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三章 葵虐め事件とライバル?
第50話(調べて分かった事と禁句)
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放課後、いつもの様に鈴の兄さん達が迎えに来て私達は兄さん達が待ってる保健室に行った。
「お、みんな来たか」
「待たせたな、兄さん達」
「いやいや、待って無いよ。それより、ちょっと話したい事がある」
「話したい事?」
兄さんがみんなを見渡してから話し出した。
「あの気持ち悪い本、合っただろ?」
「ああ、紅達と自分の妄想日記か」
「妄想日記?」
「ああ、紅達には言ってなかったな。俺と葵と菫はその気持ち悪い本の事を妄想日記って言ってたんだよ」
「妄想日記か、確かにあれは妄想した日記だな」
「まぁ、良い。その妄想日記の事で話したい事がある」
兄さんは真剣な顔と声でみんなを見て言った。
(こうしてると兄さんはカリスマ性があって人を従える人なんだなって思えるんだけどね)
「何か掴めたのか、兄さん?」
「ああ。一番上は誰なのかはまだ分からないがな、鈴」
「おう、これだ」
兄さんが鈴の兄さんを呼ぶと鈴の兄さんは紙を取り出して兄さんに渡した。
「紫、これを見てくれ」
「ん、、、こっちはぼくの知らない情報だね。ぼくのは今日渡そうと思ってたからね。これがぼくの集めた情報だよ、紅」
「お、紫の方も何か分かったんだな」
鈴の兄さんの出した紙を見てから紫さんも紙を取り出して兄さんに渡した。
(何が書いてあるんだろう?っていうか兄さんの顔が少し険しくなってきてる?)
「兄さん?何が分かったんだ?」
「ん、、、ああ、悪い。今、説明する。鈴が」
「オレかよ!、、、はぁ、分かった。オレが調べて分かった事はその本、妄想日記に書いてある他の奴らの事だ」
鈴の兄さんは安心させる為に私の頭を撫でてから話し出した。
(顔に出して無いのにちょっと不安になったのバレてる!恥ずかしい!)
「そいつらは何らかの組織みたいで、一番上がボスとするならその直ぐ下に側近が居る。そして側近の下が幹部、幹部補佐、実行部隊、雑用係ってなってる」
「その話を聞くと結構デカイ組織みたいだな」
「結構居るみたいで正確な人数は分からないけど、四桁は軽く越えてるな」
「そんなに居るの?嫌な事にボク達のファンって事でしょう?」
「ああ、もっと簡単に言うとオレ達一人のファンの数が四桁いってるんだ」
「うわぁ~、あんな事を思ってる奴らが四桁、、、気持ち悪い!」
鈴の兄さんが疲れた顔で言うと緑さんはかなり気色悪いって思ってる顔で嫌そうに言った。
他のみんなも顔をしかめて嫌そうな顔をしている。
(まぁ、あれは気持ち悪かったもんね。あれは無いわ~ってやつだよね)
「紫、お前の調べた事を説明してくれ」
「分かった。ぼくはどんな奴が居るのか調べたけど、、、」
「兄上?」
「ん、大丈夫。ぼくの調べによると、色々な人間がいたんだけど、上の連中みたいな奴らのほとんどが紅達みたいに極道だったり、かなりの金と権力がある家柄の奴が多く居たよ」
「、、、紫くん、質問しても良いかな?」
「黒先生?、、、どうぞ」
「その中には俺達みたいな教師も居たか?」
「、、、居たよ、しかも結構な数が。後、黒先生にいつも言い寄ってきてるあの男も居たよ」
「あいつか!」
その男が居るって聞くと黒さんはいつもの優しい表情を険しくした。
(どんな男なんだろう?黒さんがあんなに嫌そうな顔をするって事はかなり嫌な奴って事だろうけど)
「黒、あの男って誰だ?」
「暗、、、あの男は、その、あ~、、、」
「言いづらいのか?あの男ってのはかなり最低な奴で奥さんと子供が居るってのに黒に言い寄ってる糞以下な奴だよ」
「紅!」
「奥さんと子供?」
「そう。しかもその奥さんと子供とは別居してるけどたまに子供を連れ帰って暴力を振ってる本当に最低な、」
「紅!」
「何だよ、黒?」
「父親が、、、子供に、、はっ、、暴力、、はぁはぁ」
「暗!大丈夫、大丈夫だ。私が分かるか?」
「ひゅっ、はっ、はぁ、ふっ、あ、き?」
「そう、私だ、明だ」
「ん、ふぅ、はぁはぁ、、、落ち着いた。もう、大丈夫」
「暗、、、」
「黒もそんな顔しなくて良い。もう、大丈夫だ」
「、、、黒、どういう事だ?」
みんな突然の事に驚いて居ると兄さんが黒さんに事情を聞くと黒さんは静か息を吐き出して話した。
「暗は三年前まで両親のどちらからも酷い暴力を受けていた」
「え?虐待?」
「そうだ。私が初めて暗に会ったのは暗が父親に性的な事をされる直前だった。その時はギリギリで助けられたんだ」
「なるほどな。悪かったな暗、親が暴力ってのはお前の禁句なんだな?」
「うん、どうしても発作が起きちゃうんだ」
「後、無理矢理の性的暴力もトラウマだ」
「父親にそれをさられそうになったからか?」
「それだけじゃない。暗は両親から離れた後、母親の親戚に預けられる事になった。そこでも食事を食べさせないという虐待を受けたていた。その二年後にそこの息子に性的な事をされそうになったので俺の所に助けを求めて来たんだ。その後に俺が引き取ったんだが体と精神が限界になって一年近く入院していたんだ」
「本当?暗、大丈夫?」
「もう、大丈夫だよ。心配してくれてありがと、緑」
みんなで暗の頭を撫でて暗の禁句は言わない様にしようと決めた。
(暗は過去にそんな事があったんだ。妹が成り代わる前の出来事だろうけど、妹も暗と混ざってるだろうから辛いだろうな)
「まぁ、話を続けるぞ?」
「続けると言っても今後どうするかだろう?」
「流石、俺の白!良く分かってるな!」
「いいから話を続けろ」
「おう。まぁ、そう言ってももう少し詳しく分かるまでは今まで通りに過ごしてくれ」
「分かった」
みんなそれぞれ頷いて了承した。
今日はみんなそれぞれ用事があるらしく一緒に帰れ無いみたいなので私は兄さん達と帰ろうと思ったが兄さん達も何やら色々とする事があるみたいだ。
「親父に頼まれた仕事だからな。結構、時間がかかるだろうから鈴と先に帰って待ってろ」
「わたしも手伝うから少しは早く帰れるだろうが、それでも数時間かかる。葵も怪我をしているのだから今日は鈴矢と先に帰って待っててくれ」
そう言われて私は鈴の兄さんと二人で家に帰る事になった。
(父さんの仕事って事はこの学園に通ってる学生の極道関係の何かを調べろって事だろうから確かに時間はかかるだろうね)
「鈴の兄さんと二人きりで帰るのは久しぶりだな」
「そうだな。前に二人だけで帰ったのは、、、紅達の為だったよな」
「そうだな。オレはオレと鈴の兄さんが付き合って初めての二人きりの放課後デートみたいでオレは嬉しいんだがな」
「っ、、、本当に可愛過ぎなのもどうなんだろな?」
「何がだ?」
「いや、葵ちゃんは本当に可愛いなって思っただけ」
「そうか、、、鈴の兄さんはいつもカッコいいぞ」
「っ~、、、あ~!もう!葵ちゃん」
「ん?」
鈴の兄さんに呼ばれて鈴の兄さんの方を向くと優しいキスが落ちてきた。
“チュッ”
「これの続きは家に帰ってからね?」
「っ~!、、、分かった」
私は幸せを噛み締めて鈴の兄さんと家に向かった。
「お、みんな来たか」
「待たせたな、兄さん達」
「いやいや、待って無いよ。それより、ちょっと話したい事がある」
「話したい事?」
兄さんがみんなを見渡してから話し出した。
「あの気持ち悪い本、合っただろ?」
「ああ、紅達と自分の妄想日記か」
「妄想日記?」
「ああ、紅達には言ってなかったな。俺と葵と菫はその気持ち悪い本の事を妄想日記って言ってたんだよ」
「妄想日記か、確かにあれは妄想した日記だな」
「まぁ、良い。その妄想日記の事で話したい事がある」
兄さんは真剣な顔と声でみんなを見て言った。
(こうしてると兄さんはカリスマ性があって人を従える人なんだなって思えるんだけどね)
「何か掴めたのか、兄さん?」
「ああ。一番上は誰なのかはまだ分からないがな、鈴」
「おう、これだ」
兄さんが鈴の兄さんを呼ぶと鈴の兄さんは紙を取り出して兄さんに渡した。
「紫、これを見てくれ」
「ん、、、こっちはぼくの知らない情報だね。ぼくのは今日渡そうと思ってたからね。これがぼくの集めた情報だよ、紅」
「お、紫の方も何か分かったんだな」
鈴の兄さんの出した紙を見てから紫さんも紙を取り出して兄さんに渡した。
(何が書いてあるんだろう?っていうか兄さんの顔が少し険しくなってきてる?)
「兄さん?何が分かったんだ?」
「ん、、、ああ、悪い。今、説明する。鈴が」
「オレかよ!、、、はぁ、分かった。オレが調べて分かった事はその本、妄想日記に書いてある他の奴らの事だ」
鈴の兄さんは安心させる為に私の頭を撫でてから話し出した。
(顔に出して無いのにちょっと不安になったのバレてる!恥ずかしい!)
「そいつらは何らかの組織みたいで、一番上がボスとするならその直ぐ下に側近が居る。そして側近の下が幹部、幹部補佐、実行部隊、雑用係ってなってる」
「その話を聞くと結構デカイ組織みたいだな」
「結構居るみたいで正確な人数は分からないけど、四桁は軽く越えてるな」
「そんなに居るの?嫌な事にボク達のファンって事でしょう?」
「ああ、もっと簡単に言うとオレ達一人のファンの数が四桁いってるんだ」
「うわぁ~、あんな事を思ってる奴らが四桁、、、気持ち悪い!」
鈴の兄さんが疲れた顔で言うと緑さんはかなり気色悪いって思ってる顔で嫌そうに言った。
他のみんなも顔をしかめて嫌そうな顔をしている。
(まぁ、あれは気持ち悪かったもんね。あれは無いわ~ってやつだよね)
「紫、お前の調べた事を説明してくれ」
「分かった。ぼくはどんな奴が居るのか調べたけど、、、」
「兄上?」
「ん、大丈夫。ぼくの調べによると、色々な人間がいたんだけど、上の連中みたいな奴らのほとんどが紅達みたいに極道だったり、かなりの金と権力がある家柄の奴が多く居たよ」
「、、、紫くん、質問しても良いかな?」
「黒先生?、、、どうぞ」
「その中には俺達みたいな教師も居たか?」
「、、、居たよ、しかも結構な数が。後、黒先生にいつも言い寄ってきてるあの男も居たよ」
「あいつか!」
その男が居るって聞くと黒さんはいつもの優しい表情を険しくした。
(どんな男なんだろう?黒さんがあんなに嫌そうな顔をするって事はかなり嫌な奴って事だろうけど)
「黒、あの男って誰だ?」
「暗、、、あの男は、その、あ~、、、」
「言いづらいのか?あの男ってのはかなり最低な奴で奥さんと子供が居るってのに黒に言い寄ってる糞以下な奴だよ」
「紅!」
「奥さんと子供?」
「そう。しかもその奥さんと子供とは別居してるけどたまに子供を連れ帰って暴力を振ってる本当に最低な、」
「紅!」
「何だよ、黒?」
「父親が、、、子供に、、はっ、、暴力、、はぁはぁ」
「暗!大丈夫、大丈夫だ。私が分かるか?」
「ひゅっ、はっ、はぁ、ふっ、あ、き?」
「そう、私だ、明だ」
「ん、ふぅ、はぁはぁ、、、落ち着いた。もう、大丈夫」
「暗、、、」
「黒もそんな顔しなくて良い。もう、大丈夫だ」
「、、、黒、どういう事だ?」
みんな突然の事に驚いて居ると兄さんが黒さんに事情を聞くと黒さんは静か息を吐き出して話した。
「暗は三年前まで両親のどちらからも酷い暴力を受けていた」
「え?虐待?」
「そうだ。私が初めて暗に会ったのは暗が父親に性的な事をされる直前だった。その時はギリギリで助けられたんだ」
「なるほどな。悪かったな暗、親が暴力ってのはお前の禁句なんだな?」
「うん、どうしても発作が起きちゃうんだ」
「後、無理矢理の性的暴力もトラウマだ」
「父親にそれをさられそうになったからか?」
「それだけじゃない。暗は両親から離れた後、母親の親戚に預けられる事になった。そこでも食事を食べさせないという虐待を受けたていた。その二年後にそこの息子に性的な事をされそうになったので俺の所に助けを求めて来たんだ。その後に俺が引き取ったんだが体と精神が限界になって一年近く入院していたんだ」
「本当?暗、大丈夫?」
「もう、大丈夫だよ。心配してくれてありがと、緑」
みんなで暗の頭を撫でて暗の禁句は言わない様にしようと決めた。
(暗は過去にそんな事があったんだ。妹が成り代わる前の出来事だろうけど、妹も暗と混ざってるだろうから辛いだろうな)
「まぁ、話を続けるぞ?」
「続けると言っても今後どうするかだろう?」
「流石、俺の白!良く分かってるな!」
「いいから話を続けろ」
「おう。まぁ、そう言ってももう少し詳しく分かるまでは今まで通りに過ごしてくれ」
「分かった」
みんなそれぞれ頷いて了承した。
今日はみんなそれぞれ用事があるらしく一緒に帰れ無いみたいなので私は兄さん達と帰ろうと思ったが兄さん達も何やら色々とする事があるみたいだ。
「親父に頼まれた仕事だからな。結構、時間がかかるだろうから鈴と先に帰って待ってろ」
「わたしも手伝うから少しは早く帰れるだろうが、それでも数時間かかる。葵も怪我をしているのだから今日は鈴矢と先に帰って待っててくれ」
そう言われて私は鈴の兄さんと二人で家に帰る事になった。
(父さんの仕事って事はこの学園に通ってる学生の極道関係の何かを調べろって事だろうから確かに時間はかかるだろうね)
「鈴の兄さんと二人きりで帰るのは久しぶりだな」
「そうだな。前に二人だけで帰ったのは、、、紅達の為だったよな」
「そうだな。オレはオレと鈴の兄さんが付き合って初めての二人きりの放課後デートみたいでオレは嬉しいんだがな」
「っ、、、本当に可愛過ぎなのもどうなんだろな?」
「何がだ?」
「いや、葵ちゃんは本当に可愛いなって思っただけ」
「そうか、、、鈴の兄さんはいつもカッコいいぞ」
「っ~、、、あ~!もう!葵ちゃん」
「ん?」
鈴の兄さんに呼ばれて鈴の兄さんの方を向くと優しいキスが落ちてきた。
“チュッ”
「これの続きは家に帰ってからね?」
「っ~!、、、分かった」
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