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第二夜
処刑 ② ※
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「ァ ゙……、ぁ……?」
『母体の妊娠を確認。受精卵の急速成長プログラムを遂行』
え……?
見るとそこには信じられない光景があった。先程まで平らだった彼の下腹部が僅かに膨らんでいる。その膨らみはゆっくりと動き始めており、時折ボコっと内側から蹴られるような感覚があることから中に何かが入っていることが分かる。
そしてそれは徐々に速度を上げていき、まるで中で何かが暴れているような激しい律動を繰り返していた。その動きに合わせて彼の体も激しく揺れる。
『受精卵成長率30%。100%で出産開始』
彼の目からは既に光が失われていて虚ろでどこか遠くを見ているような表情をしている。……絶望。彼が見ているものは絶望そのものだった。
『大丈夫ですよ?苦痛など一つも無いのですから。良かったですねぇ。あるのは気持ちいいことだけですよぉ』
彼の口からは絶えず小さな喘ぎ声のようなものを発しているものの殆ど声になっていない。意味のある言葉の代わりに透明な液体だけがぽたり、ぽたりと垂れ落ちている。
『40%』
「やだ……やだ……やめろよ……はなッ、 ゙ッ……!!ンッ……!!」
『50%』
「いやだぁ ゙ッ!や ゙めろ゛!はなせ!」
『60%』
「ぃ ゙っ……!ひぃ ゙っ……!」
『70%』
「やめて ゙くれ ゙!頼むから ゙!!やめてくれよ ゙ぉ ゙!!」
『80%』
「ァ……あァ゛……ッ、なんか、おりて、きて……ッ、いやだ、やだやだァ゛!!や ゙だぁあ!!!産みたくない!!産みたくなぃいぃいい!!」
『90%』
「ぃや ゙だ!!ぃやァア!!ぃだぃ!!いだぃいいい!!っぎィ!?!!?」
彼の膨らんだ腹がボコボコと脈打っている。……なんだ、これは。なんの冗談なんだよ……?
『95%』
そう告げる声と共に、御廻刑治はハクハクと口を開閉させた。……いやだ、そんな、そんなことが……あってたまるか……
何かが出てくる。黒い、何かが。その場の全員が息を漏らした。絶望のため息。それは毒々しい紫に覆われたホールに消えていった。
「がッ、は、……ーーー~゛?、」
『母体の産道を通過中。順調に進んでいます』
彼は天を仰いで痙攣している。触手によって開脚させられた彼の秘所がぐぱぁっと広げられ中から黒い物体が次々と出てきた。
よく見るとそれは巨大なヘビのような形をしている。それがずるずると這い出てきているのだ。その大きさは約30cm程あり、表面はぬらぬらと粘液を纏っていた。そのおぞましい光景に誰もが絶句していた。
『母体への負担を軽減する為、幼体の排出を一時中断』
そう言うと触手はまだ腹が膨れている御廻刑治の身体を持ち上げる。それと同時に彼の秘所からどろりと粘液が流れ出た。
「ぁ……は……ッ……」
『生殖触手を体内に収納し、母体を解放。幼体の成長プログラムに移行』
幼体。そう呼ばれた黒い蛇のような何かは一斉に手足を固定した触手を上り、彼に群がる。足元を駆け上がり、胸部をあっという間に埋めつくした。
「ッ ……、ァ……゛」
御廻刑治はもう何も言葉を発していない。目はぐるりと上を向いていて口からは舌が出ている。全身からは力が抜けきってだらりと四肢を投げ出していた。それでもなお快楽だけは感じているようでビクビクと体が小刻みに震えている。
「ァ゛ー……、あ゛ー……♡」
その度にぴゅくぴゅくと白濁色の液体が溢れていた。それを幼体が争うように吸い付いている。やがて全ての幼体が飲み終わると満足したのか触手を伝い地面に降りていった。
残ったのは未だ勃起したままの性器とだらしなく開いたままの口から唾液を垂らし続けている彼の顔だけだった。
『母体の妊娠を確認。受精卵の急速成長プログラムを遂行』
え……?
見るとそこには信じられない光景があった。先程まで平らだった彼の下腹部が僅かに膨らんでいる。その膨らみはゆっくりと動き始めており、時折ボコっと内側から蹴られるような感覚があることから中に何かが入っていることが分かる。
そしてそれは徐々に速度を上げていき、まるで中で何かが暴れているような激しい律動を繰り返していた。その動きに合わせて彼の体も激しく揺れる。
『受精卵成長率30%。100%で出産開始』
彼の目からは既に光が失われていて虚ろでどこか遠くを見ているような表情をしている。……絶望。彼が見ているものは絶望そのものだった。
『大丈夫ですよ?苦痛など一つも無いのですから。良かったですねぇ。あるのは気持ちいいことだけですよぉ』
彼の口からは絶えず小さな喘ぎ声のようなものを発しているものの殆ど声になっていない。意味のある言葉の代わりに透明な液体だけがぽたり、ぽたりと垂れ落ちている。
『40%』
「やだ……やだ……やめろよ……はなッ、 ゙ッ……!!ンッ……!!」
『50%』
「いやだぁ ゙ッ!や ゙めろ゛!はなせ!」
『60%』
「ぃ ゙っ……!ひぃ ゙っ……!」
『70%』
「やめて ゙くれ ゙!頼むから ゙!!やめてくれよ ゙ぉ ゙!!」
『80%』
「ァ……あァ゛……ッ、なんか、おりて、きて……ッ、いやだ、やだやだァ゛!!や ゙だぁあ!!!産みたくない!!産みたくなぃいぃいい!!」
『90%』
「ぃや ゙だ!!ぃやァア!!ぃだぃ!!いだぃいいい!!っぎィ!?!!?」
彼の膨らんだ腹がボコボコと脈打っている。……なんだ、これは。なんの冗談なんだよ……?
『95%』
そう告げる声と共に、御廻刑治はハクハクと口を開閉させた。……いやだ、そんな、そんなことが……あってたまるか……
何かが出てくる。黒い、何かが。その場の全員が息を漏らした。絶望のため息。それは毒々しい紫に覆われたホールに消えていった。
「がッ、は、……ーーー~゛?、」
『母体の産道を通過中。順調に進んでいます』
彼は天を仰いで痙攣している。触手によって開脚させられた彼の秘所がぐぱぁっと広げられ中から黒い物体が次々と出てきた。
よく見るとそれは巨大なヘビのような形をしている。それがずるずると這い出てきているのだ。その大きさは約30cm程あり、表面はぬらぬらと粘液を纏っていた。そのおぞましい光景に誰もが絶句していた。
『母体への負担を軽減する為、幼体の排出を一時中断』
そう言うと触手はまだ腹が膨れている御廻刑治の身体を持ち上げる。それと同時に彼の秘所からどろりと粘液が流れ出た。
「ぁ……は……ッ……」
『生殖触手を体内に収納し、母体を解放。幼体の成長プログラムに移行』
幼体。そう呼ばれた黒い蛇のような何かは一斉に手足を固定した触手を上り、彼に群がる。足元を駆け上がり、胸部をあっという間に埋めつくした。
「ッ ……、ァ……゛」
御廻刑治はもう何も言葉を発していない。目はぐるりと上を向いていて口からは舌が出ている。全身からは力が抜けきってだらりと四肢を投げ出していた。それでもなお快楽だけは感じているようでビクビクと体が小刻みに震えている。
「ァ゛ー……、あ゛ー……♡」
その度にぴゅくぴゅくと白濁色の液体が溢れていた。それを幼体が争うように吸い付いている。やがて全ての幼体が飲み終わると満足したのか触手を伝い地面に降りていった。
残ったのは未だ勃起したままの性器とだらしなく開いたままの口から唾液を垂らし続けている彼の顔だけだった。
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