出して欲しい。あの道は急な階段の上り坂だったんだ。レンガの広場と、近野が倒れていた場所にはかなりの高低差があった。道を駆け上がっていた近野の目に、手持ち花火は映っても、地面で回る花火が映るはずがないよな。それなのに、どうして近野はその光を見ることができたんだ?」
疑問をぶつけると、近野は大きく目を見開き、視線を落とす。それを見て、俺の心はズキンと痛んだ。
「近野がねずみ花火を見るためには、気絶したときによっぽど転がり落ちるか、もしくは――あの祠に繋がる、上の道から見たと考えるしかない。……そのどちらにしても、近野の言っていた話や、あの場にあった痕跡とは合致しない」
「……でも私は、確かに――」
「それに、もう一つ」
俺は一気にぶちまけそうになり、大きく息を吐く。落ち着け。焦ったってしょうがない。ノンが疑いの目で近野を睨んでいる。近野は泣きそうな、困惑した瞳で見つめてきた。
しかし、回ってしまった思考は止まるところを知らなかった。疑問があれば……俺は、それを聞かずにはいられないのだ。
「近野……今日はどうやって枝高に入ってきたんだ?」
「え?」
「偶然学校に立ち寄ったのが本当なら、近野がここにいるはずがない……よな」
ノンと俺は、わざわざ女子トイレの窓から学校に入った。言わずもがな、停電による登校禁止のためである。昇降口は閉まっていたし、基本的には窓にも施錠がなされているだろう。近野が偶然にも、ノンが忍び込むために開けていた女子トイレの窓に気が付かない限り、彼女がここに入るすべはないのだ。
少しの間、沈黙が流れる。気持ちの悪い、嫌な沈黙だった。不安を紛らわせようと音楽を再生したのに、しばらく経っても何も流れてこないような。
不意にそんな沈黙を破ったのは、意外な人物の、意外な言葉だった。
「尾先。……頭でも打った?」
怪訝そうな顔で話に入ってきたのは、ノンだった。俺はその発言の意図が掴めず、咄嗟に彼女の顔を見る。
「どうやっても何も、トイレの窓からに決まってるじゃない。……アンタと私、それから里咲の三人で」
「三人で入ってきたって……え? 何言ってるんだよ」
「アンタこそ何言ってんの。つい十分くらい前の話じゃない」
俺の頭は理解が追いつかず、一瞬回転を止める。が、同時に、一つ強烈な記憶が頭に蘇って……自分自身が、何を考えているのかわからなくなった。
俺の頭の中に浮かんだ、とあるシーン。
――俺がノンに連れられて、近野と三人で、女子トイレの窓から校舎に侵入するシーンだ。
ノンが俺を急かし、俺は戸惑いながらも女子トイレに入って……近野が、ノンをなだめている。
「色々あって混乱してるのはわかるけど。……冷静でいてもらわないと、あたしも困る。里咲のことを気にする気持ちはわかるけど、今は『四百十九人目』のことを考える方が大事」
ノンが俺の顔を少し心配そうに覗き込んでくる。……今、ノンは近野のことを何と呼んだ?
……里咲?
「尾先くん、大丈夫ですか……? 顔色が……」
何だ、この状況は。つい先ほどまで、俺は近野の存在をノンに疑われていたのではなかったか。しかし、疑っていた当の本人が近野のことを里咲と呼び、あまつさえ気にするなという発言をしてきた。
じわり、と拳を汗がつたう。
何かが、決定的に噛み合っていない。俺と周りの二人の話している内容が食い違っているからというだけではない。俺自身の記憶についてもだ。色々と頭に考えが巡る。だがそれは断片的なもので、まとまった形にならなかった。
こんな状況になったことが、ついこの間にあった気がする。その時もこんな風に、目の前に近野がいて。あの時、俺はそんな状況を、どう例えたのだっけ……?
彼女の鋭い金色の瞳が目に入った。ああ、そうだ。あの時、俺はこう思ったのだ。
この状況を「狐に化かされた」と使わずして、どう説明すればいいのだろう、と。
彼女の耳や鼻、スカートに隠れているであろう尻尾に思いを巡らせる。元々彼女が人間で、このような変化が体に訪れたのだというのが彼女の主張だった。……しかし、もっと昔話的で短絡的な答えが、俺の頭をよぎった。
近野里咲という存在が、狐が化けた存在だったのだとしたら。耳や鼻や尻尾、体に生える毛が、狐の化け損ないなのだとしたら。これまでの様々な事象に……説明がついてしまうのではないだろうか。
「近野、お前が……存在しないはずの『四百十九人目の枝高生』だったのか……?」
その答えを、すぐに聞くことはなかった。……近野の後ろに立つ、ある人影に気が付いたから。
耳に、けたたましいスマートフォンのアラームの音が押し寄せてきた。
俺は、教卓の中でノンに押され、死に際の蝉のように手足を広げた格好のまま近野を見上げた。
彼女はというと、そこにいるのが俺だけではないことを確認したのか、覗き込むような姿勢をやめて直立した。
「偶然通りかかって。……ええと、高校に人の気配がないなあと思って、ちょっと気になって様子を見に来たんです」
俺は色々と考えた末、家を出た当初の目的を思い出す。
「しばらくの間、どこに行ってたんだよ」
「ええと、ちょっと……そうですね、私なりに、色々と調べてみようと思って。んと、色々なところを、回ってみていたのです。それで今日は、枝高に来てみたのですが……」
「そんなことより、これ……どういうことよ」
俺と近野が軽くやり取りする間に、ノンは教卓から這い出ていた。パーカーで顔や手を隠す近野を目の前にして、ノンは一番にこう口にする。
これは当然の反応というか、むしろ想定し得る中で、最も控えめな反応と言ってよかった。目の前にいる不可思議な存在に理解が追いついていないだけかもしれないが、その気持ちも良く分かる。初めて彼女の外見を見て、自分なりに納得ができるのは然人くらいなもんだ。下手をすれば卒倒したり、パニックに陥ったりすることも考えられたのだから。
ノンが腰に手を当てて近野を睨み付けると、彼女は顔の横の布を両手で掴み、それを引っ張って顔を隠そうとする。
「アンタ、何日か前に然人と話してたわよね。 ……その顔の隠し方、見覚えがある。アンタが噂の近野ってわけ? ……そもそも、人間なの?」
「……ええと」
「……というか、今の質問だってどうでもいい。単刀直入に聞く。アンタ、一昨日然人を階段から突き落とした『四百十九人目の枝高生』なんじゃないの?」
ノンが過程をいくつもすっ飛ばして、核心を突いた。近野は、ようやく教卓から出た俺の方をちらりと見る。ぼんやりとした外の光で彼女の顔が見えた。眉の下がった表情、不安そうに垂れた耳。しかし、どうしてか、妙にその金色の瞳が鋭く感じられる。
以前確かめた「彼女の瞳孔が縦に細長いから」というだけの理由ではない。その瞳の形状に関して言うならば、俺はもう十分に見慣れているのだ。
そうだ、この感覚は……彼女に初めて会ったあの日、玄関先で見た、あの時の感覚だ。
近野は少しの間俺をじっと見つめたかと思うと、今度はノンの方に向き直った。はっきりとはわからなかったが、やはり俺にそうしていたように、彼女のことをじっと見つめたようだ。ノンは体を強張らせて、ごくりと固唾を飲む。
こう着する二人の間に、俺は割って入った。
「なあ、近野……いくつか、聞きたいことがある」
「……何でしょう」
言ってしまってから、俺は手汗を拭き、心を落ち着ける。
「聞きたいのは二つ。……花火の夜と、今日のことだ。花火の夜……お前が気絶した夜、お前は地面を這って回る光を見たと言っていた。あれは、然人が持っていたねずみ花火なんじゃないか、って話になったよな」
「どうしたのですか、急に?」
近野は面食らったようだったが、考えても仕方が無いと判断したのか、俺に気圧されるように答えた。
「そうですね……私も、そうだったのかなと思います」
「本当に見たんだよな、ねずみ花火を」
「はい、確かに。でなければ、私が覚えているはずがありませんから」
近野の返答に、俺は首筋を冷たい手で触れられるような感覚を覚える。
「……けれど、思い出して欲しい。あの道は急な階段の上り坂だったんだ。レンガの広場と、近野が倒れていた場所にはかなりの高低差があった。道を駆け上がっていた近野の目に、手持ち花火は映っても、地面で回る花火が映るはずがないよな。それなのに、どうして近野はその光を見ることができたんだ?」
疑問をぶつけると、近野は大きく目を見開き、視線を落とす。それを見て、俺の心はズキンと痛んだ。
「近野がねずみ花火を見るためには、気絶したときによっぽど転がり落ちるか、もしくは――あの祠に繋がる、上の道から見たと考えるしかない。……そのどちらにしても、近野の言っていた話や、あの場にあった痕跡とは合致しない」
「……でも私は、確かに――」
「それに、もう一つ」
俺は一気にぶちまけそうになり、大きく息を吐く。落ち着け。焦ったってしょうがない。ノンが疑いの目で近野を睨んでいる。近野は泣きそうな、困惑した瞳で見つめてきた。
しかし、回ってしまった思考は止まるところを知らなかった。疑問があれば……俺は、それを聞かずにはいられないのだ。
「近野……今日はどうやって枝高に入ってきたんだ?」
「え?」
「偶然学校に立ち寄ったのが本当なら、近野がここにいるはずがない……よな」
ノンと俺は、わざわざ女子トイレの窓から学校に入った。言わずもがな、停電による登校禁止のためである。昇降口は閉まっていたし、基本的には窓にも施錠がなされているだろう。近野が偶然にも、ノンが忍び込むために開けていた女子トイレの窓に気が付かない限り、彼女がここに入るすべはないのだ。
少しの間、沈黙が流れる。気持ちの悪い、嫌な沈黙だった。不安を紛らわせようと音楽を再生したのに、しばらく経っても何も流れてこないような。
不意にそんな沈黙を破ったのは、意外な人物の、意外な言葉だった。
「尾先。……頭でも打った?」
怪訝そうな顔で話に入ってきたのは、ノンだった。俺はその発言の意図が掴めず、咄嗟に彼女の顔を見る。
「どうやっても何も、トイレの窓からに決まってるじゃない。……アンタと私、それから里咲の三人で」
「三人で入ってきたって……え? 何言ってるんだよ」
「アンタこそ何言ってんの。つい十分くらい前の話じゃない」
俺の頭は理解が追いつかず、一瞬回転を止める。が、同時に、一つ強烈な記憶が頭に蘇って……自分自身が、何を考えているのかわからなくなった。
俺の頭の中に浮かんだ、とあるシーン。
――俺がノンに連れられて、近野と三人で、女子トイレの窓から校舎に侵入するシーンだ。
ノンが俺を急かし、俺は戸惑いながらも女子トイレに入って……近野が、ノンをなだめている。
「色々あって混乱してるのはわかるけど。……冷静でいてもらわないと、あたしも困る。里咲のことを気にする気持ちはわかるけど、今は『四百十九人目』のことを考える方が大事」
ノンが俺の顔を少し心配そうに覗き込んでくる。……今、ノンは近野のことを何と呼んだ?
……里咲?
「尾先くん、大丈夫ですか……? 顔色が……」
何だ、この状況は。つい先ほどまで、俺は近野の存在をノンに疑われていたのではなかったか。しかし、疑っていた当の本人が近野のことを里咲と呼び、あまつさえ気にするなという発言をしてきた。
じわり、と拳を汗がつたう。
何かが、決定的に噛み合っていない。俺と周りの二人の話している内容が食い違っているからというだけではない。俺自身の記憶についてもだ。色々と頭に考えが巡る。だがそれは断片的なもので、まとまった形にならなかった。
こんな状況になったことが、ついこの間にあった気がする。その時もこんな風に、目の前に近野がいて。あの時、俺はそんな状況を、どう例えたのだっけ……?
彼女の鋭い金色の瞳が目に入った。ああ、そうだ。あの時、俺はこう思ったのだ。
この状況を「狐に化かされた」と使わずして、どう説明すればいいのだろう、と。
彼女の耳や鼻、スカートに隠れているであろう尻尾に思いを巡らせる。元々彼女が人間で、このような変化が体に訪れたのだというのが彼女の主張だった。……しかし、もっと昔話的で短絡的な答えが、俺の頭をよぎった。
近野里咲という存在が、狐が化けた存在だったのだとしたら。耳や鼻や尻尾、体に生える毛が、狐の化け損ないなのだとしたら。これまでの様々な事象に……説明がついてしまうのではないだろうか。
「近野、お前が……存在しないはずの『四百十九人目の枝高生』だったのか……?」
その答えを、すぐに聞くことはなかった。……近野の後ろに立つ、ある人影に気が付いたから。
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