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一章 姉さん達の学園生活!

マシロとハルの学園生活パート2

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 生徒達は試験会場に来ていた。各クラスで同じ授業をそれぞれ違う教え方で行(おこな)う。今日は〔ヒーローギア〕に付いての授業だ。

「良いかーお前達。ヒーローに変身する為にはな、〔ヒーローギア〕が必要なんだ。今日は、お前達は自分のヒーローギアを選んでもらう。良いな?」

「「はい‼︎」」

 タケシは自分の〔ヒーローギア〕を取り出して見せた。見た目は巻物の様な見た目だ。

「早速だが、これが〔ヒーローギア〕だ。これを持つか、触れるとな…。まあ口で説明するより見せた方が手っ取り早いか!」

 タケシは〔ヒーローギア〕を胸の高さに持ち、変身と言った。

 その時、眩い光がタケシを包み込んだ

「な、何が起こってるんだ?」

「先生大丈夫何ですか?」

 少しずつタケシの外見は変化し、鬼の様な仮面をした【ヒーロー】に変化した。

 「こうやって変化するんだ。まあ人によって違う変身になるんだがな。変身の解き方は変身解除と唱えるか念じると変身は解けるからな!」

「「はい」」

 クラスの皆がやる気を出す!

「よし、良い返事だ。お前達の〔ヒーローギア〕はここにあるのからどのタイプが合うかを決めるのに重要なんだ。まあ試しに1人1つずつ取ってくれ。

 目の前には机が置いてありその机には複数のタイプの〔ヒーローギア〕が置いてある。

その〔ヒーローギア〕にはタイプ1と書いてある。

 各自が変身と言い試しに使ってみる。

「うーん。何か違うような…。」

「おお。こんな変身の仕方なのか!」

 各自が〔ヒーローギア〕を手にしたのを確認してタケシは【ヒーロー】に変身してダミーに攻撃するように言う。

「凄い。変身するといつも以上に技の威力が高いよ!」

「本当だ。いつ物よりも力が漲(みなぎ)るぜ。凄いな」

「それはな、変身すると最低でも2倍のステータスになるからだ。また《ヒーロースキル》により力が倍になるからだ」

 この日からマシロとハル達は、自分の〔ヒーローギア〕にしたい形を1週間掛けて確かめた。

「お。使いやすいなこれ。決めた。俺この形にするぜ」

「私はこれにするよ。とても馴染(なじ)んでるから使いやすいわ」

「私はこの腕輪型にするわ。とても使いやすいから」

「私はこのネックレス型にするわ。1番馴染んでいるから!」

 マシロは腕輪型をハルはネックレス型に決めた。

 正式に渡されるのは一ヶ月後だ。それまでにデザインなどを決める。

「よし。皆決まったな。それでは明日からは中級の技の練習と下級ヒーロー技の練習に入るからな。分かったか?」

「「はい‼︎」」

 明日からが楽しみな一同だった。
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