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紫(隠し攻略キャラで受け)の弟の菫(非攻略キャラ)に成っていた
第2話(図書室は危ない!私の心臓的な意味で!)
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今日の授業は午前中だけで午後は全て自習になっていた。
私は午前中、教室で授業を受けて居たので午後は気分転換に図書室で本を読む事にした。
(なんか面白い本はあるかな?えっと、、、“不思議アイテム店の売り物の一部の説明書”これは読まないと!)
“この本は不思議アイテム店で売っている物の一部を説明する為の本です。
不思議アイテム店はたまにしか開かない特殊な店で売り物もかなり変わっている。
例えば、動物シリーズの飲み物だ。
これは、コーヒーやココアなどの飲み物でこれを飲むとパッケージに書いてある動物の耳と尻尾が生えてくる。
効果は1日”
“ガタッ”
私の隣の席に誰かが座ったみたいだ。
(誰だろう?、、、え!?)
「(何で?咲見 灰炉?)」
私の隣の席に座ったのはゲームではサブキャラ的存在の咲見 灰炉だった。
私は本を読むふりをして隣を見ていた。
(本物の灰炉くん?やっぱりカッコいいな、、、アレ?何か私、ドキドキしてる?)
灰炉くんを見るとだんだん私の顔が赤くなってくる。
それに息苦しいくらいに胸がドキドキなっていて隣の灰炉くんに聞こえてしまうんじゃないかという緊張感も高まってきた。
(もう苦しいくてココに居られない!何でも無い顔して本を戻してから図書室を出れば大丈夫だよね。けど、、、もう少し灰炉くんの隣に居たいな。でも、私が居ると灰炉くんの邪魔になるよね?)
灰炉くんは眠いのか椅子に寄りかかり目を閉じている。
灰炉くんは警戒心が強いので人前で気を緩める事はない。
なので私が居ると眠る事が出来ないだろう。
(、、、やっぱり、邪魔みたいだから図書室から出よう)
私は読んでいた本をしまって出入口のドアまで来た後、灰炉くんの事が気になり少し振り返って灰炉くんを見たら、灰炉くんと目が合いびっくりして、少し(私の感覚的には長く)見つめあってしまったが私の意識が戻った後、直ぐに視線を外してそのままドアを静かに開けて図書室を出てドアを静かに閉めた。
私は極度の緊張感から抜け出したからか、図書室のドアの前で腰を抜かして座り込んでしまった。
(わー!うわぁー!まさか、目が合うとは思わなかった!あんなにカッコいい灰炉くんの黄色の鋭い目と合うとか私、、、、もしかして一生分の運を使い果たしたかな?)
「ッ~、はぁ~、、、、カッコ良かったな灰炉くん。けど、まさかボクが灰炉くんに恋するなんて思わなかったな。まぁ、叶わない恋なんだろうけど、、、」
少しすると動悸が治まり、ガクガク震えていた足にも力が入る様になったのでこの場所から離れる事にした。
(叶わない恋だとしても想うだけなら別に良いよね?)
次の日から何故か学園で灰炉くんを私の近くで良く見る事になった。
私は午前中、教室で授業を受けて居たので午後は気分転換に図書室で本を読む事にした。
(なんか面白い本はあるかな?えっと、、、“不思議アイテム店の売り物の一部の説明書”これは読まないと!)
“この本は不思議アイテム店で売っている物の一部を説明する為の本です。
不思議アイテム店はたまにしか開かない特殊な店で売り物もかなり変わっている。
例えば、動物シリーズの飲み物だ。
これは、コーヒーやココアなどの飲み物でこれを飲むとパッケージに書いてある動物の耳と尻尾が生えてくる。
効果は1日”
“ガタッ”
私の隣の席に誰かが座ったみたいだ。
(誰だろう?、、、え!?)
「(何で?咲見 灰炉?)」
私の隣の席に座ったのはゲームではサブキャラ的存在の咲見 灰炉だった。
私は本を読むふりをして隣を見ていた。
(本物の灰炉くん?やっぱりカッコいいな、、、アレ?何か私、ドキドキしてる?)
灰炉くんを見るとだんだん私の顔が赤くなってくる。
それに息苦しいくらいに胸がドキドキなっていて隣の灰炉くんに聞こえてしまうんじゃないかという緊張感も高まってきた。
(もう苦しいくてココに居られない!何でも無い顔して本を戻してから図書室を出れば大丈夫だよね。けど、、、もう少し灰炉くんの隣に居たいな。でも、私が居ると灰炉くんの邪魔になるよね?)
灰炉くんは眠いのか椅子に寄りかかり目を閉じている。
灰炉くんは警戒心が強いので人前で気を緩める事はない。
なので私が居ると眠る事が出来ないだろう。
(、、、やっぱり、邪魔みたいだから図書室から出よう)
私は読んでいた本をしまって出入口のドアまで来た後、灰炉くんの事が気になり少し振り返って灰炉くんを見たら、灰炉くんと目が合いびっくりして、少し(私の感覚的には長く)見つめあってしまったが私の意識が戻った後、直ぐに視線を外してそのままドアを静かに開けて図書室を出てドアを静かに閉めた。
私は極度の緊張感から抜け出したからか、図書室のドアの前で腰を抜かして座り込んでしまった。
(わー!うわぁー!まさか、目が合うとは思わなかった!あんなにカッコいい灰炉くんの黄色の鋭い目と合うとか私、、、、もしかして一生分の運を使い果たしたかな?)
「ッ~、はぁ~、、、、カッコ良かったな灰炉くん。けど、まさかボクが灰炉くんに恋するなんて思わなかったな。まぁ、叶わない恋なんだろうけど、、、」
少しすると動悸が治まり、ガクガク震えていた足にも力が入る様になったのでこの場所から離れる事にした。
(叶わない恋だとしても想うだけなら別に良いよね?)
次の日から何故か学園で灰炉くんを私の近くで良く見る事になった。
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