【完結】悪役令嬢は王太子のバチェラー(婚活バトルロワイヤル)に招待されました!~私を愛することはないっていいながら、特別待遇なのはどうして?

王太子はバチェラー(王太子妃決定婚活バトルロワイヤル)を開始すると宣言した。

個性、特技、マナー、美貌など、王太子妃としての適正を競う婚活祭りだ。

たったひとりしか、妃は選ばれない。


そこに悪役令嬢である、アニマ・タウンゼントが招待を受ける。

アニマはある理由から、家族から虐げられていた。特に美しい妹と比べられていた。おまけに婚約者から婚約破棄されてしまい、どん底の状態でバチェラーへ招待される。


期待と不安がないまぜになったまま、話を聞くアニマ。


王太子はアニマに告げた。悪役令嬢は嫌いだ。あなたを愛すことはない、と。

「では、なぜ、私はバチェラーに呼ばれたの?」
アニマは疑問に思いながらも、バチェラーへの参加を決意するのだった。

しかし、ただの振られ役、笑われ要員(ピエロ役)だと思ってバチェラーに参加したのに。なぜか私ばっかりが贔屓されてませんか?

「一体、どうして?」



――これは、アニマという虐げられた悪役令嬢が、幸せをつかみ取る逆転劇。
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