鴉と蛍の異世界戦記

|鴉田実《からすだみのる》と|蛍原大地《ほとはらだいち》。
 同じ高校に通う親友同士である二人は、ある日、ドワーフ、エルフ、巨人族や妖精達が存在する異世界、『エレンザルド』へと転移させられ、世界を支配する帝国、『オーガ』の兵士に捕らえられ、『ミルアの牢獄』に閉じ込められてしまう。
 そこには、異種族である、帝国に楯突いた、あるいは地位が低いなどといった理由で、謂われ無き罪に問われて収監された者達が集まっていた。

 二人にとってそれは、とても腹立たしいものであった。

 しかもそれをしているのは、二人と同じ『異世界人』であるという。
 その人物に会い、元の世界に帰る手がかりを得る為。
 そして何よりも、強者に虐げられる弱者を出さないようにする為。
 二人は、この世界で戦う事を決意するのだった。

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