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番外編、良かったら読んで下さい

可愛く愛らしい恋人 その十一

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紅視点

菫を診てもらうために黒に声をかける。
(暗のやつは落ち着いてるみたいだな。これなら大丈夫か?)

「黒」
「紅?どうかしたか?」
「ああ、菫が熱を出してヤベェから診てくれるか?」
「菫くんが?直ぐに行こう」
「、、、暗は大丈夫なのか?」
「明無と緑くんが居るから少しの間は大丈夫だろ、」
「黒?」
「、、、どうした、暗?」
「菫のところにいくのか?」
「聞いてたのか?そうだ菫くんが熱を出したみたいだから少し診てくるよ」
「、、、おれもいく、、、明と緑もいっしょに、、、きてくれるか?」
「もちろん!私が暗と離れるわけ無いだろう?」
「ボクも一緒に行くから大丈夫(怖くない)だよ?」
「、、、うん。おれもいっしょにいってもいいか?」
「あ~、、、黒が良いんなら俺は構わねぇが?」
「、、、。」

黒は少し考えてから明無先生に抱かれてる暗と目を会わせ話し出した。

「、、、暗には少し怖いかも知れないぞ?それでも一緒に来るか?」
「、、、うん。おれはおとなの男は怖いけど紅たちはそんなに怖くないし、、、それに」
「それに?」
「黒と明と緑がいっしょじゃないのはイヤだ。それなら怖くてもいっしょにいたい」
「うぐっ、、、はぁ、、、分かった一緒に行こう。だが具合が悪くなったり怖いのが我慢出来なくなったりしたら直ぐに言うなら一緒に連れて行く」
「わかった」
「なら一緒に行こう。紅、すまないが暗も一緒に連れて行く」
「俺は黒が構わないなら良いって言ったぞ?それより早く菫の所に行って診てくれるか?紫がヤバイからな」
「ああ、分かった。緑くん悪いが俺の鞄を持ってきてくれるか?」
「はい、分かりました」

黒は暗を気にしながら紫の所に向かったので俺も葵達の所に戻った。
(暗はかなり落ち着いたみたいだがいつトラウマが出るか分かんねぇから気お付けとくか)



葵視点

兄さんが熱が出た菫のために黒先生達を連れて戻って来た。
暗は明さんに抱かれながらいつも通りの無表情でこっちに来たが少し震えていた。
(暗、、、怖いのかな?)

「葵ちゃん?」
「どうした?降りたいのか?」
「うん、すこしおりたいからおろして白兄」
「帰ったぞって、葵?どうした?」
「暗のところにいきたい」
「分かった、わたしが連れて行こう」
「ほんと?ありがとう白兄」
「葵の為ならこんなこと事なんでもないぞ?」

そう言うと白兄は私を抱きながら暗の持とまで連れて行ってくれた。
鈴の兄さんと兄さんも一緒に、、、。
(怖いのがまんした暗にイイコイイコしてあげないと)




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