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番外編、良かったら読んで下さい
可愛く愛らしい恋人 その七
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安心する気配を近くに感じた。
私はその気配がする方へ手を伸ばした。
(ん~、、、温かい、、、)
「葵?起きたのか?」
「ふみゅ、、、ポカポカすりゅ、、、」
「グフッ、、、寝ぼけてるな、、、可愛い」
「兄さん、、、ん、、ん?」
「今度こそ起きたのか?」
私はぼーっとしながら目を開けた。
(、、、、兄さん?)
「、、、兄さんがいる」
「おう、居るぞ?」
目を開けた私が最初に見たのは私の手を握って笑顔で私に笑いかける兄さんだった。
(手、、、ポカポカ、、、兄さん、、)
「へへへ、、兄さんだ~」
「ぐっ、、可愛い!葵可愛い!」
「ん~?、、、兄さん」
「ん?何だ?」
「だっこしてくれ」
「へあ!」
何故かとても甘えたくて仕方なくなり私は兄さんに両手を広げ抱っこを要求した。
すると兄さんは何故か固まってしまって抱っこしてくれない。
(うぅ~?何で?兄さん抱っこしてくれない)
「兄さん?、、、だっこいや?」
「、、は!そんなこと無いぞ!葵が可愛すぎてびっくりしただけだ!ほら、抱っこな?」
「ん」
実はこの時の私と菫、暗の三人は精神も子供になっていた。
なのでこの後の私達は(葵達の)子供の時の性格で過ごす事になった。
今の記憶もなんとなく残っていたがモヤモヤしていてちゃんと覚えている感じではなく、今の知り合いは名前と何か知っている人だということが分かるくらいだった。
ちなみにこの時の記憶は元に戻った時もバッチリ残ってた。
「寝ぼけてるのか葵は?可愛らしいが、、、紅ばかりズルい」
「可愛いけど起きたら葵ちゃん恥ずかしがるよな。けどオレも葵ちゃん抱っこしてぇ」
近くで鈴の兄さんと白兄の声が聞こえたので私は兄さんに抱っこされながら声のした方に手を伸ばした。
(鈴の兄さんと白兄だ~)
「鈴の兄さん、白兄~」
「葵?」
「葵ちゃん?」
「う~、、、兄さん」
「ん?何だ?」
「鈴の兄さんと白兄にとどかない」
「え?、、、葵、お前ちゃんと目は覚めてるか?」
「?、、、ちゃんとおきてるぞ?」
「あ~、、、アイツが誰だか分かるか?」
そう言って兄さんが指さしたのは菫を起こしている紫さんだった。
(ん~っと?、、、すみれの兄さんの、、、)
「ゆかりさん?ぼくの友だちのすみれの兄さんだ」
「、、、ぼく、、、おい、鈴、白」
「ああ、これは」
「もしかしなくても、、、精神も子供の頃に戻ってる?」
「暗!」
兄さん達が私の異常に気がつき始めた時、暗を呼ぶ黒さんの叫び声が聞こえた。
私はその気配がする方へ手を伸ばした。
(ん~、、、温かい、、、)
「葵?起きたのか?」
「ふみゅ、、、ポカポカすりゅ、、、」
「グフッ、、、寝ぼけてるな、、、可愛い」
「兄さん、、、ん、、ん?」
「今度こそ起きたのか?」
私はぼーっとしながら目を開けた。
(、、、、兄さん?)
「、、、兄さんがいる」
「おう、居るぞ?」
目を開けた私が最初に見たのは私の手を握って笑顔で私に笑いかける兄さんだった。
(手、、、ポカポカ、、、兄さん、、)
「へへへ、、兄さんだ~」
「ぐっ、、可愛い!葵可愛い!」
「ん~?、、、兄さん」
「ん?何だ?」
「だっこしてくれ」
「へあ!」
何故かとても甘えたくて仕方なくなり私は兄さんに両手を広げ抱っこを要求した。
すると兄さんは何故か固まってしまって抱っこしてくれない。
(うぅ~?何で?兄さん抱っこしてくれない)
「兄さん?、、、だっこいや?」
「、、は!そんなこと無いぞ!葵が可愛すぎてびっくりしただけだ!ほら、抱っこな?」
「ん」
実はこの時の私と菫、暗の三人は精神も子供になっていた。
なのでこの後の私達は(葵達の)子供の時の性格で過ごす事になった。
今の記憶もなんとなく残っていたがモヤモヤしていてちゃんと覚えている感じではなく、今の知り合いは名前と何か知っている人だということが分かるくらいだった。
ちなみにこの時の記憶は元に戻った時もバッチリ残ってた。
「寝ぼけてるのか葵は?可愛らしいが、、、紅ばかりズルい」
「可愛いけど起きたら葵ちゃん恥ずかしがるよな。けどオレも葵ちゃん抱っこしてぇ」
近くで鈴の兄さんと白兄の声が聞こえたので私は兄さんに抱っこされながら声のした方に手を伸ばした。
(鈴の兄さんと白兄だ~)
「鈴の兄さん、白兄~」
「葵?」
「葵ちゃん?」
「う~、、、兄さん」
「ん?何だ?」
「鈴の兄さんと白兄にとどかない」
「え?、、、葵、お前ちゃんと目は覚めてるか?」
「?、、、ちゃんとおきてるぞ?」
「あ~、、、アイツが誰だか分かるか?」
そう言って兄さんが指さしたのは菫を起こしている紫さんだった。
(ん~っと?、、、すみれの兄さんの、、、)
「ゆかりさん?ぼくの友だちのすみれの兄さんだ」
「、、、ぼく、、、おい、鈴、白」
「ああ、これは」
「もしかしなくても、、、精神も子供の頃に戻ってる?」
「暗!」
兄さん達が私の異常に気がつき始めた時、暗を呼ぶ黒さんの叫び声が聞こえた。
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