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139 18才 in ゲストルーム
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「お疲れ様レジー。街の案内は明日以降にしよう。」
「…午前中までウエストエンドの自室に居たから大して疲れてないよ?」
「でも気疲れしたよね?それに3日後が我が家の夜会、来週が王宮での晩餐会だ。ごめんね、ゆっくりさせてあげられなくて。でも僕からはそれを止めることは出来なくて…」
「別にいいよ。王家の方々にも聞きたいことがあったし…むしろちょうどいい」
訝しむセザールに僕は説明していく。ここに来たのはエルフの居場所を知るのが目的なのだと。
さすがに『ワープゲート』だってゲームのオープニング背景だった世界地図にも出てこないエルフやドワーフの国なんて飛んではくれない。
僕が意識下にその場所を認識している必要があるのだ。
いくら彼らと獣人が犬猿の仲だったとして…、招聘は諦めても動物との意思疎通魔法だけは絶対諦めない!
「そう…エルフ族の居場所を…。だから母にエルフの話を聞いていたんだね。では王家の知恵者と言われる第二王子殿下にお会いすると良いんじゃないかな。」
「神官の?」
「彼は古代エルフの言語にも精通していてさまざまなエルフの魔法陣を解析している。…それによって魔鳥の使役を可能にしたんだよ。その第二王子殿下なら知っているかも…。お目通り願えるよう父から口添え頂こうか?」
「そりゃもう是非!」
やった!最短ルートじゃないか。手間が省けた…。
「我が家の夜会と王家での晩餐会には僕がエスコートを。ふふ、役得だ」
「同性婚のないここで男の僕をエスコートだなんて…、変な顔されないかな?」
「君程美しい人ならだれも何も言わないさ。この国は芸術に対しいつも寛容だ」
僕のエスコートと芸術の因果関係がよく分からない…
「だけど僕が好きなのは君の容姿でなくその何事をも受け入れる心の在り方だよ。君の広く深い大きな心、それは君の強さの証。君は誰とも張り合わない。そこに至るまでにはきっといろんな葛藤もあっただろうに…。」
「んー、僕はしたいこともすべきことも目指すこともハッキリしてたから張り合う理由がないよ」
「…それこそが僕の目指す姿だ。けれどなかなか迷いを消すのは難しい…駄目だな僕は…」
「セザール、そのためには一つでいいから確固たるモノをもつことだよ。揺るがないものを。それこそが自信につながる。僕の場合それが狂魔力の制御だった」
正確にはフルカンストフルスキルのコンプリートね。そしてさらに言えばそれを得るまでのプレイ時間こそがいつだって自信を裏打ちするのだ。
「揺るがないもの…」
「それが自分自身の軸となる。何でもいいんだ。大したことじゃなくたってこれだけは誰よりもひたむきに取り組んだ!って言えるものなら何でも。いい?オスカーのあの自信は剣の腕前でなく、それを得るために研鑽した年月によるものだよ。」
「それは同じでは…?」
「外因の入る結果と自分で積み上げた時間じゃ意味が違う。良く聞いて。もしオスカーが結果で自信をつけようとしてたら勝敗次第ですぐ凹む。だっていくら努力しても負ける時は負けるから。そうでしょ?相手が自分より努力してないってどうして言える?でも研鑽した時間は自分だけのもので、それは増えることはあっても減らないんだ。絶対に。だから彼は例えうちの騎士に勝負で負けても自分の剣を疑ったりしない。」
「…っ!」
「僕の知り合いなんか「課金額と蔵書の数なら誰にも負けないって」って自信満々推しへの愛を語、…それは置いといて…。とにかくそこまでやりこんだ、取り組んだ、我が人生に一片の悔いなし、って言いきれる、そういうものが一つでもあればそれは不変の自信で…もう他人と自分を比べたりしなくなる」
「…言葉が滲みるね…。そうだ…。与えられたものを比べては駄目なんだ…。不変のもの…、それはいつだって僕の内にある。ありがとうレジー。君の言葉はいつも僕を成長させる。」
「僕もセザールの意見にはいつもインスピレーションを貰ってる。お互い様だよ」
よく分からないけど僕は友人の役に立てただろうか…?
細工屋へ行ってクラレンスにはない装飾品を買ったり通りすがりのお屋敷に飛びこんだり色んな美術品を見せてもらったりして3日間はあっという間。
そして夜会の日。僕はセザールの手によって着せ替え人形みたいになっている。
「こ、これはまたずいぶん豪華な夜会だね…」
「当然だよ。クラレンス王国の公爵閣下を招いたのだからね。ああ、王太子の婚約者でもあったね」
「ついでみたいに言うね…問題無いけど。それにしても手ぶらでいいって言うからホントに普段着しか持って来なかったよ?」
「もちろんだとも。君の夜会服は僕が厳選したんだ。サイズもちょうどいいと思うんだけど…どうかな?」
不思議なのはセザールと言いアルバートと言い、どうしていつもサイズがぴったりなのか…。
「ああ思った通りだ。線の細い君にはクラレンスの正装よりもウルグレイスの衣装が似合うと思っていたんだ」
ヒラヒラ三割増しなのに~?
とにかくこうして出席したウルグレイスの社交界。初めて見る狂魔力の継承者に彼らは興味津々だ。
「あれがクラレンスを何度も壊滅させたという歴史上類を見ない厄災、狂魔力をその身に秘めし者…」
「だが今では完全制御を成し、なんでも〝ラビエル”の名を冠した楽園を築いておると聞いたが…」
話が大きくなってる…。あのー、壊滅させたのは王都だけだから…。そもそも僕は関係ないし、濡れ衣…。
「だが噂ではエトゥーリアの悪徳貴族に腹を立て大地を大きく揺らし屋敷を半壊させたらしいぞ」
「私が聞いたのは巨石を降らして悪徳商人の店を潰したという話であったが?」
あ…、それはホントです。てへ☆
「かの地で彼は〝死の天使ザラキエル”と呼ばれ、「悪いことをするとザラキエル様に連れて行かれる」というのがいたずらをした子供たちへの叱責の言葉になっているとか…」
何!いつの間にそんななまはげみたいなキャラに…
「そうは言っても彼はこの終戦の立役者ではございませんか」
「なんでもゲスマンの宮殿がある中心地一帯を一瞬にして燃やし尽くしたらしい。恐怖に怯えた皇帝は都のある西の地を放棄して東の果てまで取るものも取らず逃げ出したのだとか」
「いずれにしても彼が悪を憎む善性の者であることはハッキリしている」
「ならば大いに歓迎しようではないか。見るがいいあの息をのむような美しさを」
「まるで土地の精霊、ヴェッティルではないか…」
「まさしく…」
新たな異名登場…。この『恋エロ』専用魔力は僕の意志に関係なく勝手に漏れ出る仕様だ…。
どうやらキュン魔力は今日も元気に作動中である…。
「…午前中までウエストエンドの自室に居たから大して疲れてないよ?」
「でも気疲れしたよね?それに3日後が我が家の夜会、来週が王宮での晩餐会だ。ごめんね、ゆっくりさせてあげられなくて。でも僕からはそれを止めることは出来なくて…」
「別にいいよ。王家の方々にも聞きたいことがあったし…むしろちょうどいい」
訝しむセザールに僕は説明していく。ここに来たのはエルフの居場所を知るのが目的なのだと。
さすがに『ワープゲート』だってゲームのオープニング背景だった世界地図にも出てこないエルフやドワーフの国なんて飛んではくれない。
僕が意識下にその場所を認識している必要があるのだ。
いくら彼らと獣人が犬猿の仲だったとして…、招聘は諦めても動物との意思疎通魔法だけは絶対諦めない!
「そう…エルフ族の居場所を…。だから母にエルフの話を聞いていたんだね。では王家の知恵者と言われる第二王子殿下にお会いすると良いんじゃないかな。」
「神官の?」
「彼は古代エルフの言語にも精通していてさまざまなエルフの魔法陣を解析している。…それによって魔鳥の使役を可能にしたんだよ。その第二王子殿下なら知っているかも…。お目通り願えるよう父から口添え頂こうか?」
「そりゃもう是非!」
やった!最短ルートじゃないか。手間が省けた…。
「我が家の夜会と王家での晩餐会には僕がエスコートを。ふふ、役得だ」
「同性婚のないここで男の僕をエスコートだなんて…、変な顔されないかな?」
「君程美しい人ならだれも何も言わないさ。この国は芸術に対しいつも寛容だ」
僕のエスコートと芸術の因果関係がよく分からない…
「だけど僕が好きなのは君の容姿でなくその何事をも受け入れる心の在り方だよ。君の広く深い大きな心、それは君の強さの証。君は誰とも張り合わない。そこに至るまでにはきっといろんな葛藤もあっただろうに…。」
「んー、僕はしたいこともすべきことも目指すこともハッキリしてたから張り合う理由がないよ」
「…それこそが僕の目指す姿だ。けれどなかなか迷いを消すのは難しい…駄目だな僕は…」
「セザール、そのためには一つでいいから確固たるモノをもつことだよ。揺るがないものを。それこそが自信につながる。僕の場合それが狂魔力の制御だった」
正確にはフルカンストフルスキルのコンプリートね。そしてさらに言えばそれを得るまでのプレイ時間こそがいつだって自信を裏打ちするのだ。
「揺るがないもの…」
「それが自分自身の軸となる。何でもいいんだ。大したことじゃなくたってこれだけは誰よりもひたむきに取り組んだ!って言えるものなら何でも。いい?オスカーのあの自信は剣の腕前でなく、それを得るために研鑽した年月によるものだよ。」
「それは同じでは…?」
「外因の入る結果と自分で積み上げた時間じゃ意味が違う。良く聞いて。もしオスカーが結果で自信をつけようとしてたら勝敗次第ですぐ凹む。だっていくら努力しても負ける時は負けるから。そうでしょ?相手が自分より努力してないってどうして言える?でも研鑽した時間は自分だけのもので、それは増えることはあっても減らないんだ。絶対に。だから彼は例えうちの騎士に勝負で負けても自分の剣を疑ったりしない。」
「…っ!」
「僕の知り合いなんか「課金額と蔵書の数なら誰にも負けないって」って自信満々推しへの愛を語、…それは置いといて…。とにかくそこまでやりこんだ、取り組んだ、我が人生に一片の悔いなし、って言いきれる、そういうものが一つでもあればそれは不変の自信で…もう他人と自分を比べたりしなくなる」
「…言葉が滲みるね…。そうだ…。与えられたものを比べては駄目なんだ…。不変のもの…、それはいつだって僕の内にある。ありがとうレジー。君の言葉はいつも僕を成長させる。」
「僕もセザールの意見にはいつもインスピレーションを貰ってる。お互い様だよ」
よく分からないけど僕は友人の役に立てただろうか…?
細工屋へ行ってクラレンスにはない装飾品を買ったり通りすがりのお屋敷に飛びこんだり色んな美術品を見せてもらったりして3日間はあっという間。
そして夜会の日。僕はセザールの手によって着せ替え人形みたいになっている。
「こ、これはまたずいぶん豪華な夜会だね…」
「当然だよ。クラレンス王国の公爵閣下を招いたのだからね。ああ、王太子の婚約者でもあったね」
「ついでみたいに言うね…問題無いけど。それにしても手ぶらでいいって言うからホントに普段着しか持って来なかったよ?」
「もちろんだとも。君の夜会服は僕が厳選したんだ。サイズもちょうどいいと思うんだけど…どうかな?」
不思議なのはセザールと言いアルバートと言い、どうしていつもサイズがぴったりなのか…。
「ああ思った通りだ。線の細い君にはクラレンスの正装よりもウルグレイスの衣装が似合うと思っていたんだ」
ヒラヒラ三割増しなのに~?
とにかくこうして出席したウルグレイスの社交界。初めて見る狂魔力の継承者に彼らは興味津々だ。
「あれがクラレンスを何度も壊滅させたという歴史上類を見ない厄災、狂魔力をその身に秘めし者…」
「だが今では完全制御を成し、なんでも〝ラビエル”の名を冠した楽園を築いておると聞いたが…」
話が大きくなってる…。あのー、壊滅させたのは王都だけだから…。そもそも僕は関係ないし、濡れ衣…。
「だが噂ではエトゥーリアの悪徳貴族に腹を立て大地を大きく揺らし屋敷を半壊させたらしいぞ」
「私が聞いたのは巨石を降らして悪徳商人の店を潰したという話であったが?」
あ…、それはホントです。てへ☆
「かの地で彼は〝死の天使ザラキエル”と呼ばれ、「悪いことをするとザラキエル様に連れて行かれる」というのがいたずらをした子供たちへの叱責の言葉になっているとか…」
何!いつの間にそんななまはげみたいなキャラに…
「そうは言っても彼はこの終戦の立役者ではございませんか」
「なんでもゲスマンの宮殿がある中心地一帯を一瞬にして燃やし尽くしたらしい。恐怖に怯えた皇帝は都のある西の地を放棄して東の果てまで取るものも取らず逃げ出したのだとか」
「いずれにしても彼が悪を憎む善性の者であることはハッキリしている」
「ならば大いに歓迎しようではないか。見るがいいあの息をのむような美しさを」
「まるで土地の精霊、ヴェッティルではないか…」
「まさしく…」
新たな異名登場…。この『恋エロ』専用魔力は僕の意志に関係なく勝手に漏れ出る仕様だ…。
どうやらキュン魔力は今日も元気に作動中である…。
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