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第三章 魔獣狩り、のちダンジョン、ときどきドキドキ!?
第16話 アポカリプス
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「あの…… もしかしたらボク、この世界の魔法について元々知っていたのかもしれません……」
「……どういうこと?」
ボクはやはりこのタイミングでケレブリエルさんに『極大海嘯』のことや、『アポカリプス・ワールド』とこの世界の関係について確認してみようと考えた。
「ケレブリエルさんは『極大海嘯』という水属性の魔法をご存知ですか?」
「ええ、大賢者マーリンが敵対する軍勢を大波に飲み込んで壊滅させたという伝説の魔法よね? 確か術式が失われて今は誰も継承していないと聞いたわ」
「ボク、どうやらその『極大海嘯』が使えるみたいなんです」
「えっ!? どうして!? 『極大海嘯』は500年以上も前に術式が失われているのよ?」
「たぶん、見ていただいた方が早いと思います」
ボクは魔法の短剣アゾートで宙に水のシンボルを描き、呪文を詠唱する。
「おお、水よ! 流動せし者よ――――」
「ちょっと待って! ニケちゃん! いくらここが何も無い草原だからと言って街の近くで大規模魔法の行使は危険よ!」
「大丈夫です。たぶん中級魔術くらいの威力しかでませんから……」
ケレブリエルさんに一度止められたが、事情を説明し、ボクはもう一度術式を展開する。
「おお、水よ! 流動せし者よ! 汝は満たし、溢れ、氾濫する…… 雄大なる力をもちて、敵を圧し流せ! 極大海嘯!」
――ズドドドドドドっ! バンっ! ズシャンっ! ズザザザ……!
顕現した水は大きなうねりを伴う大波となって周囲の草以外何も無い草原を轟音を立てながら流れていく。
大波が通った後は土がえぐれ、生い茂っていた草も押し流されていった。
賢魔兎戦の時よりレベルが上がっていたからか前回よりは威力が高くなっていたものの、アンヌンの街や少し離れたところにある農地などに被害を出すほどの威力は到底なかった。
「どうでしょうか? これがボクの『極大海嘯』です。伝説で伝えられているものと異なるものでしょうか?」
ケレブリエルさんはボクの質問を受け、顎に手をやりながら「うーん……」と真剣に思案してくれている。
「そうね、確かに『水流衝波』や他の水属性魔術のどれとも異なると思う…… 私が知らない水魔術だという可能性もあるけど、おそらく魔法と言っても良いんじゃないかしら? ただ伝説の『極大海嘯』と比べると威力は劣るもののように思うわ。今のだと水魔術の中級から上級くらいの威力だと思う」
「ケレブリエルさん、ちょっとボクの『ステータス』をいっしょに見てもらえますか?」
そう言ってボクはケレブリエルさんに自分の『ステータス』を開示する。
――――――――――――――――――――――――――
名前:ニケ
種族:ヒト族
職業:魔術士
Lv9
◆HP:102/102
◆MP:75/150
◆STR:5
◆DEX:7
◆VIT:5
◆AGI:10
◆INT:21
◆MND:14
◆LUK:16
◆CHA:21
<スキル>
魔術レベル4
<魔法適性>
火、水、風、土、闇、光
<称号>
黄泉がえりし者
――――――――――――――――――――――――――
「前回、『極大海嘯』を使った時はMPを43消費しました。おそらく今回も同じくらい消費していると思います。『迅雷魔弾』の消費MPは8で、最初の3発は発動しなかったので消費MPが少なかったですが、4発目の暴発、制御できなった5発目、成功した6発目ではきっちり8MP消費していたみたいです」
「消費MP43は確かに上級攻撃魔法くらいの消費量ね……」
ケレブリエルさんはそう言うと、真剣な目でボクの『ステータス』画面をのぞき込んでいる。
<魔法適性>に光属性があることを見ても何も言ってこないということは、バロラからこの話は聞いているということだろうか……?
「ニケちゃん、あなたは今、魔術レベルがLv4だけど、これがLv7くらいまで上がったらちゃんと『極大海嘯』も発動できるようになるかもしれないわね…… そのくらいで魔術ではなく魔導にも目覚め始めるはずだから。だけど普通は魔導に目覚めていない人が魔法が使えること自体がかなり特殊なのよ」
どうやら魔術レベルがLv7まで上がれば『極大海嘯』もちゃんと発動できるようになるらしい……
そうするとボクが『アポカリプス・ワールド』で編み出した他の魔法も自由に使えるようになるのかもしれない。
だけど、今はそれよりもこの世界とVRMMORPG『アポカリプス・ワールド』との関係を確かめることの方が優先だ。
「すいません、ケレブリエルさん。『アポカリプス・ワールド』という言葉について何かご存知ですか?」
「…………?」
ケレブリエルさんの表情に「?」が浮かんでいる。
やはり『アポカリプス・ワールド』という言葉はこの世界では賢者語に変換されてしまうのだろうか?
「『賢者語』になっていますか?」
「ええ、『賢者語』になってると思うわ。私はあなたが言った言葉を聞き取れなかったもの」
どうやら『アポカリプス・ワールド』という言葉は、この世界では『賢者語』に変換されるということで合っているようだ。
でもそうするとやはり『賢者語』を生み出した人物は、この世界の住人に対して『アポカリプス・ワールド』という言葉を隠したいと思っているのは確からしい……
試しに分割して伝えたら伝わるだろうか?
「ケレブリエルさん、『アポカリプス』という言葉は伝わりますか?」
「ええ、それは聞き取れるわ」
「じゃあ『ワールド』という言葉はどうでしょうか?」
「今度は『賢者語』になったわね」
うーん?
『ワールド』なんて「世界」という意味くらいしか無い言葉だよね?
分割してでも伝えようとしたら『賢者語』の機能が働くということだろうか?
ボクは試しに再度『アポカリプス』だけ単独で伝えようとしたけど、今度はこっちも『賢者語』へと変換された。
やはり分割して伝えるということもできないようだ……
ボクが『賢者語』についてあれこれ考えていると、ケレブリエルさんの方から声をかけてくる。
「ねえ、ニケちゃん。あなたが『賢者語』で言った言葉が何なのかは分からないけど、『アポカリプス』についてなら分かるわよ?」
「えっ!? 本当ですか!?」
「ええ。『アポカリプス』という言葉なら聖神教の正典にもエルフの伝承の中にも出てくるもの」
そういうとケレブリエルさんは聖神教の正典に出てくる『アポカリプス』について説明してくれた。
――――――――
第一の封印が解かれ、白の騎士が現れる。
彼は白い馬に乗っており、手には弓を、また頭に冠を被っている。
神は人間が勝利の上の勝利を得てこれから現れる困難を克服できることを示した。
第二の封印が解かれた時、赤き騎士が現れた。
彼は赤い馬に乗っており、手に大きな剣を握っている。
地上では戦争が起き、大勢の人間が死んだが、人間は戦争の愚かさを学び、戦争をしなくなった。
第三の封印が解かれた時、黒き騎士が現れた。
彼は黒い馬に乗っており、手には食料を制限するための天秤を持っている。
地上には飢饉がもたらされ、多くの人間や動物が死んだが人々は富を生産し蓄えることを学び、それを克服した。
第四の封印が解かれた時、蒼ざめた騎士が現れた。
彼は蒼白い馬に乗った「死」で、側に黄泉を連れている。
疫病をもちいて地上の人間を死に至らしめたが、人間は生命の霊薬を生み出し、これを退けた。
かくして人類は神の与えたすべての試練を乗り越え、飢えることも病むことも争うこともなくなり、神とともに永遠の生を謳歌するようになったが、永遠の生を得たことで堕落し、再び神を信仰することを忘れた。
これを嘆いた神に蛇はこう持ちかけた。
「世界を創り直し、新たな人間への試練として魔物と迷宮を設け、人間が千年の間にこれに打ち勝ち、正しき心を取り戻すか賭けをしましょう」
神は自らの愛し子たる人間たちがこの試練に打ち勝つことを信じ、世界を創り変えてそこに魔物と迷宮を設けられた。
「堕落したお前たちが悔い改めるよう、新たな試練として迷宮と魔物を設けた。これから千年の間にこれらを克服し、正しき信仰の心を取り戻せ」
と神は人間にお伝えになられ、人々も反省し新たな試練に立ち向かっていった。
この様子を快く思わなかった蛇は、新たに人間たちの堕落の素として魔法の力を人々に授けた。
神は神秘の技である魔法を人に授けた罪により蛇を罰し、蛇は邪悪なものになった。
千年の後、神は最後の審判を下し、心正しき者たちは再び神とともに永遠の生を謳歌し、心悪しきものたちは蛇とともに地獄に落とされるだろう。
(聖神教正典『使徒聖ヨナの黙示録』)
――――――――
ケレブリエルさんの話によればこれが聖神教が正典で伝える『アポカリプス』であり、『アポカリプス』という言葉は、神が人間たちと交わした約束や神が世界を創り変えた出来事のことを指しているという。
「エルフの伝承では、魔法もダンジョンや魔物といっしょに最初から神より与えられたものとされているわ。当初魔法をうまく使うことができなかった人間たちに対し、神が憐れんで大天使ミカエルを使わせて魔法の使い方を人々に教えたとされている…… またエルフの伝承では蛇を悪しきものとして伝えていないわ。エルフの伝承の内容を受けてかは分からないけど、聖神教では今は大天使ミカエルは堕天使とされているの」
ケレブリエルさんの話を聞く限り、『アポカリプス』に関する伝承がこの世界の世界観の根幹にあると言えそうだ。
そうするとやはりこの世界は『アポカリプス・ワールド』の続編VRMMORPGのゲーム世界ということなのか?
「……どういうこと?」
ボクはやはりこのタイミングでケレブリエルさんに『極大海嘯』のことや、『アポカリプス・ワールド』とこの世界の関係について確認してみようと考えた。
「ケレブリエルさんは『極大海嘯』という水属性の魔法をご存知ですか?」
「ええ、大賢者マーリンが敵対する軍勢を大波に飲み込んで壊滅させたという伝説の魔法よね? 確か術式が失われて今は誰も継承していないと聞いたわ」
「ボク、どうやらその『極大海嘯』が使えるみたいなんです」
「えっ!? どうして!? 『極大海嘯』は500年以上も前に術式が失われているのよ?」
「たぶん、見ていただいた方が早いと思います」
ボクは魔法の短剣アゾートで宙に水のシンボルを描き、呪文を詠唱する。
「おお、水よ! 流動せし者よ――――」
「ちょっと待って! ニケちゃん! いくらここが何も無い草原だからと言って街の近くで大規模魔法の行使は危険よ!」
「大丈夫です。たぶん中級魔術くらいの威力しかでませんから……」
ケレブリエルさんに一度止められたが、事情を説明し、ボクはもう一度術式を展開する。
「おお、水よ! 流動せし者よ! 汝は満たし、溢れ、氾濫する…… 雄大なる力をもちて、敵を圧し流せ! 極大海嘯!」
――ズドドドドドドっ! バンっ! ズシャンっ! ズザザザ……!
顕現した水は大きなうねりを伴う大波となって周囲の草以外何も無い草原を轟音を立てながら流れていく。
大波が通った後は土がえぐれ、生い茂っていた草も押し流されていった。
賢魔兎戦の時よりレベルが上がっていたからか前回よりは威力が高くなっていたものの、アンヌンの街や少し離れたところにある農地などに被害を出すほどの威力は到底なかった。
「どうでしょうか? これがボクの『極大海嘯』です。伝説で伝えられているものと異なるものでしょうか?」
ケレブリエルさんはボクの質問を受け、顎に手をやりながら「うーん……」と真剣に思案してくれている。
「そうね、確かに『水流衝波』や他の水属性魔術のどれとも異なると思う…… 私が知らない水魔術だという可能性もあるけど、おそらく魔法と言っても良いんじゃないかしら? ただ伝説の『極大海嘯』と比べると威力は劣るもののように思うわ。今のだと水魔術の中級から上級くらいの威力だと思う」
「ケレブリエルさん、ちょっとボクの『ステータス』をいっしょに見てもらえますか?」
そう言ってボクはケレブリエルさんに自分の『ステータス』を開示する。
――――――――――――――――――――――――――
名前:ニケ
種族:ヒト族
職業:魔術士
Lv9
◆HP:102/102
◆MP:75/150
◆STR:5
◆DEX:7
◆VIT:5
◆AGI:10
◆INT:21
◆MND:14
◆LUK:16
◆CHA:21
<スキル>
魔術レベル4
<魔法適性>
火、水、風、土、闇、光
<称号>
黄泉がえりし者
――――――――――――――――――――――――――
「前回、『極大海嘯』を使った時はMPを43消費しました。おそらく今回も同じくらい消費していると思います。『迅雷魔弾』の消費MPは8で、最初の3発は発動しなかったので消費MPが少なかったですが、4発目の暴発、制御できなった5発目、成功した6発目ではきっちり8MP消費していたみたいです」
「消費MP43は確かに上級攻撃魔法くらいの消費量ね……」
ケレブリエルさんはそう言うと、真剣な目でボクの『ステータス』画面をのぞき込んでいる。
<魔法適性>に光属性があることを見ても何も言ってこないということは、バロラからこの話は聞いているということだろうか……?
「ニケちゃん、あなたは今、魔術レベルがLv4だけど、これがLv7くらいまで上がったらちゃんと『極大海嘯』も発動できるようになるかもしれないわね…… そのくらいで魔術ではなく魔導にも目覚め始めるはずだから。だけど普通は魔導に目覚めていない人が魔法が使えること自体がかなり特殊なのよ」
どうやら魔術レベルがLv7まで上がれば『極大海嘯』もちゃんと発動できるようになるらしい……
そうするとボクが『アポカリプス・ワールド』で編み出した他の魔法も自由に使えるようになるのかもしれない。
だけど、今はそれよりもこの世界とVRMMORPG『アポカリプス・ワールド』との関係を確かめることの方が優先だ。
「すいません、ケレブリエルさん。『アポカリプス・ワールド』という言葉について何かご存知ですか?」
「…………?」
ケレブリエルさんの表情に「?」が浮かんでいる。
やはり『アポカリプス・ワールド』という言葉はこの世界では賢者語に変換されてしまうのだろうか?
「『賢者語』になっていますか?」
「ええ、『賢者語』になってると思うわ。私はあなたが言った言葉を聞き取れなかったもの」
どうやら『アポカリプス・ワールド』という言葉は、この世界では『賢者語』に変換されるということで合っているようだ。
でもそうするとやはり『賢者語』を生み出した人物は、この世界の住人に対して『アポカリプス・ワールド』という言葉を隠したいと思っているのは確からしい……
試しに分割して伝えたら伝わるだろうか?
「ケレブリエルさん、『アポカリプス』という言葉は伝わりますか?」
「ええ、それは聞き取れるわ」
「じゃあ『ワールド』という言葉はどうでしょうか?」
「今度は『賢者語』になったわね」
うーん?
『ワールド』なんて「世界」という意味くらいしか無い言葉だよね?
分割してでも伝えようとしたら『賢者語』の機能が働くということだろうか?
ボクは試しに再度『アポカリプス』だけ単独で伝えようとしたけど、今度はこっちも『賢者語』へと変換された。
やはり分割して伝えるということもできないようだ……
ボクが『賢者語』についてあれこれ考えていると、ケレブリエルさんの方から声をかけてくる。
「ねえ、ニケちゃん。あなたが『賢者語』で言った言葉が何なのかは分からないけど、『アポカリプス』についてなら分かるわよ?」
「えっ!? 本当ですか!?」
「ええ。『アポカリプス』という言葉なら聖神教の正典にもエルフの伝承の中にも出てくるもの」
そういうとケレブリエルさんは聖神教の正典に出てくる『アポカリプス』について説明してくれた。
――――――――
第一の封印が解かれ、白の騎士が現れる。
彼は白い馬に乗っており、手には弓を、また頭に冠を被っている。
神は人間が勝利の上の勝利を得てこれから現れる困難を克服できることを示した。
第二の封印が解かれた時、赤き騎士が現れた。
彼は赤い馬に乗っており、手に大きな剣を握っている。
地上では戦争が起き、大勢の人間が死んだが、人間は戦争の愚かさを学び、戦争をしなくなった。
第三の封印が解かれた時、黒き騎士が現れた。
彼は黒い馬に乗っており、手には食料を制限するための天秤を持っている。
地上には飢饉がもたらされ、多くの人間や動物が死んだが人々は富を生産し蓄えることを学び、それを克服した。
第四の封印が解かれた時、蒼ざめた騎士が現れた。
彼は蒼白い馬に乗った「死」で、側に黄泉を連れている。
疫病をもちいて地上の人間を死に至らしめたが、人間は生命の霊薬を生み出し、これを退けた。
かくして人類は神の与えたすべての試練を乗り越え、飢えることも病むことも争うこともなくなり、神とともに永遠の生を謳歌するようになったが、永遠の生を得たことで堕落し、再び神を信仰することを忘れた。
これを嘆いた神に蛇はこう持ちかけた。
「世界を創り直し、新たな人間への試練として魔物と迷宮を設け、人間が千年の間にこれに打ち勝ち、正しき心を取り戻すか賭けをしましょう」
神は自らの愛し子たる人間たちがこの試練に打ち勝つことを信じ、世界を創り変えてそこに魔物と迷宮を設けられた。
「堕落したお前たちが悔い改めるよう、新たな試練として迷宮と魔物を設けた。これから千年の間にこれらを克服し、正しき信仰の心を取り戻せ」
と神は人間にお伝えになられ、人々も反省し新たな試練に立ち向かっていった。
この様子を快く思わなかった蛇は、新たに人間たちの堕落の素として魔法の力を人々に授けた。
神は神秘の技である魔法を人に授けた罪により蛇を罰し、蛇は邪悪なものになった。
千年の後、神は最後の審判を下し、心正しき者たちは再び神とともに永遠の生を謳歌し、心悪しきものたちは蛇とともに地獄に落とされるだろう。
(聖神教正典『使徒聖ヨナの黙示録』)
――――――――
ケレブリエルさんの話によればこれが聖神教が正典で伝える『アポカリプス』であり、『アポカリプス』という言葉は、神が人間たちと交わした約束や神が世界を創り変えた出来事のことを指しているという。
「エルフの伝承では、魔法もダンジョンや魔物といっしょに最初から神より与えられたものとされているわ。当初魔法をうまく使うことができなかった人間たちに対し、神が憐れんで大天使ミカエルを使わせて魔法の使い方を人々に教えたとされている…… またエルフの伝承では蛇を悪しきものとして伝えていないわ。エルフの伝承の内容を受けてかは分からないけど、聖神教では今は大天使ミカエルは堕天使とされているの」
ケレブリエルさんの話を聞く限り、『アポカリプス』に関する伝承がこの世界の世界観の根幹にあると言えそうだ。
そうするとやはりこの世界は『アポカリプス・ワールド』の続編VRMMORPGのゲーム世界ということなのか?
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