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第二夜
処刑 ① ※
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触手が一本、また一本と、まるで蛇のように這い出し、御廻刑治の服を溶かしていった。その度彼の体は飛び跳ねる。
「……ァ……ぁ゛……?」
何も纏わない彼の体に一斉に細い触手が伸び、彼の胸の辺りをうねうねと撫でている。突起には一切触れてないように蠢いているのに、彼は酷く感じていた。
「……ィ゛ーーー~……、?! な、にこれ、……?」
突如彼の胸に強い刺激が走る。見ると乳首には触手の先に生成された透明なブラシのようなものが当てられていた。
「ひぃ、やめろ、やだ、はなせ……!!」
抵抗を意に返さず、それはゆっくり回転しながら胸の突起を擦りあげた。その度に彼が痙攣しているのが分かる。さらによく見ると先端には細かいイボが付いているようだ。それが擦れる度、生々しい音を立てていた。
「ぁ……ッ?!、まて゛、まてとまッーー~……ッ」
彼は背中をしならせてガクガクと身体を震わせている。……あの化け物の粘液には即効性のとてつもない催淫効果があるらしい。
『母体生成プログラム50%に到達。次の段階に進みます』
今度は別の触手が彼に向かって伸びてくる。その触手の先端には針のような鋭いものがついていた。針はそのまま彼の乳輪に触れるか触れないかの位置で止まる。そしてそのまま小刻みに振動し始めた。
「ひ、ぃ……ッ゛、なに、やめっ、やめてくれ、やだっ、」
その刹那、針は彼の両の乳首を穿った。一瞬遅れて悲鳴が上がる。
「ア ゙ぁああぁあ!?」
ぷしゃっという音と共に白く濁った液体が飛び出す。針が抜けると同時に溜まった液体が零れた。その様子を見て誰もが絶句していた。しかし一番衝撃を受けていたのは御廻刑治自身だった。
『御廻刑治様へご報告です』
機械音が告げる。その声は無慈悲にも彼に死刑宣告を告げた。
『現在の御廻刑治様は女性ホルモンが増加しています。それに伴い乳腺の変化及び妊娠が可能になりました』
淡々と告げられる言葉に御廻刑治はただ呆然と目を見開いていた。
「う……そだ……嘘だ!!僕は、男だぞ……そんな、わけ……」
『男性器は萎縮し、睾丸は縮小しています』
「い、やだ、そ、そんなの嘘に決まって……」
『精液に含まれる精子数は減少し、代わりに卵子が多く含まれます』
「やだ……いやだ……」
『子宮の形成を確認』
「やめろ……来るな……!」
『感度、母体形成共に天花神との交尾可能なレベルに到達。第二フェーズに移行』
触手によって宙吊りにされていた御廻刑治の体がゆっくりと降ろされていく。四肢を拘束する触手によって大きく開脚させられ、股の間には一本の太い触手が待ち構えるように佇んでいた。
その触手は男性器を模したような形をしていた。ゴツゴツした表面がグロテスクさを際立たせている。触手はその凶悪な見た目とは裏腹にゆっくりした動きで秘所に近づいていく。
「いやだ、や、だ……おねがいだ……おねが、いだから……そんな……そんなのって……」
『カウントダウンを開始』
「いやだ……も゛、家に、帰してくれよ……ぉ!!」
泣きじゃくる彼を嘲笑うかのように天花神は粘液を滴らせながら開脚に固定された彼の秘所に近づいてゆく。
「たすげて……だずけて……」
『10秒前』
「だれでも……いいから……たすけてぇ……た……けて……たすけてくれよ……だれか……」
『5,4……』
「いやだぁあああああ!!!」
『3,2……』
「……誰か……たすっ……」
『……1…………ゼロ』
「……ぁ…………」
『プログラム開始』
ドチュン、と音がした。
「ッ゛ーー~~~゛!?」
御廻刑治は全身を仰け反らして声にならない声を上げる。口から溢れた唾液は糸を引いて床に落ちた。あまりの衝撃だったのか目は白目を剥きかけている。
だが触手の動きは止まらない。奥まで入ったと思ったら入り口まで引き抜き、再び奥へと突き入れる動作を繰り返す。触手の表面を覆う無数のヒダが内壁を擦る度彼は舌を突き出して絶頂する。
「ぁ゛……、……き゛、ィ゛……ッ」
ピストン運動が激しくなるにつれて水音も大きくなる。結合部から泡立った白い粘液が溢れ出て太腿を伝っていくのが見えた。もはや彼には抵抗する気力すら無いらしい。ひたすら喘ぎながら揺さぶられるままになっている。
『宿主の射精を確認』
機械音が鳴った瞬間、御廻刑治の体が大きく跳ねる。同時に彼の収縮した陰茎から大量の白濁液が溢れ出した。放心状態でビクビクと震えている。一旦引き抜かれた秘所はヒクヒクと震えていた。
『母体からの搾精を確認。感度の上昇を検知。受精プロセスに移行』
「ひ、いやだ、も゛、やめ、ゆる
し……゛」
『母体の受精確率向上の為、触手の精子の出力を最大にします』
御廻刑治の顔が絶望に染まる。
「いやだ、いやだぁァ゛ッ!!」
御廻刑治の絶叫が響き渡る中、触手が彼の両足を掴み上げ、腰を高く持ち上げた。それによって彼の足が頭の上で固定される。
『受精確率が最大の体制、準備完了』
「ひっ」
恐怖のあまり声が裏返っているのが分かる。これから起こるであろう事を想像してかカタカタと小さく震えていた。天井から伸びてきた天花神の生殖器はビキビキと血管を浮き上がらせてそそり立っている。それを見た御廻刑治は顔を真っ青にした。
「ゃ……やだ……いやだぁあぁあ!!!」
次の瞬間それは一気に挿入された。
「か、は……ッ゛ー……゛?!」
その瞬間御廻刑治の目がぐるんと回る。つま先がぴんと伸び、背中が仰け反り、軽い痙攣を繰り返した。
『母体の結腸へ到達。同時に絶頂を確認』
一瞬で最奥部へと到達してしまったらしい。その瞬間彼は勢いよく潮を吹き出す。そしてガクガクと体を震わせた後ぐったりと脱力した。もう既に意識はないようだった。
ドチュ、ドチュ、と肉を打つ音が響く度に絶叫を上げる御廻刑治の顔は涙と鼻水と涎でぐちゃぐちゃになっていた。
「ぁ……ッ、あ゛……ッ、」
意識を失いながらも焦点の合わない目で虚空を見つめ続け、上擦った声を断続的に出しながら絶頂している。もう何度達しただろうか。数え切れないほど絶頂を迎えていた。床は愛液や尿や精液といったもので汚れきっている。
「ぁ ゙ー……、ぁ……、ぅ ゙」
最早声すらもまともに出せないのか小さく喘ぐだけだった。そしてまた何度目か分からない絶頂を迎える。すると突然、今までずっと動きを止めなかった天花の生殖器がずるりと引き抜かれた。その刺激だけでイッたのかビクンッと体を跳ねさせる。
すると再び触手が手足を固定し彼を磔のように宙に浮かせる。しかしそれ以上は何もせずじっとしているだけだ。どうしたのだろうか?皆不思議に思っていたその時だった。
「……ァ……ぁ゛……?」
何も纏わない彼の体に一斉に細い触手が伸び、彼の胸の辺りをうねうねと撫でている。突起には一切触れてないように蠢いているのに、彼は酷く感じていた。
「……ィ゛ーーー~……、?! な、にこれ、……?」
突如彼の胸に強い刺激が走る。見ると乳首には触手の先に生成された透明なブラシのようなものが当てられていた。
「ひぃ、やめろ、やだ、はなせ……!!」
抵抗を意に返さず、それはゆっくり回転しながら胸の突起を擦りあげた。その度に彼が痙攣しているのが分かる。さらによく見ると先端には細かいイボが付いているようだ。それが擦れる度、生々しい音を立てていた。
「ぁ……ッ?!、まて゛、まてとまッーー~……ッ」
彼は背中をしならせてガクガクと身体を震わせている。……あの化け物の粘液には即効性のとてつもない催淫効果があるらしい。
『母体生成プログラム50%に到達。次の段階に進みます』
今度は別の触手が彼に向かって伸びてくる。その触手の先端には針のような鋭いものがついていた。針はそのまま彼の乳輪に触れるか触れないかの位置で止まる。そしてそのまま小刻みに振動し始めた。
「ひ、ぃ……ッ゛、なに、やめっ、やめてくれ、やだっ、」
その刹那、針は彼の両の乳首を穿った。一瞬遅れて悲鳴が上がる。
「ア ゙ぁああぁあ!?」
ぷしゃっという音と共に白く濁った液体が飛び出す。針が抜けると同時に溜まった液体が零れた。その様子を見て誰もが絶句していた。しかし一番衝撃を受けていたのは御廻刑治自身だった。
『御廻刑治様へご報告です』
機械音が告げる。その声は無慈悲にも彼に死刑宣告を告げた。
『現在の御廻刑治様は女性ホルモンが増加しています。それに伴い乳腺の変化及び妊娠が可能になりました』
淡々と告げられる言葉に御廻刑治はただ呆然と目を見開いていた。
「う……そだ……嘘だ!!僕は、男だぞ……そんな、わけ……」
『男性器は萎縮し、睾丸は縮小しています』
「い、やだ、そ、そんなの嘘に決まって……」
『精液に含まれる精子数は減少し、代わりに卵子が多く含まれます』
「やだ……いやだ……」
『子宮の形成を確認』
「やめろ……来るな……!」
『感度、母体形成共に天花神との交尾可能なレベルに到達。第二フェーズに移行』
触手によって宙吊りにされていた御廻刑治の体がゆっくりと降ろされていく。四肢を拘束する触手によって大きく開脚させられ、股の間には一本の太い触手が待ち構えるように佇んでいた。
その触手は男性器を模したような形をしていた。ゴツゴツした表面がグロテスクさを際立たせている。触手はその凶悪な見た目とは裏腹にゆっくりした動きで秘所に近づいていく。
「いやだ、や、だ……おねがいだ……おねが、いだから……そんな……そんなのって……」
『カウントダウンを開始』
「いやだ……も゛、家に、帰してくれよ……ぉ!!」
泣きじゃくる彼を嘲笑うかのように天花神は粘液を滴らせながら開脚に固定された彼の秘所に近づいてゆく。
「たすげて……だずけて……」
『10秒前』
「だれでも……いいから……たすけてぇ……た……けて……たすけてくれよ……だれか……」
『5,4……』
「いやだぁあああああ!!!」
『3,2……』
「……誰か……たすっ……」
『……1…………ゼロ』
「……ぁ…………」
『プログラム開始』
ドチュン、と音がした。
「ッ゛ーー~~~゛!?」
御廻刑治は全身を仰け反らして声にならない声を上げる。口から溢れた唾液は糸を引いて床に落ちた。あまりの衝撃だったのか目は白目を剥きかけている。
だが触手の動きは止まらない。奥まで入ったと思ったら入り口まで引き抜き、再び奥へと突き入れる動作を繰り返す。触手の表面を覆う無数のヒダが内壁を擦る度彼は舌を突き出して絶頂する。
「ぁ゛……、……き゛、ィ゛……ッ」
ピストン運動が激しくなるにつれて水音も大きくなる。結合部から泡立った白い粘液が溢れ出て太腿を伝っていくのが見えた。もはや彼には抵抗する気力すら無いらしい。ひたすら喘ぎながら揺さぶられるままになっている。
『宿主の射精を確認』
機械音が鳴った瞬間、御廻刑治の体が大きく跳ねる。同時に彼の収縮した陰茎から大量の白濁液が溢れ出した。放心状態でビクビクと震えている。一旦引き抜かれた秘所はヒクヒクと震えていた。
『母体からの搾精を確認。感度の上昇を検知。受精プロセスに移行』
「ひ、いやだ、も゛、やめ、ゆる
し……゛」
『母体の受精確率向上の為、触手の精子の出力を最大にします』
御廻刑治の顔が絶望に染まる。
「いやだ、いやだぁァ゛ッ!!」
御廻刑治の絶叫が響き渡る中、触手が彼の両足を掴み上げ、腰を高く持ち上げた。それによって彼の足が頭の上で固定される。
『受精確率が最大の体制、準備完了』
「ひっ」
恐怖のあまり声が裏返っているのが分かる。これから起こるであろう事を想像してかカタカタと小さく震えていた。天井から伸びてきた天花神の生殖器はビキビキと血管を浮き上がらせてそそり立っている。それを見た御廻刑治は顔を真っ青にした。
「ゃ……やだ……いやだぁあぁあ!!!」
次の瞬間それは一気に挿入された。
「か、は……ッ゛ー……゛?!」
その瞬間御廻刑治の目がぐるんと回る。つま先がぴんと伸び、背中が仰け反り、軽い痙攣を繰り返した。
『母体の結腸へ到達。同時に絶頂を確認』
一瞬で最奥部へと到達してしまったらしい。その瞬間彼は勢いよく潮を吹き出す。そしてガクガクと体を震わせた後ぐったりと脱力した。もう既に意識はないようだった。
ドチュ、ドチュ、と肉を打つ音が響く度に絶叫を上げる御廻刑治の顔は涙と鼻水と涎でぐちゃぐちゃになっていた。
「ぁ……ッ、あ゛……ッ、」
意識を失いながらも焦点の合わない目で虚空を見つめ続け、上擦った声を断続的に出しながら絶頂している。もう何度達しただろうか。数え切れないほど絶頂を迎えていた。床は愛液や尿や精液といったもので汚れきっている。
「ぁ ゙ー……、ぁ……、ぅ ゙」
最早声すらもまともに出せないのか小さく喘ぐだけだった。そしてまた何度目か分からない絶頂を迎える。すると突然、今までずっと動きを止めなかった天花の生殖器がずるりと引き抜かれた。その刺激だけでイッたのかビクンッと体を跳ねさせる。
すると再び触手が手足を固定し彼を磔のように宙に浮かせる。しかしそれ以上は何もせずじっとしているだけだ。どうしたのだろうか?皆不思議に思っていたその時だった。
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