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旦那様と子作り♡
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「あの……朱鷹様」
「ん?」
「ずっと、伝えられなかったことがあるのです……」
俯いたまま、ボソボソと話す男。長い黒髪が柳のように垂れる。柔い目尻に涙が溜まっていた。
その男の名は嫋と言い、生贄のような形で妖───朱鷹の元に嫁いできた。
朱鷹に嫁いだ初日は殺されるものだと思っていたが、喧嘩したり仲直りをしたりと色々あった結果、他の妖達も羨む程の円満夫婦のとなった。
しかし、嫋には伝えていないことがあった。
人間の男は孕めないのである。
目の前の妖は人と関わることも無く妖の世界で悠々と生きてきたため、人間の世界の繁殖の仕方は知らないのだ。
それを知り、嫋は怖くなってしまった。
(もし、これで朱鷹様に捨てられたら──)
村に帰ることも出来ない。嫋には身内がいない。震える手を押さえつけ、事情を説明する。俯き、妖の答えを待つ。
嫋の予想を裏切り、その答えは簡単なものだった。
「だったら雌になりゃいいじゃねぇか」
「えっ?」
「知り合いが雌雄を反転させる仙薬を持ってる。それ飲めばいいんじゃねぇか? いつがいい? 明日でいいか?」
「えっ、あっ」
「やっと子作りに乗り気になったか、嫋。俺の娘子は恥ずかしがり屋だなぁ、ホント」
娘子、とは妻の事を指す。反対に夫のことは相公と呼ぶのだが、嫋は恥ずかしがって今まで呼ぶことは無かった。
翌日、夜
(そもそも、妖ってどうやって子供を作るんだろう)
嫋は寝台で夫である朱鷹を待ちながら、ソワソワと落ち着きなく考えていた。
流れるまま子作りを了承してしまったが、そのやり方を嫋は知らない。
(これから、お、女の子の体になって、朱鷹様と、こ、行為、を……)
怖い、分からない。でも、私の相公なら大丈夫。
朱鷹は暫くしてやってきた。手には薬を持っている。それを口移しで飲み下す。
「ん、っ……ぁ、こわ、い」
「大丈夫、大丈夫だ」
胸の奥が火照るのを感じ、思わず自身の体を抱きしめる。朱鷹がそんな嫋を抱擁し、安心させるように背中をトントンと叩く。父のようなそれに微睡んでいると、ふと骨が軋み、腹の中でなにかが蠢く。
「ぁう、ぁっ……」
半刻もすれば、嫋の体は女子のそれになっていた。
「嫋、嫋。なぁ、体は大丈夫か? 痛くねぇか?」
「は、はい。朱鷹様、その……」
逞しい男の抱擁に胸がキュンキュンと高鳴る。ほかの妖に食べられそうになった時、真っ先に助けてくれた嫋の相公。
嫋は真っ赤にした顔で、眉を八の字にする。目は潤み、これからする行為に胸が───いや、それ以上に胎が疼いていた。
彼の筋肉質な体。毎朝嫋が結ってやる、烏のような黒髪。血のような赤黒い瞳。その全てが愛おしい。
朱鷹の背中に手を回し、熱に浮かされた頭でそうっと耳元で囁く。
「朱鷹様、嫋に子作りをさせてください……♡」
────
朱鷹は思わず嫋の唇を貪った。嫋は嫌がることもなく、彼の舌と自身の舌を絡ませる。
ぐちゅぐちゅと粘膜と唾液が絡み合う音が頭の中に響き、嫋は耳から犯されているような気分になった。
ゆっくりと体を下ろされ、滑やかな絹が嫋の体を撫でる。
嫋が見上げる先には、血のように赤黒い瞳をした妖と赤い天蓋のみ。
彼が焦れったそうに嫋の袍を脱がす。思わず破かれてしまわないか、と嫋が冷や冷やしながら見守る。
少し暇になった嫋は、朱鷹の首元を爪先でなぞる。
「あ?」
「ふふっ、朱鷹様、朱鷹様」
眉を顰め不思議そうな顔をする朱鷹を無視し、その指はするすると下に降りる。
喉仏、鎖骨、腹筋、鼠径部、更に下───既に硬くなっているそこを手のひら全体で揉むように撫で、ほう、と息をつく。
一度、自慰の見せ合いっこをしたことがある。その時に見たそれは、自身のそれより逞しく、恐怖心を抱いてしまったほどだ。
(この体だったら、入るかな)
ぼんやりと潤んだ瞳で見つめていると、ぶち、と嫌な音がした。
「あっ、朱鷹様!」
「しょうがねぇだろ……お前が、お前が……!」
ぐぅ、と彼の喉奥が鳴る。朱鷹の筋張った指が、破けた袍の下、嫋の身体をまさぐる。
「嫋、嫋!」
「ぁふっ、んぅ……」
(やっぱり、変な感じ……胸が重い。あと、股が……ヌメヌメする)
口付けながら胸を触られ、その頂きを優しく擦られる。大好きな相公に触られ、嫋の乳首はピンとたっていく。
朱鷹の汗ばんだ手が徐々に下に向かう。下着は着ていない。手の感触からそれを知った朱鷹は目を血走らせ、フーっ、と熱い息を吐いた。
朱鷹の爪先が陰核を掠る。
「ぅ、あっ?」
びく、と嫋の体が跳ねる。
(な、なにこれ)
ぐるぐると混乱した頭で考える。陰茎から得る快感に似ているが、それよりずっと剥き出しにされているような───。
嫋の喘ぎ声を聞き、朱鷹は執拗にそこをくりくりと擦る。
「ぁうっ、あっあっ、だめ、だめです、ぅ! 朱鷹さまぁ!」
「ああ、クソ……嫋」
分泌された膣液が滑りを良くして、ちゅこちゅこと音が鳴る。ビクビクと腰が跳ね、朱鷹の指に陰核を押し付けているようにも見える。
嫋自身の言葉とは反対に、快感を逃がさないように足先がグッと丸められる。
震える手でなんとか絹の敷布を掴み、そこにしがみつく。それに気づいた朱鷹は、その腕を傷つけないようそっと掴んで自身の肩に回させた。
一度、朱鷹は嫋を傷つけてしまったことがある。妖の姿はそこらの家屋よりも大きい大鷲であり、その状態であれば嫋の体など悪戯に摘むだけでも致命傷になる。
朱鷹はそれを恐れ、平時からとにかく嫋に優しく触れるよう心がけていた。
淫らな嫋の反応に、理性が剥がされそうになる。普段押し殺している朱鷹の本能が暴れはじめ、息が苦しくなる。目の前の雌を孕ませたい、と下半身に熱がたまる。少しでも気を緩めば、羽が身体中から顕現してしまいそうだ。
「嫋、たお。優しくする。だから、痛かったら言えよ」
「んぅっ、はい、朱鷹さま……」
いつもの軽薄な喋り方をする余裕もなくなり、低く掠れた声で囁く。
にゅるり
「ぁぅ、ん……♡」
朱鷹の中指が嫋の中に入る。膣液により難なく入れることが出来た。それどころか、きゅう、と締め付け、もっと深くへと誘う。
嫋は目を瞑り、その快感を逃さまいと胎に意識を集中させている。
(人間の雌ってどうすりゃいいんだっけか……)
昔は妓女を買い、飽きたら食っていたものの、嫋に出会ってから初心になったようである。
朱鷹が手探りで嫋の中をまさぐり、腹側を軽く引っ掻くように擦る。
こりゅっ♡
「は、ぁッ♡ ぉっ♡」
思わず嫋が指に力を入れる。朱鷹の肩に回されていたため、朱鷹の首を引っ掻き、血が出てしまう。しかし彼はそれに気分を良くしたようで、褒美とでも言うように、腹側の膣壁を続けざまに擦った。
こりゅ、こりゅ、こりゅっ♡
「お、ぉっ♡ なんかッ、くるっ♡ いっ、いっ、~~~───ッ♡♡」
がく、がく、と腰が跳ねる。嫋の見開かれた目の端から涙が流れ、口元からも飲み込まれなかった涎が頬を伝って流れていく。膣が収縮し、朱鷹の指をキツく締め付ける。
「嫋、よくイけたな♡ 見てみろ、ほら」
呆然と天蓋を見つめていると、朱鷹の筋肉質な腕で身を起こされた。嫋は初めて自身の下半身を見る。
「ぁっ……あっ、2本、入ってる……♡」
絶頂し、嫋が意識をやっている間、指の数を増やしたのだろう。
(すご、これ、私の……♡)
そこはびしゃびしゃに粘液で濡れ、敷布は使い物にならなくなってしまっていた。陰部から朱鷹の指が少しだけ見えていて、「相公の一部が私の中に入っている」と再確認させられる。
嫋の脳が、四肢が、子宮が、たった2本の指に翻弄されている。大好きな相公に、子作りのための体に変えられている。
それを認識した時、嫋の腰が跳ね、また敷布が膣液に濡れた。
「くふっ、ぅ、ぅ~~っ♡」
目をキツく瞑り、目の前の逞しい身体を隙間が無くなるほど抱きしめる。座位になったことで指が更に奥に入り込み、指先が子宮付近の肉をグッと押し潰した。
彼の汗ばんだ胸筋と、嫋の豊満な胸が押し合う。乳首の先が擦れ合い、それすら気持ちがいい。
朱鷹と顔が近くなり、自然と接吻する。2人とも息が荒く、唾液がボトボトと落ちる。その間も膣の中の指が気持ち程度動かされ、にゅぽ、と音を立てて抜かれる。
嫋が身をかがめ、フラフラと朱鷹の下半身に顔をうずめる。
「ぁっ、嫋!?」
「朱鷹さま、しゅようさま……♡」
袍をどけ、下着を解き、その奥にある朱鷹の陰茎のにおいをスンスンと嗅いだ。汗と性のにおいを嗅ぎながら、自身の膣に指を入れる。この巨根に揺さぶられることを想像すると、今すぐにでも絶頂してしまいそうだった。
「嫋、嫋!」
「ぁんっ♡ 朱鷹さまぁ、んっ、んぅ」
嫋は蕩けた顔で押し倒され、接吻を受け入れる。朱鷹が頭を撫で、嫋の黒髪を梳かしてやる。嫋はほうっとそれを受け入れていると、ふと膣口に熱いものが当たる感覚を覚えた。
朱鷹が唇を離し、思わず腰が引けた嫋を逃がさないとでも言うように頭をぐっと押さえつける。彼の妖としての本能が顔を出し、嫋を征服し孕ませんと躍起になっていた。
「たお……娘子…すきだ」
「はっ、はっ……ぃや、ぁっ」
ずぷッ
朱鷹の肉棒が嫋の膣壁を掻き分け、嫋の女としての処女を散らす。
嫋ははくはくと息を吐き、その衝撃を逃そうと必死になっていた。足をバタバタと動かして抵抗し、爪で朱鷹の背中を引っ掻く。それでも興奮状態の朱鷹は止まらない。嫋の抵抗など気づいてすらいないのだ。
(いっ、痛い……!)
目の端からポロポロと涙を流す。やはり、朱鷹の規格外のそれを収めるのは難しかった。でっぷりと太い亀頭の出っ張りが入らず、朱鷹が腰を進めても押し返される。
嫋は半ばパニックに陥り、浅い呼吸を繰り返す。
「ひっ、ひっ、ぐすっ、いたい、ですぅ」
「たお……嫋、ごめんな」
頭を撫でられながら掠れた声でそう囁かれると、嫋はだんだん変な気分になってきた。
(朱鷹様が、相公が私に欲情してる……私のこと、孕ませたいって……♡ 頭撫でられて、こんなにかっこよくて強い妖に甘やかされてる……♡♡)
きゅん、きゅん♡
「んっ……ぁっ、ああ♡」
「ッ……」
にゅぷんッ ずぷぷ
膣壁が蠢き、誘われるように朱鷹は腰を進める。一番太い亀頭が入り、竿は比較的難なく入っていく。朱鷹の肉棒が嫋の膣をぎっちりと満たした。
「はぅ、くるし……ぁ、ぉ゛っ♡?」
プシュッ
眉を顰めその息苦しさに耐えていたが、とちゅん、と子宮口に朱鷹の亀頭が触れ、思わず腰が跳ねる。それと同時に、嫋の陰部から透明な液体が跳ねた。
生暖かいそれは朱鷹の腰を濡らす。
(な、に……? こわい……。私が、わたしじゃなくなっちゃう)
頭から子宮へ、甘い電流が走る。目を見開き、思わず自身の腹を凝視しようとする。しかし、朱鷹が嫋の頭を押さえつけており、嫋は顔を動かすことすらできなくなっていた。
朱鷹は嫋が潮を吹いたことに興奮し、ガツガツと腰を打つ。
「たお、嫋ッ………!」
「う゛ッ♡!? やめ゛っ、やめへッ♡♡、しゅよ、さまっ、ぉっ、おしっこでた、おっしこでたからぁ! いやっ、~ッ♡」
とちゅっ、とちゅっ、どちゅんッ!
膣がきゅんきゅんと朱鷹の肉棒を締め付ける。子宮を亀頭で叩かれる度、嫋の中の雌を引き摺り出される。
なんとか彼の腰を止めようと脚を朱鷹の腰にクロスさせるが、かえって彼の興奮を煽っている。嫋の耳元で、ぐぅ、と獣の呻きのような声が聞こえた。
ふと彼の動きが緩やかなものになる。嫋はそれに気づき、朱鷹を見上げる。
「たお、いちばん深くまでいれたい。ぜんぶ、お前の中に入りたい」
「ぇ、ぁ………♡」
「なぁ、いいだろ? なあ……」
そう、まだ朱鷹の全ては入っていなかった。嫋の膣を我が物顔で占領しながらも、その全てを収めることは出来なかった。さらに奥となれば、入る場所は一つである。
嫋はそれを知り、愕然とした顔で朱鷹を見上げる。彼は、穏やかとも言える顔で微笑んでいた。しかし、嫋にはわかる。その奥にある独占欲、征服欲。それを嫋に怯えられないよう、必死に隠しているのだ。
「ぁう……ん………♡」
「たーお、娘子?」
嫋は顔を逸らし、ツンとした顔で必死に甘えたような喘ぎ声を抑えていた。今受け入れてしまえば、嫋はこの雄から与えられる快感で壊されてしまう。緩いストロークにきゅんきゅんと疼く子宮を押さえつけ、朱鷹が諦めてくれるのを待つ。
朱鷹が子宮を突くたび、ぷし、ぷし、と潮をふくが、そんなもの知らないとばかりに目を瞑り耐える。
「…ぅ………赤ちゃんの、おへやだからっ………だめっ………♡」
「えー、嫋の赤ちゃんの部屋は来て欲しいってこんなに降りてきてくれてんのになぁ……」
嫋の艶やかな髪を梳かしながら、耳元で囁く。軽く耳たぶを舐め、人より細長い舌を耳の穴に入れる。
「ぁっ、や、……ぅ、ぉ゛~~ッ♡」
「ちゅっ、娘子はほんと耳弱いよなぁ、じゅるっ」
とちゅん、とちゅん
緩いストロークから、奥だけを責めるものに変わる。小刻みのそれはどんどんゆっくりになり、やがてぴたりと止まった。
朱鷹が嫋の上に乗り上げるような体勢になり、朱鷹のでっぷりと太い亀頭が、嫋の子宮口を押しつぶす。
ぷしゅっ♡
「ふーッ、ぅ゛~~~~ッ♡♡♡」
「はは、たお、たお♡ かわいい俺の娘子」
ぐ、にゅうっ♡
嫋の意思に関係なく、朱鷹の亀頭が嫋の子宮口を無理やりこじ開ける。嫋は与えられる快感に打ち震え、ぎゅっと彼の肩に手を回した。足を巻き付け、朱鷹に犯される感覚に身体中の穴という穴から体液をこぼれさせる。
さらりとした鼻水が嫋の頬を伝っていることに気づき、クスクスと笑いながら舐めとる。
にゅぐ、ぐぐ、ぐぽんッ♡♡ ぷしゅっ♡♡
「~~~───ッ♡♡♡?」
ぐるり、と嫋の黒目が上を向く。入ってしまった。朱鷹の肉棒が、嫋の赤ちゃんのための部屋に。きゅんきゅんと胎が肉棒を締め付ける。甘い電流が子宮から体の隅々へと行き渡り、体全体が朱鷹を喜ばせるための性感帯になってしまったようだ。
腰の震えが止まらない。頭はバカになってしまって、唾液を飲み込むことすら出来ず敷布を濡らす。
根元まで入り、嫋の陰核がぐりゅ、と朱鷹の恥骨に潰された。
圧迫感で苦しいのに、目の前の雄に征服された幸福感で口元をへらりと緩ませる。
(きもち……♡ かっこいい、すき、すき……♡)
「ッ、たお、孕め………!」
「はへっ♡、ぁ゛───~~~~ッ♡♡♡」
こちゅんっ♡、びゅーっ、びゅるる!
朱鷹の子種が嫋の子宮に叩きつけられる。嫋の卵子を探し、精子たちが子宮の中を泳ぎ回る。その量は通常の人間の3倍以上もあり、また時間も長い。
息を整える間もなく、射精したまま朱鷹は腰を動かす。人である嫋とは体力も段違いだ。
「ほ、ぉ゛っ~~ッ♡、きもち、っ♡♡、こづくりのことしがッ♡、あんっあっ♡、かんがえ、られなぐ、なっ、ちゃ♡、あぁ───~~~ッ♡♡♡」
「いいよッ……ふーッ♡、いっぱい俺の子産んでな、たお♡」
とちゅっ、とちゅっ、とちゅっ♡♡
子作りのことしか、朱鷹のことしか考えられなくなる嫋なんて、どんなに素晴らしいだろう。寧ろ子を優先したら子を殺す───という本心は漏らさず、ギラギラと血走った目で嫋の痴態を脳に焼きつける。
「あんっ♡ あんっ♡、しゅきッ♡、相公っ♡、たおの、ぉ゛ッ♡、たおのしゃんごんッ♡♡、おぉッ♡、はらませてッ♡、おねが、きゃんッ♡───~~~ッ、♡♡」
「ぐぅ、ッ♡、クソ、すきだ、嫋、嫋」
ぐぽんッ、ぐぽんッ、とちゅんっ♡♡ びゅっ! びゅるる!
子宮口を何度も出入りされ、すっかり朱鷹の肉棒に言いなりになってしまった。それでも嫋はへらりとした顔で笑いながら、好き勝手に揺さぶられている。力も入らないため、がに股に足を開き、カエルのように無様な格好を晒している。
乳房がたゆんたゆんと揺れ、薄い胎は心做しかふくらんで見える。
ぎゅ、と骨が軋むほど強く抱きしめられ、嫋は幸福感に包まれながら気を失った。
「はーっ……♡ はーっ………♡♡」
こぷり、と嫋の膣穴から朱鷹の子種が溢れ出る。嫋の全身に鬱血跡を付けていた朱鷹はそれに気づき、筋張った指で精液を中へと押し戻す。
それにすら欲しがってきゅうきゅう締め付ける媚肉に心底愛おしそうに微笑み、嫋の身を清めるための準備をし始めた。
─────
妖界、大鷲の邸
ぽっこりとお腹が膨れ、嫋がそれを愛おしそうに撫でる。朱鷹は嫋の肩を抱きながらそれを見守っていた。
ふと嫋が朱鷹の方を見た。
「朱鷹様……相公♡」
「ぁっ!?」
朱鷹は思わず身体を跳ねさせる。嫋がそう呼ぶのは行為中、タガが外れたときだけだった。
「うふ、ふふ、この子が産まれたら、また嫋に子作りをさせてくださいね?♡」
「にゃんずぅ~…」
にこり、と微笑む。男のまま孕める薬を探してくるか……と朱鷹は愛しの娘子に抱きつくのだった。
以下、読まなくてもいい設定
朱鷹→大鷲の妖。「鷹」と名前をつけられたのは、妖の時の体が小さいと一族の中で侮蔑されていたから。成長して無事大きくなり、皆殺して半グレ生活をしていたところ、ほかの妖が勝手に慕ってくるようになった。
人を食ったりとかして適当に生活していると、嫋に出会う。それからは嫋と喧嘩したり仲直りしたりして円満夫婦になる。妓楼の女を買っていたことは嫋に話していないので、知られたらとんでもなく激怒されると恐れ、隠している。
プロポーズには自分のいちばん綺麗な羽を渡したらしい(梟じゃないのに……)
赤い目、肩までの黒髪、ハーフアップ、つり目
嫋→身寄りのない孤児。義父が育ててくれたが、それも生贄のためだった。朱鷹に嫁ぎ、殺される……と恐怖していたところ一目惚れされてしまい猛烈アタックを受け承諾。後に喧嘩して家出先で頼った妖に食べられそうになった(性・物理)所、朱鷹に助けられ本当の意味で恋に落ちる。
子供大好きで子育てしていたところ、朱鷹に子を殺されかけ本気で嫌いになりかける。
黒目、腰まである黒髪、お洒落さんなので髪型コロコロ変わる、たれ目
次回! 産卵&授乳&mama bare状態の嫌がる嫋(男体)を無理やり寝かしつけセッ
―――
感想などあると励みになります! 特にエロいと感じた場面など送ってくださるととても参考になります。よろしくお願います~
「ん?」
「ずっと、伝えられなかったことがあるのです……」
俯いたまま、ボソボソと話す男。長い黒髪が柳のように垂れる。柔い目尻に涙が溜まっていた。
その男の名は嫋と言い、生贄のような形で妖───朱鷹の元に嫁いできた。
朱鷹に嫁いだ初日は殺されるものだと思っていたが、喧嘩したり仲直りをしたりと色々あった結果、他の妖達も羨む程の円満夫婦のとなった。
しかし、嫋には伝えていないことがあった。
人間の男は孕めないのである。
目の前の妖は人と関わることも無く妖の世界で悠々と生きてきたため、人間の世界の繁殖の仕方は知らないのだ。
それを知り、嫋は怖くなってしまった。
(もし、これで朱鷹様に捨てられたら──)
村に帰ることも出来ない。嫋には身内がいない。震える手を押さえつけ、事情を説明する。俯き、妖の答えを待つ。
嫋の予想を裏切り、その答えは簡単なものだった。
「だったら雌になりゃいいじゃねぇか」
「えっ?」
「知り合いが雌雄を反転させる仙薬を持ってる。それ飲めばいいんじゃねぇか? いつがいい? 明日でいいか?」
「えっ、あっ」
「やっと子作りに乗り気になったか、嫋。俺の娘子は恥ずかしがり屋だなぁ、ホント」
娘子、とは妻の事を指す。反対に夫のことは相公と呼ぶのだが、嫋は恥ずかしがって今まで呼ぶことは無かった。
翌日、夜
(そもそも、妖ってどうやって子供を作るんだろう)
嫋は寝台で夫である朱鷹を待ちながら、ソワソワと落ち着きなく考えていた。
流れるまま子作りを了承してしまったが、そのやり方を嫋は知らない。
(これから、お、女の子の体になって、朱鷹様と、こ、行為、を……)
怖い、分からない。でも、私の相公なら大丈夫。
朱鷹は暫くしてやってきた。手には薬を持っている。それを口移しで飲み下す。
「ん、っ……ぁ、こわ、い」
「大丈夫、大丈夫だ」
胸の奥が火照るのを感じ、思わず自身の体を抱きしめる。朱鷹がそんな嫋を抱擁し、安心させるように背中をトントンと叩く。父のようなそれに微睡んでいると、ふと骨が軋み、腹の中でなにかが蠢く。
「ぁう、ぁっ……」
半刻もすれば、嫋の体は女子のそれになっていた。
「嫋、嫋。なぁ、体は大丈夫か? 痛くねぇか?」
「は、はい。朱鷹様、その……」
逞しい男の抱擁に胸がキュンキュンと高鳴る。ほかの妖に食べられそうになった時、真っ先に助けてくれた嫋の相公。
嫋は真っ赤にした顔で、眉を八の字にする。目は潤み、これからする行為に胸が───いや、それ以上に胎が疼いていた。
彼の筋肉質な体。毎朝嫋が結ってやる、烏のような黒髪。血のような赤黒い瞳。その全てが愛おしい。
朱鷹の背中に手を回し、熱に浮かされた頭でそうっと耳元で囁く。
「朱鷹様、嫋に子作りをさせてください……♡」
────
朱鷹は思わず嫋の唇を貪った。嫋は嫌がることもなく、彼の舌と自身の舌を絡ませる。
ぐちゅぐちゅと粘膜と唾液が絡み合う音が頭の中に響き、嫋は耳から犯されているような気分になった。
ゆっくりと体を下ろされ、滑やかな絹が嫋の体を撫でる。
嫋が見上げる先には、血のように赤黒い瞳をした妖と赤い天蓋のみ。
彼が焦れったそうに嫋の袍を脱がす。思わず破かれてしまわないか、と嫋が冷や冷やしながら見守る。
少し暇になった嫋は、朱鷹の首元を爪先でなぞる。
「あ?」
「ふふっ、朱鷹様、朱鷹様」
眉を顰め不思議そうな顔をする朱鷹を無視し、その指はするすると下に降りる。
喉仏、鎖骨、腹筋、鼠径部、更に下───既に硬くなっているそこを手のひら全体で揉むように撫で、ほう、と息をつく。
一度、自慰の見せ合いっこをしたことがある。その時に見たそれは、自身のそれより逞しく、恐怖心を抱いてしまったほどだ。
(この体だったら、入るかな)
ぼんやりと潤んだ瞳で見つめていると、ぶち、と嫌な音がした。
「あっ、朱鷹様!」
「しょうがねぇだろ……お前が、お前が……!」
ぐぅ、と彼の喉奥が鳴る。朱鷹の筋張った指が、破けた袍の下、嫋の身体をまさぐる。
「嫋、嫋!」
「ぁふっ、んぅ……」
(やっぱり、変な感じ……胸が重い。あと、股が……ヌメヌメする)
口付けながら胸を触られ、その頂きを優しく擦られる。大好きな相公に触られ、嫋の乳首はピンとたっていく。
朱鷹の汗ばんだ手が徐々に下に向かう。下着は着ていない。手の感触からそれを知った朱鷹は目を血走らせ、フーっ、と熱い息を吐いた。
朱鷹の爪先が陰核を掠る。
「ぅ、あっ?」
びく、と嫋の体が跳ねる。
(な、なにこれ)
ぐるぐると混乱した頭で考える。陰茎から得る快感に似ているが、それよりずっと剥き出しにされているような───。
嫋の喘ぎ声を聞き、朱鷹は執拗にそこをくりくりと擦る。
「ぁうっ、あっあっ、だめ、だめです、ぅ! 朱鷹さまぁ!」
「ああ、クソ……嫋」
分泌された膣液が滑りを良くして、ちゅこちゅこと音が鳴る。ビクビクと腰が跳ね、朱鷹の指に陰核を押し付けているようにも見える。
嫋自身の言葉とは反対に、快感を逃がさないように足先がグッと丸められる。
震える手でなんとか絹の敷布を掴み、そこにしがみつく。それに気づいた朱鷹は、その腕を傷つけないようそっと掴んで自身の肩に回させた。
一度、朱鷹は嫋を傷つけてしまったことがある。妖の姿はそこらの家屋よりも大きい大鷲であり、その状態であれば嫋の体など悪戯に摘むだけでも致命傷になる。
朱鷹はそれを恐れ、平時からとにかく嫋に優しく触れるよう心がけていた。
淫らな嫋の反応に、理性が剥がされそうになる。普段押し殺している朱鷹の本能が暴れはじめ、息が苦しくなる。目の前の雌を孕ませたい、と下半身に熱がたまる。少しでも気を緩めば、羽が身体中から顕現してしまいそうだ。
「嫋、たお。優しくする。だから、痛かったら言えよ」
「んぅっ、はい、朱鷹さま……」
いつもの軽薄な喋り方をする余裕もなくなり、低く掠れた声で囁く。
にゅるり
「ぁぅ、ん……♡」
朱鷹の中指が嫋の中に入る。膣液により難なく入れることが出来た。それどころか、きゅう、と締め付け、もっと深くへと誘う。
嫋は目を瞑り、その快感を逃さまいと胎に意識を集中させている。
(人間の雌ってどうすりゃいいんだっけか……)
昔は妓女を買い、飽きたら食っていたものの、嫋に出会ってから初心になったようである。
朱鷹が手探りで嫋の中をまさぐり、腹側を軽く引っ掻くように擦る。
こりゅっ♡
「は、ぁッ♡ ぉっ♡」
思わず嫋が指に力を入れる。朱鷹の肩に回されていたため、朱鷹の首を引っ掻き、血が出てしまう。しかし彼はそれに気分を良くしたようで、褒美とでも言うように、腹側の膣壁を続けざまに擦った。
こりゅ、こりゅ、こりゅっ♡
「お、ぉっ♡ なんかッ、くるっ♡ いっ、いっ、~~~───ッ♡♡」
がく、がく、と腰が跳ねる。嫋の見開かれた目の端から涙が流れ、口元からも飲み込まれなかった涎が頬を伝って流れていく。膣が収縮し、朱鷹の指をキツく締め付ける。
「嫋、よくイけたな♡ 見てみろ、ほら」
呆然と天蓋を見つめていると、朱鷹の筋肉質な腕で身を起こされた。嫋は初めて自身の下半身を見る。
「ぁっ……あっ、2本、入ってる……♡」
絶頂し、嫋が意識をやっている間、指の数を増やしたのだろう。
(すご、これ、私の……♡)
そこはびしゃびしゃに粘液で濡れ、敷布は使い物にならなくなってしまっていた。陰部から朱鷹の指が少しだけ見えていて、「相公の一部が私の中に入っている」と再確認させられる。
嫋の脳が、四肢が、子宮が、たった2本の指に翻弄されている。大好きな相公に、子作りのための体に変えられている。
それを認識した時、嫋の腰が跳ね、また敷布が膣液に濡れた。
「くふっ、ぅ、ぅ~~っ♡」
目をキツく瞑り、目の前の逞しい身体を隙間が無くなるほど抱きしめる。座位になったことで指が更に奥に入り込み、指先が子宮付近の肉をグッと押し潰した。
彼の汗ばんだ胸筋と、嫋の豊満な胸が押し合う。乳首の先が擦れ合い、それすら気持ちがいい。
朱鷹と顔が近くなり、自然と接吻する。2人とも息が荒く、唾液がボトボトと落ちる。その間も膣の中の指が気持ち程度動かされ、にゅぽ、と音を立てて抜かれる。
嫋が身をかがめ、フラフラと朱鷹の下半身に顔をうずめる。
「ぁっ、嫋!?」
「朱鷹さま、しゅようさま……♡」
袍をどけ、下着を解き、その奥にある朱鷹の陰茎のにおいをスンスンと嗅いだ。汗と性のにおいを嗅ぎながら、自身の膣に指を入れる。この巨根に揺さぶられることを想像すると、今すぐにでも絶頂してしまいそうだった。
「嫋、嫋!」
「ぁんっ♡ 朱鷹さまぁ、んっ、んぅ」
嫋は蕩けた顔で押し倒され、接吻を受け入れる。朱鷹が頭を撫で、嫋の黒髪を梳かしてやる。嫋はほうっとそれを受け入れていると、ふと膣口に熱いものが当たる感覚を覚えた。
朱鷹が唇を離し、思わず腰が引けた嫋を逃がさないとでも言うように頭をぐっと押さえつける。彼の妖としての本能が顔を出し、嫋を征服し孕ませんと躍起になっていた。
「たお……娘子…すきだ」
「はっ、はっ……ぃや、ぁっ」
ずぷッ
朱鷹の肉棒が嫋の膣壁を掻き分け、嫋の女としての処女を散らす。
嫋ははくはくと息を吐き、その衝撃を逃そうと必死になっていた。足をバタバタと動かして抵抗し、爪で朱鷹の背中を引っ掻く。それでも興奮状態の朱鷹は止まらない。嫋の抵抗など気づいてすらいないのだ。
(いっ、痛い……!)
目の端からポロポロと涙を流す。やはり、朱鷹の規格外のそれを収めるのは難しかった。でっぷりと太い亀頭の出っ張りが入らず、朱鷹が腰を進めても押し返される。
嫋は半ばパニックに陥り、浅い呼吸を繰り返す。
「ひっ、ひっ、ぐすっ、いたい、ですぅ」
「たお……嫋、ごめんな」
頭を撫でられながら掠れた声でそう囁かれると、嫋はだんだん変な気分になってきた。
(朱鷹様が、相公が私に欲情してる……私のこと、孕ませたいって……♡ 頭撫でられて、こんなにかっこよくて強い妖に甘やかされてる……♡♡)
きゅん、きゅん♡
「んっ……ぁっ、ああ♡」
「ッ……」
にゅぷんッ ずぷぷ
膣壁が蠢き、誘われるように朱鷹は腰を進める。一番太い亀頭が入り、竿は比較的難なく入っていく。朱鷹の肉棒が嫋の膣をぎっちりと満たした。
「はぅ、くるし……ぁ、ぉ゛っ♡?」
プシュッ
眉を顰めその息苦しさに耐えていたが、とちゅん、と子宮口に朱鷹の亀頭が触れ、思わず腰が跳ねる。それと同時に、嫋の陰部から透明な液体が跳ねた。
生暖かいそれは朱鷹の腰を濡らす。
(な、に……? こわい……。私が、わたしじゃなくなっちゃう)
頭から子宮へ、甘い電流が走る。目を見開き、思わず自身の腹を凝視しようとする。しかし、朱鷹が嫋の頭を押さえつけており、嫋は顔を動かすことすらできなくなっていた。
朱鷹は嫋が潮を吹いたことに興奮し、ガツガツと腰を打つ。
「たお、嫋ッ………!」
「う゛ッ♡!? やめ゛っ、やめへッ♡♡、しゅよ、さまっ、ぉっ、おしっこでた、おっしこでたからぁ! いやっ、~ッ♡」
とちゅっ、とちゅっ、どちゅんッ!
膣がきゅんきゅんと朱鷹の肉棒を締め付ける。子宮を亀頭で叩かれる度、嫋の中の雌を引き摺り出される。
なんとか彼の腰を止めようと脚を朱鷹の腰にクロスさせるが、かえって彼の興奮を煽っている。嫋の耳元で、ぐぅ、と獣の呻きのような声が聞こえた。
ふと彼の動きが緩やかなものになる。嫋はそれに気づき、朱鷹を見上げる。
「たお、いちばん深くまでいれたい。ぜんぶ、お前の中に入りたい」
「ぇ、ぁ………♡」
「なぁ、いいだろ? なあ……」
そう、まだ朱鷹の全ては入っていなかった。嫋の膣を我が物顔で占領しながらも、その全てを収めることは出来なかった。さらに奥となれば、入る場所は一つである。
嫋はそれを知り、愕然とした顔で朱鷹を見上げる。彼は、穏やかとも言える顔で微笑んでいた。しかし、嫋にはわかる。その奥にある独占欲、征服欲。それを嫋に怯えられないよう、必死に隠しているのだ。
「ぁう……ん………♡」
「たーお、娘子?」
嫋は顔を逸らし、ツンとした顔で必死に甘えたような喘ぎ声を抑えていた。今受け入れてしまえば、嫋はこの雄から与えられる快感で壊されてしまう。緩いストロークにきゅんきゅんと疼く子宮を押さえつけ、朱鷹が諦めてくれるのを待つ。
朱鷹が子宮を突くたび、ぷし、ぷし、と潮をふくが、そんなもの知らないとばかりに目を瞑り耐える。
「…ぅ………赤ちゃんの、おへやだからっ………だめっ………♡」
「えー、嫋の赤ちゃんの部屋は来て欲しいってこんなに降りてきてくれてんのになぁ……」
嫋の艶やかな髪を梳かしながら、耳元で囁く。軽く耳たぶを舐め、人より細長い舌を耳の穴に入れる。
「ぁっ、や、……ぅ、ぉ゛~~ッ♡」
「ちゅっ、娘子はほんと耳弱いよなぁ、じゅるっ」
とちゅん、とちゅん
緩いストロークから、奥だけを責めるものに変わる。小刻みのそれはどんどんゆっくりになり、やがてぴたりと止まった。
朱鷹が嫋の上に乗り上げるような体勢になり、朱鷹のでっぷりと太い亀頭が、嫋の子宮口を押しつぶす。
ぷしゅっ♡
「ふーッ、ぅ゛~~~~ッ♡♡♡」
「はは、たお、たお♡ かわいい俺の娘子」
ぐ、にゅうっ♡
嫋の意思に関係なく、朱鷹の亀頭が嫋の子宮口を無理やりこじ開ける。嫋は与えられる快感に打ち震え、ぎゅっと彼の肩に手を回した。足を巻き付け、朱鷹に犯される感覚に身体中の穴という穴から体液をこぼれさせる。
さらりとした鼻水が嫋の頬を伝っていることに気づき、クスクスと笑いながら舐めとる。
にゅぐ、ぐぐ、ぐぽんッ♡♡ ぷしゅっ♡♡
「~~~───ッ♡♡♡?」
ぐるり、と嫋の黒目が上を向く。入ってしまった。朱鷹の肉棒が、嫋の赤ちゃんのための部屋に。きゅんきゅんと胎が肉棒を締め付ける。甘い電流が子宮から体の隅々へと行き渡り、体全体が朱鷹を喜ばせるための性感帯になってしまったようだ。
腰の震えが止まらない。頭はバカになってしまって、唾液を飲み込むことすら出来ず敷布を濡らす。
根元まで入り、嫋の陰核がぐりゅ、と朱鷹の恥骨に潰された。
圧迫感で苦しいのに、目の前の雄に征服された幸福感で口元をへらりと緩ませる。
(きもち……♡ かっこいい、すき、すき……♡)
「ッ、たお、孕め………!」
「はへっ♡、ぁ゛───~~~~ッ♡♡♡」
こちゅんっ♡、びゅーっ、びゅるる!
朱鷹の子種が嫋の子宮に叩きつけられる。嫋の卵子を探し、精子たちが子宮の中を泳ぎ回る。その量は通常の人間の3倍以上もあり、また時間も長い。
息を整える間もなく、射精したまま朱鷹は腰を動かす。人である嫋とは体力も段違いだ。
「ほ、ぉ゛っ~~ッ♡、きもち、っ♡♡、こづくりのことしがッ♡、あんっあっ♡、かんがえ、られなぐ、なっ、ちゃ♡、あぁ───~~~ッ♡♡♡」
「いいよッ……ふーッ♡、いっぱい俺の子産んでな、たお♡」
とちゅっ、とちゅっ、とちゅっ♡♡
子作りのことしか、朱鷹のことしか考えられなくなる嫋なんて、どんなに素晴らしいだろう。寧ろ子を優先したら子を殺す───という本心は漏らさず、ギラギラと血走った目で嫋の痴態を脳に焼きつける。
「あんっ♡ あんっ♡、しゅきッ♡、相公っ♡、たおの、ぉ゛ッ♡、たおのしゃんごんッ♡♡、おぉッ♡、はらませてッ♡、おねが、きゃんッ♡───~~~ッ、♡♡」
「ぐぅ、ッ♡、クソ、すきだ、嫋、嫋」
ぐぽんッ、ぐぽんッ、とちゅんっ♡♡ びゅっ! びゅるる!
子宮口を何度も出入りされ、すっかり朱鷹の肉棒に言いなりになってしまった。それでも嫋はへらりとした顔で笑いながら、好き勝手に揺さぶられている。力も入らないため、がに股に足を開き、カエルのように無様な格好を晒している。
乳房がたゆんたゆんと揺れ、薄い胎は心做しかふくらんで見える。
ぎゅ、と骨が軋むほど強く抱きしめられ、嫋は幸福感に包まれながら気を失った。
「はーっ……♡ はーっ………♡♡」
こぷり、と嫋の膣穴から朱鷹の子種が溢れ出る。嫋の全身に鬱血跡を付けていた朱鷹はそれに気づき、筋張った指で精液を中へと押し戻す。
それにすら欲しがってきゅうきゅう締め付ける媚肉に心底愛おしそうに微笑み、嫋の身を清めるための準備をし始めた。
─────
妖界、大鷲の邸
ぽっこりとお腹が膨れ、嫋がそれを愛おしそうに撫でる。朱鷹は嫋の肩を抱きながらそれを見守っていた。
ふと嫋が朱鷹の方を見た。
「朱鷹様……相公♡」
「ぁっ!?」
朱鷹は思わず身体を跳ねさせる。嫋がそう呼ぶのは行為中、タガが外れたときだけだった。
「うふ、ふふ、この子が産まれたら、また嫋に子作りをさせてくださいね?♡」
「にゃんずぅ~…」
にこり、と微笑む。男のまま孕める薬を探してくるか……と朱鷹は愛しの娘子に抱きつくのだった。
以下、読まなくてもいい設定
朱鷹→大鷲の妖。「鷹」と名前をつけられたのは、妖の時の体が小さいと一族の中で侮蔑されていたから。成長して無事大きくなり、皆殺して半グレ生活をしていたところ、ほかの妖が勝手に慕ってくるようになった。
人を食ったりとかして適当に生活していると、嫋に出会う。それからは嫋と喧嘩したり仲直りしたりして円満夫婦になる。妓楼の女を買っていたことは嫋に話していないので、知られたらとんでもなく激怒されると恐れ、隠している。
プロポーズには自分のいちばん綺麗な羽を渡したらしい(梟じゃないのに……)
赤い目、肩までの黒髪、ハーフアップ、つり目
嫋→身寄りのない孤児。義父が育ててくれたが、それも生贄のためだった。朱鷹に嫁ぎ、殺される……と恐怖していたところ一目惚れされてしまい猛烈アタックを受け承諾。後に喧嘩して家出先で頼った妖に食べられそうになった(性・物理)所、朱鷹に助けられ本当の意味で恋に落ちる。
子供大好きで子育てしていたところ、朱鷹に子を殺されかけ本気で嫌いになりかける。
黒目、腰まである黒髪、お洒落さんなので髪型コロコロ変わる、たれ目
次回! 産卵&授乳&mama bare状態の嫌がる嫋(男体)を無理やり寝かしつけセッ
―――
感想などあると励みになります! 特にエロいと感じた場面など送ってくださるととても参考になります。よろしくお願います~
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