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一章 姉さん達の学園生活!

マシロとハルの学園生活in新人戦〜パート2〜

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 Dクラスは爆発を最小限に受ける事に成功したが、Eクラスは爆発を最小限に出来ずに吹き飛んだ。

「今だー。Eクラスを落とせー!」
「「おおー!」」

「下剋上じゃー。覚悟しろー!」

 EクラスはFクラスを落とそうと走り出した。

「…上手いな。俺達もうかうかしてられないぞ!」

「…ですね」

「今の爆発で上手く〔ヒーローギア〕を使えなかったが次はそうはさせないよ!」

「「〔ヒーローギア〕オン!!」」

 Dクラスはその間に〔ヒーローギア〕を起動させる。

 一方、Eクラスはただ爆発で吹き飛んだだけでは終わらなかった。これは対"特進クラス"の為に身に付けた掛けの方法。更に言うと、これは失敗の可能性の方が圧倒的に高い。

「「〔ヒーローギア〕オン」」

 吹き飛ばされる瞬間に〔ヒーローギア〕を起動させる。

「…ぐあ!」

「何とか上手くいった。このまま反撃だ。行くぞ!」

「「〔ファイアーボール〕!!」」

 岩に直撃した痛みに耐えながら。Eクラスは渾身の一撃をお見舞いする。
「さすがに今なら勝てるぞ!」

「うおー。な…何だと!」

「そんな馬鹿な。ぐわー。」

 今度はFクラスにEクラスの技が直撃する。しかもヒーローに変身して攻撃力が上がった〈ファイアーボールだ。ヒーローに変身していない人から脱落していく。

「俺達を忘れられたら困るぜ!」

「それじゃあ俺達も参戦だ!」

「行くわよー」

 「「〔エアロスラッシュ〕」」

 「「!!!」」

 残っていたFクラスとEクラスの人達を風の刃が襲う。

 結果FクラスとEクラスはを合わせて6人にまで減った。

 余談にはなるが今年の小学部の一年生の人数は5,000人である。

 そして50人の特進クラスを除いて残りのクラスは1クラス990人だ。

 それが今はわずか6人である。ちなみにDクラスは300人だ。

「最後までやるぞー!」

「「おおー!」」

 最終戦は凄まじかった。そんな反撃も虚しく、一回戦はDクラスが勝利した。

 20分後の急速を挟み再びアナウンスが流れた。

「続きまして、CクラスvsBクラスvsAクラスの試合を開始します。ヒィールドは水上です」

 ABCクラスは巨大な水溜まりのような場所に来ていた。そこには所々に浮き島がある試合会場だ。

 スタート位置の浮き島にれぞれが向かうと、浮き島は更に6島増えた。

「それでは。3分後に試合を開始します。各クラスの皆さんは会場変更をして試合会場を移して下さい」

 一斉に会場を変更する各学年のクラス達。その一方で、ABCクラスは先生にアドバイスをもらっている。

 試合に関してはよっぽどの事がない限りは先生や教官は会場に入る事はできない。

「それでは試合を始めて下さい!」

 アナウンスと共に今第2回戦が始まる
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