22 / 107
第一章 死ぬまでにしたい10のこと
22話 異変
しおりを挟む
ウィンストン学園に登校すると、王家の馬車が見えた。いつものキラキラと輝いてる学園の華、華やかな金色のアラン殿下、琥珀のしっとりとした魅力を持つブラッド殿下が降りてくる。
登校中の令嬢、令息までもが、憧れのふたりを見るため視線を向けます。
しかし、今日の両殿下は違う。
両殿下の目が開いておりません。目のまわり、すべてが隈! いったいなにがあったのか。アラン殿下は馬車の足場から踏み外しそうになっている。
そこに颯爽と登場する、バルクシュタイン! ああ。バルクシュタインも眠そう。いつも登場するだけで背景に花が出てくるような美麗な彼女も、目の隈がすごい。
「ご、ごきげんよう……アラン殿下、ブラッド殿下、バルクシュタインさん……」
「……」
ついに無言になりましたね。アラン殿下。この場合、体力の限界という感じで、嫌な気持ちというより、大丈夫なのか心配です。
「おは……。フェイト……さん」
ブラッド殿下……。
「ご、ごきげんよーう。アシュフォード様。今日もよい天気ですねー。あはははは」
バルクシュタインは踊っている。昨日教えたダンスか? テンションがおかしなことになっている。
みんな、忙しいのですね。見なかったことにして、先を急ぐ。
ブラッド殿下が追いついてきた。
「昨日も、寝かせてもらえなかった……。睡眠不足で、死んでしまうかも……しれない……」
「た……大変ですね。授業中はおすすめいたしませんが、休み時間や、お昼休みにお休みになられては」
ブラッド殿下はカバンから書類の束を出す。嘆願書ではないですか。
「休み時間もやらないと終わらなくて。フェイトさんはすごいよね。これをたったひとりで時間内に片付けていたんだから」
「慣れの部分が大きいと思います。お手伝いできたらいいのですが……」
わたくしはちらりと、後ろにいるアラン殿下を見る。
「余計なことだ。アシュフォード嬢。もう王家に関わる必要はない。おや、服は……どうした?」
久しぶりにアラン殿下がわたくしに話しかけてきた。大分物理的距離をとられているが。蜂蜜色の瞳はいつも以上にくすんでいた。
そこまで服はボロボロというわけではないと思ったが、木刀で擦られたり、床を転がったりした汚れがついていた。
よく見ている。わたくしのことはバルクシュタインのことがあってから、目に入ったゴミのように思っていらっしゃるとばかり。
「ほんとうだ。大丈夫? なにかあった?」
ブラッド殿下がわたくしの袖を引っぱる。
「なんでもございません。ちょっと転んだだけです」
わたくしが護身術を習っているといったら驚くでしょうね。
はっ、とわたくしは閃く。
「ブラッド殿下。実はお願いがありまして。睡眠が不足しているなか、申し訳ありませんが」
ブラッド殿下に話す。
「……いいよ。動いている方が寝なくてすむ。でもどうして」
琥珀色のまあるい瞳で見つめられる。
「実はダイエットをしたくて。令嬢のあいだではひそかなブームとなっています」
「フェイトさんはダイエットなんて、必要ないよ。こんなにスタイルがよくて素敵だ」
ブラッド殿下は顔を近づけ、わたくしを射貫くように見つめます。わたくしは恥ずかしくて顔をそらす。
「ま……まぁ。ありがとうございます。……では放課後にお願いします」
教室に入ると。
「おはよう。アシュフォードさん」「ごきげんよう。フェイトさん」「おっす。おはよう」
クラスのみんなから挨拶を返された。わたくしを見ても、遠くから会釈されるぐらいだったのに。急に人気者になってしまった。
机の引き出しを空けると、手紙が入っていた。
トイレから戻ると、マデリンが登校してきた。
「妾が通るぞ、すまん。道を空けてくれ。フェイト。おはよう」
マデリンの召使いは、わたくしの近くまで車椅子を置いて、一礼し、教室の外に去っていった。
「ごきげんよう。マデリン」
久しぶりにマデリンと話した気がする。
よく寝ているのか、ここにいるだれよりも肌の血色がよい。
「マデリン。ハンカチをお返しします。返すのが遅くなってしまいました。ありがとうございます」
「あー。よいよい。返さないでよかったのに。それはそうと。昨日はすごかったな。大人しそうなフェイトがばったばったとクラスメイトをなぎ倒していった。事情はよくわからんが、実に爽快だった。ぜひ妾と友達になってくれぬか」
「もちろんです。マデリンは目も見えず、歩けないから、心細いでしょう。わたくしにお任せください」
足がないと動けないですしね。友人というより、足代わりにしたいという意味でしょう。
マデリンはうすい唇を広げた。
「頼むぞ。フェイト。頼りにしておるからの」
マデリンを教室奥の指定席に連れて行く。
今日の1時間目は二週間後にある文化祭の出し物を決める日だ。わたくしはなにをしたいかもう決めてある。
自席に戻ろうとすると、イザベラが登校してきた。紫色のヴァイオレットサファイアのような透きとおる髪をかき分ける。気だるそうだ。日光にやられたのだろう。クラスの冷たい視線を受ける。
わたくしの席に寄る。クラスメイトがざわついた。
「フェイト。いままで……すまなかった。もうおまえに絡んだりはしないから」
目を合わせず、早口で言った。
「あら、これからも仲良くしましょうよ。イザベラ」
わたくしは握手をしようと、手を伸ばす。
イザベラは借りてきた猫のようになり、じっとわたくしの手を見つめている。
「私を無視しないのか。怒っていないのか。なぜ手を差し出す?」
意味がわからないという顔をしているイザベラに、さらに手を伸ばした。
「ゾーイを助けてくれたからです。貴方がいなければ、彼女がわたくしのせいで傷つくところでした。ありがとう」
「フェイト、おまえ……」
おそるおそる、イザベラはわたくしの手を握る。
「うぉぉぉぉぉぉ。快挙にいとまが無いぜ!! アシュフォードさん、イザベラという猛獣を手名付けやがった」「イザベラさんと、アシュフォードさんが握手する日をまさか、見られる時がくるなんて……」
クラスから猛獣という物騒な言葉が飛び交ってますが、イザベラは気にする様子もなく、わたくしの手を握り続けた。
「フェイトさん、ご、ごきげんよう」
「ゾーイさん、ごきげんよう――」
噂をすれば、ゾーイの声。イザベラからゾーイに振り向こうとしたとき――。
ばっしゃ――。
へっ?
わたくしに、大量の液体がかかった。
冷たい。み、水?
ゾーイがバケツを持って、立っていた。
登校中の令嬢、令息までもが、憧れのふたりを見るため視線を向けます。
しかし、今日の両殿下は違う。
両殿下の目が開いておりません。目のまわり、すべてが隈! いったいなにがあったのか。アラン殿下は馬車の足場から踏み外しそうになっている。
そこに颯爽と登場する、バルクシュタイン! ああ。バルクシュタインも眠そう。いつも登場するだけで背景に花が出てくるような美麗な彼女も、目の隈がすごい。
「ご、ごきげんよう……アラン殿下、ブラッド殿下、バルクシュタインさん……」
「……」
ついに無言になりましたね。アラン殿下。この場合、体力の限界という感じで、嫌な気持ちというより、大丈夫なのか心配です。
「おは……。フェイト……さん」
ブラッド殿下……。
「ご、ごきげんよーう。アシュフォード様。今日もよい天気ですねー。あはははは」
バルクシュタインは踊っている。昨日教えたダンスか? テンションがおかしなことになっている。
みんな、忙しいのですね。見なかったことにして、先を急ぐ。
ブラッド殿下が追いついてきた。
「昨日も、寝かせてもらえなかった……。睡眠不足で、死んでしまうかも……しれない……」
「た……大変ですね。授業中はおすすめいたしませんが、休み時間や、お昼休みにお休みになられては」
ブラッド殿下はカバンから書類の束を出す。嘆願書ではないですか。
「休み時間もやらないと終わらなくて。フェイトさんはすごいよね。これをたったひとりで時間内に片付けていたんだから」
「慣れの部分が大きいと思います。お手伝いできたらいいのですが……」
わたくしはちらりと、後ろにいるアラン殿下を見る。
「余計なことだ。アシュフォード嬢。もう王家に関わる必要はない。おや、服は……どうした?」
久しぶりにアラン殿下がわたくしに話しかけてきた。大分物理的距離をとられているが。蜂蜜色の瞳はいつも以上にくすんでいた。
そこまで服はボロボロというわけではないと思ったが、木刀で擦られたり、床を転がったりした汚れがついていた。
よく見ている。わたくしのことはバルクシュタインのことがあってから、目に入ったゴミのように思っていらっしゃるとばかり。
「ほんとうだ。大丈夫? なにかあった?」
ブラッド殿下がわたくしの袖を引っぱる。
「なんでもございません。ちょっと転んだだけです」
わたくしが護身術を習っているといったら驚くでしょうね。
はっ、とわたくしは閃く。
「ブラッド殿下。実はお願いがありまして。睡眠が不足しているなか、申し訳ありませんが」
ブラッド殿下に話す。
「……いいよ。動いている方が寝なくてすむ。でもどうして」
琥珀色のまあるい瞳で見つめられる。
「実はダイエットをしたくて。令嬢のあいだではひそかなブームとなっています」
「フェイトさんはダイエットなんて、必要ないよ。こんなにスタイルがよくて素敵だ」
ブラッド殿下は顔を近づけ、わたくしを射貫くように見つめます。わたくしは恥ずかしくて顔をそらす。
「ま……まぁ。ありがとうございます。……では放課後にお願いします」
教室に入ると。
「おはよう。アシュフォードさん」「ごきげんよう。フェイトさん」「おっす。おはよう」
クラスのみんなから挨拶を返された。わたくしを見ても、遠くから会釈されるぐらいだったのに。急に人気者になってしまった。
机の引き出しを空けると、手紙が入っていた。
トイレから戻ると、マデリンが登校してきた。
「妾が通るぞ、すまん。道を空けてくれ。フェイト。おはよう」
マデリンの召使いは、わたくしの近くまで車椅子を置いて、一礼し、教室の外に去っていった。
「ごきげんよう。マデリン」
久しぶりにマデリンと話した気がする。
よく寝ているのか、ここにいるだれよりも肌の血色がよい。
「マデリン。ハンカチをお返しします。返すのが遅くなってしまいました。ありがとうございます」
「あー。よいよい。返さないでよかったのに。それはそうと。昨日はすごかったな。大人しそうなフェイトがばったばったとクラスメイトをなぎ倒していった。事情はよくわからんが、実に爽快だった。ぜひ妾と友達になってくれぬか」
「もちろんです。マデリンは目も見えず、歩けないから、心細いでしょう。わたくしにお任せください」
足がないと動けないですしね。友人というより、足代わりにしたいという意味でしょう。
マデリンはうすい唇を広げた。
「頼むぞ。フェイト。頼りにしておるからの」
マデリンを教室奥の指定席に連れて行く。
今日の1時間目は二週間後にある文化祭の出し物を決める日だ。わたくしはなにをしたいかもう決めてある。
自席に戻ろうとすると、イザベラが登校してきた。紫色のヴァイオレットサファイアのような透きとおる髪をかき分ける。気だるそうだ。日光にやられたのだろう。クラスの冷たい視線を受ける。
わたくしの席に寄る。クラスメイトがざわついた。
「フェイト。いままで……すまなかった。もうおまえに絡んだりはしないから」
目を合わせず、早口で言った。
「あら、これからも仲良くしましょうよ。イザベラ」
わたくしは握手をしようと、手を伸ばす。
イザベラは借りてきた猫のようになり、じっとわたくしの手を見つめている。
「私を無視しないのか。怒っていないのか。なぜ手を差し出す?」
意味がわからないという顔をしているイザベラに、さらに手を伸ばした。
「ゾーイを助けてくれたからです。貴方がいなければ、彼女がわたくしのせいで傷つくところでした。ありがとう」
「フェイト、おまえ……」
おそるおそる、イザベラはわたくしの手を握る。
「うぉぉぉぉぉぉ。快挙にいとまが無いぜ!! アシュフォードさん、イザベラという猛獣を手名付けやがった」「イザベラさんと、アシュフォードさんが握手する日をまさか、見られる時がくるなんて……」
クラスから猛獣という物騒な言葉が飛び交ってますが、イザベラは気にする様子もなく、わたくしの手を握り続けた。
「フェイトさん、ご、ごきげんよう」
「ゾーイさん、ごきげんよう――」
噂をすれば、ゾーイの声。イザベラからゾーイに振り向こうとしたとき――。
ばっしゃ――。
へっ?
わたくしに、大量の液体がかかった。
冷たい。み、水?
ゾーイがバケツを持って、立っていた。
0
お気に入りに追加
1,935
あなたにおすすめの小説
【完結】魔力がないと見下されていた私は仮面で素顔を隠した伯爵と結婚することになりました〜さらに魔力石まで作り出せなんて、冗談じゃない〜
光城 朱純
ファンタジー
魔力が強いはずの見た目に生まれた王女リーゼロッテ。
それにも拘わらず、魔力の片鱗すらみえないリーゼロッテは家族中から疎まれ、ある日辺境伯との結婚を決められる。
自分のあざを隠す為に仮面をつけて生活する辺境伯は、龍を操ることができると噂の伯爵。
隣に魔獣の出る森を持ち、雪深い辺境地での冷たい辺境伯との新婚生活は、身も心も凍えそう。
それでも国の端でひっそり生きていくから、もう放っておいて下さい。
私のことは私で何とかします。
ですから、国のことは国王が何とかすればいいのです。
魔力が使えない私に、魔力石を作り出せだなんて、そんなの無茶です。
もし作り出すことができたとしても、やすやすと渡したりしませんよ?
これまで虐げられた分、ちゃんと返して下さいね。
表紙はPhoto AC様よりお借りしております。

【完結】余命三年ですが、怖いと評判の宰相様と契約結婚します
佐倉えび
恋愛
断罪→偽装結婚(離婚)→契約結婚
不遇の人生を繰り返してきた令嬢の物語。
私はきっとまた、二十歳を越えられないーー
一周目、王立学園にて、第二王子ヴィヴィアン殿下の婚約者である公爵令嬢マイナに罪を被せたという、身に覚えのない罪で断罪され、修道院へ。
二周目、学園卒業後、夜会で助けてくれた公爵令息レイと結婚するも「あなたを愛することはない」と初夜を拒否された偽装結婚だった。後に離婚。
三周目、学園への入学は回避。しかし評判の悪い王太子の妾にされる。その後、下賜されることになったが、手渡された契約書を見て、契約結婚だと理解する。そうして、怖いと評判の宰相との結婚生活が始まったのだが――?
*ムーンライトノベルズにも掲載
【完結】元お飾り聖女はなぜか腹黒宰相様に溺愛されています!?
雨宮羽那
恋愛
元社畜聖女×笑顔の腹黒宰相のラブストーリー。
◇◇◇◇
名も無きお飾り聖女だった私は、過労で倒れたその日、思い出した。
自分が前世、疲れきった新卒社会人・花菱桔梗(はなびし ききょう)という日本人女性だったことに。
運良く婚約者の王子から婚約破棄を告げられたので、前世の教訓を活かし私は逃げることに決めました!
なのに、宰相閣下から求婚されて!? 何故か甘やかされているんですけど、何か裏があったりしますか!?
◇◇◇◇
お気に入り登録、エールありがとうございます♡
※ざまぁはゆっくりじわじわと進行します。
※「小説家になろう」「エブリスタ」様にも掲載しております(アルファポリス先行)。
※この作品はフィクションです。特定の政治思想を肯定または否定するものではありません(_ _*))
踏み台令嬢はへこたれない
IchikoMiyagi
恋愛
「婚約破棄してくれ!」
公爵令嬢のメルティアーラは婚約者からの何度目かの申し出を受けていたーー。
春、学院に入学しいつしかついたあだ名は踏み台令嬢。……幸せを運んでいますのに、その名付けはあんまりでは……。
そう思いつつも学院生活を満喫していたら、噂を聞きつけた第三王子がチラチラこっちを見ている。しかもうっかり婚約者になってしまったわ……?!?
これは無自覚に他人の踏み台になって引っ張り上げる主人公が、たまにしょげては踏ん張りながらやっぱり周りを幸せにしたりやっと自分も幸せになったりするかもしれない物語。
「わたくし、甘い砂を吐くのには慣れておりますの」
ーー踏み台令嬢は今日も誰かを幸せにする。
なろうでも投稿しています。
逃げて、追われて、捕まって
あみにあ
恋愛
平民に生まれた私には、なぜか生まれる前の記憶があった。
この世界で王妃として生きてきた記憶。
過去の私は貴族社会の頂点に立ち、さながら悪役令嬢のような存在だった。
人を蹴落とし、気に食わない女を断罪し、今思えばひどい令嬢だったと思うわ。
だから今度は平民としての幸せをつかみたい、そう願っていたはずなのに、一体全体どうしてこんな事になってしまたのかしら……。
2020年1月5日より 番外編:続編随時アップ
2020年1月28日より 続編となります第二章スタートです。
**********お知らせ***********
2020年 1月末 レジーナブックス 様より書籍化します。
それに伴い短編で掲載している以外の話をレンタルと致します。
ご理解ご了承の程、宜しくお願い致します。
記憶喪失になった嫌われ悪女は心を入れ替える事にした
結城芙由奈@コミカライズ発売中
ファンタジー
池で溺れて死にかけた私は意識を取り戻した時、全ての記憶を失っていた。それと同時に自分が周囲の人々から陰で悪女と呼ばれ、嫌われている事を知る。どうせ記憶喪失になったなら今から心を入れ替えて生きていこう。そして私はさらに衝撃の事実を知る事になる―。
身代わり婚~暴君と呼ばれる辺境伯に拒絶された仮初の花嫁
結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
【決してご迷惑はお掛けしません。どうか私をここに置いて頂けませんか?】
妾腹の娘として厄介者扱いを受けていたアリアドネは姉の身代わりとして暴君として名高い辺境伯に嫁がされる。結婚すれば幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱いていたのも束の間。望まぬ花嫁を押し付けられたとして夫となるべく辺境伯に初対面で冷たい言葉を投げつけらた。さらに城から追い出されそうになるものの、ある人物に救われて下働きとして置いてもらえる事になるのだった―。

【完結】転生したので悪役令嬢かと思ったらヒロインの妹でした
果実果音
恋愛
まあ、ラノベとかでよくある話、転生ですね。
そういう類のものは結構読んでたから嬉しいなーと思ったけど、
あれあれ??私ってもしかしても物語にあまり関係の無いというか、全くないモブでは??だって、一度もこんな子出てこなかったもの。
じゃあ、気楽にいきますか。
*『小説家になろう』様でも公開を始めましたが、修正してから公開しているため、こちらよりも遅いです。また、こちらでも、『小説家になろう』様の方で完結しましたら修正していこうと考えています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる