82 / 167
三章 葵虐め事件とライバル?
第35話(誰も助けてくれない)
しおりを挟む
今の私の状況は兄さんと鈴の兄さんに挟まれて保健室のベッドに座っている。
私の目の前には白兄が椅子に座っていて絶対に逃げられない感じになっていた。
「で?葵ちゃんもう一度聞くけど誰の事が結構好きなんだ?」
「綺麗な人って言ってたよな、葵?」
「、、、。」
「紅、鈴矢、それでは葵が話せないだろうが」
その時、白兄が救いの神に見えた。
(目が笑ってない二人に挟まれるのは怖い!けど、何処から話そうかな?虐めの事は話したくないし)
「葵、何でそういう話しになったのか話してくれるか?」
「白兄、、、、はぁ、分かった」
私は虐めの事を省いて円鏡さんの事を話した。
「つまり、そいつは鈴矢の事が好きで葵が鈴矢の近くに居るのが気にくわないと葵自身に堂々と言ってきたと?」
「そうだ。オレはああいう堂々としていて綺麗な心を持っている奴は結構好きだからな」
「確かに葵が好きそうな奴だな」
「なら、直ぐにそう話してくれたら良いじゃないか?」
「それは、、その、、」
暗と菫は私が何を思って直ぐに言わなかったのか察して声に出さないで応援してくれてる。
(少し恥ずかしいんだけど、言わないとダメだよね?うぅ~、恥ずかしくて顔が赤くなってくるのが分かる)
「、、、あの人が鈴の兄さんの事が好きだという事を言いたくなかったんだ」
「へ?」
「、、、オレだって嫉妬くらいするんだ」
「っ!、、、か」
「か?」
「「「可愛い!」」」
兄さん、白兄、鈴の兄さんの三人が同時に叫んで私を抱き締めた。
(何か興奮してる!暗、菫、助け、、、二人共、顔を隠して震えてるし!)
「葵ちゃん、可愛い凄く可愛い!嫉妬って、、死ぬほど可愛い!」
「葵、可愛い。お前みたいにこんなに可愛らしい嫉妬をする者は見たことがないぞ」
「あー、俺の弟ほんっとーに可愛い!鈴が羨ましい!俺も葵に嫉妬して欲しい!」
兄さん達が興奮して私の事を抱きしめたり頭を撫でなり (鈴の兄さん、兄さん、白兄の順で)キスしてきたりするので助けを求める為に周りを見たら、お昼ご飯を買って来た三人もいつの間にか帰って来ていた。
けど、みんな顔を隠して震えていて助けてくれそうにない。
(何でみんな震えてるの?誰でも良いから早く助けて!)
{ゴメン葵、それは無理}
{私は、今、死にそう。だから無理。ゴメン、葵ちゃん}
{暗、菫!何で無理なの?後、何でみんな顔を隠して震えてるの?}
{菫は今、喋るのもヤバそうだから私が教えてあげるね。簡単に言うとみんな悶えてるだけだから}
{何で?何処にそんな要素があったの?}
{いや~、葵が恥ずかしそうに顔を赤くしながら少し潤んだ目で上目遣いしてあんな可愛い事を言ったらそりゃ、みんな悶えるよ。あそこで悶えてなかったら感性疑うね}
{そこまで?そんなに悶える事、、、いや、葵で想像すると確かに悶えるかも}
{でしょ!なので今、みんなは葵の事を助けられないんだよ}
{え?なら、兄さん達が満足するまでこのまま?}
{、、、フッ、頑張れ!}
{タメた意味無いよね?しかも最後のはただの応援だよね?助ける気、一切無いよね?}
暗の説明?によればみんな悶えてるらしい。
(確かに顔の見える所を見るとみんな少し赤く見えるような?)
「あー、本当に可愛い」
「うわ!鈴の兄さん!急に持ち上げ無いでくれ」
「鈴、次は俺が葵の事抱っこする!」
「紅の次はわたしだからな」
「はぁ、兄さん達ももう少しは落ち着いて」
「葵ちゃん、本当に可愛過ぎて心配だな“チュッ”」
「俺の葵が可愛いのは当たり前だろ?だが葵、何か合ったら直ぐに言えよ?“チュッ”」
「葵が怪我や嫌な思いをするのはわたし達にとってはとても悲しい事だからな。葵、何か合ったらちゃんと報告してくれ“チュッ”」
「キスしながら言わないでくれ」
鈴の兄さんと兄さんは頬に白兄は指先にキスしながら忠告めいた事を言ってきた。
その後も誰にも助けられる事が無いまま、兄さん達の気がすむまで可愛がられた。
私の目の前には白兄が椅子に座っていて絶対に逃げられない感じになっていた。
「で?葵ちゃんもう一度聞くけど誰の事が結構好きなんだ?」
「綺麗な人って言ってたよな、葵?」
「、、、。」
「紅、鈴矢、それでは葵が話せないだろうが」
その時、白兄が救いの神に見えた。
(目が笑ってない二人に挟まれるのは怖い!けど、何処から話そうかな?虐めの事は話したくないし)
「葵、何でそういう話しになったのか話してくれるか?」
「白兄、、、、はぁ、分かった」
私は虐めの事を省いて円鏡さんの事を話した。
「つまり、そいつは鈴矢の事が好きで葵が鈴矢の近くに居るのが気にくわないと葵自身に堂々と言ってきたと?」
「そうだ。オレはああいう堂々としていて綺麗な心を持っている奴は結構好きだからな」
「確かに葵が好きそうな奴だな」
「なら、直ぐにそう話してくれたら良いじゃないか?」
「それは、、その、、」
暗と菫は私が何を思って直ぐに言わなかったのか察して声に出さないで応援してくれてる。
(少し恥ずかしいんだけど、言わないとダメだよね?うぅ~、恥ずかしくて顔が赤くなってくるのが分かる)
「、、、あの人が鈴の兄さんの事が好きだという事を言いたくなかったんだ」
「へ?」
「、、、オレだって嫉妬くらいするんだ」
「っ!、、、か」
「か?」
「「「可愛い!」」」
兄さん、白兄、鈴の兄さんの三人が同時に叫んで私を抱き締めた。
(何か興奮してる!暗、菫、助け、、、二人共、顔を隠して震えてるし!)
「葵ちゃん、可愛い凄く可愛い!嫉妬って、、死ぬほど可愛い!」
「葵、可愛い。お前みたいにこんなに可愛らしい嫉妬をする者は見たことがないぞ」
「あー、俺の弟ほんっとーに可愛い!鈴が羨ましい!俺も葵に嫉妬して欲しい!」
兄さん達が興奮して私の事を抱きしめたり頭を撫でなり (鈴の兄さん、兄さん、白兄の順で)キスしてきたりするので助けを求める為に周りを見たら、お昼ご飯を買って来た三人もいつの間にか帰って来ていた。
けど、みんな顔を隠して震えていて助けてくれそうにない。
(何でみんな震えてるの?誰でも良いから早く助けて!)
{ゴメン葵、それは無理}
{私は、今、死にそう。だから無理。ゴメン、葵ちゃん}
{暗、菫!何で無理なの?後、何でみんな顔を隠して震えてるの?}
{菫は今、喋るのもヤバそうだから私が教えてあげるね。簡単に言うとみんな悶えてるだけだから}
{何で?何処にそんな要素があったの?}
{いや~、葵が恥ずかしそうに顔を赤くしながら少し潤んだ目で上目遣いしてあんな可愛い事を言ったらそりゃ、みんな悶えるよ。あそこで悶えてなかったら感性疑うね}
{そこまで?そんなに悶える事、、、いや、葵で想像すると確かに悶えるかも}
{でしょ!なので今、みんなは葵の事を助けられないんだよ}
{え?なら、兄さん達が満足するまでこのまま?}
{、、、フッ、頑張れ!}
{タメた意味無いよね?しかも最後のはただの応援だよね?助ける気、一切無いよね?}
暗の説明?によればみんな悶えてるらしい。
(確かに顔の見える所を見るとみんな少し赤く見えるような?)
「あー、本当に可愛い」
「うわ!鈴の兄さん!急に持ち上げ無いでくれ」
「鈴、次は俺が葵の事抱っこする!」
「紅の次はわたしだからな」
「はぁ、兄さん達ももう少しは落ち着いて」
「葵ちゃん、本当に可愛過ぎて心配だな“チュッ”」
「俺の葵が可愛いのは当たり前だろ?だが葵、何か合ったら直ぐに言えよ?“チュッ”」
「葵が怪我や嫌な思いをするのはわたし達にとってはとても悲しい事だからな。葵、何か合ったらちゃんと報告してくれ“チュッ”」
「キスしながら言わないでくれ」
鈴の兄さんと兄さんは頬に白兄は指先にキスしながら忠告めいた事を言ってきた。
その後も誰にも助けられる事が無いまま、兄さん達の気がすむまで可愛がられた。
32
お気に入りに追加
3,053
あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。


塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。
そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

怒られるのが怖くて体調不良を言えない大人
こじらせた処女
BL
幼少期、風邪を引いて学校を休むと母親に怒られていた経験から、体調不良を誰かに伝えることが苦手になってしまった佐倉憂(さくらうい)。
しんどいことを訴えると仕事に行けないとヒステリックを起こされ怒られていたため、次第に我慢して学校に行くようになった。
「風邪をひくことは悪いこと」
社会人になって1人暮らしを始めてもその認識は治らないまま。多少の熱や頭痛があっても怒られることを危惧して出勤している。
とある日、いつものように会社に行って業務をこなしていた時。午前では無視できていただるけが無視できないものになっていた。
それでも、自己管理がなっていない、日頃ちゃんと体調管理が出来てない、そう怒られるのが怖くて、言えずにいると…?

身体検査
RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、
選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。

転生したら、6人の最強旦那様に溺愛されてます!?~6人の愛が重すぎて困ってます!~
月
恋愛
ある日、女子高生だった白川凛(しらかわりん)
は学校の帰り道、バイトに遅刻しそうになったのでスピードを上げすぎ、そのまま階段から落ちて死亡した。
しかし、目が覚めるとそこは異世界だった!?
(もしかして、私、転生してる!!?)
そして、なんと凛が転生した世界は女性が少なく、一妻多夫制だった!!!
そんな世界に転生した凛と、将来の旦那様は一体誰!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる