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月が赤いから。今日だけは...、全部なかったことにしよう。(未完・1)
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何も期待してなかったって言ったら、そんなの嘘。
優しいの、知ってるから。
もう5年も放置していたこの番号。だけど、消せなかった番号。
全部、どうでもいいって。
逃げたくなっちゃった。どこか遠くに連れ出して欲しくなっちゃった。
なんとなく、どうしていいか分からなくて、雑踏の中、動けなくて。
頭の中が、ごちゃごちゃ。
すっかり昔の私が、ここに顔を出していて、帰る場所を忘れちゃったみたいだ。
こんなに沢山人がいるのに、独りぼっちみたいな、この寂しさが、時々ね、癖になるんだった。
『ひさしぶりだね、どうしたの?』
あ...、なんか泣きそう。
「...ひさしぶり。どうもしてないよ。」
『どうもしてなかったら、絶対に電話なんかかけないでしょ。
じゃぁ、切っていい?』
どうしよう、何も変わらない声に、何も変わらない喋り方に、何も変わらない息づかい。
どうしよう、たまらなく、好きだったんだった。
「...やだ。」
あぁぁ、どうしよう、泣いちゃいそうな私がどうしていいか分からないや。
『果奈ちゃんさぁ、タイミングいいよねー。
俺、ちょっと暇だから、今からお迎えに上がりましょうか?』
あぁぁぁ、ダメだなぁー、私。
「...うん。」
『今日は素直な果奈ちゃんなんだねぇー。どこにいるの?』
「関内で、座ってます。」
『あー、了解。15分くらいで着いちゃうよ。めっちゃ近いな。』
「たぶん、待ってます。」
『たぶんって...笑 まぁ、待ってな。』
なんかね、急にリアルだ。
時々考えてみても、時々思い出してみても、私はどうして彼から離れたかったのか、忘れてしまった。
思い出は、時間と共に美化されていて、嫌な思い出は風化してしまったのかもしれない。
心の奥がキュンと、する。
------------------------------------------------------------------
『里奈ーーっ、こっちだよー。』
ぼーっとしてたのか、あっという間だったのか。
顔を上げたら、視界に、将人が、いた。
なんか、5年前にタイムスリップでもしたのかってくらい、いつもと同じ雰囲気で、声で。
でも、車はちょっとグレードアップのロクサスだ。
なんか、全然変わらない。私を見つけて、呼ぶ声だ。
なんか急に恥ずかしくなって、とぼとぼ。
30過ぎたいい歳した女が、ジャージみたいな服で高級車に向かうなんて。
「あ、すみません。ありがとう。なんか、ありがとう。」
『ぜんっぜん、変わってないな。笑える。あの日の、続きみたいだね。』
「えっ...。いや、変わってるでしょ。うん、続きには、ならないよ。」
『ははっ、笑える。全然、変わってないね。まー、いっか。』
変わったよ、変わったよ。変わった、変わった。
全部違う。
もう、一瞬で気付いたから。
ハンドルに添えられている左手には、指輪があるもんね。
いつの間にか、結婚したんだね。知らなかった。何にも知らなかった。
そんなことでシュンとする私だって、5年前、結婚したんだから。
それでも、この雰囲気、どうしよう、心地良くて、大好きだったんだ。
思い出したくて、思い出したのに。
触れたくて、触れたのに。
もう、今の私は、あのまま忘れてしまっていた方が良かったんだって、胸が締め付けられる。
周りの景色が流れて、ひたすらに流れて、時々赤信号が眩しくて。
だけど、私の身体中には、心臓の鼓動だけが響いてる。
コツン!
えっ!?ゲンコツ?えっ、地味にこめかみ痛いんですけど。
『...って、里奈聞いてないじゃん。ねぇ、全然聞いてないじゃん。』
将人の顔が見れない私の顎をクイッって。うわぁ、強制的に向かせるやつ。これ。
『ねぇ、こっち向いてよ。ひさしぶりに会ったんだからさ、顔見せてよ。』
あぁぁ、顔が熱くなって、赤面してるのが、分かる。恥ずかしい。
もう、そんな子供じゃないんだから。
将人の、ちょっと冷たい指が、気持ちいい...。そして、懐かしい。
どうしよう、ねぇ、どうしたらいいですか。この指が、好きでした。
でもね、見えてないけど、この指には、私の知らない誰かとの愛の証がついてるんだよね。
やだやだ。泣きたくなる。
睨むことしか、できないよ。
『ははっ、里奈、ほんっと変わってなくて、可愛いなー。なんで、そんなに睨みながら泣いてるの。
俺の顔見たら、そんなに憎たらしくなった?』
どうしよう。この、この声が、この喋り方が、懐かし過ぎて。
もう、昔には戻れないんだって、急にリアルな現実が、目の前に、いた。
涙が、止まらなくなっちゃうよ。
『よしっ!どっかの山に、ドライブだな。なんか、いい景色、見よう!』
ほっぺたむにむにして、つねって。将人の手が、私の顔を解放した。
ほっとして。急に寂しくなって。
見上げたフロントガラスに、ぽっかり満月が浮かんでいて、やけに印象強い月だなって。
こうやって、私の事見透かしてる。そんな、気がした。
----------------------------------------------------------------------------------
『モックスのドライブスルー寄るけど、里奈って、ところでごはん食べたの?』
「ううん... 食べてないや。」
『んじゃ、適当に買うよー。何か食べたい?飲み物アイスコーヒーで良い?』
「うん、同じのでお願いします...。」
『じゃぁ、ビッグトリプルでもいいの?笑』
「そんなの運転しながら食べれるの?笑 めっちゃ食べにくそう笑」
『あ、嘘です。ダブリルにしとくわ。』
「うん、同じのでお願いします...。」
運転席の窓ガラスを開けて、スピーカーに注文する将人。
夜風が、気持ちいい。これは、春の匂い?
全然、楽しい2人じゃないはずなのに、楽しい2人じゃいけないはずなのに、
どこかワクワクしそうな匂いで、切ないね。
いやいや、モックスの匂いでしょ! なんて1人でノリつっこみです。
中学の同級生で、初めて付き合った人で、何度も別れた人で、何度も付き合った人。
居心地良いのは当然じゃんね。いけないね、私。
ここに、戻っちゃったら、終わり、終わりだって、5年間ずっと思ってたのに。
今日はあっさり、5年の月日を、超えてしまった。
将人のせい。将人のせい。私なんかの電話に、なんで出ちゃったのよ。
『里奈―、受け取って。』
うわぁぁ、ザ・ジャンクフード。
10代の頃はずっとお世話になって、20代の頃だって暇にまかせてお世話になって。
30代の今は、ちょっとだけひさしぶりな、ジャンクな香り。
なんて一瞬カッコつけたけど、先週、ランチにジャンクな香りを味わったばかりだ。
「うわ、めっちゃ買ったね?なんか、学生みたい。」
『って、里奈、モックス好きじゃん。好きでしょ。太るからやだーって、言いながら、めっちゃ食べるじゃん。』
「うん、食べる。」
『とりあえず、お腹が満たされれば、世界は平和だって。なんかで聞いたっしょ。』
「んー、んー?んー。んーーーー、そうかも。」
『まっ、里奈配給係ね。とりあえずアイスコーヒーと、ダブリルくださいー。』
「はいー。」
ブラックは楽でいいよねって、言い合ったのは、いつの頃だったかな。
いちいちミルクとかシュガーとか入れなくていいんだもんね。
最初にコーヒーを飲んでいたのは、将人で。きっと素敵な年上の彼女に教えられたのよ。
コーヒーに嫉妬した時代も、遥か遥か昔の出来事でした。
俺の、分けてあげるから、里奈もブラックでいいよね、って。初めて飲んだコーヒーは、苦かった。
『...なんか最近さー、里奈から連絡があるような気がしてたんだよねー。以心伝心?笑 なんか、現実になって、笑える。』
アイスコーヒー飲みながら、ふらっと、デートでドライブにでも行っているようなノリで、そんなこと言う将人が、やっぱりタイムスリップでもしたんじゃないかと、思わせる。
今の私は、逃避行よ。
「以心伝心? 私にはそんなもの、全然ないや。将人のことなんか、全然分からないもん。」
『はぁ~あ、愛が足りないんだよ。里奈には、いっつも。だから、俺ばっかり、里奈のこと分かっちゃう。』
赤信号だからって。優しい目ぇして、一途に、私のこと見るのやめてよ。
その長い睫毛が、切ないくらいに、私の心をギュッと掴むようで、今すぐ青信号になれって祈ってる。
メデューサか?私の顔が、硬直して動かない。将人の頭ごしに、今日の晴れやかな満月が映ってる。
うん...、この視線が、好きだった。大好きだった。ほっとするの、ちゃんと見てくれてるんだって。
『その顔、好き。ねぇ、俺の言葉が、今、刺さってるってことだよね。刺さるよね。ねぇ、俺はね、里奈の、その目が刺さるよ。俺のこと、いつだって、好きだって、言ってるから。』
「何、言ってんの。」
『...ねぇ。なんで、結婚したの。なんで、俺じゃなくて、あいつと結婚しちゃったの。』
優しいの、知ってるから。
もう5年も放置していたこの番号。だけど、消せなかった番号。
全部、どうでもいいって。
逃げたくなっちゃった。どこか遠くに連れ出して欲しくなっちゃった。
なんとなく、どうしていいか分からなくて、雑踏の中、動けなくて。
頭の中が、ごちゃごちゃ。
すっかり昔の私が、ここに顔を出していて、帰る場所を忘れちゃったみたいだ。
こんなに沢山人がいるのに、独りぼっちみたいな、この寂しさが、時々ね、癖になるんだった。
『ひさしぶりだね、どうしたの?』
あ...、なんか泣きそう。
「...ひさしぶり。どうもしてないよ。」
『どうもしてなかったら、絶対に電話なんかかけないでしょ。
じゃぁ、切っていい?』
どうしよう、何も変わらない声に、何も変わらない喋り方に、何も変わらない息づかい。
どうしよう、たまらなく、好きだったんだった。
「...やだ。」
あぁぁ、どうしよう、泣いちゃいそうな私がどうしていいか分からないや。
『果奈ちゃんさぁ、タイミングいいよねー。
俺、ちょっと暇だから、今からお迎えに上がりましょうか?』
あぁぁぁ、ダメだなぁー、私。
「...うん。」
『今日は素直な果奈ちゃんなんだねぇー。どこにいるの?』
「関内で、座ってます。」
『あー、了解。15分くらいで着いちゃうよ。めっちゃ近いな。』
「たぶん、待ってます。」
『たぶんって...笑 まぁ、待ってな。』
なんかね、急にリアルだ。
時々考えてみても、時々思い出してみても、私はどうして彼から離れたかったのか、忘れてしまった。
思い出は、時間と共に美化されていて、嫌な思い出は風化してしまったのかもしれない。
心の奥がキュンと、する。
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『里奈ーーっ、こっちだよー。』
ぼーっとしてたのか、あっという間だったのか。
顔を上げたら、視界に、将人が、いた。
なんか、5年前にタイムスリップでもしたのかってくらい、いつもと同じ雰囲気で、声で。
でも、車はちょっとグレードアップのロクサスだ。
なんか、全然変わらない。私を見つけて、呼ぶ声だ。
なんか急に恥ずかしくなって、とぼとぼ。
30過ぎたいい歳した女が、ジャージみたいな服で高級車に向かうなんて。
「あ、すみません。ありがとう。なんか、ありがとう。」
『ぜんっぜん、変わってないな。笑える。あの日の、続きみたいだね。』
「えっ...。いや、変わってるでしょ。うん、続きには、ならないよ。」
『ははっ、笑える。全然、変わってないね。まー、いっか。』
変わったよ、変わったよ。変わった、変わった。
全部違う。
もう、一瞬で気付いたから。
ハンドルに添えられている左手には、指輪があるもんね。
いつの間にか、結婚したんだね。知らなかった。何にも知らなかった。
そんなことでシュンとする私だって、5年前、結婚したんだから。
それでも、この雰囲気、どうしよう、心地良くて、大好きだったんだ。
思い出したくて、思い出したのに。
触れたくて、触れたのに。
もう、今の私は、あのまま忘れてしまっていた方が良かったんだって、胸が締め付けられる。
周りの景色が流れて、ひたすらに流れて、時々赤信号が眩しくて。
だけど、私の身体中には、心臓の鼓動だけが響いてる。
コツン!
えっ!?ゲンコツ?えっ、地味にこめかみ痛いんですけど。
『...って、里奈聞いてないじゃん。ねぇ、全然聞いてないじゃん。』
将人の顔が見れない私の顎をクイッって。うわぁ、強制的に向かせるやつ。これ。
『ねぇ、こっち向いてよ。ひさしぶりに会ったんだからさ、顔見せてよ。』
あぁぁ、顔が熱くなって、赤面してるのが、分かる。恥ずかしい。
もう、そんな子供じゃないんだから。
将人の、ちょっと冷たい指が、気持ちいい...。そして、懐かしい。
どうしよう、ねぇ、どうしたらいいですか。この指が、好きでした。
でもね、見えてないけど、この指には、私の知らない誰かとの愛の証がついてるんだよね。
やだやだ。泣きたくなる。
睨むことしか、できないよ。
『ははっ、里奈、ほんっと変わってなくて、可愛いなー。なんで、そんなに睨みながら泣いてるの。
俺の顔見たら、そんなに憎たらしくなった?』
どうしよう。この、この声が、この喋り方が、懐かし過ぎて。
もう、昔には戻れないんだって、急にリアルな現実が、目の前に、いた。
涙が、止まらなくなっちゃうよ。
『よしっ!どっかの山に、ドライブだな。なんか、いい景色、見よう!』
ほっぺたむにむにして、つねって。将人の手が、私の顔を解放した。
ほっとして。急に寂しくなって。
見上げたフロントガラスに、ぽっかり満月が浮かんでいて、やけに印象強い月だなって。
こうやって、私の事見透かしてる。そんな、気がした。
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『モックスのドライブスルー寄るけど、里奈って、ところでごはん食べたの?』
「ううん... 食べてないや。」
『んじゃ、適当に買うよー。何か食べたい?飲み物アイスコーヒーで良い?』
「うん、同じのでお願いします...。」
『じゃぁ、ビッグトリプルでもいいの?笑』
「そんなの運転しながら食べれるの?笑 めっちゃ食べにくそう笑」
『あ、嘘です。ダブリルにしとくわ。』
「うん、同じのでお願いします...。」
運転席の窓ガラスを開けて、スピーカーに注文する将人。
夜風が、気持ちいい。これは、春の匂い?
全然、楽しい2人じゃないはずなのに、楽しい2人じゃいけないはずなのに、
どこかワクワクしそうな匂いで、切ないね。
いやいや、モックスの匂いでしょ! なんて1人でノリつっこみです。
中学の同級生で、初めて付き合った人で、何度も別れた人で、何度も付き合った人。
居心地良いのは当然じゃんね。いけないね、私。
ここに、戻っちゃったら、終わり、終わりだって、5年間ずっと思ってたのに。
今日はあっさり、5年の月日を、超えてしまった。
将人のせい。将人のせい。私なんかの電話に、なんで出ちゃったのよ。
『里奈―、受け取って。』
うわぁぁ、ザ・ジャンクフード。
10代の頃はずっとお世話になって、20代の頃だって暇にまかせてお世話になって。
30代の今は、ちょっとだけひさしぶりな、ジャンクな香り。
なんて一瞬カッコつけたけど、先週、ランチにジャンクな香りを味わったばかりだ。
「うわ、めっちゃ買ったね?なんか、学生みたい。」
『って、里奈、モックス好きじゃん。好きでしょ。太るからやだーって、言いながら、めっちゃ食べるじゃん。』
「うん、食べる。」
『とりあえず、お腹が満たされれば、世界は平和だって。なんかで聞いたっしょ。』
「んー、んー?んー。んーーーー、そうかも。」
『まっ、里奈配給係ね。とりあえずアイスコーヒーと、ダブリルくださいー。』
「はいー。」
ブラックは楽でいいよねって、言い合ったのは、いつの頃だったかな。
いちいちミルクとかシュガーとか入れなくていいんだもんね。
最初にコーヒーを飲んでいたのは、将人で。きっと素敵な年上の彼女に教えられたのよ。
コーヒーに嫉妬した時代も、遥か遥か昔の出来事でした。
俺の、分けてあげるから、里奈もブラックでいいよね、って。初めて飲んだコーヒーは、苦かった。
『...なんか最近さー、里奈から連絡があるような気がしてたんだよねー。以心伝心?笑 なんか、現実になって、笑える。』
アイスコーヒー飲みながら、ふらっと、デートでドライブにでも行っているようなノリで、そんなこと言う将人が、やっぱりタイムスリップでもしたんじゃないかと、思わせる。
今の私は、逃避行よ。
「以心伝心? 私にはそんなもの、全然ないや。将人のことなんか、全然分からないもん。」
『はぁ~あ、愛が足りないんだよ。里奈には、いっつも。だから、俺ばっかり、里奈のこと分かっちゃう。』
赤信号だからって。優しい目ぇして、一途に、私のこと見るのやめてよ。
その長い睫毛が、切ないくらいに、私の心をギュッと掴むようで、今すぐ青信号になれって祈ってる。
メデューサか?私の顔が、硬直して動かない。将人の頭ごしに、今日の晴れやかな満月が映ってる。
うん...、この視線が、好きだった。大好きだった。ほっとするの、ちゃんと見てくれてるんだって。
『その顔、好き。ねぇ、俺の言葉が、今、刺さってるってことだよね。刺さるよね。ねぇ、俺はね、里奈の、その目が刺さるよ。俺のこと、いつだって、好きだって、言ってるから。』
「何、言ってんの。」
『...ねぇ。なんで、結婚したの。なんで、俺じゃなくて、あいつと結婚しちゃったの。』
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