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番外編①
リアムとレティ
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これは本編の二十年前、ニコの母親と父親のリアムが出逢った頃のストーリーです。
十八歳でアカデミーを卒業後、シスターになる為に修道院にやって来た、レティ。年配のシスターのペイズリーが教壇に立って、出家したばかりの若いシスターたちに聖書の教えを説いている。
「七つの大罪について、全て答えられる者はいますか?」
「はい!マザー・ペイズリー」
レティは一番最初に手を挙げる。
「では、レティ。答えなさい」
「傲慢、嫉妬、怒り、強欲、怠惰、暴食、色欲」
「宜しい。正解です。座りなさい」
レティは席に着いて、祈りを捧げるポーズを取る。他のシスターも同じポーズを取っていた。マザーは修道院で最も高齢の者が任命されるが、戒律を一度でも破ると破門されてマザーにはなれない。
「特に色欲は最も忌むべき大罪です。あなたたちも色欲に溺れぬ様、自制して禁欲生活を送りなさい」
レティはマザーを目指していた。恵まれない孤児たちの為に働きたいと思っており、生涯未婚を貫くつもりだった。この時代にはまだ女性がビショップになれなかった為、マザーがビショップとほぼ同等の権限を持っていた。
「マザー・ペイズリーの説教はつまらないわね」
「そう?有難いお話だから、ちゃんと聞いておかなきゃ」
「レティは真面目過ぎるのよ?シスターは騎士団員とお近付きになれるから、騎士団員の妻になるのが目的で目指す子も多いし」
「そうだったんだ…。騎士団も素晴らしいお仕事だと思うわ」
「レティはマザーを目指すって言ってたけど、不義密通がバレたら破門だから、行き遅れるまで男遊びしちゃダメなんて耐えられるの?」
「男遊びしたいと思った事がないから…。結婚したいと思った事もないの」
「そのスタイルなら男が寄ってくるんじゃない?もったいない…」
レティはシスターの中でもスタイルが一番良かったので、騎士団員の男が教会に来るたびに口説かれていた。
「レティ、今夜一緒にどこかへ行かない?」
「夜二刻からの外出は禁じられていますので、申し訳ありませんが、お断りさせていただきます」
「じゃあ、夜二刻までに教会に送るからさ。良いだろ?」
「不純異性交遊は戒律違反になります」
「何もしないから!ちょっとお話するだけだよ」
「お話なら教会でもお伺いしますよ?」
「ここじゃ話せない内容だからさ」
「これから身寄りのない孤児のたちの為に炊き出しをするので、手が空いていませんからこれで」
「そんなの他のシスターに任せときゃ良いだろ」
「善行を多く積んでマザーになれるよう日々、精進しなければならないのです」
レティに断られたので、騎士団員は渋々、他のシスターを誘って、路地裏に連れ込むと、キスをしている。レティをそれを見て見ぬフリで、厨房に入るとジャガイモの皮を剥いていた。
「ねぇ、リアム様って知ってる?」
「リアム様?知らないわ」
「夜の街に行ったら会えるわよ?」
「夜二刻からは外出禁止だから…」
「夕三刻からバーは開いてるのよ」
「そう…。でも興味がないわ」
「一目惚れした子も多いのだけど、素っ気なくて誰とでもキスする訳じゃないから、紳士的で素敵なの!」
「夜の街って色欲に溢れた人が多い気がする…」
「確かにそうね。でもリアム様は違うの。どんな醜い姿の女でも優しく接してくれるし」
「へぇ~、そうなんだ?少しだけ興味が湧いて来た」
買い出しのついでに夜の街の方へ、同期のシスターとやってくると、金髪の整った顔立ちをした若い男が年配の女性の荷物を運んであげていた。かなり重そうな荷物だが、片手で軽々と持ち上げている。若い男は胸元のボタンが外れて開いており、腹筋が割れていた。年配の女性は拝む様に手を擦り合わせて感謝している。
「ああ、リアム様…。こんな老ぼれの為に…わざわざ。有難や、有難や~」
「レディーファーストですよ?俺はフェミニストだから」
それを遠巻きにレティは眺めていた。
「ね?いつもああやって困ってる人がいたら助けておられるのよ」
「ふ~ん、悪い人ではなさそうね?もう遅いから早く教会に帰りましょ…」
レティが帰ろうとするとリアムが近づいて来て呼び止めた。
「君、見かけない子だけど、名前は?」
「人に名前を尋ねる前に自分で名乗るのが礼儀だと思います」
「おお、そうだった…。悪ぃ、悪ぃ。俺の名はリアムだ。よろしく!」
「私はレティ。幸せと言う意味の名前です」
「レティか。良い名だな。それに君は良い匂いがする…」
「香水は何も付けていませんよ?」
「俺は香水の匂いは嫌いだ…。鼻が潰れそうになる…」
レティはリアムとは挨拶だけして、すぐに教会に戻って行った。しかしリアムはレティが気になってしょうがない。バーの仕事をサボって教会まで来てしまった。それを見たシスターたちが騒ぎ始める。
「見て!リアム様よ?教会に来るなんて珍しい」
「本当だ?どうして教会に来たんだろ…。そろそろバーが開店する時間なのに」
「そんな事、どうでも良いわ!教会でもリアム様を見ていられるなんて幸せ…」
「はぁ~、目の保養…。なんて美しいの?」
「あなたたち!何をしているのです?」
マザーがシスターたちを叱りつけた。そしてリアムの方へと近づいて来る。リアムは祈りも捧げず、ただ席に座って足を組んで、レティの方を見ている。
「シスターたちが騒いでおりますので、お引き取り願えますか?」
「俺は無宗教だから教会には用はないんだ」
「あなた…信者でもないなら、なぜ教会に来られたのです?」
「レティに用があって来たんだ…」
「レティはお祈り中なので、今は懺悔を聞く事は出来ません」
「懺悔を聞いてもらうつもりもないんだが…。この教会のシスターは、あんたとレティ以外は全員ロストバージンだな」
「まあ!なんて破廉恥な…。この教会にいるシスターは全員バージンのはずですよ」
「俺は匂いでバージンの女はすぐわかる…」
「そんな馬鹿な事が…。冗談が過ぎますよ?風紀が乱れますので、出て行ってください」
シスターたちは遠巻きにそれを見ていたが、リアムが立ち去ると口々に噂話を始めた。
「リアム様は美人は相手にされないと聞いてたんだけど…。レティは美人なのにどうして?」
「結局、リアム様も女を顔で判断してるって事?幻滅だわ…」
「匂いでバージンがわかるとか言ってたけど、私がバージンじゃないから、相手にしてくれなかったのかな…」
リアムはそれからも夕方になるとレティに会いにやって来た。マザーに叱られて帰ると言うのを繰り返している。
「またあなたですか?教会に用がないなら、お引き取りください」
「いや、今日はマザー・ペイズリーに懺悔したい事があるんだ…」
「悔い改めると言うのですね?宜しい、懺悔部屋に来なさい」
信者の懺悔を聞く為の防音壁の小部屋に通されるが、信者とシスターの入り口は別々であり、魔力吸収クリスタルの衝立で仕切られていた。魔族のリアムには簡単に壊せるが、ペタペタと手で触ってクリスタルの性能を確かめている。
「あまりクリスタルには触らない様にお願いします」
「珍しいもんがあるなぁと思って、つい…」
「それで?懺悔したい事は何ですか…」
「マザーは未婚じゃないとなれないのはなぜだ?レティはマザーを目指してるらしいんだ…」
「シスターは神と結婚するからです。神の妻である以上、人間の男と不義密通を行う訳には行きません…」
「実を言うと俺は人間じゃないんだ…。魔族の掟でも人間と本気で付き合うのは禁止されてる…」
「な、な、な、な、何ですって!?道理であなたは禍々しいオーラを放っていると思いました…」
「人間の女を本気で好きになっちまったんだが、どうすりゃ良いと思う?」
「こんな懺悔を聞いたのは初めてです…。懺悔の内容は口外禁止で、誰にも話してはいけない決まりなのに…」
「マザーは戒律を破れないよな?」
「ええ、口外禁止を破って、懺悔の内容を他人に話したりすれば…私はマザーの職を退かなければならなくなる…」
「マザーも俺の好みのタイプなんだがな…」
「言うに事欠いて何を世迷いごとを…」
「俺は冗談は嫌いでね。気の強いところもグッとくるぜ」
「ふざけないでください!神聖な懺悔部屋でシスターを口説くとは…」
「俺は耳が良いからこんな防音壁は無駄なんだ。他の懺悔部屋でもシスターが口説かれてんぞ?」
「そ、そんなはずは…!私の教育が足りなかったのですね…」
「嘘だと思うなら隣の部屋に行って見な?さっきからずっとシスターを口説いてる」
マザーは隣の部屋のドアをノックして、中に入るとシスターは黙り込んだ。衝立の裏にはカーテンが引かれているので、カーテンの向こう側にいる男はマザーが入って来た事に気づかない。
「こんな辛気臭いところで男も知らずに暮らすなんて生き地獄だろ?」
「辛気臭いところで悪かったですね?」
「ひっ!その声は…マザー?」
「戒律違反です。あなたは出禁にしますので、二度と教会の敷居を跨がないでください」
マザーは男を追い払った後、新人のシスターにも事情を聞いている。
「助かりました。あの人、しつこくて困ってたんです…」
「なぜ私に報告しなかったんですか?」
「懺悔部屋の中で話した事は口外禁止なので…」
「戒律の見直しが必要かもしれませんね。次の定例議会で議題にしようと思います」
十八歳でアカデミーを卒業後、シスターになる為に修道院にやって来た、レティ。年配のシスターのペイズリーが教壇に立って、出家したばかりの若いシスターたちに聖書の教えを説いている。
「七つの大罪について、全て答えられる者はいますか?」
「はい!マザー・ペイズリー」
レティは一番最初に手を挙げる。
「では、レティ。答えなさい」
「傲慢、嫉妬、怒り、強欲、怠惰、暴食、色欲」
「宜しい。正解です。座りなさい」
レティは席に着いて、祈りを捧げるポーズを取る。他のシスターも同じポーズを取っていた。マザーは修道院で最も高齢の者が任命されるが、戒律を一度でも破ると破門されてマザーにはなれない。
「特に色欲は最も忌むべき大罪です。あなたたちも色欲に溺れぬ様、自制して禁欲生活を送りなさい」
レティはマザーを目指していた。恵まれない孤児たちの為に働きたいと思っており、生涯未婚を貫くつもりだった。この時代にはまだ女性がビショップになれなかった為、マザーがビショップとほぼ同等の権限を持っていた。
「マザー・ペイズリーの説教はつまらないわね」
「そう?有難いお話だから、ちゃんと聞いておかなきゃ」
「レティは真面目過ぎるのよ?シスターは騎士団員とお近付きになれるから、騎士団員の妻になるのが目的で目指す子も多いし」
「そうだったんだ…。騎士団も素晴らしいお仕事だと思うわ」
「レティはマザーを目指すって言ってたけど、不義密通がバレたら破門だから、行き遅れるまで男遊びしちゃダメなんて耐えられるの?」
「男遊びしたいと思った事がないから…。結婚したいと思った事もないの」
「そのスタイルなら男が寄ってくるんじゃない?もったいない…」
レティはシスターの中でもスタイルが一番良かったので、騎士団員の男が教会に来るたびに口説かれていた。
「レティ、今夜一緒にどこかへ行かない?」
「夜二刻からの外出は禁じられていますので、申し訳ありませんが、お断りさせていただきます」
「じゃあ、夜二刻までに教会に送るからさ。良いだろ?」
「不純異性交遊は戒律違反になります」
「何もしないから!ちょっとお話するだけだよ」
「お話なら教会でもお伺いしますよ?」
「ここじゃ話せない内容だからさ」
「これから身寄りのない孤児のたちの為に炊き出しをするので、手が空いていませんからこれで」
「そんなの他のシスターに任せときゃ良いだろ」
「善行を多く積んでマザーになれるよう日々、精進しなければならないのです」
レティに断られたので、騎士団員は渋々、他のシスターを誘って、路地裏に連れ込むと、キスをしている。レティをそれを見て見ぬフリで、厨房に入るとジャガイモの皮を剥いていた。
「ねぇ、リアム様って知ってる?」
「リアム様?知らないわ」
「夜の街に行ったら会えるわよ?」
「夜二刻からは外出禁止だから…」
「夕三刻からバーは開いてるのよ」
「そう…。でも興味がないわ」
「一目惚れした子も多いのだけど、素っ気なくて誰とでもキスする訳じゃないから、紳士的で素敵なの!」
「夜の街って色欲に溢れた人が多い気がする…」
「確かにそうね。でもリアム様は違うの。どんな醜い姿の女でも優しく接してくれるし」
「へぇ~、そうなんだ?少しだけ興味が湧いて来た」
買い出しのついでに夜の街の方へ、同期のシスターとやってくると、金髪の整った顔立ちをした若い男が年配の女性の荷物を運んであげていた。かなり重そうな荷物だが、片手で軽々と持ち上げている。若い男は胸元のボタンが外れて開いており、腹筋が割れていた。年配の女性は拝む様に手を擦り合わせて感謝している。
「ああ、リアム様…。こんな老ぼれの為に…わざわざ。有難や、有難や~」
「レディーファーストですよ?俺はフェミニストだから」
それを遠巻きにレティは眺めていた。
「ね?いつもああやって困ってる人がいたら助けておられるのよ」
「ふ~ん、悪い人ではなさそうね?もう遅いから早く教会に帰りましょ…」
レティが帰ろうとするとリアムが近づいて来て呼び止めた。
「君、見かけない子だけど、名前は?」
「人に名前を尋ねる前に自分で名乗るのが礼儀だと思います」
「おお、そうだった…。悪ぃ、悪ぃ。俺の名はリアムだ。よろしく!」
「私はレティ。幸せと言う意味の名前です」
「レティか。良い名だな。それに君は良い匂いがする…」
「香水は何も付けていませんよ?」
「俺は香水の匂いは嫌いだ…。鼻が潰れそうになる…」
レティはリアムとは挨拶だけして、すぐに教会に戻って行った。しかしリアムはレティが気になってしょうがない。バーの仕事をサボって教会まで来てしまった。それを見たシスターたちが騒ぎ始める。
「見て!リアム様よ?教会に来るなんて珍しい」
「本当だ?どうして教会に来たんだろ…。そろそろバーが開店する時間なのに」
「そんな事、どうでも良いわ!教会でもリアム様を見ていられるなんて幸せ…」
「はぁ~、目の保養…。なんて美しいの?」
「あなたたち!何をしているのです?」
マザーがシスターたちを叱りつけた。そしてリアムの方へと近づいて来る。リアムは祈りも捧げず、ただ席に座って足を組んで、レティの方を見ている。
「シスターたちが騒いでおりますので、お引き取り願えますか?」
「俺は無宗教だから教会には用はないんだ」
「あなた…信者でもないなら、なぜ教会に来られたのです?」
「レティに用があって来たんだ…」
「レティはお祈り中なので、今は懺悔を聞く事は出来ません」
「懺悔を聞いてもらうつもりもないんだが…。この教会のシスターは、あんたとレティ以外は全員ロストバージンだな」
「まあ!なんて破廉恥な…。この教会にいるシスターは全員バージンのはずですよ」
「俺は匂いでバージンの女はすぐわかる…」
「そんな馬鹿な事が…。冗談が過ぎますよ?風紀が乱れますので、出て行ってください」
シスターたちは遠巻きにそれを見ていたが、リアムが立ち去ると口々に噂話を始めた。
「リアム様は美人は相手にされないと聞いてたんだけど…。レティは美人なのにどうして?」
「結局、リアム様も女を顔で判断してるって事?幻滅だわ…」
「匂いでバージンがわかるとか言ってたけど、私がバージンじゃないから、相手にしてくれなかったのかな…」
リアムはそれからも夕方になるとレティに会いにやって来た。マザーに叱られて帰ると言うのを繰り返している。
「またあなたですか?教会に用がないなら、お引き取りください」
「いや、今日はマザー・ペイズリーに懺悔したい事があるんだ…」
「悔い改めると言うのですね?宜しい、懺悔部屋に来なさい」
信者の懺悔を聞く為の防音壁の小部屋に通されるが、信者とシスターの入り口は別々であり、魔力吸収クリスタルの衝立で仕切られていた。魔族のリアムには簡単に壊せるが、ペタペタと手で触ってクリスタルの性能を確かめている。
「あまりクリスタルには触らない様にお願いします」
「珍しいもんがあるなぁと思って、つい…」
「それで?懺悔したい事は何ですか…」
「マザーは未婚じゃないとなれないのはなぜだ?レティはマザーを目指してるらしいんだ…」
「シスターは神と結婚するからです。神の妻である以上、人間の男と不義密通を行う訳には行きません…」
「実を言うと俺は人間じゃないんだ…。魔族の掟でも人間と本気で付き合うのは禁止されてる…」
「な、な、な、な、何ですって!?道理であなたは禍々しいオーラを放っていると思いました…」
「人間の女を本気で好きになっちまったんだが、どうすりゃ良いと思う?」
「こんな懺悔を聞いたのは初めてです…。懺悔の内容は口外禁止で、誰にも話してはいけない決まりなのに…」
「マザーは戒律を破れないよな?」
「ええ、口外禁止を破って、懺悔の内容を他人に話したりすれば…私はマザーの職を退かなければならなくなる…」
「マザーも俺の好みのタイプなんだがな…」
「言うに事欠いて何を世迷いごとを…」
「俺は冗談は嫌いでね。気の強いところもグッとくるぜ」
「ふざけないでください!神聖な懺悔部屋でシスターを口説くとは…」
「俺は耳が良いからこんな防音壁は無駄なんだ。他の懺悔部屋でもシスターが口説かれてんぞ?」
「そ、そんなはずは…!私の教育が足りなかったのですね…」
「嘘だと思うなら隣の部屋に行って見な?さっきからずっとシスターを口説いてる」
マザーは隣の部屋のドアをノックして、中に入るとシスターは黙り込んだ。衝立の裏にはカーテンが引かれているので、カーテンの向こう側にいる男はマザーが入って来た事に気づかない。
「こんな辛気臭いところで男も知らずに暮らすなんて生き地獄だろ?」
「辛気臭いところで悪かったですね?」
「ひっ!その声は…マザー?」
「戒律違反です。あなたは出禁にしますので、二度と教会の敷居を跨がないでください」
マザーは男を追い払った後、新人のシスターにも事情を聞いている。
「助かりました。あの人、しつこくて困ってたんです…」
「なぜ私に報告しなかったんですか?」
「懺悔部屋の中で話した事は口外禁止なので…」
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