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二章 私の大事なモノとの出会い
あの頃の話 その二
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私はイズミを撫でながら話す。
「その頃からずっとレイガくんを好きだってバレない様にしてきたんだ。ドキドキしてもレイガくんが居る時は誤魔化したりしてたんだ」
私はイズミを撫でながら話を進めた。
あの頃の1つの出会いの話を話す。
私は気分転換に学園の裏庭を散歩していたら人が倒れていた。
「、、、、どうかした?」
「お腹すいた」
「、、、私が作ったドーナツだけど食べる?」
「、、、。」
「それとも何か買って来ようか?」
「何で?」
「何が?」
「何で見ず知らずのオレを助けようとするの?」
倒れている人は私にそう言うと起き上がり座った。
すると倒れていた人の顔がちゃんと見えた。
(あれ?私が知ってる姿より幼いけどローズだよね?)
「助けようとするっというか何してるのかな?って思って声かけたらお腹すいたって言うから、なら何かあげようかな?って思っただけで、何ていうか、、、成り行き?あとなんとなく?」
「、、、。変な人」
ローズは少し驚いた顔をしてからそう言った。
「まぁ、それはどうでもいいけど食べ物どうする?」
「あんたが作ったドーナツちょうだい」
「分かった」
ローズにドーナツをあげたらローズは直ぐにドーナツを食べ始めた。
(よっぽどお腹すいてたんだな?良く食べてる。ローズの食べてる姿とっても可愛いな。もぐもぐしてる)
「え?何してるの?」
「ああ、ごめん。食べてる姿が可愛くてつい」
私はローズの頭を撫でていた。
(無意識にしてた。どうしよう?)
「可愛い?、、、」
「知らない人に頭を撫でられるなんて嫌だったよね?ごめんね、直ぐにここを離れるから」
「別に嫌じゃないよ。オレの顔を見て可愛いなんて言う人はあんたが初めてだよ。本当に変な人だな~」
「可愛いと思ったから言っただけなんだけど?確かに顔は王子様みたいだけど、私はレイガくんを間近で見ても綺麗な顔だなって思うだけだからな」
「レイガ様を見ても?本当に変な人~」
ローズの口調がいつもの口調に戻ってた。
(私が知らない人だから警戒してたのかな?)
「これ、本当にあんたが作ったの~?」
「うん。何、美味しくなかった?なら、ごめん」
「ううん。今まで食べた中で一番好きな味~」
「クス、そう。なら、良かったらまた作ってこようか?君が嫌じゃないならだけど」
「、、、また、作って?」
ローズは座っているので私を見ようとすると上目遣いになる。
それがまた可愛かったので、ついまたローズの頭を撫でてしまった。
「むー!また撫でた~」
「だって、君が可愛いから仕方ないよ。嫌なら撫でるの我慢するけど?」
「嫌じゃない。あんた頭撫でるの上手いね~。気持ちいい~」
「そう。あ、そうだ。私まだ名前を言ってなかったね?私は一年の吟遊科のセイカ。よろしくね、ローズさん」
「オレの事知ってるの~?」
「うん、ローズさん有名人だから知っていますよ。先輩にタメ口は良くなかったですよね」
「さっきの喋り方に戻して欲しいな~。オレの事さん付けしなくて良いからね~?」
「、、、分かった。ローズくん、これで良いかな?」
「うん、よろしく~。セイカちゃん」
ローズくんをまた撫でると今度は気持ち良さそうに目を閉じていた。
ローズ視点
オレはお腹がすき過ぎて裏庭に倒れていた。
そしたら誰かが声をかけてきた。
そいつはオレがお腹すいたって言うと食べ物を渡そうとしてきた。
なのでオレは何で見ず知らずのオレの事を助けようとするのか聞いた。
そしたら、成り行きとなんとなくって言ってきたので変な人って言った。
そいつはそんな事よりオレに食べ物はどうするか聞いてきたので、そいつが作ったっていうドーナツを食べる事にした。
(、、、美味しい~!今まで食べたドーナツの中で一番美味しい~!)
美味しいドーナツを食べているとそいつはオレの頭を撫でてきた。
何で撫でてきたのか分からなかったので聞いたら、オレに不快な思いをさせたと思ったのかここから離れると言ってきたので、あわてて嫌じゃないって言った。
あと、オレの事を可愛いって言ったので何でか聞いたら可愛いって思ったからって言っていた。
しかも、レイガ様と知り合いみたいだ。
(レイガ様の顔を見て綺麗って思うだけなんて変な人だな~)
ドーナツを食べ終わった。
美味しいドーナツだったらので本当にあんたが作ったのか聞いた。
そしたらまた作ってこようか?って言ったので、少し迷ってからそいつを見上げてまた作って欲しいって事を伝えたらまた頭を撫でられた。
(撫で方が上手いな~。気持ちいい~、、、優しい匂いもする~)
自己紹介してくれたので相手の名前が分かった、セイカちゃんって名前らしい。
セイカちゃんはオレの事を知ってたらしいけど他の人達みたいな目で見てこない。
またセイカちゃんがオレの頭を撫でてきた。
セイカちゃんは優しくて暖かい。
セイカちゃんに撫でられるのをこの短時間でかなり好きになってるみたいだ。
オレは警戒心がかなり高い。
けど、セイカちゃんには直ぐに警戒心を解いてしまった。
不思議な子だな?
年下の子だけど優しいお姉ちゃんみたいって思った。
また、ドーナツを作ってオレの頭を撫でてくれるかな?
「その頃からずっとレイガくんを好きだってバレない様にしてきたんだ。ドキドキしてもレイガくんが居る時は誤魔化したりしてたんだ」
私はイズミを撫でながら話を進めた。
あの頃の1つの出会いの話を話す。
私は気分転換に学園の裏庭を散歩していたら人が倒れていた。
「、、、、どうかした?」
「お腹すいた」
「、、、私が作ったドーナツだけど食べる?」
「、、、。」
「それとも何か買って来ようか?」
「何で?」
「何が?」
「何で見ず知らずのオレを助けようとするの?」
倒れている人は私にそう言うと起き上がり座った。
すると倒れていた人の顔がちゃんと見えた。
(あれ?私が知ってる姿より幼いけどローズだよね?)
「助けようとするっというか何してるのかな?って思って声かけたらお腹すいたって言うから、なら何かあげようかな?って思っただけで、何ていうか、、、成り行き?あとなんとなく?」
「、、、。変な人」
ローズは少し驚いた顔をしてからそう言った。
「まぁ、それはどうでもいいけど食べ物どうする?」
「あんたが作ったドーナツちょうだい」
「分かった」
ローズにドーナツをあげたらローズは直ぐにドーナツを食べ始めた。
(よっぽどお腹すいてたんだな?良く食べてる。ローズの食べてる姿とっても可愛いな。もぐもぐしてる)
「え?何してるの?」
「ああ、ごめん。食べてる姿が可愛くてつい」
私はローズの頭を撫でていた。
(無意識にしてた。どうしよう?)
「可愛い?、、、」
「知らない人に頭を撫でられるなんて嫌だったよね?ごめんね、直ぐにここを離れるから」
「別に嫌じゃないよ。オレの顔を見て可愛いなんて言う人はあんたが初めてだよ。本当に変な人だな~」
「可愛いと思ったから言っただけなんだけど?確かに顔は王子様みたいだけど、私はレイガくんを間近で見ても綺麗な顔だなって思うだけだからな」
「レイガ様を見ても?本当に変な人~」
ローズの口調がいつもの口調に戻ってた。
(私が知らない人だから警戒してたのかな?)
「これ、本当にあんたが作ったの~?」
「うん。何、美味しくなかった?なら、ごめん」
「ううん。今まで食べた中で一番好きな味~」
「クス、そう。なら、良かったらまた作ってこようか?君が嫌じゃないならだけど」
「、、、また、作って?」
ローズは座っているので私を見ようとすると上目遣いになる。
それがまた可愛かったので、ついまたローズの頭を撫でてしまった。
「むー!また撫でた~」
「だって、君が可愛いから仕方ないよ。嫌なら撫でるの我慢するけど?」
「嫌じゃない。あんた頭撫でるの上手いね~。気持ちいい~」
「そう。あ、そうだ。私まだ名前を言ってなかったね?私は一年の吟遊科のセイカ。よろしくね、ローズさん」
「オレの事知ってるの~?」
「うん、ローズさん有名人だから知っていますよ。先輩にタメ口は良くなかったですよね」
「さっきの喋り方に戻して欲しいな~。オレの事さん付けしなくて良いからね~?」
「、、、分かった。ローズくん、これで良いかな?」
「うん、よろしく~。セイカちゃん」
ローズくんをまた撫でると今度は気持ち良さそうに目を閉じていた。
ローズ視点
オレはお腹がすき過ぎて裏庭に倒れていた。
そしたら誰かが声をかけてきた。
そいつはオレがお腹すいたって言うと食べ物を渡そうとしてきた。
なのでオレは何で見ず知らずのオレの事を助けようとするのか聞いた。
そしたら、成り行きとなんとなくって言ってきたので変な人って言った。
そいつはそんな事よりオレに食べ物はどうするか聞いてきたので、そいつが作ったっていうドーナツを食べる事にした。
(、、、美味しい~!今まで食べたドーナツの中で一番美味しい~!)
美味しいドーナツを食べているとそいつはオレの頭を撫でてきた。
何で撫でてきたのか分からなかったので聞いたら、オレに不快な思いをさせたと思ったのかここから離れると言ってきたので、あわてて嫌じゃないって言った。
あと、オレの事を可愛いって言ったので何でか聞いたら可愛いって思ったからって言っていた。
しかも、レイガ様と知り合いみたいだ。
(レイガ様の顔を見て綺麗って思うだけなんて変な人だな~)
ドーナツを食べ終わった。
美味しいドーナツだったらので本当にあんたが作ったのか聞いた。
そしたらまた作ってこようか?って言ったので、少し迷ってからそいつを見上げてまた作って欲しいって事を伝えたらまた頭を撫でられた。
(撫で方が上手いな~。気持ちいい~、、、優しい匂いもする~)
自己紹介してくれたので相手の名前が分かった、セイカちゃんって名前らしい。
セイカちゃんはオレの事を知ってたらしいけど他の人達みたいな目で見てこない。
またセイカちゃんがオレの頭を撫でてきた。
セイカちゃんは優しくて暖かい。
セイカちゃんに撫でられるのをこの短時間でかなり好きになってるみたいだ。
オレは警戒心がかなり高い。
けど、セイカちゃんには直ぐに警戒心を解いてしまった。
不思議な子だな?
年下の子だけど優しいお姉ちゃんみたいって思った。
また、ドーナツを作ってオレの頭を撫でてくれるかな?
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