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三章 葵虐め事件とライバル?
第49話(私達の学園生活は変わった)
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円鏡さんに告白?されて数日たった日から私達の学園生活は変わった。
(もう放課後か、、、もう来てるのかな?)
「葵、来てるぞ」
「、、、凄く恥ずかしいんだが」
「どうにもならないと思うぞ?というか、ついでに迎えに来られる俺の方が恥ずかしいぞ」
「まぁ、暗の相手は先生だからな。自分じゃあ迎えに来れないから頼んでるんだろう?」
「むしろ邪魔してる感じがして、俺は居たたまれないんだけど」
「オレは邪魔だと思うた事は無いが、、、そうだな、オレが暗の立場なら居たたまれないだろうな」
「というか、早く行かないと、」
「葵ちゃん」
「中に入って来るって言おうと思ったら、もう入って来てたな」
私達の教室に入って来たのは鈴の兄さんだ。
ここ数日、何回も来てるのに教室に居る人達のざわめきと悲鳴が止まらない。
というか、鈴の兄さんを見たいから他の所からも人が来るから放課後と朝は人が多い。
(鈴の兄さんは私の恋人なんだからあんまり見て欲しくないけど、鈴の兄さんカッコいいから仕方ないか)
「鈴の兄さん、遅くなったか?すまない」
「いや、遅くなってはないよ?ただ、オレが早く葵ちゃんに会いたかっただけだから」
鈴の兄さんがそう言ったのを聞こえてる人は居ない。
みんなが遠巻きに鈴の兄さんを見てるのでよく聞こえ無いんだろう。
(鈴の兄さんは普通にそういう事言ってるんだろうけど、私が嬉しくてときめくのが止まらなくなるから二人きりの時じゃない時は辞めて欲しい)
「早く行こう?人が多いの俺好きじゃない」
「明さんを待たせるのは申し訳ないから早く行くか」
「そうだな。紅達も待ってるからな」
そうして教室を出て少し歩くと菫と灰炉さんの二人が歩いて来た。
「灰炉も今迎えに行ってたのか」
「ああ」
「葵ちゃん、暗」
菫が灰炉さんを連れて私達の近くに来た。
{これで二人には聞こえ無いよ。それで、どうしたの菫}
{ありがとう、暗。いや、その、どうしたって事じゃないんだけど、、、ここ数日、死ぬほど恥ずかしい!}
{{分かる!}}
実は私が円鏡さんに告白された後から2日目 (1日目は腰が痛く、、、とある事情で休んだ)の朝から鈴の兄さんは私と暗を灰炉さんは菫をそれぞれの教室の中まで送って、放課後は迎えに来てくれる事になった。
ちなみに、その日から机にされていた虐めは無くなっていた。
{初めはかなり騒ぎになったもんね?特に菫の方は}
{そうだね、私達の方は紅の弟の葵の為に鈴矢が来てるのかなってみんな思ってるみたいだけど菫の方はね?}
{そうなの!私の方は灰炉くんでしょ?みんなに私と灰炉くんが付き合ってるってバレたよ!}
{まぁ、菫と灰炉さんだと関係が付き合ってるくらいしか無いもんね}
{鈴矢の方は明に頼まれて私の事も送り迎えしてるけど菫の方は灰炉だけだもんね?仕方ないよ}
{分かってるけど、}
私達か話し合ってる (心の中でだけど)途中で誰かに話しかけられた。
「鈴矢さん、こんにちは。葵、手の怪我は大丈夫か?」
「円鏡さん?ああ、」
「葵ちゃんの手の怪我はもう少ししないと駄目だな」
「鈴の兄さん」
「そう何ですか?それは大変だろう?葵、手に怪我で不便な事が合ったら何でも言ってくれオレが何でもやるからな?」
「それは大丈夫だ。オレが食事から風呂まで全部面倒を見てるからな」
円鏡さんが私の手を心配して触ろうとしたら鈴の兄さんが私を後ろに隠して円鏡さんに答え、円鏡さんがまた私に向かって話しかけるとまた鈴の兄さんが答える。
これは鈴の兄さん達が私達の送り迎えしてくれる日からずっとこの二人は同じ事をしている。
(鈴の兄さんが嫉妬して円鏡さんに私の姿を見せるのも嫌だって前に言ってたから知ってるけど、この微妙な空気は慣れないな)
{そうなんだ。鈴矢が嫉妬してるって葵に話したんだ?}
{円鏡さんもめげないしね?}
{うわっ!二人共聞いてなの?恥ずかしいんだけど!}
そんな事を話して少しすると兄さん達が待ってるからと言って円鏡さんと別れてから兄さん達が待ってる黒さんの保健室に向かった。
それと、菫と付き合ってる事がバレて灰炉さんは吹っ切れたのか、実は菫と灰炉さんの二人が私達の所に来た時から灰炉さんと菫はずっと手を繋いでいた。 (しかも、恋人繋ぎ)
ちなみに、私と暗はそれを見てめっちゃラブラブだぁ~!って一緒に思って萌えていた。
(もう放課後か、、、もう来てるのかな?)
「葵、来てるぞ」
「、、、凄く恥ずかしいんだが」
「どうにもならないと思うぞ?というか、ついでに迎えに来られる俺の方が恥ずかしいぞ」
「まぁ、暗の相手は先生だからな。自分じゃあ迎えに来れないから頼んでるんだろう?」
「むしろ邪魔してる感じがして、俺は居たたまれないんだけど」
「オレは邪魔だと思うた事は無いが、、、そうだな、オレが暗の立場なら居たたまれないだろうな」
「というか、早く行かないと、」
「葵ちゃん」
「中に入って来るって言おうと思ったら、もう入って来てたな」
私達の教室に入って来たのは鈴の兄さんだ。
ここ数日、何回も来てるのに教室に居る人達のざわめきと悲鳴が止まらない。
というか、鈴の兄さんを見たいから他の所からも人が来るから放課後と朝は人が多い。
(鈴の兄さんは私の恋人なんだからあんまり見て欲しくないけど、鈴の兄さんカッコいいから仕方ないか)
「鈴の兄さん、遅くなったか?すまない」
「いや、遅くなってはないよ?ただ、オレが早く葵ちゃんに会いたかっただけだから」
鈴の兄さんがそう言ったのを聞こえてる人は居ない。
みんなが遠巻きに鈴の兄さんを見てるのでよく聞こえ無いんだろう。
(鈴の兄さんは普通にそういう事言ってるんだろうけど、私が嬉しくてときめくのが止まらなくなるから二人きりの時じゃない時は辞めて欲しい)
「早く行こう?人が多いの俺好きじゃない」
「明さんを待たせるのは申し訳ないから早く行くか」
「そうだな。紅達も待ってるからな」
そうして教室を出て少し歩くと菫と灰炉さんの二人が歩いて来た。
「灰炉も今迎えに行ってたのか」
「ああ」
「葵ちゃん、暗」
菫が灰炉さんを連れて私達の近くに来た。
{これで二人には聞こえ無いよ。それで、どうしたの菫}
{ありがとう、暗。いや、その、どうしたって事じゃないんだけど、、、ここ数日、死ぬほど恥ずかしい!}
{{分かる!}}
実は私が円鏡さんに告白された後から2日目 (1日目は腰が痛く、、、とある事情で休んだ)の朝から鈴の兄さんは私と暗を灰炉さんは菫をそれぞれの教室の中まで送って、放課後は迎えに来てくれる事になった。
ちなみに、その日から机にされていた虐めは無くなっていた。
{初めはかなり騒ぎになったもんね?特に菫の方は}
{そうだね、私達の方は紅の弟の葵の為に鈴矢が来てるのかなってみんな思ってるみたいだけど菫の方はね?}
{そうなの!私の方は灰炉くんでしょ?みんなに私と灰炉くんが付き合ってるってバレたよ!}
{まぁ、菫と灰炉さんだと関係が付き合ってるくらいしか無いもんね}
{鈴矢の方は明に頼まれて私の事も送り迎えしてるけど菫の方は灰炉だけだもんね?仕方ないよ}
{分かってるけど、}
私達か話し合ってる (心の中でだけど)途中で誰かに話しかけられた。
「鈴矢さん、こんにちは。葵、手の怪我は大丈夫か?」
「円鏡さん?ああ、」
「葵ちゃんの手の怪我はもう少ししないと駄目だな」
「鈴の兄さん」
「そう何ですか?それは大変だろう?葵、手に怪我で不便な事が合ったら何でも言ってくれオレが何でもやるからな?」
「それは大丈夫だ。オレが食事から風呂まで全部面倒を見てるからな」
円鏡さんが私の手を心配して触ろうとしたら鈴の兄さんが私を後ろに隠して円鏡さんに答え、円鏡さんがまた私に向かって話しかけるとまた鈴の兄さんが答える。
これは鈴の兄さん達が私達の送り迎えしてくれる日からずっとこの二人は同じ事をしている。
(鈴の兄さんが嫉妬して円鏡さんに私の姿を見せるのも嫌だって前に言ってたから知ってるけど、この微妙な空気は慣れないな)
{そうなんだ。鈴矢が嫉妬してるって葵に話したんだ?}
{円鏡さんもめげないしね?}
{うわっ!二人共聞いてなの?恥ずかしいんだけど!}
そんな事を話して少しすると兄さん達が待ってるからと言って円鏡さんと別れてから兄さん達が待ってる黒さんの保健室に向かった。
それと、菫と付き合ってる事がバレて灰炉さんは吹っ切れたのか、実は菫と灰炉さんの二人が私達の所に来た時から灰炉さんと菫はずっと手を繋いでいた。 (しかも、恋人繋ぎ)
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