上 下
2 / 6

余命5分 ~『回答・天気予報士』編~

しおりを挟む
【※注意※】

前回の『謎解き』編で、天気予報士が正解だと思った方だけ、
ここから先を読み進めてください。

さぁ、あなたの推理は正しかったでしょうか!?



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



名探偵のあなたは、【天気予報士】の胸に巻きつけられている時限爆弾のコード切った。


すると、四人の胸についていた時限爆弾の数字がピタッと止まった。


「よし!やっぱり天気予報士が正解だったんだ!」


名探偵のあなたは、声に出すことはしなかったが、
心の中でガッツポーズをしながらそう思った。



だが、安心したのも束の間、
四つの時限爆弾から白い煙がモクモクと立ち込め、周りを真っ白に覆った。


名探偵は煙を振り払ったが、周りはますます白い煙で覆われていく。


そして、煙が晴れたその頃には、【その男】だけがその場から姿を消していた。




残念だが、【天気予報士】は不正解だ。


それに気づいたあなたは、その場に膝から崩れ落ちるのだった。。。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

校長室のソファの染みを知っていますか?

フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。 しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。 座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る

孤島の洋館と死者の証言

葉羽
ミステリー
高校2年生の神藤葉羽は、学年トップの成績を誇る天才だが、恋愛には奥手な少年。彼の平穏な日常は、幼馴染の望月彩由美と過ごす時間によって色付けされていた。しかし、ある日、彼が大好きな推理小説のイベントに参加するため、二人は不気味な孤島にある古びた洋館に向かうことになる。 その洋館で、参加者の一人が不審死を遂げ、事件は急速に混沌と化す。葉羽は推理の腕を振るい、彩由美と共に事件の真相を追い求めるが、彼らは次第に精神的な恐怖に巻き込まれていく。死者の霊が語る過去の真実、参加者たちの隠された秘密、そして自らの心の中に潜む恐怖。果たして彼らは、事件の謎を解き明かし、無事にこの恐ろしい洋館から脱出できるのか?

ピエロの嘲笑が消えない

葉羽
ミステリー
天才高校生・神藤葉羽は、幼馴染の望月彩由美から奇妙な相談を受ける。彼女の叔母が入院している精神科診療所「クロウ・ハウス」で、不可解な現象が続いているというのだ。患者たちは一様に「ピエロを見た」と怯え、精神を病んでいく。葉羽は、彩由美と共に診療所を訪れ、調査を開始する。だが、そこは常識では計り知れない恐怖が支配する場所だった。患者たちの証言、院長の怪しい行動、そして診療所に隠された秘密。葉羽は持ち前の推理力で謎に挑むが、見えない敵は彼の想像を遥かに超える狡猾さで迫ってくる。ピエロの正体は何なのか? 診療所で何が行われているのか? そして、葉羽は愛する彩由美を守り抜き、この悪夢を終わらせることができるのか? 深層心理に潜む恐怖を暴き出す、戦慄の本格推理ホラー。

ぺしゃんこ 記憶と言う名の煉獄

ちみあくた
ミステリー
人生に絶望した「無敵の人」による犯罪が増加する近未来、有効な対策など見つからないまま、流血の惨事が繰り返されていく。 被害者の記憶は残酷だ。 妻と娘を通り魔に殺されたトラウマは悪夢の形でフラッシュバック、生き残った「俺」を苛み続ける。 何処へも向けようのない怒りと憎しみ。 せめて家族の無念を世間へ訴えようと試みる「俺」だが、記者の無神経な一言をきっかけに自ら暴力を振るい、心の闇へ落ち込んでいく。 そして混乱、錯綜する悪夢の果てに「俺」が見つけるのは、受け入れがたい意外な真実だった。 エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しております。

chaos【R18】

望月保乃華
ミステリー
 ※内容を訂正した小説で再投稿になります。  ある夜、 南条志保は奇妙なできごとに遭遇して謎の男性に捕まり、 巻き込まれ、 恋に落ち、  次から次へと不可解な謎は深まるばかり。南条志保の運命は?サイコ系ミステリー。 

JKがいつもしていること

フルーツパフェ
大衆娯楽
平凡な女子高生達の日常を描く日常の叙事詩。 挿絵から御察しの通り、それ以外、言いようがありません。

暗闇の中の囁き

葉羽
ミステリー
名門の作家、黒崎一郎が自らの死を予感し、最後の作品『囁く影』を執筆する。その作品には、彼の過去や周囲の人間関係が暗号のように隠されている。彼の死後、古びた洋館で起きた不可解な殺人事件。被害者は、彼の作品の熱心なファンであり、館の中で自殺したかのように見せかけられていた。しかし、その背後には、作家の遺作に仕込まれた恐ろしいトリックと、館に潜む恐怖が待ち受けていた。探偵の名探偵、青木は、暗号を解読しながら事件の真相に迫っていくが、次第に彼自身も館の恐怖に飲み込まれていく。果たして、彼は真実を見つけ出し、恐怖から逃れることができるのか?

【完結】この謎、どう思います? バーテンダーさん

まみ夜
ミステリー
看板猫がいるビア・バーを舞台に、ふとした日常での「小さな謎」を、どう思うか尋ねられたバーテンダーが謎解きます。 問題提議(Question)、情報開示(Information)、模範解答(Answer)、推理解説(Metafiction)の四話構成で一エピソード二~三千文字程度で完結のショートショート集です。 気になったワードをググれば、推理に必要な情報を検索可能ですので、特殊な知識不要でフェアな謎のハズです。 ビールを飲みながら、四分で読めるミステリーとして、お楽しみください。 出てくるお料理(おつまみ)にも一ヒネリありますので、ご堪能ください。 (オリジナルおつまみは、拙作「cat typing ~猫と麦酒~」のメニュー/日替わりお料理にまとめておりますので、よろしかったらご一読くださいませ) ナイトスクープでいう小ネタパラダイス。 ・読者様への挑戦 「公開しません」ので、ぜひ感想にて、推理をご披露ください。 もちろん、「公開希望」とお書きいただきましたら、「Answer」の後に、公開させていただきます。 表紙は、リアル雨くん(里子に来て1ケ月程の頃)の写真です。

処理中です...