2 / 5
一章 籠の鳥は今日も鳴かない
部活は籠の鳥
しおりを挟む
部活に着き軽いミーティングをした後それぞれ練習を開始する。
俺も真人も練習する為に腰から羽根を生やして籠の中を飛ぶ。
俺の部活は籠の鳥だ。
何を言ってるか分からないと思うので説明する。
籠の鳥と言うのはこのゲームの世界ではかなり人気の高いスポーツで文字通り籠の中を鳥の羽根を生やして飛び回る事だ。
このスポーツは六人と控えの二人で対戦する。
このスポーツの説明を簡単にすると時間内に対戦相手を鳥籠(誰も入れて無い時は手のひらくらいの大きさ)に閉じ込め自分達の陣地に多く置いた方の勝ちになっている。
スポーツする場所は大きな鳥籠で半径が五百メートルと少しあり高さがその倍以上あるバカデカイ場所だ。
そして腰に生えている羽根は自前だ。
そう、このゲームの世界の人間はみんな羽根が生えている。
前世を思い出した時はテンションが上がっていて羽根を生やしてから思いっきり羽根を触ったり動かしたりした。
羽根は自分の意思で生やす事が出来るがいつもは普通の人間と同じく腰には羽根は生えていない。
何処にしまってあるのか不思議だがゲームとはそういうものなのでその疑問は直ぐにしまった。
それと羽根で空を飛べるが距離はそんなに飛べない(走ってるのと同じ感覚なので疲れる)のだ。
話が逸れたがこのゲームの世界での人間は少し普通とは違う力を持っている。
羽根が生えている以外にも歌声や声に特殊な力がある者や目の見え方が普通の人とは違ったり羽根そのものに特殊な力があったりする。
その特殊な力を使って籠の鳥というスポーツをするのだ。
このスポーツには役割がありそれは“親鳥”“雛鳥”“鳴き鳥”“狩り鳥”“守り鳥”“偵察鳥”という。
親鳥はリーダーみたいなもので仲間の鳥達(籠の鳥というスポーツをする人間の事)に指示をする役割だ。
雛鳥は色々出来る鳥の事で親鳥の指示で色々な鳥(それこそ親鳥や狩り鳥など)になる事がある役割の者の事だ。
鳴き鳥は声に特殊な力を持った者がなる鳥で多いのは声で相手を混乱させたり歌声で相手を寝かせたりする事が出来るので相手の足止めなどに使われる役割が多い。
狩り鳥は鳥籠に鳥を入れる者の事で簡単に言うと攻めての者の事だが仲間が相手側に捕まった時は救う事もする役割でもある。
守り鳥は羽根に特殊な力を持った者がなる事が多い役割で巣(自分の陣地)に来た鳥籠を相手側に取り返されない様に特殊な力を使って守る鳥の事で多いのは風を操って壁を作ったりする事が多い。
偵察鳥は相手側の鳥が何処に居るのか偵察して探し出したりする役割で気配を消すのが上手い者が多い。
このゲームの世界の主人公の中学時代の仲間はこのスポーツの天才と言われていてそれぞれの高校にスカウトされて通っている。
ちなみに主人公は偵察鳥で俺は鳴き鳥だ。
「どうした?蒼(あお)ちゃん?」
「、、、、何でもない。それよりさっさとウォーミングアップを終わらせるぞ、、、真人」
「おう!」
考え事をしていたら真人が気づいて話しかけて来たのでこの後は真剣に練習する事にする。
ちなみにさっきの会話で分かると思うが真人は俺の事を“蒼ちゃん”と呼んでいる。
(真人が真剣に練習している姿はいつもよりもよりカッコいいんだよな)
ふっとした瞬間いつも笑っている顔から真剣な顔になりツリ目が特徴のジャニ系のイケメン顔は少し怖いくらいの美形になるのは俺が大好きな顔で俺だけが知っている秘密だ。
俺も真人も練習する為に腰から羽根を生やして籠の中を飛ぶ。
俺の部活は籠の鳥だ。
何を言ってるか分からないと思うので説明する。
籠の鳥と言うのはこのゲームの世界ではかなり人気の高いスポーツで文字通り籠の中を鳥の羽根を生やして飛び回る事だ。
このスポーツは六人と控えの二人で対戦する。
このスポーツの説明を簡単にすると時間内に対戦相手を鳥籠(誰も入れて無い時は手のひらくらいの大きさ)に閉じ込め自分達の陣地に多く置いた方の勝ちになっている。
スポーツする場所は大きな鳥籠で半径が五百メートルと少しあり高さがその倍以上あるバカデカイ場所だ。
そして腰に生えている羽根は自前だ。
そう、このゲームの世界の人間はみんな羽根が生えている。
前世を思い出した時はテンションが上がっていて羽根を生やしてから思いっきり羽根を触ったり動かしたりした。
羽根は自分の意思で生やす事が出来るがいつもは普通の人間と同じく腰には羽根は生えていない。
何処にしまってあるのか不思議だがゲームとはそういうものなのでその疑問は直ぐにしまった。
それと羽根で空を飛べるが距離はそんなに飛べない(走ってるのと同じ感覚なので疲れる)のだ。
話が逸れたがこのゲームの世界での人間は少し普通とは違う力を持っている。
羽根が生えている以外にも歌声や声に特殊な力がある者や目の見え方が普通の人とは違ったり羽根そのものに特殊な力があったりする。
その特殊な力を使って籠の鳥というスポーツをするのだ。
このスポーツには役割がありそれは“親鳥”“雛鳥”“鳴き鳥”“狩り鳥”“守り鳥”“偵察鳥”という。
親鳥はリーダーみたいなもので仲間の鳥達(籠の鳥というスポーツをする人間の事)に指示をする役割だ。
雛鳥は色々出来る鳥の事で親鳥の指示で色々な鳥(それこそ親鳥や狩り鳥など)になる事がある役割の者の事だ。
鳴き鳥は声に特殊な力を持った者がなる鳥で多いのは声で相手を混乱させたり歌声で相手を寝かせたりする事が出来るので相手の足止めなどに使われる役割が多い。
狩り鳥は鳥籠に鳥を入れる者の事で簡単に言うと攻めての者の事だが仲間が相手側に捕まった時は救う事もする役割でもある。
守り鳥は羽根に特殊な力を持った者がなる事が多い役割で巣(自分の陣地)に来た鳥籠を相手側に取り返されない様に特殊な力を使って守る鳥の事で多いのは風を操って壁を作ったりする事が多い。
偵察鳥は相手側の鳥が何処に居るのか偵察して探し出したりする役割で気配を消すのが上手い者が多い。
このゲームの世界の主人公の中学時代の仲間はこのスポーツの天才と言われていてそれぞれの高校にスカウトされて通っている。
ちなみに主人公は偵察鳥で俺は鳴き鳥だ。
「どうした?蒼(あお)ちゃん?」
「、、、、何でもない。それよりさっさとウォーミングアップを終わらせるぞ、、、真人」
「おう!」
考え事をしていたら真人が気づいて話しかけて来たのでこの後は真剣に練習する事にする。
ちなみにさっきの会話で分かると思うが真人は俺の事を“蒼ちゃん”と呼んでいる。
(真人が真剣に練習している姿はいつもよりもよりカッコいいんだよな)
ふっとした瞬間いつも笑っている顔から真剣な顔になりツリ目が特徴のジャニ系のイケメン顔は少し怖いくらいの美形になるのは俺が大好きな顔で俺だけが知っている秘密だ。
0
お気に入りに追加
82
あなたにおすすめの小説

目が覚めたら囲まれてました
るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。
燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。
そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。
チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。
不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で!
独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。

モブなのに執着系ヤンデレ美形の友達にいつの間にか、なってしまっていた
マルン円
BL
執着系ヤンデレ美形×鈍感平凡主人公。全4話のサクッと読めるBL短編です(タイトルを変えました)。
主人公は妹がしていた乙女ゲームの世界に転生し、今はロニーとして地味な高校生活を送っている。内気なロニーが気軽に学校で話せる友達は同級生のエドだけで、ロニーとエドはいっしょにいることが多かった。
しかし、ロニーはある日、髪をばっさり切ってイメチェンしたエドを見て、エドがヒロインに執着しまくるメインキャラの一人だったことを思い出す。
平凡な生活を送りたいロニーは、これからヒロインのことを好きになるであろうエドとは距離を置こうと決意する。
タイトルを変えました。
前のタイトルは、「モブなのに、いつのまにかヒロインに執着しまくるキャラの友達になってしまっていた」です。
急に変えてしまい、すみません。
年下男子は手強い
凪玖海くみ
BL
長年同じ仕事を続けてきた安藤啓介は、どこか心にぽっかりと穴が開いたような日々を過ごしていた。
そんなある日、職場の近くにある小さなパン屋『高槻ベーカリー』で出会った年下の青年・高槻直人。
直人のまっすぐな情熱と夢に触れるうちに、啓介は自分の心が揺れ動くのを感じる。
「君の力になりたい――」
些細なきっかけから始まった関係は、やがて2人の人生を大きく変える道へとつながっていく。
小さなパン屋を舞台に繰り広げられる、成長と絆の物語。2人が見つける“未来”の先には何が待っているのか――?

【完結】義兄に十年片想いしているけれど、もう諦めます
夏ノ宮萄玄
BL
オレには、親の再婚によってできた義兄がいる。彼に対しオレが長年抱き続けてきた想いとは。
――どうしてオレは、この不毛な恋心を捨て去ることができないのだろう。
懊悩する義弟の桧理(かいり)に訪れた終わり。
義兄×義弟。美形で穏やかな社会人義兄と、つい先日まで高校生だった少しマイナス思考の義弟の話。短編小説です。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

王道にはしたくないので
八瑠璃
BL
国中殆どの金持ちの子息のみが通う、小中高一貫の超名門マンモス校〈朱鷺学園〉
幼少の頃からそこに通い、能力を高め他を率いてきた生徒会長こと鷹官 仁。前世知識から得た何れ来るとも知れぬ転校生に、平穏な日々と将来を潰されない為に日々努力を怠らず理想の会長となるべく努めてきた仁だったが、少々やり過ぎなせいでいつの間にか大変なことになっていた_____。
これは、やりすぎちまった超絶カリスマ生徒会長とそんな彼の周囲のお話である。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)

総長の彼氏が俺にだけ優しい
桜子あんこ
BL
ビビりな俺が付き合っている彼氏は、
関東で最強の暴走族の総長。
みんなからは恐れられ冷酷で悪魔と噂されるそんな俺の彼氏は何故か俺にだけ甘々で優しい。
そんな日常を描いた話である。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる