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黒(攻略キャラで受け)の従兄弟(非攻略キャラ)に成っていた
第4話(何で、、、居るの?)
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黒は学園に行っているので今日は私一人で黒の家に居る。
(何か私の家って私の物を置いてある所だよね?むしろ私の家って黒の家なんじゃ?)
「いや、黒が心配するからここに居るんだが、、、少し変だよな?」
“ピンポーン”
「ん?なんだ?誰か来たのか?何かの勧誘か?」
私は特に何も確認しないで(危ないので確認はしよう)そのまま家のドアを開けた。
“ガチャ”
「はい」
「、、、え?」
「ん?、、、え?」
そこに居たのは驚いた顔をした明だった。
(あれ?今日は仕事じゃないの?)
「何でそんなに早く出てきたんだい?」
「誰か来たから」
「確認しないで出て来た?」
「、、、、ああ」
確かに確認しないで出て来たので少し気不味い。
(あれ?何かちょっと不機嫌?)
「はぁ、、、危ないだろう?」
「、、、、悪い」
「今度からはちゃんと確認しようか?」
「、、、分かった」
当たり前だが怒られた。
(呆れられたかな?嫌われたらやだな)
「それより明は何故ここに?学園は?」
「ああ、今日は特に私の授業はないからね?休みと変わらない、それとここに来たのは君に、暗に会いに来たんだ」
「俺に?」
「その前に家に入っていいかな?」
「ああ、どうぞ?」
「お邪魔します」
明は家に入り多分いつも座っている所に座った。
「暗も座ってくれないか?話したい事があるんだ」
「分かった」
お茶を入れようかどうしようか迷っていた私に明はそう言った。
私が明の正面に座ると明はすぐに話し出した。
「暗、君はもう少ししたら学園に来るそうだね」
「そうだが、黒に聞いたのか?」
「ああ、なので誰かに取られる前に行動しようと思ってね?」
「?、、、取られる?」
「うん、君を取られる前に」
「俺を?」
明が何を言いたいのか分からなかったので明の台詞を繰り返す様に言うと明は突然私の頬に手で触れた。
(うえっ!なに?え?)
「暗、私のモノになってくれないかい?」
「は?」
「簡単に言うと私の恋人になってくれないかい?」
「え?、、、恋人?」
「うん」
「俺が明の?、、、何故?」
「君が好きだから」
「え?」
「君を愛してる」
「、、、昨日初めて会ったばかりだよな?」
「一目で君を私だけのモノにしたいと思った」
「、、、俺の事を?俺にそんな魅力無い」
「暗、君は魅力的だよ。昨日君に会ってから君の事が忘れられなかった、、、私だけのモノになってくれないか?」
「~っ、、、。」
明は私に顔を近づけながら捨てられそうな小動物みたいに私を見つめてきた。
(ぐっ、、、ズルい、ズルい!私も明の事好きだから嬉しいけど、、、本当に私を好きなのか不安に思ってるのに、、、そんな可愛い顔されたら頷くしかないじゃん!くそ、可愛い~!抱き締めたい!)
「俺も」
「ん?」
「俺も明に会った瞬間から今まで明の事が忘れられなかった」
「え?、、、それって」
「、、、俺もお前を一目見ただけで好きになってた」
「それじゃあ!」
「、、、恋人になっても良いが」
「本当に!ん?が?」
「お前が俺のモノになるならっていう条件があるが」
「私が?そんなことで君が手に入るならそれで良いよ!」
「あと、、、黒にも言うなら、、明のモノになっても良い」
「うん!もちろん!じゃあ直ぐにでも黒に言おう!学園に行って、」
「、、、恋人になって直ぐ何処かに行くのか?」
「あ、、、けど早く私のモノにしたいし」
「夕方には帰ってくる、、、その間くらい抱き締めてくれても良いんじゃないか?」
「!、、、もちろん!そうだよね、黒は夕方になれば帰ってくるけど暗を抱き締められる時間を削ってまで学園に行く事はないよね!」
「なら早く、、、抱き締めろ」
「はい、私の可愛い愛しい、、私の暗」
明は本当に黒が帰ってくるまでいや、帰って来ても私を抱き締めて離さなかった。
(まさか明が、、、あの変人で人に欠片も興味が無い明が、、、私の事を好きになってくれるなんて、、、嬉しい、、、凄く嬉しい、、、暖かいな、、明)
(何か私の家って私の物を置いてある所だよね?むしろ私の家って黒の家なんじゃ?)
「いや、黒が心配するからここに居るんだが、、、少し変だよな?」
“ピンポーン”
「ん?なんだ?誰か来たのか?何かの勧誘か?」
私は特に何も確認しないで(危ないので確認はしよう)そのまま家のドアを開けた。
“ガチャ”
「はい」
「、、、え?」
「ん?、、、え?」
そこに居たのは驚いた顔をした明だった。
(あれ?今日は仕事じゃないの?)
「何でそんなに早く出てきたんだい?」
「誰か来たから」
「確認しないで出て来た?」
「、、、、ああ」
確かに確認しないで出て来たので少し気不味い。
(あれ?何かちょっと不機嫌?)
「はぁ、、、危ないだろう?」
「、、、、悪い」
「今度からはちゃんと確認しようか?」
「、、、分かった」
当たり前だが怒られた。
(呆れられたかな?嫌われたらやだな)
「それより明は何故ここに?学園は?」
「ああ、今日は特に私の授業はないからね?休みと変わらない、それとここに来たのは君に、暗に会いに来たんだ」
「俺に?」
「その前に家に入っていいかな?」
「ああ、どうぞ?」
「お邪魔します」
明は家に入り多分いつも座っている所に座った。
「暗も座ってくれないか?話したい事があるんだ」
「分かった」
お茶を入れようかどうしようか迷っていた私に明はそう言った。
私が明の正面に座ると明はすぐに話し出した。
「暗、君はもう少ししたら学園に来るそうだね」
「そうだが、黒に聞いたのか?」
「ああ、なので誰かに取られる前に行動しようと思ってね?」
「?、、、取られる?」
「うん、君を取られる前に」
「俺を?」
明が何を言いたいのか分からなかったので明の台詞を繰り返す様に言うと明は突然私の頬に手で触れた。
(うえっ!なに?え?)
「暗、私のモノになってくれないかい?」
「は?」
「簡単に言うと私の恋人になってくれないかい?」
「え?、、、恋人?」
「うん」
「俺が明の?、、、何故?」
「君が好きだから」
「え?」
「君を愛してる」
「、、、昨日初めて会ったばかりだよな?」
「一目で君を私だけのモノにしたいと思った」
「、、、俺の事を?俺にそんな魅力無い」
「暗、君は魅力的だよ。昨日君に会ってから君の事が忘れられなかった、、、私だけのモノになってくれないか?」
「~っ、、、。」
明は私に顔を近づけながら捨てられそうな小動物みたいに私を見つめてきた。
(ぐっ、、、ズルい、ズルい!私も明の事好きだから嬉しいけど、、、本当に私を好きなのか不安に思ってるのに、、、そんな可愛い顔されたら頷くしかないじゃん!くそ、可愛い~!抱き締めたい!)
「俺も」
「ん?」
「俺も明に会った瞬間から今まで明の事が忘れられなかった」
「え?、、、それって」
「、、、俺もお前を一目見ただけで好きになってた」
「それじゃあ!」
「、、、恋人になっても良いが」
「本当に!ん?が?」
「お前が俺のモノになるならっていう条件があるが」
「私が?そんなことで君が手に入るならそれで良いよ!」
「あと、、、黒にも言うなら、、明のモノになっても良い」
「うん!もちろん!じゃあ直ぐにでも黒に言おう!学園に行って、」
「、、、恋人になって直ぐ何処かに行くのか?」
「あ、、、けど早く私のモノにしたいし」
「夕方には帰ってくる、、、その間くらい抱き締めてくれても良いんじゃないか?」
「!、、、もちろん!そうだよね、黒は夕方になれば帰ってくるけど暗を抱き締められる時間を削ってまで学園に行く事はないよね!」
「なら早く、、、抱き締めろ」
「はい、私の可愛い愛しい、、私の暗」
明は本当に黒が帰ってくるまでいや、帰って来ても私を抱き締めて離さなかった。
(まさか明が、、、あの変人で人に欠片も興味が無い明が、、、私の事を好きになってくれるなんて、、、嬉しい、、、凄く嬉しい、、、暖かいな、、明)
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