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五章 本当の問題
第85話(あれがまだ序章だったとは)暗李視点
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私は葵の部屋に居る。
その部屋の主である葵は布団の中で頭を抱えていた。
(こうなるのは仕方ないよね、、、昨日の自分事を全部覚えてるんだもんね。けどあの事は覚えて無いみたい。あの事を覚えてたら、、、は、はは、、、はぁ)
「菫」
「なに?」
「葵はあの時の、、、明に能力使ってもらってる前後の事覚えて無いみたいだぞ」
「え!」
「しっ、、、葵にバレる」
「あ、ごめん。それじゃあ葵ちゃんあの可愛い萌えの塊の葵ちゃんの事覚えて無いんだ?」
「幸いなことなのかは分からないが、その時の事は覚えて無いと聞こえた」
「あ~、、、アレは覚えてたら覚えてたで今以上に誰にも会わないよね?」
「俺達にとったら死ぬほどというか一瞬本気で死んだくらいの事だからな。葵が覚えていたら、、、本当に死ぬかもな」
「、、、そうだね。ボクは葵ちゃんのために今はあの事は言わないよ」
「ああ、それが良い」
私は葵に聞こえないくらいの声で菫に話しかけてあの事を今の葵には言わない様にした方が良いと言った。
(アレはヤバかった、、、あのあと一日中誰も使いものにならなかったからね、、、、けど可愛かったなあの葵)
昨日の昼頃
私達には見えなかったが、葵に縋られた上に上目遣い(しかも目はうるうる)のコンボ攻撃をくらった白銀は少しの間萌えの過剰摂取により気絶した。
そのあとに大好きホールド(しかも笑顔全開)をくらった幼馴染み組の三人は悶えて畳を叩いていた。
(良いなアレ私もやって欲しい!けどやられたら畳叩きの仲間入りするだろうな)
「葵、能力をかけるよ?」
「、、、ん」
「どうかしたかい?」
「急に寝るのは、、、怖い」
「そうか、、、ならゆっくり夢の中に行く様にしてあげよう」
「明、そんなこと出来るのか?」
明が能力をかけて葵を寝かそうとしたが葵は急に寝るのは怖いらしい。
確かにとても怖い夢を見た後にすぐに寝るのは怖いだろう。
そこで明がゆっくり夢の中に行く様にするらしいが私は今まで明と一緒に居た中でゆっくり夢の中に行かせる様に能力を使ったのを見た事がなかった。
(いつも一瞬で夢の中だからな。ゆっくりとって出来るのかな?)
「出来るよ、、、、少し副作用みたいなモノはあるけどね」
「え?」
明がそう言った時にはもう葵に能力を使っていた。
(使うの早いよ!せめて説明してからにして!)
「葵、、、大丈夫?」
「ん、、、大丈夫だ、、、眠いが」
「明、副作用ってなん、」
明に副作用がどんなものか聞こうとした時だった。
葵が眠いのを我慢して目をこすり(仕草が可愛い)ながらやっと畳叩きが終わった紅に向かって両手を広げ首を少し傾げながら言った。
(え、何あれ可愛い!)
「兄さん」
「お、なんだ?葵」
「ん。抱っこしてくれ」
「、、、え?」
「兄さん、抱っこは?」
「、、、ぐっ、、、可愛過ぎだろ!、、、もちろんしてやる!ほら来い!」
「ん!」
紅が腕を広げると葵は嬉しそうに紅に抱きつくと紅の胸元に頭をグリグリさせながら甘えていた。
(え、何あれ可愛い!って違う!現実逃避してる場合じゃ、、、って、え!)
「葵可愛い!本当に可愛い!俺の弟可愛過ぎ!」
「ん~、、、鈴の兄さん」
「っ、、、なんだ?葵ちゃん」
「頭撫でてくれ」
「、、、へ?」
「鈴の兄さん、、、ぼくの頭撫でてくれないのか?」
「っ!そんな事ない!イヤってほど葵ちゃんの頭撫でてやるよ!」
「ふふ、、、うん」
私が少し現実逃避しようとして現実に戻って来ようとしていた時に葵がまた可愛い爆弾を投げつけた。
紅の胸元でグリグリしていた頭を止めて今度は鈴矢の方を見て(しかも甘えたような上目遣いで)頭を撫でて欲しいと言ったのだ。
その後少し驚いて黙ってしまった鈴矢に拒否られると思ったのか(まぁ絶対にあり得ないけど)目をうるうるさせて泣きそうな顔をし、しかも一人称をぼくに変えながら“駄目なの?”という感じで言ったので鈴矢はそんな葵に萌えながらもやってやると言うと葵はふにゃりと超絶可愛い顔をしながら笑ったのだ。
(、、、、、あれはヤバい。何あれ?何あれ?可愛過ぎなんですけど!可愛過ぎてヤバい!なんで急に、、、、明が言ってた副作用ってなに?多分その副作用のせいだよね?明に聞かないと、、、ってまた!これ以上は無理!死ぬ!)
「ん~、、ふふ、、、白兄ぃ」
「ぐ、ゴホン、、、なんだ?葵」
「お手て繋いで?」
「ゴホッ、、、、お手て?」
「ん、、、早くぼくと手を繋いで?ぼくの手が寂しいって言ってるよ?それとも白兄はぼくと手を繋ぐのや?」
「う、ぐっ、、そんなわけ無いに決まってるだろう!わたし達が葵がやって欲しい事を嫌がるわけが無い!手を繋ぐが葵の手は怪我してるから強く繋ぐのは駄目だぞ?」
「ん、分かった。だから白兄、手」
「分かっている。ほら、手を繋いでやるからあまり可愛らしい事をしないでくれ、わたし達の心臓が持たない」
「ん?、、、可愛?」
私が明に副作用の事を問い詰めようとした時にまたも葵は核爆弾を落とした。
紅に抱っこされ鈴矢に頭を撫でられてご機嫌な葵は今度はその嬉しそうなふにゃふにゃな可愛い顔を白銀に向けると包帯が巻いてある両手を持ち上げて白銀に手を繋いで欲しいとコテンと音がしそうなほど可愛らしく首を傾げてしかも恐ろしく可愛らしい言葉で言った。
それがあまりにも可愛らしく咳き込んだ白銀(気持ちは凄く分かる)が聞き返すと葵はさっきよりも強力な言葉の攻撃で手を繋ぎたいと言った。
白銀がそれを拒否するはずがなくすぐに了承した(可愛過ぎて少し参りそうになってたけど)が、ちゃんと葵の手の怪我を考慮して強くは握れないと言うと葵は分かったと頷きながら白銀に手を繋ぐのを催促していた。
(お手、お手て、、、お手てって!可愛い!ヤバい何あれヤバい!しかもまたぼくって言った!)
「ぐっ、、葵ちゃん可愛い、、、」
「うん、確かに可愛いけど、、、菫はいつの間に俺の隣に?」
「スー、ハー、、えっと、葵ちゃんが紅さんに抱っこを求めた時くらいから」
「結構前から居た事に気づかなかった自分に驚いてる」
「あんな可愛い葵ちゃんを見ちゃったら仕方ないよ」
「そうだな、あんなに可愛い葵を見たら、、、そうだ、明なんで葵が急にあんな風になったんだ?副作用ってモノのせい?」
いつの間にか私の隣に来ていた菫(側には灰炉と灰炉の服の端を掴んで床に沈んでる縁完と炎信も居た)に驚いたが、それより私をずっと抱き締めている明にさっき言ってた副作用のせいで多分(確信してるが一応)ああなってる葵の事を聞いた。
「うーん、、、副作用って言うのは感情の一部がかなり高められる事なんだけどね、、、葵のアレは甘えたい気持ちがかなり高まったのとお酒が残ってたのが合体したのかな?まぁいいじゃないか可愛らしいし」
「いや、アレは可愛くて良いと俺も思うが覚えていたら葵が可哀想じゃないか?」
「あ~、、、確かにスッゴク可愛いけど葵ちゃんがアレを覚えてたら、、、葵ちゃん死ぬかもスッゴク可愛いけど」
そう話してた次の瞬間、さっきまでの可愛らしい葵の行動はまだ序章だった事を知った。
(え?私、、、今日死ぬかも、、、萌え死ぬ、、、)
その部屋の主である葵は布団の中で頭を抱えていた。
(こうなるのは仕方ないよね、、、昨日の自分事を全部覚えてるんだもんね。けどあの事は覚えて無いみたい。あの事を覚えてたら、、、は、はは、、、はぁ)
「菫」
「なに?」
「葵はあの時の、、、明に能力使ってもらってる前後の事覚えて無いみたいだぞ」
「え!」
「しっ、、、葵にバレる」
「あ、ごめん。それじゃあ葵ちゃんあの可愛い萌えの塊の葵ちゃんの事覚えて無いんだ?」
「幸いなことなのかは分からないが、その時の事は覚えて無いと聞こえた」
「あ~、、、アレは覚えてたら覚えてたで今以上に誰にも会わないよね?」
「俺達にとったら死ぬほどというか一瞬本気で死んだくらいの事だからな。葵が覚えていたら、、、本当に死ぬかもな」
「、、、そうだね。ボクは葵ちゃんのために今はあの事は言わないよ」
「ああ、それが良い」
私は葵に聞こえないくらいの声で菫に話しかけてあの事を今の葵には言わない様にした方が良いと言った。
(アレはヤバかった、、、あのあと一日中誰も使いものにならなかったからね、、、、けど可愛かったなあの葵)
昨日の昼頃
私達には見えなかったが、葵に縋られた上に上目遣い(しかも目はうるうる)のコンボ攻撃をくらった白銀は少しの間萌えの過剰摂取により気絶した。
そのあとに大好きホールド(しかも笑顔全開)をくらった幼馴染み組の三人は悶えて畳を叩いていた。
(良いなアレ私もやって欲しい!けどやられたら畳叩きの仲間入りするだろうな)
「葵、能力をかけるよ?」
「、、、ん」
「どうかしたかい?」
「急に寝るのは、、、怖い」
「そうか、、、ならゆっくり夢の中に行く様にしてあげよう」
「明、そんなこと出来るのか?」
明が能力をかけて葵を寝かそうとしたが葵は急に寝るのは怖いらしい。
確かにとても怖い夢を見た後にすぐに寝るのは怖いだろう。
そこで明がゆっくり夢の中に行く様にするらしいが私は今まで明と一緒に居た中でゆっくり夢の中に行かせる様に能力を使ったのを見た事がなかった。
(いつも一瞬で夢の中だからな。ゆっくりとって出来るのかな?)
「出来るよ、、、、少し副作用みたいなモノはあるけどね」
「え?」
明がそう言った時にはもう葵に能力を使っていた。
(使うの早いよ!せめて説明してからにして!)
「葵、、、大丈夫?」
「ん、、、大丈夫だ、、、眠いが」
「明、副作用ってなん、」
明に副作用がどんなものか聞こうとした時だった。
葵が眠いのを我慢して目をこすり(仕草が可愛い)ながらやっと畳叩きが終わった紅に向かって両手を広げ首を少し傾げながら言った。
(え、何あれ可愛い!)
「兄さん」
「お、なんだ?葵」
「ん。抱っこしてくれ」
「、、、え?」
「兄さん、抱っこは?」
「、、、ぐっ、、、可愛過ぎだろ!、、、もちろんしてやる!ほら来い!」
「ん!」
紅が腕を広げると葵は嬉しそうに紅に抱きつくと紅の胸元に頭をグリグリさせながら甘えていた。
(え、何あれ可愛い!って違う!現実逃避してる場合じゃ、、、って、え!)
「葵可愛い!本当に可愛い!俺の弟可愛過ぎ!」
「ん~、、、鈴の兄さん」
「っ、、、なんだ?葵ちゃん」
「頭撫でてくれ」
「、、、へ?」
「鈴の兄さん、、、ぼくの頭撫でてくれないのか?」
「っ!そんな事ない!イヤってほど葵ちゃんの頭撫でてやるよ!」
「ふふ、、、うん」
私が少し現実逃避しようとして現実に戻って来ようとしていた時に葵がまた可愛い爆弾を投げつけた。
紅の胸元でグリグリしていた頭を止めて今度は鈴矢の方を見て(しかも甘えたような上目遣いで)頭を撫でて欲しいと言ったのだ。
その後少し驚いて黙ってしまった鈴矢に拒否られると思ったのか(まぁ絶対にあり得ないけど)目をうるうるさせて泣きそうな顔をし、しかも一人称をぼくに変えながら“駄目なの?”という感じで言ったので鈴矢はそんな葵に萌えながらもやってやると言うと葵はふにゃりと超絶可愛い顔をしながら笑ったのだ。
(、、、、、あれはヤバい。何あれ?何あれ?可愛過ぎなんですけど!可愛過ぎてヤバい!なんで急に、、、、明が言ってた副作用ってなに?多分その副作用のせいだよね?明に聞かないと、、、ってまた!これ以上は無理!死ぬ!)
「ん~、、ふふ、、、白兄ぃ」
「ぐ、ゴホン、、、なんだ?葵」
「お手て繋いで?」
「ゴホッ、、、、お手て?」
「ん、、、早くぼくと手を繋いで?ぼくの手が寂しいって言ってるよ?それとも白兄はぼくと手を繋ぐのや?」
「う、ぐっ、、そんなわけ無いに決まってるだろう!わたし達が葵がやって欲しい事を嫌がるわけが無い!手を繋ぐが葵の手は怪我してるから強く繋ぐのは駄目だぞ?」
「ん、分かった。だから白兄、手」
「分かっている。ほら、手を繋いでやるからあまり可愛らしい事をしないでくれ、わたし達の心臓が持たない」
「ん?、、、可愛?」
私が明に副作用の事を問い詰めようとした時にまたも葵は核爆弾を落とした。
紅に抱っこされ鈴矢に頭を撫でられてご機嫌な葵は今度はその嬉しそうなふにゃふにゃな可愛い顔を白銀に向けると包帯が巻いてある両手を持ち上げて白銀に手を繋いで欲しいとコテンと音がしそうなほど可愛らしく首を傾げてしかも恐ろしく可愛らしい言葉で言った。
それがあまりにも可愛らしく咳き込んだ白銀(気持ちは凄く分かる)が聞き返すと葵はさっきよりも強力な言葉の攻撃で手を繋ぎたいと言った。
白銀がそれを拒否するはずがなくすぐに了承した(可愛過ぎて少し参りそうになってたけど)が、ちゃんと葵の手の怪我を考慮して強くは握れないと言うと葵は分かったと頷きながら白銀に手を繋ぐのを催促していた。
(お手、お手て、、、お手てって!可愛い!ヤバい何あれヤバい!しかもまたぼくって言った!)
「ぐっ、、葵ちゃん可愛い、、、」
「うん、確かに可愛いけど、、、菫はいつの間に俺の隣に?」
「スー、ハー、、えっと、葵ちゃんが紅さんに抱っこを求めた時くらいから」
「結構前から居た事に気づかなかった自分に驚いてる」
「あんな可愛い葵ちゃんを見ちゃったら仕方ないよ」
「そうだな、あんなに可愛い葵を見たら、、、そうだ、明なんで葵が急にあんな風になったんだ?副作用ってモノのせい?」
いつの間にか私の隣に来ていた菫(側には灰炉と灰炉の服の端を掴んで床に沈んでる縁完と炎信も居た)に驚いたが、それより私をずっと抱き締めている明にさっき言ってた副作用のせいで多分(確信してるが一応)ああなってる葵の事を聞いた。
「うーん、、、副作用って言うのは感情の一部がかなり高められる事なんだけどね、、、葵のアレは甘えたい気持ちがかなり高まったのとお酒が残ってたのが合体したのかな?まぁいいじゃないか可愛らしいし」
「いや、アレは可愛くて良いと俺も思うが覚えていたら葵が可哀想じゃないか?」
「あ~、、、確かにスッゴク可愛いけど葵ちゃんがアレを覚えてたら、、、葵ちゃん死ぬかもスッゴク可愛いけど」
そう話してた次の瞬間、さっきまでの可愛らしい葵の行動はまだ序章だった事を知った。
(え?私、、、今日死ぬかも、、、萌え死ぬ、、、)
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