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二章 お月様の大切な人
13,お月様、雪天使を応援する
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今日のぼくは気分がとても良かったので散歩をしている。
廃ビルの近くを飛んでいる時、廃ビルの中から火の気配がしたのでそこに向かった。
『あ、あの人が何か燃やしてるみたいだ。クーくん近づいてみようか?何か怪しいし』
“こくこく”
怪しい人はぶつぶつ喋りながら写真を燃やしてた。
「これを燃やしてしまえば私は大丈夫だ。もう証拠もこれ以外は残っていない。全て燃やしてしまえば私に何も出来ない」
変な事を喋っているのでぼくは大量にある写真の一部(それでも100枚くらいある)を拝借した。
(これ犯罪じゃんか!しかも一部で何人もある。後で雪兄に見せてみよう)
「これで私は大丈夫だ!ハハ、アハハハハハー!」
ぼくが取った物以外を全て燃やして安心したのか怪しい犯罪者は笑いながら去って行った。
『クーくん、これ見てくれ。あいつ犯罪者だ』
“こくこく。ぷんぷん”
『確かにこれは酷いよね。雪兄に見せて捕まえてもらおうか』
“こくこく”
『それじゃあ、すぐに行こうか、、、、ごめん。お散歩、少し長くし過ぎたかもしれない。少し休んでから行こうか?暑さに少しやられたみたいだから』
“こくり”
暑さにやられたぼくは少し休んでから兄の仕事場に来たら何やら事件が起こっていた。
「貴方のせいで狩り人見習いの多くの生徒達が悲しんでいます。この事を認めて反省してください」
「何処にそんな証拠がある?あいつらが勝手に言っている事だ!私は何もしていない!」
「陽のダンナ、証拠ってあいつが隠してんじゃなかったんすか?」
「ああ、探したのだが何処にも見当たらないみたいでな」
二人の話を聞いてぼくは持っている写真を見る。
(証拠ってこれの事か、、、雪兄に渡そう)
「さっきから何だ?そんなに私を犯人にしたいのなら証拠を持ってこい!」
「っ。それは、」
「ないのだろう?それとも何だ?そんなに私と居たいのか?お前は美しいからな、誘っているのなら私も構わないが?」
「なっ!」
アホな事を言って男が兄の顎に手を伸ばして掴んだ。
「今夜なら私も空いているが、どうだ?」
「何をする!誘って何かいない!」
『、、、。クーくん、これを手加減なくあいつに叩きつけてくれ』
“こくこく。ブンッ”
“ドン!ドサッ、バサバサ”
「グオッ!」
ぼくは持っている写真をクーくんに渡してクーくんに頼んで(ぼくの力じゃ、、、)真上から男の脳天に向かって手加減なく写真を叩きつけてもらったので、凄い音(紙では普通出ない音)がしたのだ。
男は気絶している。
ちなみにぼくは、ざまぁと思った。
「え?、、、夜、出てきなさい」
「、、、。雪兄、怒った?」
「怒ってないよ、助かったしね」
ぼくは兄に言われ姿を見せた。
「何を叩きつけたんだい?これは、、、」
「たまたま、あの犯罪者に、会った時、あれが、写真燃やしてたから、一部を拝借した」
兄が拾っているぼくが持って来た写真には裸の犯罪者と泣いて嫌がる裸の子達が写っている。
「雪兄に、見せようと思って、持って来たけど、あれも、一緒にいたから、びっくりした」
「これは、かなりの証拠になるよ。ありがとう夜」
「うん。けど、雪兄、今は、自分の身体を、心配した方が、良いと、思う」
「?何言って、、、、」
「雪サン?何あんな汚物に触られてんだ?」
「雪、今日はワタシの部屋に泊まっていってくれるか?」
兄は顔を真っ青にして自分の恋人の二人を見る。
(雪兄、恋人があんな場面を見て嫉妬しないはずがないよ)
「雪兄、頑張れ。ぼく、今日は、クーくんと、二人だけでも、大丈夫だよ」
「夜君、ありがとう。雪、彼もこう言っている」
「そうっすよ、雪サン。夜の許可もとったんだし」
「「ゆっくり、部屋で話(しましょう)(そう)」」
明日、兄は大丈夫だろうかと思ったけどぼくにはどうにも出来ないので恋人達に抱き上げられ何処か(恋人の部屋だろうけど)に連れていかれる兄を見ながら、兄よ頑張れっとエールを心の中で送った。
廃ビルの近くを飛んでいる時、廃ビルの中から火の気配がしたのでそこに向かった。
『あ、あの人が何か燃やしてるみたいだ。クーくん近づいてみようか?何か怪しいし』
“こくこく”
怪しい人はぶつぶつ喋りながら写真を燃やしてた。
「これを燃やしてしまえば私は大丈夫だ。もう証拠もこれ以外は残っていない。全て燃やしてしまえば私に何も出来ない」
変な事を喋っているのでぼくは大量にある写真の一部(それでも100枚くらいある)を拝借した。
(これ犯罪じゃんか!しかも一部で何人もある。後で雪兄に見せてみよう)
「これで私は大丈夫だ!ハハ、アハハハハハー!」
ぼくが取った物以外を全て燃やして安心したのか怪しい犯罪者は笑いながら去って行った。
『クーくん、これ見てくれ。あいつ犯罪者だ』
“こくこく。ぷんぷん”
『確かにこれは酷いよね。雪兄に見せて捕まえてもらおうか』
“こくこく”
『それじゃあ、すぐに行こうか、、、、ごめん。お散歩、少し長くし過ぎたかもしれない。少し休んでから行こうか?暑さに少しやられたみたいだから』
“こくり”
暑さにやられたぼくは少し休んでから兄の仕事場に来たら何やら事件が起こっていた。
「貴方のせいで狩り人見習いの多くの生徒達が悲しんでいます。この事を認めて反省してください」
「何処にそんな証拠がある?あいつらが勝手に言っている事だ!私は何もしていない!」
「陽のダンナ、証拠ってあいつが隠してんじゃなかったんすか?」
「ああ、探したのだが何処にも見当たらないみたいでな」
二人の話を聞いてぼくは持っている写真を見る。
(証拠ってこれの事か、、、雪兄に渡そう)
「さっきから何だ?そんなに私を犯人にしたいのなら証拠を持ってこい!」
「っ。それは、」
「ないのだろう?それとも何だ?そんなに私と居たいのか?お前は美しいからな、誘っているのなら私も構わないが?」
「なっ!」
アホな事を言って男が兄の顎に手を伸ばして掴んだ。
「今夜なら私も空いているが、どうだ?」
「何をする!誘って何かいない!」
『、、、。クーくん、これを手加減なくあいつに叩きつけてくれ』
“こくこく。ブンッ”
“ドン!ドサッ、バサバサ”
「グオッ!」
ぼくは持っている写真をクーくんに渡してクーくんに頼んで(ぼくの力じゃ、、、)真上から男の脳天に向かって手加減なく写真を叩きつけてもらったので、凄い音(紙では普通出ない音)がしたのだ。
男は気絶している。
ちなみにぼくは、ざまぁと思った。
「え?、、、夜、出てきなさい」
「、、、。雪兄、怒った?」
「怒ってないよ、助かったしね」
ぼくは兄に言われ姿を見せた。
「何を叩きつけたんだい?これは、、、」
「たまたま、あの犯罪者に、会った時、あれが、写真燃やしてたから、一部を拝借した」
兄が拾っているぼくが持って来た写真には裸の犯罪者と泣いて嫌がる裸の子達が写っている。
「雪兄に、見せようと思って、持って来たけど、あれも、一緒にいたから、びっくりした」
「これは、かなりの証拠になるよ。ありがとう夜」
「うん。けど、雪兄、今は、自分の身体を、心配した方が、良いと、思う」
「?何言って、、、、」
「雪サン?何あんな汚物に触られてんだ?」
「雪、今日はワタシの部屋に泊まっていってくれるか?」
兄は顔を真っ青にして自分の恋人の二人を見る。
(雪兄、恋人があんな場面を見て嫉妬しないはずがないよ)
「雪兄、頑張れ。ぼく、今日は、クーくんと、二人だけでも、大丈夫だよ」
「夜君、ありがとう。雪、彼もこう言っている」
「そうっすよ、雪サン。夜の許可もとったんだし」
「「ゆっくり、部屋で話(しましょう)(そう)」」
明日、兄は大丈夫だろうかと思ったけどぼくにはどうにも出来ないので恋人達に抱き上げられ何処か(恋人の部屋だろうけど)に連れていかれる兄を見ながら、兄よ頑張れっとエールを心の中で送った。
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