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第三十三話
バーテンダー
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ニコは市役所の職業案内で、バーテンダーの募集をしている店を探して、面接を受けにやって来た。
「君がニコ・エマーソンか。リアムの息子だと聞いていたが、顔がよく似ているな」
「父さんが生前に…バーテンダーをしていたと聞いたので…僕もやってみたいなと思いまして…」
店は夕方の四刻(十六時頃)に開けるようだが、四刻半(十七時頃)なのに誰も店内にはいない状況だ。
「リアムが居なくなってから常連客が減っちまって、スタッフを減らしたら見ての通り閑古鳥が鳴いてるよ?」
「まだ夕方ですし…夜一刻(十八時頃)になればお客様も…増えてくるんじゃないですか?今、働いてるレストランは…そうでした」
しかしバーのオーナーはそれを聞いて首を横に振った。
「バーはレストランよりメニューが高めに設定されてるし、店に来る客は美男美女の店員と会話する為に来るんだよ?」
「僕…話すのはちょっと苦手だから…接客は得意じゃありません」
「裏方は誰でも出来る。接客が出来る奴が足りてないんだ…」
「レストランで接客はした事があるけど…バーとは違うのかな?」
「食事をしに来てるわけじゃないから、店員が上手く注文するように仕向けないとダメなんだ…」
「お客様に…店員が…メニューをオススメする…感じですか?」
「もう店を畳もうかと思っていたんだが、リアムの息子が来てくれるってんなら、立て直しも出来るかもしれない!と思ったんだよ」
「どうしてこんなに…お客様が減ってしまったのですか…?」
「リアムは後輩の面倒見も良かったから、リアムが他の客を相手する間、後輩を指名するように常連客に頼んだりして、新入りでも稼げたりしたんだが…」
「父さんは僕が子供の頃…ちっとも面倒は見てくれなかったのに…」
「とにかく後輩の面倒を見る奴が居なくなって、駆け出しの若いホストが稼げなくなったから、そいつらも次々に辞めちまったのさ」
「なんだか難しそうですね…。僕には出来そうにないから…やっぱりバーテンダーになるのはやめておこう…」
「ま、待ってくれ!リアムの息子がうちに働きに来るって常連客たちに宣伝しちまったから、やめられたら困るんだ…」
「まだ雇われてないのに…もう宣伝してしまったんですか…」
「リアムにはネームバリューがあるから、それだけで興味持って来てくれる客もいるんだよ」
「そう言えば…コロシアムの試合でも…リアムの息子って銘打って満員御礼になってたな…」
「あの試合、客の間でかなり話題になってるからな!王国最強と呼ばれてる騎士のラインハルト様に勝っちまったから」
「僕…シェイカーを振る仕事を…してみたいんですが…、カクテルの作り方を…教えてもらえませんか?」
「カクテルは種類によって配合が違うんだが、それは家に帰って勉強して来てくれ?この本を貸してやるから」
ニコはペラペラとページをめくってカクテルの配合の割合を眺めている。色とりどりのカクテルの挿絵を見ているだけで、楽しい気分になった。
「面白そうな本ですね…。お借りしても…宜しいのですか?」
「ああ、なるべく配合は頭ん中に入れといて一々、本を見なくても作れるようにしておいて欲しい…」
「わかりました…。多分、一晩あれば…暗記出来ると思います…」
「カレッジの成績もトップだって聞いてるから、記憶力も良いらしいな?」
「魔族は人間より…記憶力が優れてますので…」
バーテンダーのアルバイトが決まったのでレストランを辞める為、ウェイターの仕事が終わった後、ニコは店長と話し合いをする事にした。
「急に辞めるとか言われても…こっちが困るんだが…若い子はいい加減に仕事を辞める奴が多いけど…それは店に迷惑がかかるんだよ…」
「この前…僕が逮捕された時も…一日来れなくて…迷惑をかけてしまって…すみません」
「いや、あれは逆に宣伝効果があってね。店の客が前よりも増えたから休んだ事は別に良いんだよ?」
「なんかめちゃくちゃ大きな事件にされてしまって…王国タイムス誌の記事を読むのも恥ずかしかった…」
「リアムが老婆を助けたとか言うニュースも一時期、話題になってたからな。それで客がバーに殺到してマスターは大喜びだったな」
「父さんがおばあちゃんを…助けたんですか?」
「雑誌の記者は売り上げを伸ばす為なら、どうでも良い事でも大袈裟に書くんだよ?リアムの記事を書くと雑誌が飛ぶように売れるからさ…」
「父さんがバーテンダーをしてたって聞いて…僕もバーテンダーの仕事を…やってみようと思ってるんです…」
「そんな事されたらこっちの客がみんなバーの方へ持って行かれちまう!」
「そうなのかな…。この店が気に入ってるから…来てるお客様もいると思うけど…」
「エマ様とラインハルト様は上客なのに来なくなるだろが?」
「確かに母さんは…僕に会う為にここに来てるような気はするけど…」
「頼むから辞めないでくれ…」
「でも…もうバーテンダーの仕事をやると決めてしまったので…」
「そうか…。それだけ決意が固いなら止められそうもねぇな」
「もし上手く行かなかったら…ここに戻って来ても良いですか?」
「ああ、いつでも戻って来てくれ?歓迎する!」
その日の帰り道でペニーもポロリと本音を漏らす。
「ニコが居なくなると寂しくなるわ…」
「色んな仕事をやってみたいから…バーテンダー以外の仕事も…あれこれ挑戦してみるよ?」
「バーテンダーの仕事って、どんな感じなの?」
「この本を貸してもらったから…徹夜で暗記しようと思ってるんだ…」
ニコはカクテルの作り方の本をキャンパスバッグから取り出して見せた。ペニーは受け取るとペラペラとページをめくって眺めている。
「すごい!こんなの作るんだね?」
「レストランで作る…ドリンクより難しそうだけど…楽しそうだよ?」
「レストランのドリンクは私でも作れるから…」
「新しい仕事…ワクワクしてるよ」
「ニコは勉強熱心で努力家だから、すぐに慣れると思うわ!」
「配合は完璧に暗記してから…初出勤するつもりだよ?」
「私も来年二十歳になったら、ニコの働いてるお店に飲みに行こうかな…」
ニコがバーテンダーの初出勤の日にもう一人、若い男性が雇われていた。開店前に練習の為に二人でシェイカーを振る。ところが研修生の若い男性がシェイカーをぶつけてカクテルグラスを割ってしまった。
「何やってんだ!そのグラス高いんだぞ?研修中にグラスを割られてたら、給料は出せないな…」
「ご、ごめんなさい…。給料がもらえないと来月の家賃が払えなくて追い出されてしまうんです」
「そんな事、知るか!研修やめて逃げ出しても、グラス代は請求するからな?金貨八枚」
「き、金貨八枚も?それじゃ働いても意味がなくなる…」
「あの…すみません…。その金貨八枚は…僕が弁償するので…許してあげてくれませんか?」
「エマーソンは弁償しなくて良いんだよ?悪いのはこいつなんだからな!」
「研修生が失敗するのは当たり前です…。僕もレストランで働いてた頃は…失敗ばかりでした…」
「エマーソンがミスしたわけじゃないだろが?」
「もし家賃が払えなくて…アパートを追い出されたら…きっと困ってしまうと思うんです…」
「エマーソン君…僕が悪いから気にしないで…」
研修生の若い男の娘は女の子みたいに可愛い顔で泣きそうな表情をしている。
「顔だけで雇うとこいつみたいに使えない奴が多くて困る…」
「もっと安いグラスは…ないんですか?研修中は割ってしまう事もあるし…レストランの皿は銅貨数枚程度で弁償できたんだけど…」
「うちは高級クラブだからな?皿だって銀貨数枚はするし、このグラスは最高級のガラス細工が施されてるから、金貨何枚もするんだ…」
「確かに…素晴らしいガラス工芸品だと…思います…。ガラス職人の腕が…光ってますね…」
「とにかく!中古で安くても金貨四枚はするんだ。研修生は月給金貨八枚ってとこだから、半分の金貨四枚にしとくからな?次は割るなよ…」
研修生の男の娘は泣きながらシェイカーを振っている。
「君がニコ・エマーソンか。リアムの息子だと聞いていたが、顔がよく似ているな」
「父さんが生前に…バーテンダーをしていたと聞いたので…僕もやってみたいなと思いまして…」
店は夕方の四刻(十六時頃)に開けるようだが、四刻半(十七時頃)なのに誰も店内にはいない状況だ。
「リアムが居なくなってから常連客が減っちまって、スタッフを減らしたら見ての通り閑古鳥が鳴いてるよ?」
「まだ夕方ですし…夜一刻(十八時頃)になればお客様も…増えてくるんじゃないですか?今、働いてるレストランは…そうでした」
しかしバーのオーナーはそれを聞いて首を横に振った。
「バーはレストランよりメニューが高めに設定されてるし、店に来る客は美男美女の店員と会話する為に来るんだよ?」
「僕…話すのはちょっと苦手だから…接客は得意じゃありません」
「裏方は誰でも出来る。接客が出来る奴が足りてないんだ…」
「レストランで接客はした事があるけど…バーとは違うのかな?」
「食事をしに来てるわけじゃないから、店員が上手く注文するように仕向けないとダメなんだ…」
「お客様に…店員が…メニューをオススメする…感じですか?」
「もう店を畳もうかと思っていたんだが、リアムの息子が来てくれるってんなら、立て直しも出来るかもしれない!と思ったんだよ」
「どうしてこんなに…お客様が減ってしまったのですか…?」
「リアムは後輩の面倒見も良かったから、リアムが他の客を相手する間、後輩を指名するように常連客に頼んだりして、新入りでも稼げたりしたんだが…」
「父さんは僕が子供の頃…ちっとも面倒は見てくれなかったのに…」
「とにかく後輩の面倒を見る奴が居なくなって、駆け出しの若いホストが稼げなくなったから、そいつらも次々に辞めちまったのさ」
「なんだか難しそうですね…。僕には出来そうにないから…やっぱりバーテンダーになるのはやめておこう…」
「ま、待ってくれ!リアムの息子がうちに働きに来るって常連客たちに宣伝しちまったから、やめられたら困るんだ…」
「まだ雇われてないのに…もう宣伝してしまったんですか…」
「リアムにはネームバリューがあるから、それだけで興味持って来てくれる客もいるんだよ」
「そう言えば…コロシアムの試合でも…リアムの息子って銘打って満員御礼になってたな…」
「あの試合、客の間でかなり話題になってるからな!王国最強と呼ばれてる騎士のラインハルト様に勝っちまったから」
「僕…シェイカーを振る仕事を…してみたいんですが…、カクテルの作り方を…教えてもらえませんか?」
「カクテルは種類によって配合が違うんだが、それは家に帰って勉強して来てくれ?この本を貸してやるから」
ニコはペラペラとページをめくってカクテルの配合の割合を眺めている。色とりどりのカクテルの挿絵を見ているだけで、楽しい気分になった。
「面白そうな本ですね…。お借りしても…宜しいのですか?」
「ああ、なるべく配合は頭ん中に入れといて一々、本を見なくても作れるようにしておいて欲しい…」
「わかりました…。多分、一晩あれば…暗記出来ると思います…」
「カレッジの成績もトップだって聞いてるから、記憶力も良いらしいな?」
「魔族は人間より…記憶力が優れてますので…」
バーテンダーのアルバイトが決まったのでレストランを辞める為、ウェイターの仕事が終わった後、ニコは店長と話し合いをする事にした。
「急に辞めるとか言われても…こっちが困るんだが…若い子はいい加減に仕事を辞める奴が多いけど…それは店に迷惑がかかるんだよ…」
「この前…僕が逮捕された時も…一日来れなくて…迷惑をかけてしまって…すみません」
「いや、あれは逆に宣伝効果があってね。店の客が前よりも増えたから休んだ事は別に良いんだよ?」
「なんかめちゃくちゃ大きな事件にされてしまって…王国タイムス誌の記事を読むのも恥ずかしかった…」
「リアムが老婆を助けたとか言うニュースも一時期、話題になってたからな。それで客がバーに殺到してマスターは大喜びだったな」
「父さんがおばあちゃんを…助けたんですか?」
「雑誌の記者は売り上げを伸ばす為なら、どうでも良い事でも大袈裟に書くんだよ?リアムの記事を書くと雑誌が飛ぶように売れるからさ…」
「父さんがバーテンダーをしてたって聞いて…僕もバーテンダーの仕事を…やってみようと思ってるんです…」
「そんな事されたらこっちの客がみんなバーの方へ持って行かれちまう!」
「そうなのかな…。この店が気に入ってるから…来てるお客様もいると思うけど…」
「エマ様とラインハルト様は上客なのに来なくなるだろが?」
「確かに母さんは…僕に会う為にここに来てるような気はするけど…」
「頼むから辞めないでくれ…」
「でも…もうバーテンダーの仕事をやると決めてしまったので…」
「そうか…。それだけ決意が固いなら止められそうもねぇな」
「もし上手く行かなかったら…ここに戻って来ても良いですか?」
「ああ、いつでも戻って来てくれ?歓迎する!」
その日の帰り道でペニーもポロリと本音を漏らす。
「ニコが居なくなると寂しくなるわ…」
「色んな仕事をやってみたいから…バーテンダー以外の仕事も…あれこれ挑戦してみるよ?」
「バーテンダーの仕事って、どんな感じなの?」
「この本を貸してもらったから…徹夜で暗記しようと思ってるんだ…」
ニコはカクテルの作り方の本をキャンパスバッグから取り出して見せた。ペニーは受け取るとペラペラとページをめくって眺めている。
「すごい!こんなの作るんだね?」
「レストランで作る…ドリンクより難しそうだけど…楽しそうだよ?」
「レストランのドリンクは私でも作れるから…」
「新しい仕事…ワクワクしてるよ」
「ニコは勉強熱心で努力家だから、すぐに慣れると思うわ!」
「配合は完璧に暗記してから…初出勤するつもりだよ?」
「私も来年二十歳になったら、ニコの働いてるお店に飲みに行こうかな…」
ニコがバーテンダーの初出勤の日にもう一人、若い男性が雇われていた。開店前に練習の為に二人でシェイカーを振る。ところが研修生の若い男性がシェイカーをぶつけてカクテルグラスを割ってしまった。
「何やってんだ!そのグラス高いんだぞ?研修中にグラスを割られてたら、給料は出せないな…」
「ご、ごめんなさい…。給料がもらえないと来月の家賃が払えなくて追い出されてしまうんです」
「そんな事、知るか!研修やめて逃げ出しても、グラス代は請求するからな?金貨八枚」
「き、金貨八枚も?それじゃ働いても意味がなくなる…」
「あの…すみません…。その金貨八枚は…僕が弁償するので…許してあげてくれませんか?」
「エマーソンは弁償しなくて良いんだよ?悪いのはこいつなんだからな!」
「研修生が失敗するのは当たり前です…。僕もレストランで働いてた頃は…失敗ばかりでした…」
「エマーソンがミスしたわけじゃないだろが?」
「もし家賃が払えなくて…アパートを追い出されたら…きっと困ってしまうと思うんです…」
「エマーソン君…僕が悪いから気にしないで…」
研修生の若い男の娘は女の子みたいに可愛い顔で泣きそうな表情をしている。
「顔だけで雇うとこいつみたいに使えない奴が多くて困る…」
「もっと安いグラスは…ないんですか?研修中は割ってしまう事もあるし…レストランの皿は銅貨数枚程度で弁償できたんだけど…」
「うちは高級クラブだからな?皿だって銀貨数枚はするし、このグラスは最高級のガラス細工が施されてるから、金貨何枚もするんだ…」
「確かに…素晴らしいガラス工芸品だと…思います…。ガラス職人の腕が…光ってますね…」
「とにかく!中古で安くても金貨四枚はするんだ。研修生は月給金貨八枚ってとこだから、半分の金貨四枚にしとくからな?次は割るなよ…」
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