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五章 本当の問題
第78話(ばちゅらお!訳、罰だぞ!)
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兄さん達は直ぐに私の元に来たけど私は寂しい思いを我慢したのに直ぐ来なかった事に怒っていた。
なので兄さん達には怒ってると分かる様に顔を見ない様に暗を抱っこして暗の肩に顔を置いていた。
(暗は私の妹だもん!抱っこしても良いんだもん!)
「ごめんって葵ぃ~」
「、、、、。」
「寂しい思いさせて悪かったからわたしの可愛い葵の顔を見せてくれないか?」
「、、、。」
「本当にごめん。葵ちゃんの事忘れてたわけじゃ無いんだよ?」
「、、、。」
「葵ぃ~、頼むからこっち見てくれ。ほら、足も黒に見てもらおうな?」
「、、、あち、、いちゃい、、」
「ッ!そうだよな!痛いよな!早く手当てしたいから見せてくれるか?」
「てあちぇ?」
「そう!手当てだ!それと暗の事もそろそろ離してやれ、、、死にそうだぞ」
そう言われて暗を見ると暗は無表情の顔を真っ赤にさせながら少し震えていた。
(ギュウギュウし過ぎて苦しかったのかな?兄さんに言われた通り暗は離してあげよう)
「ん!」
「、、あき、おレいきテる?ダいじょうブか?シんでないカ?」
「暗、、その、大丈夫?、、だと思うよ?」
「明先生も少しおかしいよ!暗!しっかり!気を確かにもって!あんな可愛い葵ちゃんをあんな間近で感じたから無理かもしれないけど!」
「あおい、、かわいい、、おれ、、しぬ」
「大丈夫!まだ生きてるよ!」
暗を離すと暗はふらふらしながら明さんと菫が居る所に向かって何か言っていた。
けれど私はまだ兄さん達に怒っていたのでよく聞いていなかった。
(む~!足痛い、、、けど寂しい思いをがまんして待ってた私の所になかなか来なかった兄さん達には罰がいるよね?)
「ほら、足見せてくれるか?」
「、、、まじゃ、おこってりゅんらろ!」
「どうしたら許してくれるんだ?」
「オレ、、足いちゃいのとちゃみちいのがまんしてまっちぇたのに兄しゃんたちなかなか帰ってこにゃいからおこっちぇるんらろ!」
「、、、ッ(可愛い!)ごめんな?」
「う、、ん、?、、うん」
完璧に酔いが回ってぼーっとしてきたけど足はズキズキ痛い。
(罰、、、ばつ、、あしいたい、、、兄さん)
「葵?」
「あのにゃ?ぼく、いまあちがいたいんら」
「ぼく、、、はっ!ごほん、、あ~、足が痛いのか?」
「うん、らから、、くれにゃい兄しゃんはぼくのこと抱っこちてギュウッてしにゃいとメッらろ!しょれが、ばちゅらお!」
「ッ!っ~、、、喜んで!あー!可愛い!俺の葵!可愛い!可愛過ぎか!可愛過ぎだったわ!葵可愛い!何でも言うこと聞いてやるよ!あー!俺の葵可愛い!」
同じ様な事を何回も言いながら凄い嬉しいそうな顔をした兄さんは私の事を抱き上げて優しく抱き締めた後に頬をスリスリしてキスまでした。
(ん~、、、兄さんの体温と匂いはやっぱり、、)
「いちびゃんあんちんちゅる(一番安心する)」
「ん~?何がだ?」
「ん~、、?んむ?」
「あ~、、眠いか?寝て良いぞ?」
「けろ、、まらあさらろ?」
「まぁ、まだ朝だけど眠いんだろ?酔ってるんだから仕方ねぇよ。な?」
「、、兄しゃんがいうにゃらぼくねりゅ」
「おう、そうしろ。お休み、葵“チュッ”」
「おやちゅみ、兄しゃん“チュッ”」
目を閉じる前にみんなの方を見てみると、みんなうずくまっていた。
(、、、お顔真っ赤、、みんな大丈夫かな?、、、眠い、、、)
次に目を覚ました時もまだ酔っぱらい状態でやらかしてしまう未来をこの時の私は当たり前だけど知らなかった。
なので兄さん達には怒ってると分かる様に顔を見ない様に暗を抱っこして暗の肩に顔を置いていた。
(暗は私の妹だもん!抱っこしても良いんだもん!)
「ごめんって葵ぃ~」
「、、、、。」
「寂しい思いさせて悪かったからわたしの可愛い葵の顔を見せてくれないか?」
「、、、。」
「本当にごめん。葵ちゃんの事忘れてたわけじゃ無いんだよ?」
「、、、。」
「葵ぃ~、頼むからこっち見てくれ。ほら、足も黒に見てもらおうな?」
「、、、あち、、いちゃい、、」
「ッ!そうだよな!痛いよな!早く手当てしたいから見せてくれるか?」
「てあちぇ?」
「そう!手当てだ!それと暗の事もそろそろ離してやれ、、、死にそうだぞ」
そう言われて暗を見ると暗は無表情の顔を真っ赤にさせながら少し震えていた。
(ギュウギュウし過ぎて苦しかったのかな?兄さんに言われた通り暗は離してあげよう)
「ん!」
「、、あき、おレいきテる?ダいじょうブか?シんでないカ?」
「暗、、その、大丈夫?、、だと思うよ?」
「明先生も少しおかしいよ!暗!しっかり!気を確かにもって!あんな可愛い葵ちゃんをあんな間近で感じたから無理かもしれないけど!」
「あおい、、かわいい、、おれ、、しぬ」
「大丈夫!まだ生きてるよ!」
暗を離すと暗はふらふらしながら明さんと菫が居る所に向かって何か言っていた。
けれど私はまだ兄さん達に怒っていたのでよく聞いていなかった。
(む~!足痛い、、、けど寂しい思いをがまんして待ってた私の所になかなか来なかった兄さん達には罰がいるよね?)
「ほら、足見せてくれるか?」
「、、、まじゃ、おこってりゅんらろ!」
「どうしたら許してくれるんだ?」
「オレ、、足いちゃいのとちゃみちいのがまんしてまっちぇたのに兄しゃんたちなかなか帰ってこにゃいからおこっちぇるんらろ!」
「、、、ッ(可愛い!)ごめんな?」
「う、、ん、?、、うん」
完璧に酔いが回ってぼーっとしてきたけど足はズキズキ痛い。
(罰、、、ばつ、、あしいたい、、、兄さん)
「葵?」
「あのにゃ?ぼく、いまあちがいたいんら」
「ぼく、、、はっ!ごほん、、あ~、足が痛いのか?」
「うん、らから、、くれにゃい兄しゃんはぼくのこと抱っこちてギュウッてしにゃいとメッらろ!しょれが、ばちゅらお!」
「ッ!っ~、、、喜んで!あー!可愛い!俺の葵!可愛い!可愛過ぎか!可愛過ぎだったわ!葵可愛い!何でも言うこと聞いてやるよ!あー!俺の葵可愛い!」
同じ様な事を何回も言いながら凄い嬉しいそうな顔をした兄さんは私の事を抱き上げて優しく抱き締めた後に頬をスリスリしてキスまでした。
(ん~、、、兄さんの体温と匂いはやっぱり、、)
「いちびゃんあんちんちゅる(一番安心する)」
「ん~?何がだ?」
「ん~、、?んむ?」
「あ~、、眠いか?寝て良いぞ?」
「けろ、、まらあさらろ?」
「まぁ、まだ朝だけど眠いんだろ?酔ってるんだから仕方ねぇよ。な?」
「、、兄しゃんがいうにゃらぼくねりゅ」
「おう、そうしろ。お休み、葵“チュッ”」
「おやちゅみ、兄しゃん“チュッ”」
目を閉じる前にみんなの方を見てみると、みんなうずくまっていた。
(、、、お顔真っ赤、、みんな大丈夫かな?、、、眠い、、、)
次に目を覚ました時もまだ酔っぱらい状態でやらかしてしまう未来をこの時の私は当たり前だけど知らなかった。
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