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新たな家族編
絶対に離れない ※
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今日一日をお休みにしてくれたグラナダ様とゆりかごに乗ってご機嫌なアベニア。
夜までは乳母に休息をとってもらっているので今ここにはトマスさんを含めた4人しか居ない。
さっきから惜しみなくふりそそぐキスの嵐。どうしよう…夜まで我慢できるかなぁ…
「アデル、お前が欲しがっていた演芸場の建築を始めた。明日連れて行って、いや明後日連れて行ってやろう」
「明日じゃないんですか?」「明日動けると思うのか?」
明日の僕が決定してしまった…
「それでね、ルミエのブロンドはワイアットお兄様のカメオカラーが混ざって陛下のキラキラしたプラチナブロンドとちがうクリーミーなブロンドで」
「ふむふむ、だが、アビーのラベンダーの髪色にはかなうまい?お前のピンクベージュに私の濃紺が包みこまれたような…良い色合いだ」
「愛の結晶カラーですね。そういえばお母様に二人目はまだかって…。ちょ、だめ、ここじゃ」
「二人目か…義母上も気が早い。っふ、式典で王都へ出向いた際神殿へ行くか」
「まじですか…早くないですか?あんもう、ここじゃダメだって」
「貰うだけ貰っておけばよかろう」
「だだだだ、あだー」「ん?どうしたアベニア」
「だだだだ、あだー」「どうされましたかなアベニア様」
「だだだだあだー!」「グラナダさまって呼んでるみたい、プッ。…え、ほんとに?」
ど、どうしよう。グラナダ様、狂喜乱舞。
「グラナダ様ではないお父様と呼ばぬか。ふふふ、仕方のないやつだ。アデルの口癖が移ってしまったか」
アビーを片手にもう反対で僕を抱き寄せ…グラナダ様はこの世の春だ。
「…ん、もっと強くぎゅってして…すごく…グラナダ様が恋しかった…」
「今日はいつもにも増して甘えるのだな。どうした?離れていて寂しかったのか?それは私もだ」
「んん…気持ちいい…」
「ほら腕を放せ、このままでは動けぬ。もっと良くなりたいだろう」
「あ、ううん…はっ…あああっ」
「もっとだ、アデル。もっと奥まで…まだまだ足りぬ」
「いやだぁ…こわれちゃうよ…」
「私がお前を壊すわけなかろう?ほらっ」
大好きが溢れて止まらない…グラナダ様が腰を打ち付けるたび、襲いくる快感に翻弄される。
大きなグラナダ様に好きなように体位を変えられて、もう手も足も自分では動かせない。
「あっあっ、はあっ!」
「ぐうう、アデルッ!アデルッ!」
「あ、もう…あ、ああーーーっ」「くっ」
訪れるしばしの賢者タイム。だけどグラナダ様はけっこう余韻を楽しむ派だ。
僕に腕枕をしたまま反対の腕で髪をすくグラナダ様の骨太な指がとても気持ちいい。
「大好きグラナダ様。僕は…絶対…グラナダ様から離れませんからね…」
「当たり前だ…何処へもやらぬ。誰にも渡さぬ。お前は…私の物だ」
ずっとずっと…こうしてずっと…
夜までは乳母に休息をとってもらっているので今ここにはトマスさんを含めた4人しか居ない。
さっきから惜しみなくふりそそぐキスの嵐。どうしよう…夜まで我慢できるかなぁ…
「アデル、お前が欲しがっていた演芸場の建築を始めた。明日連れて行って、いや明後日連れて行ってやろう」
「明日じゃないんですか?」「明日動けると思うのか?」
明日の僕が決定してしまった…
「それでね、ルミエのブロンドはワイアットお兄様のカメオカラーが混ざって陛下のキラキラしたプラチナブロンドとちがうクリーミーなブロンドで」
「ふむふむ、だが、アビーのラベンダーの髪色にはかなうまい?お前のピンクベージュに私の濃紺が包みこまれたような…良い色合いだ」
「愛の結晶カラーですね。そういえばお母様に二人目はまだかって…。ちょ、だめ、ここじゃ」
「二人目か…義母上も気が早い。っふ、式典で王都へ出向いた際神殿へ行くか」
「まじですか…早くないですか?あんもう、ここじゃダメだって」
「貰うだけ貰っておけばよかろう」
「だだだだ、あだー」「ん?どうしたアベニア」
「だだだだ、あだー」「どうされましたかなアベニア様」
「だだだだあだー!」「グラナダさまって呼んでるみたい、プッ。…え、ほんとに?」
ど、どうしよう。グラナダ様、狂喜乱舞。
「グラナダ様ではないお父様と呼ばぬか。ふふふ、仕方のないやつだ。アデルの口癖が移ってしまったか」
アビーを片手にもう反対で僕を抱き寄せ…グラナダ様はこの世の春だ。
「…ん、もっと強くぎゅってして…すごく…グラナダ様が恋しかった…」
「今日はいつもにも増して甘えるのだな。どうした?離れていて寂しかったのか?それは私もだ」
「んん…気持ちいい…」
「ほら腕を放せ、このままでは動けぬ。もっと良くなりたいだろう」
「あ、ううん…はっ…あああっ」
「もっとだ、アデル。もっと奥まで…まだまだ足りぬ」
「いやだぁ…こわれちゃうよ…」
「私がお前を壊すわけなかろう?ほらっ」
大好きが溢れて止まらない…グラナダ様が腰を打ち付けるたび、襲いくる快感に翻弄される。
大きなグラナダ様に好きなように体位を変えられて、もう手も足も自分では動かせない。
「あっあっ、はあっ!」
「ぐうう、アデルッ!アデルッ!」
「あ、もう…あ、ああーーーっ」「くっ」
訪れるしばしの賢者タイム。だけどグラナダ様はけっこう余韻を楽しむ派だ。
僕に腕枕をしたまま反対の腕で髪をすくグラナダ様の骨太な指がとても気持ちいい。
「大好きグラナダ様。僕は…絶対…グラナダ様から離れませんからね…」
「当たり前だ…何処へもやらぬ。誰にも渡さぬ。お前は…私の物だ」
ずっとずっと…こうしてずっと…
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