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一章 学校に通うよ
まさかの一目惚れをしたよ
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今日から本格的な学校生活が始まる。
家族には適当に誤魔化しながら特に問題なく入学式は終わったと言っておいた。
どんな学校か聞かれたけど、まだちゃんと通ってないからよく分からないと誤魔化した。
家からこの学校までバスで十分くらい歩きでも40~50分くらいしか掛からない良い感じの近さだ。
なので一番早く(教師は覗く)教室といか学校に入った。
「やっぱり誰も居ないか。私の次は誰が来るのかな?」
それから私が来てほんの少しだけたつと、この教室に来る感じの誰かの足音が聞こえてきた。
“ガラッ”
「、、、、。」
「、、、、。」
私が居る教室に一人の男が入って来た。
多分この教室に入って来たという事はクラスメイトだろう、、、多分。
その人は机の上にその人の名前が書いてある紙があるだろう席に静かに座った。
私はその人を見てから胸の動悸が凄い事になっていた。
胸が熱くドキドキして止まないのだ。
まぁ、理由は簡単でその男の人に一目惚れしたっていう単純な理由なんだけどな。
ドキドキしてかなり動揺している自分が居るけど、冷静な自分が強く出ているのか態度には一切出さない。
(ドキドキは止まらないし緊張してるのか怖いのかは分からないけど、頭真っ白で体が震えそうだな)
「、、、。」
先ほどから静かに座っていると思ったけど、彼は座った状態で寝ていた。
彼とは話せないが近く(私の隣の前の席)に居られるのはとても嬉しく思っていた。
冷静な私は彼を見て一目惚れして自分に対して“私ってあんな感じの人が惚れるくらいの好きなタイプなんだ初めて知った”と本当に冷静に思った。
そんな彼の見た目は不良にはあまり見えない。
染めた事が無い様な黒い髪に赤と黒の色違いのピアスをしている。
顔立ちは簡単にいうとクールビューティーで私の双子の兄と似たタイプの美人さんだ。
(モテるんだろうな。あんまり見てるのも失礼だよな?仕事しよ)
私はスマホを取り出して仕事をする事にした。
ちなみに、私の仕事は小説家だ。
この事は誰にも言って無いので誰も知らないけど一応一人で食べていけるくらいには売れている。
そうしてホームルームが始まりそうになった頃に一斉に人が集まり出した。
何人か休むか遅れて来ると思ったけど今日が(入学式を抜かして)初日だからか教室の席は全て埋まっていた。
みんな舐められない為にか静かにガンを飛ばして居る空間に担任の先生が入って来た。
「皆さん初めまして、担任の来栖 雷(くるす らい)です。よろしくお願いしますね?」
「、、、、。」
『、、、へ?、、、え?、、、はぁ!?』
担任を見たみんなは同じ反応をしていた。
まぁ、そうなるのも仕方ないのかも知れない。
担任は入学式の時にマイクを持って乱闘を止めて?居た先生だった。
そう、あの時にマイクを持って静かに喋り、最後は極寒に居るかの様な感覚になる声で話していた逆らってはいけない人だったからだ。
(、、、みんなびっくりしてる。当たり前か今は穏やかそうだけどあの時の声はヤバかったもんな。色々と寛容な人っぽいけど怒らせてはいけない人が担任になったんだもんな。固まるのは仕方ないよな)
担任の先生、、、来栖先生はにこにこ笑いながら私達生徒を見た。
あまりにも担任の先生にビックリしたせいで、私がまさかの一目惚れをしたというのにそれが吹き飛んだ瞬間だった。
家族には適当に誤魔化しながら特に問題なく入学式は終わったと言っておいた。
どんな学校か聞かれたけど、まだちゃんと通ってないからよく分からないと誤魔化した。
家からこの学校までバスで十分くらい歩きでも40~50分くらいしか掛からない良い感じの近さだ。
なので一番早く(教師は覗く)教室といか学校に入った。
「やっぱり誰も居ないか。私の次は誰が来るのかな?」
それから私が来てほんの少しだけたつと、この教室に来る感じの誰かの足音が聞こえてきた。
“ガラッ”
「、、、、。」
「、、、、。」
私が居る教室に一人の男が入って来た。
多分この教室に入って来たという事はクラスメイトだろう、、、多分。
その人は机の上にその人の名前が書いてある紙があるだろう席に静かに座った。
私はその人を見てから胸の動悸が凄い事になっていた。
胸が熱くドキドキして止まないのだ。
まぁ、理由は簡単でその男の人に一目惚れしたっていう単純な理由なんだけどな。
ドキドキしてかなり動揺している自分が居るけど、冷静な自分が強く出ているのか態度には一切出さない。
(ドキドキは止まらないし緊張してるのか怖いのかは分からないけど、頭真っ白で体が震えそうだな)
「、、、。」
先ほどから静かに座っていると思ったけど、彼は座った状態で寝ていた。
彼とは話せないが近く(私の隣の前の席)に居られるのはとても嬉しく思っていた。
冷静な私は彼を見て一目惚れして自分に対して“私ってあんな感じの人が惚れるくらいの好きなタイプなんだ初めて知った”と本当に冷静に思った。
そんな彼の見た目は不良にはあまり見えない。
染めた事が無い様な黒い髪に赤と黒の色違いのピアスをしている。
顔立ちは簡単にいうとクールビューティーで私の双子の兄と似たタイプの美人さんだ。
(モテるんだろうな。あんまり見てるのも失礼だよな?仕事しよ)
私はスマホを取り出して仕事をする事にした。
ちなみに、私の仕事は小説家だ。
この事は誰にも言って無いので誰も知らないけど一応一人で食べていけるくらいには売れている。
そうしてホームルームが始まりそうになった頃に一斉に人が集まり出した。
何人か休むか遅れて来ると思ったけど今日が(入学式を抜かして)初日だからか教室の席は全て埋まっていた。
みんな舐められない為にか静かにガンを飛ばして居る空間に担任の先生が入って来た。
「皆さん初めまして、担任の来栖 雷(くるす らい)です。よろしくお願いしますね?」
「、、、、。」
『、、、へ?、、、え?、、、はぁ!?』
担任を見たみんなは同じ反応をしていた。
まぁ、そうなるのも仕方ないのかも知れない。
担任は入学式の時にマイクを持って乱闘を止めて?居た先生だった。
そう、あの時にマイクを持って静かに喋り、最後は極寒に居るかの様な感覚になる声で話していた逆らってはいけない人だったからだ。
(、、、みんなびっくりしてる。当たり前か今は穏やかそうだけどあの時の声はヤバかったもんな。色々と寛容な人っぽいけど怒らせてはいけない人が担任になったんだもんな。固まるのは仕方ないよな)
担任の先生、、、来栖先生はにこにこ笑いながら私達生徒を見た。
あまりにも担任の先生にビックリしたせいで、私がまさかの一目惚れをしたというのにそれが吹き飛んだ瞬間だった。
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