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初めて出逢ったときから変わらない
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俺がクリスティーヌ様と初めて出逢ったのは確か彼女が4歳だった頃。とある夏の夕方の事。
俺はその頃、まだまだ新人でしたっぱ。その日に俺はへまをしてしまい屋敷から追い出されてしまっていた。特に目立って特出した能力もなく、外見も良くない俺を雇ってくれる人は誰も居なくてどうしようと途方に暮れていたときに
急に背後から視線を感じて思わず振り返るとそこにいたのは金髪の美しい小さな可愛らしい少女だった。俺はじぃっと俺を見てくる彼女に少し不思議に思いつつもそっと近くへ寄る。
そして彼女と目を合わせるようにしてしゃがむ。俺はにこりと微笑むと彼女に優しい口調で話しかける。
「どうかしたんですか、お嬢さん」
彼女は俺の対応に少し驚いた顔をするが、少し考えた後にゆっくりと口を開く。
「…付き人とはぐれた」
見た目で想像をしていたよりきちんとした返答が返ってきたので少し驚きかけたが俺は笑顔を崩さずそうなのですね、というとキョロキョロと周りを見回してみる。…付き人らしき人はいない。
付き人ってことはどこかの貴族のご令嬢だろうか。よく見てみると身に付けているドレスや装飾品は見た目は質素に見えるがとても仕立ての良い物ばかりだった。前に仕えていた男爵家にあった服よりも良いのではないだろうか。と、いうことは男爵家以上か?
どこのご令嬢か確認するために名前を聞く。
「もしよろしければ、お名前をお教えいただいてもよろしいでしょうか?」
彼女は俺の言葉を聞くとこくりと頷く。
「私はクリスティーヌ・シュヴァルツ。シュヴァルツ公爵の娘」
その凛としていてなおかつ耳に心地のよい彼女の声に思わず聞き逃してしまいそうだったが…シュヴァルツ公爵の娘!?
あの心優しく他のどの公爵家よりも民に愛され、気難しいと言われる国王にも信頼されるあのシュヴァルツ公爵家のご令嬢!?心のなかで荒れていると表情にも出てしまっていたのか彼女に不思議そうな顔をされる。
「…貴方は?」
首をこてんと傾げて聞いてくる彼女に思わず俺はきゅんとしてしまった。相手は子供、ましてやまだ4歳。俺はロリータコンプレックスだった覚えはないが…そんな内心は一切表に出さず俺は答える。
「モーント…モーント・グレウリットと申します」
__…それがクリスティーヌ様との出逢いだった。
俺はその頃、まだまだ新人でしたっぱ。その日に俺はへまをしてしまい屋敷から追い出されてしまっていた。特に目立って特出した能力もなく、外見も良くない俺を雇ってくれる人は誰も居なくてどうしようと途方に暮れていたときに
急に背後から視線を感じて思わず振り返るとそこにいたのは金髪の美しい小さな可愛らしい少女だった。俺はじぃっと俺を見てくる彼女に少し不思議に思いつつもそっと近くへ寄る。
そして彼女と目を合わせるようにしてしゃがむ。俺はにこりと微笑むと彼女に優しい口調で話しかける。
「どうかしたんですか、お嬢さん」
彼女は俺の対応に少し驚いた顔をするが、少し考えた後にゆっくりと口を開く。
「…付き人とはぐれた」
見た目で想像をしていたよりきちんとした返答が返ってきたので少し驚きかけたが俺は笑顔を崩さずそうなのですね、というとキョロキョロと周りを見回してみる。…付き人らしき人はいない。
付き人ってことはどこかの貴族のご令嬢だろうか。よく見てみると身に付けているドレスや装飾品は見た目は質素に見えるがとても仕立ての良い物ばかりだった。前に仕えていた男爵家にあった服よりも良いのではないだろうか。と、いうことは男爵家以上か?
どこのご令嬢か確認するために名前を聞く。
「もしよろしければ、お名前をお教えいただいてもよろしいでしょうか?」
彼女は俺の言葉を聞くとこくりと頷く。
「私はクリスティーヌ・シュヴァルツ。シュヴァルツ公爵の娘」
その凛としていてなおかつ耳に心地のよい彼女の声に思わず聞き逃してしまいそうだったが…シュヴァルツ公爵の娘!?
あの心優しく他のどの公爵家よりも民に愛され、気難しいと言われる国王にも信頼されるあのシュヴァルツ公爵家のご令嬢!?心のなかで荒れていると表情にも出てしまっていたのか彼女に不思議そうな顔をされる。
「…貴方は?」
首をこてんと傾げて聞いてくる彼女に思わず俺はきゅんとしてしまった。相手は子供、ましてやまだ4歳。俺はロリータコンプレックスだった覚えはないが…そんな内心は一切表に出さず俺は答える。
「モーント…モーント・グレウリットと申します」
__…それがクリスティーヌ様との出逢いだった。
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