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本編
私の初めての散歩~異端児?~
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私の家はやっぱりデカかった。
ちゃんと家の敷地を出るのに飛んでいるのに五分もかかったのだ。
(外から見てもデカイな)
「なぁ、知ってるか?王様に意識が宿ったらしいよ」
「知ってる!みんなその話で盛り上がってたからな」
「どんなお方なのだろな?」
「我々、異端児にもお優しければ良いのだが」
「あのお二人がとても良い顔をされていたのだから大丈夫だろ」
「そうだな」
近くを歩いていたあやかし達の話を聞いてみたけど良く分からなかったので私は幽霊みたいになり、力は出ない様に抑えるイメージをして他のあやかし達に見える様にした。
(これなら話を聞けるよね?けどさっきの三人?、、、人って数えるかは分からないけど一応人形だったから人で良いや。三人は少し変わってるのかな?一人は狸さんみたいだったけど生えてた尻尾の色が桃色だった。桃色の狸さん何て見たこと無いんだけどあやかしでは普通なのかな?、、、あそこに何かいっぱいあやかし達が居る話しかけてみよう)
「すみません、みんな集まって何をしてるんですか?」
「うわぁ!?びっくりした!お前誰だ?見かけない顔だけど?しかも気配が無さ過ぎて驚いたんだけど!」
「あー、、、すみません。私は付喪神の成り立てなので良く知らないんです。それとあまりにも弱いからか気配が全然無いみたいなんです」
「成り立てかしかも弱いみたいだし仕方ないな。それで何を聞きたいんだ?」
「なんでこんなに集まってるのかなって思って」
「ああ、この集まりは王様へプレゼントを渡したいモノ達の集まりだ」
「プレゼント?」
「ああ、プレゼントは王様の守護しているお二人に調べられた後に安全だと判断されたモノが王様の元に届くんだがみんながみんな王様にプレゼントを渡したくてな毎日行列が出来るんだ」
「そうなんですか、、、あの、ここの皆さんは少し変わってるみたいですが?」
「あー、あんた成り立てで何も知らないんだよな。ここに住んでいる奴らはほとんどが異端児なんだよ」
「異端児?少し変わってるだけで人からみたらみんな同じ様にしか見えないですよね?」
「あんた良い奴だな!そう、少し変わってるだけなんだよ!色が普通じゃ無いとかのちょっとした違いなんだ!」
灰色の二本の尻尾を持つ狐(多分、狐)の人は興奮しながら話した。
話をまとめると私の家の周りに住んでいるあやかし達は異端児と呼ばれていて、その名の通りそのあやかしの種族の中で異端であるモノ達が暮らしている。
異端児と言われていてもそのほとんどが色の事でさっきの狸みたいに桃色の毛並みを持つ者はあり得ない異端だと言われ追い出されたり下手すると親やその一族に捨てられたりするらしい。
普通じゃない色でも黒とか白とかなら凄い力がある又は神聖だとされてほとんどの場合は大事にされるらしい。
(あれ?鈴雪と白夜は白いよね?)
「それとごく一部は力が普通じゃないんだ」
「力が普通じゃない?」
力が普通じゃないっていうのは単純に力が化け物並みにあり得ないくらい強いっていうあやかしとそのあやかしの一族にしたら異端だと言われる力を持ったあやかしの事らしい。
例えば河童は水の力が使えるが火などの力は絶対に使え無いなずなのに火の力が使えるとからしい。
(それこそ馬鹿馬鹿しい。確かに自分達と違う人っていうのは怖いだろうけど別にその子だって欲しくてそんな力や色を持って生れたてんじゃないんだから仕方ないじゃん。私なんていきなり何の力も持ってなかった人間からあやかし達の王様に成ったんたけど?あやかしってだけで人間だった私にとったら得ないが知れないナニかなんだけどそれはどうなんだろう?)
「すみません、もう一つ聞いても良いですか?」
「もう一つだけじゃなくって分からない事は何でも聞いて良いぜ?」
「ありがとうございます。私たまたま見たんですが王様を守護している二人って天狐と、、様と烏天狗様じゃ無いですか?あのお二人も異端児なのですか?お二人は白い色をしていたと思うのですが?あ、もしかして力が普通じゃ無い方何ですか?」
私はまだ良く知らない鈴雪と白夜の事をここに住んでいるあやかし達はどう思っているのか知りたいのと二人がどういう存在なのか知らないのでチャンスだと思って聞いてみた。
ちゃんと家の敷地を出るのに飛んでいるのに五分もかかったのだ。
(外から見てもデカイな)
「なぁ、知ってるか?王様に意識が宿ったらしいよ」
「知ってる!みんなその話で盛り上がってたからな」
「どんなお方なのだろな?」
「我々、異端児にもお優しければ良いのだが」
「あのお二人がとても良い顔をされていたのだから大丈夫だろ」
「そうだな」
近くを歩いていたあやかし達の話を聞いてみたけど良く分からなかったので私は幽霊みたいになり、力は出ない様に抑えるイメージをして他のあやかし達に見える様にした。
(これなら話を聞けるよね?けどさっきの三人?、、、人って数えるかは分からないけど一応人形だったから人で良いや。三人は少し変わってるのかな?一人は狸さんみたいだったけど生えてた尻尾の色が桃色だった。桃色の狸さん何て見たこと無いんだけどあやかしでは普通なのかな?、、、あそこに何かいっぱいあやかし達が居る話しかけてみよう)
「すみません、みんな集まって何をしてるんですか?」
「うわぁ!?びっくりした!お前誰だ?見かけない顔だけど?しかも気配が無さ過ぎて驚いたんだけど!」
「あー、、、すみません。私は付喪神の成り立てなので良く知らないんです。それとあまりにも弱いからか気配が全然無いみたいなんです」
「成り立てかしかも弱いみたいだし仕方ないな。それで何を聞きたいんだ?」
「なんでこんなに集まってるのかなって思って」
「ああ、この集まりは王様へプレゼントを渡したいモノ達の集まりだ」
「プレゼント?」
「ああ、プレゼントは王様の守護しているお二人に調べられた後に安全だと判断されたモノが王様の元に届くんだがみんながみんな王様にプレゼントを渡したくてな毎日行列が出来るんだ」
「そうなんですか、、、あの、ここの皆さんは少し変わってるみたいですが?」
「あー、あんた成り立てで何も知らないんだよな。ここに住んでいる奴らはほとんどが異端児なんだよ」
「異端児?少し変わってるだけで人からみたらみんな同じ様にしか見えないですよね?」
「あんた良い奴だな!そう、少し変わってるだけなんだよ!色が普通じゃ無いとかのちょっとした違いなんだ!」
灰色の二本の尻尾を持つ狐(多分、狐)の人は興奮しながら話した。
話をまとめると私の家の周りに住んでいるあやかし達は異端児と呼ばれていて、その名の通りそのあやかしの種族の中で異端であるモノ達が暮らしている。
異端児と言われていてもそのほとんどが色の事でさっきの狸みたいに桃色の毛並みを持つ者はあり得ない異端だと言われ追い出されたり下手すると親やその一族に捨てられたりするらしい。
普通じゃない色でも黒とか白とかなら凄い力がある又は神聖だとされてほとんどの場合は大事にされるらしい。
(あれ?鈴雪と白夜は白いよね?)
「それとごく一部は力が普通じゃないんだ」
「力が普通じゃない?」
力が普通じゃないっていうのは単純に力が化け物並みにあり得ないくらい強いっていうあやかしとそのあやかしの一族にしたら異端だと言われる力を持ったあやかしの事らしい。
例えば河童は水の力が使えるが火などの力は絶対に使え無いなずなのに火の力が使えるとからしい。
(それこそ馬鹿馬鹿しい。確かに自分達と違う人っていうのは怖いだろうけど別にその子だって欲しくてそんな力や色を持って生れたてんじゃないんだから仕方ないじゃん。私なんていきなり何の力も持ってなかった人間からあやかし達の王様に成ったんたけど?あやかしってだけで人間だった私にとったら得ないが知れないナニかなんだけどそれはどうなんだろう?)
「すみません、もう一つ聞いても良いですか?」
「もう一つだけじゃなくって分からない事は何でも聞いて良いぜ?」
「ありがとうございます。私たまたま見たんですが王様を守護している二人って天狐と、、様と烏天狗様じゃ無いですか?あのお二人も異端児なのですか?お二人は白い色をしていたと思うのですが?あ、もしかして力が普通じゃ無い方何ですか?」
私はまだ良く知らない鈴雪と白夜の事をここに住んでいるあやかし達はどう思っているのか知りたいのと二人がどういう存在なのか知らないのでチャンスだと思って聞いてみた。
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