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一章 祖ですね
祖の私は子供達の話を聞こうと思う
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子供達の顔をよく見せてもらったあと何故か顔が赤い4人は私にゆっくりとなにかを説明しようとしているのか声は出さないが口をパクパクしている。
(顔がいきなり赤くなったけど大丈夫なのかな?風邪とかじゃないと良いけど、、、まぁ先に4人の話を聞こう)
三代目・星嵐視点
祖に顔を見せた俺達は色々な感情が混ざって顔が赤くなった。
(くそっ!頬を優しく触る小さくて綺麗な手とか目や顔を褒められたこととか頭を撫でる時の優しい笑みとか色々ある!だけど一番の問題は祖の顔だ!見た目は輪と同じくらいの年なのに、、、ヤバい、綺麗とか美しいとかの問題じゃねぇ!)
俺達の一族の共通点は黒髪だということだ。
黒髪じゃない奴はもう1つの方(祖じゃない方)の一族の力や見た目が強く出た時くらいで祖はみんな黒髪だ。
そして俺達の一族は目が特徴的というか植物や宝石を司るからかこの世界でもっとも美しい瞳として知られている。
自分で言うのもあれだが容姿も司る力の関係かいわゆる美形しか生まれない一族でもある。
なので顔を見せながら外(例としては人の都とかのこと)に出るとまずこの容姿で人買いや金持ちに捕まりそうになる。
その俺達の祖なのだから当たり前だが顔がものすごく良い。
祖を親にもつ氷や雷に聞いた他の祖の容姿は宝石みたいにとても綺麗で美しいが雰囲気や顔の形は花などが思い浮かぶような華々しい人と優しく可憐な人がいたらしい。
目の前に居る祖も年はまだ幼さが残る少女だが宝石のような美しい容姿をしていて顔の形や雰囲気は華やかだがとても優しげな感じだ。
特に印象的なのは目で金とも橙とも言えるような蜂蜜みたいな色をしていて優しく微笑むとその目が潤み溶けるような零れ落ちそうな感じで目が離せなくなる。
(しかも優しくて包み込むような雰囲気をしてるから抱きついて甘えたくなるなんてあり得ねぇ!俺はもうそんなガキじゃねぇぞ!けど、、、祖になら抱きついて泣きごとを言っても良いような気がしちまうんだよな)
「それで君達は何か説明したい事があるのかな?ちゃんと聞くからゆっくり話して?」
「あ、はい、、、説明というか今の状況というか、その、」
「祖にとって悲しい事を話さなくてはならない」
祖が俺達の態度を見て何か話したいのを察してくれたので氷と雷は祖にあの事を話すみたいだ。
(悲しい事だけどいつかは知る事だしな、早めに話しといた方が良いよな)
「祖は我々一族の祖の中で一番最後に生まれた末だと聞いてる」
「うん、確かに私は末だよ」
「、、、その、あなた以外の祖は、、、その、、」
「、、、もうこの世には居ない」
雷が言いづらそうにしていたのを察して氷が答えた。
「、、、知っていたよ。だからそんなに悲しそうな顔をしないで欲しいな」
「え?、、、な、ぜ?」
封印されずっと眠っていたはずの祖が何故その事を知っているのかとみんな驚いて固まった。
(、、、なんで、、、そういえば俺達の名前もなんで知ってんだ?)
「混乱させてしまったね、ごめんね?私の事を話すよ」
「祖の事?」
「うん、これ以上混乱しないように私の事を話すよ」
そう言って祖は静かに話し出した。
(顔がいきなり赤くなったけど大丈夫なのかな?風邪とかじゃないと良いけど、、、まぁ先に4人の話を聞こう)
三代目・星嵐視点
祖に顔を見せた俺達は色々な感情が混ざって顔が赤くなった。
(くそっ!頬を優しく触る小さくて綺麗な手とか目や顔を褒められたこととか頭を撫でる時の優しい笑みとか色々ある!だけど一番の問題は祖の顔だ!見た目は輪と同じくらいの年なのに、、、ヤバい、綺麗とか美しいとかの問題じゃねぇ!)
俺達の一族の共通点は黒髪だということだ。
黒髪じゃない奴はもう1つの方(祖じゃない方)の一族の力や見た目が強く出た時くらいで祖はみんな黒髪だ。
そして俺達の一族は目が特徴的というか植物や宝石を司るからかこの世界でもっとも美しい瞳として知られている。
自分で言うのもあれだが容姿も司る力の関係かいわゆる美形しか生まれない一族でもある。
なので顔を見せながら外(例としては人の都とかのこと)に出るとまずこの容姿で人買いや金持ちに捕まりそうになる。
その俺達の祖なのだから当たり前だが顔がものすごく良い。
祖を親にもつ氷や雷に聞いた他の祖の容姿は宝石みたいにとても綺麗で美しいが雰囲気や顔の形は花などが思い浮かぶような華々しい人と優しく可憐な人がいたらしい。
目の前に居る祖も年はまだ幼さが残る少女だが宝石のような美しい容姿をしていて顔の形や雰囲気は華やかだがとても優しげな感じだ。
特に印象的なのは目で金とも橙とも言えるような蜂蜜みたいな色をしていて優しく微笑むとその目が潤み溶けるような零れ落ちそうな感じで目が離せなくなる。
(しかも優しくて包み込むような雰囲気をしてるから抱きついて甘えたくなるなんてあり得ねぇ!俺はもうそんなガキじゃねぇぞ!けど、、、祖になら抱きついて泣きごとを言っても良いような気がしちまうんだよな)
「それで君達は何か説明したい事があるのかな?ちゃんと聞くからゆっくり話して?」
「あ、はい、、、説明というか今の状況というか、その、」
「祖にとって悲しい事を話さなくてはならない」
祖が俺達の態度を見て何か話したいのを察してくれたので氷と雷は祖にあの事を話すみたいだ。
(悲しい事だけどいつかは知る事だしな、早めに話しといた方が良いよな)
「祖は我々一族の祖の中で一番最後に生まれた末だと聞いてる」
「うん、確かに私は末だよ」
「、、、その、あなた以外の祖は、、、その、、」
「、、、もうこの世には居ない」
雷が言いづらそうにしていたのを察して氷が答えた。
「、、、知っていたよ。だからそんなに悲しそうな顔をしないで欲しいな」
「え?、、、な、ぜ?」
封印されずっと眠っていたはずの祖が何故その事を知っているのかとみんな驚いて固まった。
(、、、なんで、、、そういえば俺達の名前もなんで知ってんだ?)
「混乱させてしまったね、ごめんね?私の事を話すよ」
「祖の事?」
「うん、これ以上混乱しないように私の事を話すよ」
そう言って祖は静かに話し出した。
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