30 / 167
紫(隠し攻略キャラで受け)の弟の菫(非攻略キャラ)に成っていた
第4話(天国と地獄を一緒に見た)
しおりを挟む
私は冷や汗をかきながら図書室の椅子に座ってる。
(、、、灰炉くんと目が合った後にすぐ目をそらしたのは良くやったよね!けどその後に近くの椅子に座ったけど、、、視線を感じる、、、灰炉くん、絶対に私の事見てるよね!そうだよね!息を切らせながらいきなり入って来た不信者を見ないわけ無いよね!、、、終わった、、、私、終わったよ)
「、、、、。」
「、、、、。」
「、、、、っ」
「、、、、。」
“ガタッ”
「っ!」
この状態に耐えられなくなってきた私は今直ぐにここを出ようとして立ち上がると目眩がして倒れそうになった。
気不味いのを気にし過ぎたからか具合いが悪くなっていた事に気づいていなかった。
(ヤバい!倒れる!)
「~っ、、、」
“トサッ”
「、、、?」
私は机に頭を打つ衝撃に耐えようと目を閉じたが痛みを全く感じず少し混乱した。
少しすると私の腰に何かが回っていてそれに誰かの体温を背中に感じて私はそれのお陰で倒れなかったのかと思い至った。
(何かしっかりしたモノが腰に回ってる?それに誰かの体温が背中全体に伝わってる、、、暖かくて気持ちいい、、、ってなにが、、、え?)
「、、、?、、っ!あ、」
「、、、、具合いがわりぃなら少し座ってろ」
「、、、え?、、あ、うん、、、ありがとう、、、ございます」
「いや、礼はいいから大人しく座ってろ」
「うん、、いえ、はい」
図書室には私と灰炉くんしか居なかったんだから誰かなんて誰か決まって居た。
灰炉くんは手を私の腰に回して私の背中を覆うように抱き締める様な体制で私が倒れない様に助けてくれたのだ。
灰炉くんは私が大人しくさっき座っていた椅子に座ると私を離して隣の椅子に座り私を見ていた。
(うわ、うわぁ!コレは恥ずかしい!凄く嬉しいけど、、、凄く恥ずかしい!具合い悪いのにドキドキでそれどころかじゃないよ!しかもまだ心配してくれてるのか灰炉くんが私の事見てるし!どうしよう!天国と地獄が一緒にきてるよ!)
「、、、。」
「、、、。」
“ふわり”
「っ!、、、」
何を思ったのか分からないけど灰炉くんが私の頭を急に優しい手つきで撫でてきた。
(ふえ、、やめて!好きになるやろ!もう好きだけど!)
「、、、、~っ」
「、、、、“ポンポン”」
それから1限目が終わるまで私の天国と地獄は続いた。
その次の日に学園に来ると四人組の男がニヤニヤしながら私に話しかけて来た。
「ちょっといい?君に用事があるんだ」
「、、、、、何ですか?」
「ちょっとここじゃあ話せない事だからさ」
この四人組はよく私に話しかけてくる人達でその切っ掛けはコイツらの誰かがふざけて走っているとそこに私が居てそのままぶつかり私のメガネを落とした後に私の顔をジロジロと見てから気持ち悪い笑顔で話しかけてきたのが切っ掛けだ。
私はこの四人組を好きではないというか、どちらかと言うと気持ち悪いと思って避けている。
(ニヤニヤ笑って気持ち悪い。早く何処かに行かないかな?私は早く葵ちゃんを探したいんだけど)
「ちょっと付き合ってくれよ?」
“ガシッ”
「なっ!離して、」
「ほら、こっちに来いよ」
「良いところ探したんだからさ」
「行こ~ぜ?」
私は四人組に無理矢理引っ張られながら連れて行かれた。
(力が強い!離してよ!気持ち悪い!、、、兄上助けて!)
(、、、灰炉くんと目が合った後にすぐ目をそらしたのは良くやったよね!けどその後に近くの椅子に座ったけど、、、視線を感じる、、、灰炉くん、絶対に私の事見てるよね!そうだよね!息を切らせながらいきなり入って来た不信者を見ないわけ無いよね!、、、終わった、、、私、終わったよ)
「、、、、。」
「、、、、。」
「、、、、っ」
「、、、、。」
“ガタッ”
「っ!」
この状態に耐えられなくなってきた私は今直ぐにここを出ようとして立ち上がると目眩がして倒れそうになった。
気不味いのを気にし過ぎたからか具合いが悪くなっていた事に気づいていなかった。
(ヤバい!倒れる!)
「~っ、、、」
“トサッ”
「、、、?」
私は机に頭を打つ衝撃に耐えようと目を閉じたが痛みを全く感じず少し混乱した。
少しすると私の腰に何かが回っていてそれに誰かの体温を背中に感じて私はそれのお陰で倒れなかったのかと思い至った。
(何かしっかりしたモノが腰に回ってる?それに誰かの体温が背中全体に伝わってる、、、暖かくて気持ちいい、、、ってなにが、、、え?)
「、、、?、、っ!あ、」
「、、、、具合いがわりぃなら少し座ってろ」
「、、、え?、、あ、うん、、、ありがとう、、、ございます」
「いや、礼はいいから大人しく座ってろ」
「うん、、いえ、はい」
図書室には私と灰炉くんしか居なかったんだから誰かなんて誰か決まって居た。
灰炉くんは手を私の腰に回して私の背中を覆うように抱き締める様な体制で私が倒れない様に助けてくれたのだ。
灰炉くんは私が大人しくさっき座っていた椅子に座ると私を離して隣の椅子に座り私を見ていた。
(うわ、うわぁ!コレは恥ずかしい!凄く嬉しいけど、、、凄く恥ずかしい!具合い悪いのにドキドキでそれどころかじゃないよ!しかもまだ心配してくれてるのか灰炉くんが私の事見てるし!どうしよう!天国と地獄が一緒にきてるよ!)
「、、、。」
「、、、。」
“ふわり”
「っ!、、、」
何を思ったのか分からないけど灰炉くんが私の頭を急に優しい手つきで撫でてきた。
(ふえ、、やめて!好きになるやろ!もう好きだけど!)
「、、、、~っ」
「、、、、“ポンポン”」
それから1限目が終わるまで私の天国と地獄は続いた。
その次の日に学園に来ると四人組の男がニヤニヤしながら私に話しかけて来た。
「ちょっといい?君に用事があるんだ」
「、、、、、何ですか?」
「ちょっとここじゃあ話せない事だからさ」
この四人組はよく私に話しかけてくる人達でその切っ掛けはコイツらの誰かがふざけて走っているとそこに私が居てそのままぶつかり私のメガネを落とした後に私の顔をジロジロと見てから気持ち悪い笑顔で話しかけてきたのが切っ掛けだ。
私はこの四人組を好きではないというか、どちらかと言うと気持ち悪いと思って避けている。
(ニヤニヤ笑って気持ち悪い。早く何処かに行かないかな?私は早く葵ちゃんを探したいんだけど)
「ちょっと付き合ってくれよ?」
“ガシッ”
「なっ!離して、」
「ほら、こっちに来いよ」
「良いところ探したんだからさ」
「行こ~ぜ?」
私は四人組に無理矢理引っ張られながら連れて行かれた。
(力が強い!離してよ!気持ち悪い!、、、兄上助けて!)
31
お気に入りに追加
3,056
あなたにおすすめの小説
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
俺だけ毎日チュートリアルで報酬無双だけどもしかしたら世界の敵になったかもしれない
亮亮
ファンタジー
朝起きたら『チュートリアル 起床』という謎の画面が出現。怪訝に思いながらもチュートリアルをクリアしていき、報酬を貰う。そして近い未来、世界が一新する出来事が起こり、主人公・花房 萌(はなぶさ はじめ)の人生の歯車が狂いだす。
不意に開かれるダンジョンへのゲート。その奥には常人では決して踏破できない存在が待ち受け、萌の体は凶刃によって裂かれた。
そしてチュートリアルが発動し、復活。殺される。復活。殺される。気が狂いそうになる輪廻の果て、萌は光明を見出し、存在を継承する事になった。
帰還した後、急速に馴染んでいく新世界。新しい学園への編入。試験。新たなダンジョン。
そして邂逅する謎の組織。
萌の物語が始まる。
病気になって芸能界から消えたアイドル。退院し、復学先の高校には昔の仕事仲間が居たけれど、彼女は俺だと気付かない
月島日向
ライト文芸
俺、日生遼、本名、竹中祐は2年前に病に倒れた。
人気絶頂だった『Cherry’s』のリーダーをやめた。
2年間の闘病生活に一区切りし、久しぶりに高校に通うことになった。けど、誰も俺の事を元アイドルだとは思わない。薬で細くなった手足。そんな細身の体にアンバランスなムーンフェイス(薬の副作用で顔だけが大きくなる事)
。
誰も俺に気付いてはくれない。そう。
2年間、連絡をくれ続け、俺が無視してきた彼女さえも。
もう、全部どうでもよく感じた。
【BL】国民的アイドルグループ内でBLなんて勘弁してください。
白猫
BL
国民的アイドルグループ【kasis】のメンバーである、片桐悠真(18)は悩んでいた。
最近どうも自分がおかしい。まさに悪い夢のようだ。ノーマルだったはずのこの自分が。
(同じグループにいる王子様系アイドルに恋をしてしまったかもしれないなんて……!)
(勘違いだよな? そうに決まってる!)
気のせいであることを確認しようとすればするほどドツボにハマっていき……。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ある少年の体調不良について
雨水林檎
BL
皆に好かれるいつもにこやかな少年新島陽(にいじまはる)と幼馴染で親友の薬師寺優巳(やくしじまさみ)。高校に入学してしばらく陽は風邪をひいたことをきっかけにひどく体調を崩して行く……。
BLもしくはブロマンス小説。
体調不良描写があります。
塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる