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黒(攻略キャラで受け)の従兄弟(非攻略キャラ)に成っていた
第1話(私は誰?)
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私は明日やるゲームのファンディスクのあらすじを読んでから自分の部屋で眠った。
(明日はお姉ちゃんとこのゲームやる為に早く起きよう!)
次に目を覚ましたのは自分の部屋ではなかった。
「、ん、、、あ、、おい、、、」
「んっ」
誰かが呼んでいる声がして私は起きた。
(ん?誰?何?)
「おい、暗。そろそろ起きろ」
「、、、ん?」
「やっと起きたか」
「、、、黒?」
「そうだぞ。まだ寝惚けてるのか?一週間前から俺の隣の家に引っ越して来ただろ?忘れたか?」
「、、、。」
起きたら寝る前にやっていたゲームのキャラの黒が目の前に居た。
(え?どういう事?少し落ち着け私、、、ん?これはこの体の持ち主の記憶?)
「大丈夫。少し寝惚けてただけ」
「本当か?俺は明日から学園に行くが一人で大丈夫か?」
「黒、俺もう子供じゃない。大丈夫だ」
「そうか?なら良いが、、、何かあったら言うんだぞ?」
「分かった」
私が今居る所は黒の家だ。
私になる前の暗李は昨日、黒の家に泊まったみたいだ。
(私は黒の従兄弟の暗李に成ったみたいだな。成り代わりって本とかの中だけじゃないんだな。、、、暗李って名前聞いた様な気がすると思ったら、昨日の夜に読んだゲームのファンディスクのあらすじに出てきた名前だ)
「暗、ご飯出来たぞ~」
「今、行く」
黒と朝ごはんを食べながら今起こっている事を整理する。
(確かファンディスクのあらすじでは、菫と暗李と葵はそれぞれ悩みを持っていて、同じ悩みを持っている二人と友達になるって話だったっけ?)
「暗、今日は俺の腐れ縁の友?が家に来るんだが大丈夫か?」
「友のあとのハテナは何?、、、まぁ、大丈夫だと思う。ダメそうだったら家に帰る」
「分かった。無理はするなよ?」
「、、、“こくり”」
どうやらお客さんが来るらしい。
黒が私に過保護なのは理由がある。
私が成り代わった暗李、、、暗は親から虐待を受けていた。
両親のどちらからも暴力を振るわれていて父親に性的な事をされる直前に父親の親戚、、甥の黒が家に訪ねて来て私を助けてくれたのだ。
それが今から三年前で三年間は母親の親戚に預けられて居たがそこでも気持ち悪がれ精神的たまに肉体的(飯無しとか)な虐待を受けていた。
そこに二年間居たがそこの息子に襲われそうになったので前に助けてくれた黒の所(助けてくれた時に住所を教えてもらった)を訪ねたのだ。
黒はひどく怒って私の保護者に名乗り出てくれた。
私は黒と住む事になったがそれまでの虐待でかなり痩せていて精神的にも限界だったので一週間前まで病院に入院していたのだ。
(記憶をたどるとかなり壮絶な人生だな)
「暗、まだパジャマなのか?着替えろよ?」
「ん、分かった」
私は着替える為にさっき寝ていた部屋に入った。
(えーと、服、服。あ、暗ってどんな顔してるんだろう?全身鏡があるから見てみよう)
「、、、うわ、可愛い。人形みたい。俺、負けてる、、、俺?そういえばさっきも」
お人形みたいな男の子を見ながらさっきから感じていた違和感に気がついた。
(言葉が変換されてる?、、、まぁ、面倒くさくないから良いか。それより、暗可愛いな~。これは襲われるの仕方ないな、うん!)
「暗、着替え終わったか?」
「ん、終わった」
“ピンポーン”
「来たみたいだな」
黒が玄関に向かった。
私は次の瞬間、電撃が起きる事をこの時は知らなかった。
(明日はお姉ちゃんとこのゲームやる為に早く起きよう!)
次に目を覚ましたのは自分の部屋ではなかった。
「、ん、、、あ、、おい、、、」
「んっ」
誰かが呼んでいる声がして私は起きた。
(ん?誰?何?)
「おい、暗。そろそろ起きろ」
「、、、ん?」
「やっと起きたか」
「、、、黒?」
「そうだぞ。まだ寝惚けてるのか?一週間前から俺の隣の家に引っ越して来ただろ?忘れたか?」
「、、、。」
起きたら寝る前にやっていたゲームのキャラの黒が目の前に居た。
(え?どういう事?少し落ち着け私、、、ん?これはこの体の持ち主の記憶?)
「大丈夫。少し寝惚けてただけ」
「本当か?俺は明日から学園に行くが一人で大丈夫か?」
「黒、俺もう子供じゃない。大丈夫だ」
「そうか?なら良いが、、、何かあったら言うんだぞ?」
「分かった」
私が今居る所は黒の家だ。
私になる前の暗李は昨日、黒の家に泊まったみたいだ。
(私は黒の従兄弟の暗李に成ったみたいだな。成り代わりって本とかの中だけじゃないんだな。、、、暗李って名前聞いた様な気がすると思ったら、昨日の夜に読んだゲームのファンディスクのあらすじに出てきた名前だ)
「暗、ご飯出来たぞ~」
「今、行く」
黒と朝ごはんを食べながら今起こっている事を整理する。
(確かファンディスクのあらすじでは、菫と暗李と葵はそれぞれ悩みを持っていて、同じ悩みを持っている二人と友達になるって話だったっけ?)
「暗、今日は俺の腐れ縁の友?が家に来るんだが大丈夫か?」
「友のあとのハテナは何?、、、まぁ、大丈夫だと思う。ダメそうだったら家に帰る」
「分かった。無理はするなよ?」
「、、、“こくり”」
どうやらお客さんが来るらしい。
黒が私に過保護なのは理由がある。
私が成り代わった暗李、、、暗は親から虐待を受けていた。
両親のどちらからも暴力を振るわれていて父親に性的な事をされる直前に父親の親戚、、甥の黒が家に訪ねて来て私を助けてくれたのだ。
それが今から三年前で三年間は母親の親戚に預けられて居たがそこでも気持ち悪がれ精神的たまに肉体的(飯無しとか)な虐待を受けていた。
そこに二年間居たがそこの息子に襲われそうになったので前に助けてくれた黒の所(助けてくれた時に住所を教えてもらった)を訪ねたのだ。
黒はひどく怒って私の保護者に名乗り出てくれた。
私は黒と住む事になったがそれまでの虐待でかなり痩せていて精神的にも限界だったので一週間前まで病院に入院していたのだ。
(記憶をたどるとかなり壮絶な人生だな)
「暗、まだパジャマなのか?着替えろよ?」
「ん、分かった」
私は着替える為にさっき寝ていた部屋に入った。
(えーと、服、服。あ、暗ってどんな顔してるんだろう?全身鏡があるから見てみよう)
「、、、うわ、可愛い。人形みたい。俺、負けてる、、、俺?そういえばさっきも」
お人形みたいな男の子を見ながらさっきから感じていた違和感に気がついた。
(言葉が変換されてる?、、、まぁ、面倒くさくないから良いか。それより、暗可愛いな~。これは襲われるの仕方ないな、うん!)
「暗、着替え終わったか?」
「ん、終わった」
“ピンポーン”
「来たみたいだな」
黒が玄関に向かった。
私は次の瞬間、電撃が起きる事をこの時は知らなかった。
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