153 / 299
第2章・この世界の片隅で
第154夜・『オナニーの神様』
しおりを挟む
<Youtube>で、『トイレの神様』を聴きながら、このエントリーを読むと、妙な感動が湧き上がってきますよ、・・・多分^^;
◇
中2の頃からなぜだか
オナニーばかりしていた
六畳間一つの貸家だったけど
オナニーばかりしていた
毎日お手伝いをして
勉強もした
でもオナニーも欠かさずしていた私に
近所の自慰ちゃん、もとい爺ちゃんがこう言った
オナニーには それはそれは素直な想いが宿っているんやで
だから毎日 オナニーにしたら エグザイルみたいな
モテ男になれるんやで
その日から私はオナニーを
シコシコし始めた
モテ男に絶対なりたくて
毎日チンポ磨いてた
買い物に出かけた時には 二人で精力剤飲んだ
「海賊チャンネル」や「ドクター荒井」を録画し損ねた爺ちゃんを
泣いて責めたりもした
オナニーには それはそれは願いを叶えてくれる神様がいるんやで
だから毎日 オナニーにしたら 福山みたいな
モテ男になれるんやで
少し大人になった私は 爺ちゃんとぶつかった
家族ともうまくやれなくて オナニーする場所もなくなった
休みの日も家に帰らず 淫売と遊んだりした
成人マンガもアダルトビデオも 二人の間から消えてった
どうしてだろう 人は人を傷付け
大切なものをなくしてく
いつも味方をしてくれてた 爺ちゃん残して
ひとりきり 家離れた
下野して2年が過ぎて
爺ちゃんが病に倒れた
痩せて 細くなってしまった
爺ちゃんに会いに行った
「爺ちゃん、久し振りー!」ってわざと
昔みたいに言ってみたけど ちょっと話しただけだったのに
「俺はオナニーするんや、オナニーは<一人>でするもんや、もう帰りー」って 家を出された
次の日の朝 爺ちゃんは
静かに眠りについた
まるで まるで 私が来るのを
待っていてくれたように
ちゃんと伝授してくれたのに まんぐり返しもしてないのに
いい弟子じゃなかったのに
こんな私を待っててくれたんやね
オナニーには それはそれは願いを叶えてくれる神様がいるんやで
爺ちゃんがくれた言葉は 今日の私を
モテ男にしてくれてるかな
オナニーには それはそれは願いを叶えてくれる神様がいるんやで
だから毎日 オナニーにしたら マツコ・デラックスみたいな
モテ男になれるんやで
モテ男になるのが
夢だった私は
今日もせっせとチンポを ゴーシゴシする
爺ちゃん
爺ちゃん ありがとう
爺ちゃん
ホンマに
ありがとう
おかげで、マツコ・デラックスのようになれたよ^^
◇
全く捻ってなくて、短時間で書いたので駄作エントリーと思いきや、捨てきれない魅力があるでしょ?^^
(2011/01/05)
◇
中2の頃からなぜだか
オナニーばかりしていた
六畳間一つの貸家だったけど
オナニーばかりしていた
毎日お手伝いをして
勉強もした
でもオナニーも欠かさずしていた私に
近所の自慰ちゃん、もとい爺ちゃんがこう言った
オナニーには それはそれは素直な想いが宿っているんやで
だから毎日 オナニーにしたら エグザイルみたいな
モテ男になれるんやで
その日から私はオナニーを
シコシコし始めた
モテ男に絶対なりたくて
毎日チンポ磨いてた
買い物に出かけた時には 二人で精力剤飲んだ
「海賊チャンネル」や「ドクター荒井」を録画し損ねた爺ちゃんを
泣いて責めたりもした
オナニーには それはそれは願いを叶えてくれる神様がいるんやで
だから毎日 オナニーにしたら 福山みたいな
モテ男になれるんやで
少し大人になった私は 爺ちゃんとぶつかった
家族ともうまくやれなくて オナニーする場所もなくなった
休みの日も家に帰らず 淫売と遊んだりした
成人マンガもアダルトビデオも 二人の間から消えてった
どうしてだろう 人は人を傷付け
大切なものをなくしてく
いつも味方をしてくれてた 爺ちゃん残して
ひとりきり 家離れた
下野して2年が過ぎて
爺ちゃんが病に倒れた
痩せて 細くなってしまった
爺ちゃんに会いに行った
「爺ちゃん、久し振りー!」ってわざと
昔みたいに言ってみたけど ちょっと話しただけだったのに
「俺はオナニーするんや、オナニーは<一人>でするもんや、もう帰りー」って 家を出された
次の日の朝 爺ちゃんは
静かに眠りについた
まるで まるで 私が来るのを
待っていてくれたように
ちゃんと伝授してくれたのに まんぐり返しもしてないのに
いい弟子じゃなかったのに
こんな私を待っててくれたんやね
オナニーには それはそれは願いを叶えてくれる神様がいるんやで
爺ちゃんがくれた言葉は 今日の私を
モテ男にしてくれてるかな
オナニーには それはそれは願いを叶えてくれる神様がいるんやで
だから毎日 オナニーにしたら マツコ・デラックスみたいな
モテ男になれるんやで
モテ男になるのが
夢だった私は
今日もせっせとチンポを ゴーシゴシする
爺ちゃん
爺ちゃん ありがとう
爺ちゃん
ホンマに
ありがとう
おかげで、マツコ・デラックスのようになれたよ^^
◇
全く捻ってなくて、短時間で書いたので駄作エントリーと思いきや、捨てきれない魅力があるでしょ?^^
(2011/01/05)
0
お気に入りに追加
1
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
機織姫
ワルシャワ
ホラー
栃木県日光市にある鬼怒沼にある伝説にこんな話がありました。そこで、とある美しい姫が現れてカタンコトンと音を鳴らす。声をかけるとその姫は一変し沼の中へ誘うという恐ろしい話。一人の少年もまた誘われそうになり、どうにか命からがら助かったというが。その話はもはや忘れ去られてしまうほど時を超えた現代で起きた怖いお話。はじまりはじまり
ふと思ったこと
マー坊
エッセイ・ノンフィクション
たまにはのんびり考えるのも癒しになりますね。
頭を使うけど頭を休める運動です(笑)
「そうかもしれないね」という納得感。
「どうなんだろうね?」という疑問符。
日記の中からつまみ食いをしてみました(笑)
「世界平和とお金のない世界」
https://plaza.rakuten.co.jp/chienowa/
webサイト比較【カクヨム・エブリスタ・小説家になろう・アルファポリス】全作品掲載その反応の違いを比較・考察(シリーズ②)
源公子
エッセイ・ノンフィクション
カクヨムであまりにも読んでもらえず、挫けた私。他のサイトなら違うのだろうか?
そうして、私のサイト渡りが始まりました。果たしてその結果は?
ボールの行方
sandalwood
青春
僕は小学生だけど、これでも立派な受験生。
放課後、塾のない日は図書館に通って自習するほどには真面目な子ども……だった。真面目なのはいまも変わらない。でも、去年の秋に謎の男と出会って以降、僕は図書館通いをやめてしまった。
いよいよ試験も間近。準備万端、受かる気満々。四月からの新しい生活を想像して、膨らむ期待。
だけど、これでいいのかな……?
悩める小学生の日常を描いた短編小説。
#彼女を探して・・・
杉 孝子
ホラー
佳苗はある日、SNSで不気味なハッシュタグ『#彼女を探して』という投稿を偶然見かける。それは、特定の人物を探していると思われたが、少し不気味な雰囲気を醸し出していた。日が経つにつれて、そのタグの投稿が急増しSNS上では都市伝説の話も出始めていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる