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一章 葵と私の始まり
第13話の後から見てください。7.5話(原木 鈴矢 その一)
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オレは、葵ちゃんを守りたい。
葵ちゃんを誰よりも大切にしたい。
葵ちゃんに笑っていて欲しい。
葵ちゃんが、オレの事を嫌にならないで欲しい。
『オレは、葵ちゃんを誰よりも幸せにしたい。葵ちゃんにずっと触っていたい。オレは、葵ちゃんに愛して欲しい』
【鈴の兄さん、愛してる。鈴の兄さん!もっとキスしてくれ】
【葵ちゃん、オレも愛してるよ。だからもっとキスして良い?】
“チリリリィーン、チリリリィーン”
「朝か、、、。あー、、、ゴメン、葵ちゃん」
オレの朝は罪悪感から始まる。
今日、昼に葵ちゃんに会ったあと放課後に保健室に集まって紅達の関係を説明した。
そして、幼馴染み四人で紅の家に向かっている時に葵ちゃんに向かって石が投げられた。
葵ちゃんは手の甲に怪我をしていた。
それを見てオレ達は頭の中を真っ赤に染め上げたが、葵ちゃんの怪我の手当てが先だと思って紅達の家に急いで向かった。
葵ちゃんの怪我の手当てを終わらせたあと、少し落ち着き宴会の話をした。
夜になり宴会をしている部屋から抜けて少し離れた場所で庭を見ながら酒を飲む。
葵ちゃんに怪我をさせた奴を考えていたら頭が煮え立つ。
そんな事を考えながら酒を飲んで居たら葵ちゃんがやって来た。
葵ちゃんはもう休むつもりらしい。
葵ちゃんが一人で居るので紅達はどうしたのか聞くと、紅達の親父さんがお気に入りの白銀にベタベタするので紅が嫉妬して抱きしめているらしい。
白銀は明日大丈夫なのか?と思い葵ちゃんに聞くと葵ちゃんは『大丈夫じゃないと思う』と言うので俺も同意した。
葵ちゃんは部屋に帰るみたいなのでオレも休む事にした。
オレは葵ちゃんをエスコートして部屋に向かった。
朝、オレは紅達の部屋に向かった。
さすがに葵ちゃんに事情のあとを見られるのは、白銀も恥ずかしいだろうし葵ちゃんも気まずいかも知れないので、オレが紅達の部屋に向かったのだ。
「紅、白銀、入るからな」
紅の部屋に入ると白銀は起きて着替えていた。
白銀の動きが少しぎこちない。
「紅、お前、手加減しろよ。白銀、大丈夫か?」
「お前は大丈夫そうに見えるのか?」
「いや、全然」
「仕方ないだろ?白の奴だんだん可愛いくなっていくんだぜ?止まんないだろ?」
「紅、お前は反省しろ!わたしの体が思うように動かない!」
「それより、葵ちゃんが気まずい思いするだろ」
「う!それはまずいな。知らない奴なら何とも思わないだろうが、今回は白だからな」
「だからオレが先にお前達の所に来たの。あと、お前ら今日は学園にちゃんと行けるのか?」
「行けるに決まってるだろ?なぁ、白?」
「もちろんだ!」
「「葵のためにな!」」
それを聞いたオレは葵ちゃんに紅達の事を報告する為に紅の部屋を出た。
葵ちゃんは部屋で紅達の所に向かうか悩んでいたみたいだ。
オレは白銀の状態と紅達が今日も学園に行く事を伝えた。
それから、葵ちゃんと紅の所に行こうとした時に葵ちゃんがオレに近づいてきた。
“チュッ、”
「挨拶するのを忘れてた。おはよう、鈴の兄さん」
「ああ、じゃ、オレからも」
“チュッ、”
「おはよう、葵ちゃん」
葵ちゃん達の挨拶の事、久しぶりだから忘れてた。
(あ~、、、ヤベー、久しぶりだからニヤけんの止まんない。葵ちゃんが前を歩いてて良かった)
葵ちゃんを誰よりも大切にしたい。
葵ちゃんに笑っていて欲しい。
葵ちゃんが、オレの事を嫌にならないで欲しい。
『オレは、葵ちゃんを誰よりも幸せにしたい。葵ちゃんにずっと触っていたい。オレは、葵ちゃんに愛して欲しい』
【鈴の兄さん、愛してる。鈴の兄さん!もっとキスしてくれ】
【葵ちゃん、オレも愛してるよ。だからもっとキスして良い?】
“チリリリィーン、チリリリィーン”
「朝か、、、。あー、、、ゴメン、葵ちゃん」
オレの朝は罪悪感から始まる。
今日、昼に葵ちゃんに会ったあと放課後に保健室に集まって紅達の関係を説明した。
そして、幼馴染み四人で紅の家に向かっている時に葵ちゃんに向かって石が投げられた。
葵ちゃんは手の甲に怪我をしていた。
それを見てオレ達は頭の中を真っ赤に染め上げたが、葵ちゃんの怪我の手当てが先だと思って紅達の家に急いで向かった。
葵ちゃんの怪我の手当てを終わらせたあと、少し落ち着き宴会の話をした。
夜になり宴会をしている部屋から抜けて少し離れた場所で庭を見ながら酒を飲む。
葵ちゃんに怪我をさせた奴を考えていたら頭が煮え立つ。
そんな事を考えながら酒を飲んで居たら葵ちゃんがやって来た。
葵ちゃんはもう休むつもりらしい。
葵ちゃんが一人で居るので紅達はどうしたのか聞くと、紅達の親父さんがお気に入りの白銀にベタベタするので紅が嫉妬して抱きしめているらしい。
白銀は明日大丈夫なのか?と思い葵ちゃんに聞くと葵ちゃんは『大丈夫じゃないと思う』と言うので俺も同意した。
葵ちゃんは部屋に帰るみたいなのでオレも休む事にした。
オレは葵ちゃんをエスコートして部屋に向かった。
朝、オレは紅達の部屋に向かった。
さすがに葵ちゃんに事情のあとを見られるのは、白銀も恥ずかしいだろうし葵ちゃんも気まずいかも知れないので、オレが紅達の部屋に向かったのだ。
「紅、白銀、入るからな」
紅の部屋に入ると白銀は起きて着替えていた。
白銀の動きが少しぎこちない。
「紅、お前、手加減しろよ。白銀、大丈夫か?」
「お前は大丈夫そうに見えるのか?」
「いや、全然」
「仕方ないだろ?白の奴だんだん可愛いくなっていくんだぜ?止まんないだろ?」
「紅、お前は反省しろ!わたしの体が思うように動かない!」
「それより、葵ちゃんが気まずい思いするだろ」
「う!それはまずいな。知らない奴なら何とも思わないだろうが、今回は白だからな」
「だからオレが先にお前達の所に来たの。あと、お前ら今日は学園にちゃんと行けるのか?」
「行けるに決まってるだろ?なぁ、白?」
「もちろんだ!」
「「葵のためにな!」」
それを聞いたオレは葵ちゃんに紅達の事を報告する為に紅の部屋を出た。
葵ちゃんは部屋で紅達の所に向かうか悩んでいたみたいだ。
オレは白銀の状態と紅達が今日も学園に行く事を伝えた。
それから、葵ちゃんと紅の所に行こうとした時に葵ちゃんがオレに近づいてきた。
“チュッ、”
「挨拶するのを忘れてた。おはよう、鈴の兄さん」
「ああ、じゃ、オレからも」
“チュッ、”
「おはよう、葵ちゃん」
葵ちゃん達の挨拶の事、久しぶりだから忘れてた。
(あ~、、、ヤベー、久しぶりだからニヤけんの止まんない。葵ちゃんが前を歩いてて良かった)
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