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紫(隠し攻略キャラで受け)の弟の菫(非攻略キャラ)に成っていた
第4話(天国と地獄を一緒に見た)
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私は冷や汗をかきながら図書室の椅子に座ってる。
(、、、灰炉くんと目が合った後にすぐ目をそらしたのは良くやったよね!けどその後に近くの椅子に座ったけど、、、視線を感じる、、、灰炉くん、絶対に私の事見てるよね!そうだよね!息を切らせながらいきなり入って来た不信者を見ないわけ無いよね!、、、終わった、、、私、終わったよ)
「、、、、。」
「、、、、。」
「、、、、っ」
「、、、、。」
“ガタッ”
「っ!」
この状態に耐えられなくなってきた私は今直ぐにここを出ようとして立ち上がると目眩がして倒れそうになった。
気不味いのを気にし過ぎたからか具合いが悪くなっていた事に気づいていなかった。
(ヤバい!倒れる!)
「~っ、、、」
“トサッ”
「、、、?」
私は机に頭を打つ衝撃に耐えようと目を閉じたが痛みを全く感じず少し混乱した。
少しすると私の腰に何かが回っていてそれに誰かの体温を背中に感じて私はそれのお陰で倒れなかったのかと思い至った。
(何かしっかりしたモノが腰に回ってる?それに誰かの体温が背中全体に伝わってる、、、暖かくて気持ちいい、、、ってなにが、、、え?)
「、、、?、、っ!あ、」
「、、、、具合いがわりぃなら少し座ってろ」
「、、、え?、、あ、うん、、、ありがとう、、、ございます」
「いや、礼はいいから大人しく座ってろ」
「うん、、いえ、はい」
図書室には私と灰炉くんしか居なかったんだから誰かなんて誰か決まって居た。
灰炉くんは手を私の腰に回して私の背中を覆うように抱き締める様な体制で私が倒れない様に助けてくれたのだ。
灰炉くんは私が大人しくさっき座っていた椅子に座ると私を離して隣の椅子に座り私を見ていた。
(うわ、うわぁ!コレは恥ずかしい!凄く嬉しいけど、、、凄く恥ずかしい!具合い悪いのにドキドキでそれどころかじゃないよ!しかもまだ心配してくれてるのか灰炉くんが私の事見てるし!どうしよう!天国と地獄が一緒にきてるよ!)
「、、、。」
「、、、。」
“ふわり”
「っ!、、、」
何を思ったのか分からないけど灰炉くんが私の頭を急に優しい手つきで撫でてきた。
(ふえ、、やめて!好きになるやろ!もう好きだけど!)
「、、、、~っ」
「、、、、“ポンポン”」
それから1限目が終わるまで私の天国と地獄は続いた。
その次の日に学園に来ると四人組の男がニヤニヤしながら私に話しかけて来た。
「ちょっといい?君に用事があるんだ」
「、、、、、何ですか?」
「ちょっとここじゃあ話せない事だからさ」
この四人組はよく私に話しかけてくる人達でその切っ掛けはコイツらの誰かがふざけて走っているとそこに私が居てそのままぶつかり私のメガネを落とした後に私の顔をジロジロと見てから気持ち悪い笑顔で話しかけてきたのが切っ掛けだ。
私はこの四人組を好きではないというか、どちらかと言うと気持ち悪いと思って避けている。
(ニヤニヤ笑って気持ち悪い。早く何処かに行かないかな?私は早く葵ちゃんを探したいんだけど)
「ちょっと付き合ってくれよ?」
“ガシッ”
「なっ!離して、」
「ほら、こっちに来いよ」
「良いところ探したんだからさ」
「行こ~ぜ?」
私は四人組に無理矢理引っ張られながら連れて行かれた。
(力が強い!離してよ!気持ち悪い!、、、兄上助けて!)
(、、、灰炉くんと目が合った後にすぐ目をそらしたのは良くやったよね!けどその後に近くの椅子に座ったけど、、、視線を感じる、、、灰炉くん、絶対に私の事見てるよね!そうだよね!息を切らせながらいきなり入って来た不信者を見ないわけ無いよね!、、、終わった、、、私、終わったよ)
「、、、、。」
「、、、、。」
「、、、、っ」
「、、、、。」
“ガタッ”
「っ!」
この状態に耐えられなくなってきた私は今直ぐにここを出ようとして立ち上がると目眩がして倒れそうになった。
気不味いのを気にし過ぎたからか具合いが悪くなっていた事に気づいていなかった。
(ヤバい!倒れる!)
「~っ、、、」
“トサッ”
「、、、?」
私は机に頭を打つ衝撃に耐えようと目を閉じたが痛みを全く感じず少し混乱した。
少しすると私の腰に何かが回っていてそれに誰かの体温を背中に感じて私はそれのお陰で倒れなかったのかと思い至った。
(何かしっかりしたモノが腰に回ってる?それに誰かの体温が背中全体に伝わってる、、、暖かくて気持ちいい、、、ってなにが、、、え?)
「、、、?、、っ!あ、」
「、、、、具合いがわりぃなら少し座ってろ」
「、、、え?、、あ、うん、、、ありがとう、、、ございます」
「いや、礼はいいから大人しく座ってろ」
「うん、、いえ、はい」
図書室には私と灰炉くんしか居なかったんだから誰かなんて誰か決まって居た。
灰炉くんは手を私の腰に回して私の背中を覆うように抱き締める様な体制で私が倒れない様に助けてくれたのだ。
灰炉くんは私が大人しくさっき座っていた椅子に座ると私を離して隣の椅子に座り私を見ていた。
(うわ、うわぁ!コレは恥ずかしい!凄く嬉しいけど、、、凄く恥ずかしい!具合い悪いのにドキドキでそれどころかじゃないよ!しかもまだ心配してくれてるのか灰炉くんが私の事見てるし!どうしよう!天国と地獄が一緒にきてるよ!)
「、、、。」
「、、、。」
“ふわり”
「っ!、、、」
何を思ったのか分からないけど灰炉くんが私の頭を急に優しい手つきで撫でてきた。
(ふえ、、やめて!好きになるやろ!もう好きだけど!)
「、、、、~っ」
「、、、、“ポンポン”」
それから1限目が終わるまで私の天国と地獄は続いた。
その次の日に学園に来ると四人組の男がニヤニヤしながら私に話しかけて来た。
「ちょっといい?君に用事があるんだ」
「、、、、、何ですか?」
「ちょっとここじゃあ話せない事だからさ」
この四人組はよく私に話しかけてくる人達でその切っ掛けはコイツらの誰かがふざけて走っているとそこに私が居てそのままぶつかり私のメガネを落とした後に私の顔をジロジロと見てから気持ち悪い笑顔で話しかけてきたのが切っ掛けだ。
私はこの四人組を好きではないというか、どちらかと言うと気持ち悪いと思って避けている。
(ニヤニヤ笑って気持ち悪い。早く何処かに行かないかな?私は早く葵ちゃんを探したいんだけど)
「ちょっと付き合ってくれよ?」
“ガシッ”
「なっ!離して、」
「ほら、こっちに来いよ」
「良いところ探したんだからさ」
「行こ~ぜ?」
私は四人組に無理矢理引っ張られながら連れて行かれた。
(力が強い!離してよ!気持ち悪い!、、、兄上助けて!)
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