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「いってらっしゃい、あなた」

ちゅ、と触れるだけの口付け。
彼が開けたドアの隙間から、柔らかな日差しが入り込む。
世間的には珍しいベータとオメガの夫婦だけど、夫と俺───りょうの結婚生活は上手くいっている。
まるで雲の上で眠っているかのような、淡く優しい日常。

「行ってくるよ。弁当も、いつもありがとうな」
「ううん。あなたのためなら毎日つくるよ」

夫が微笑む。その顔があまりにも優しげで、ほわ、と俺の胸がいっぱいになった。

大好き、大好き、大好き。
車に乗る彼を廊下からじっと見つめていると、無自覚のうちに口角が上がっていた。
大好きな旦那様。早く帰ってきますように。

「……さて、早く家事を終わらせよっと」

ぺたぺたとサンダルを鳴らし、踵を返して家の中に入ろうとすると、視界の端に一人の男を捉えた。

「おはよーございます、奥さん」
「おはよう。今日は珍しく早いね?」

あらゆる方向に寝癖のついた髪がおかしくって、クスクスと笑う。この人はしょう。決して安くも狭くも無いこのマンションに1人で住む、社会人のアルファ。
パリッとしたシャツに身を包んだかと思えば、翌日には妙な猫が描かれたTシャツで出勤している。少し変わり者の男の子だ。

俺も真剣な時はかっこいい顔するんですよ、と不貞腐れる顔がふてぶてしい猫のようで、愛嬌がある。

「今日は仕事だからねー。飲み物買ってきたの、もう一本あるから奥さんにもあげる。冷えてるから今飲んで」

彰くんは2本のペットボトルを脇に抱えていて、その片方を開けて俺に渡してくれた。
折角だし、と飲んでみると、少し苦みがあって独特な味だった。でも嫌いな味では無いし、むしろもっといっぱい飲みたいくらいだ。

「美味しいね、ありがとう。お礼と言ってはなんだけど……お弁当の残りがあるから、お弁当箱に詰めたら食べる?」
「食べる! 奥さんの手作り!」

彰くんは嬉しそうに目をキラキラと輝かせ、いそいそと家の中に入ってきた。

「失礼しまーす」
「どうぞ……あ、ぁ」

俺の頬が熱くなる。彰くんの靴を脱ぐ手の血管が浮き出ていて、お腹がきゅぅん、と収縮した。なんでだろう……。
これ以上考えたら夫に悪い気がして、かぶりを振った。

「わ、奥さんの家……」
「やだ、恥ずかしいからあんま見ないで? 下着は室内干ししてるの」
「下着!」

ぼっと頬を赤くさせるのが面白い。下着を干してるっていうのは冗談だけど、こんなわかりやすい反応する子は中々いない。

「あは、彰くんは初心だね。俺も旦那と結婚する前は恥ずかしがってたけど」
「ふうん。旦那さんって、どんなところが素敵なの?」
「優しいとことか。彰くんも優しくて上手そうだから、俺が独身だったらドキドキしちゃうなぁ」

上手そうって、何がとは言わないけど。案の定彰くんは恥ずかしそうに口をとがらせた。
良かった、彰くんが恥ずかしがってくれて。逆にこっちが冷静になれた。彰くんの逞しい手にお腹がキュンとしたことなんて、気の所為だ、きっと。

「……奥さん、聞いてよ。俺の部下がオメガの番見つけてさぁ。俺は全然そんなチャンスないのに」

お弁当を詰めている様子を、俺の肩に頭を乗せてじっと見つめてくる。

「うそ、彰くんはかっこいいからねぇ。美人さんなオメガにもモテるでしょ」

軽い世間話をしていたら、いつの間にか彰くんの恋愛相談になっていた。
彰くんはアルファである上に容姿も恵まれているのだから、オメガたちが放すわけがない。
軽く流していると、俺のお腹に手を回してギュッと抱きついてきた。上半身から下半身までが、ピッタリとくっつく。
独身のアルファと既婚者のオメガの距離にしては、あまりにも近すぎる。

「な、ちょっと……!」
「いやぁ、近くにこんないいオメガがいるのに、もう夫がいるって言うからなぁ。しかも、ベータの」
「は……」

いいオメガ? ベータの夫? 
鼻で笑うように吐き捨てられ、俺は思わず目を見開く。
いくら鈍くたってこんな言い方をされたらわかる。この子、俺を番にする気なんだ。もしかして、さっきの言葉を本気にされた?

「俺の番にしたいって、思ってるんだけど……」

ずり、と腰が押し付けられた。尻の割れ目にあてがわれたそれは、熱く勃起している。
このままだと、危ない。

さっきまでの陽だまりのような柔らかい雰囲気は消え失せ、耳の隣で鳴っているのかと錯覚するほど心臓がうるさい。
急に部屋が薄暗く感じて、ゾッと背筋が冷たくなった。扉は閉まっていて、カーテンも閉じている。襲われても、誰にも気づいてもらえない。

ハッと思い出したのは、今朝フェロモン抑制剤を飲んだ事だった。フェロモン抑制剤はオメガのフェロモンを抑制するだけじゃなくて、アルファのフェロモンを知覚しづらく効果もある。
余程の例外でない限り、フェロモンで発情期を誘発されて流されることは無い。

「いい加減にしろよッ──お゛っ!?♡」

手を振りほどこうとした瞬間、メスイキをしていた。手で口元をおおって、ようやく気づいた。鼻腔をアルファのフェロモンが蕩かしている。

なんで? 抑制剤は飲んだ、なのに───あ。

「のみ、もの……クソ……ふざけ、んなぁッ♡」
「ああ、言葉遣いが怖くなってるよ? 奥さんなんだから、もっとお淑やかにしないと」

飲み物に薬を入れてオメガをどうこうしようとするなんて、常套手段だ。なんで気づかなかったんだ、俺は。

腰が抜けて、彰くんに支えられる。その手がスルスルと下に降り、おへその下あたりを撫でた瞬間、喉を仰け反らせて甘イキした。痙攣が止まらなくて、ぶわりと汗がにじみ出る。

「ふっ、ぃぐ、~~ッ♡」
「はは、撫でられただけでイっちゃったね。奥さんのお腹は孕みたいって言ってるなぁ」

怖い……! 自分の体が自分のものじゃないみたいだ。
このアルファに勝てない、絶対に犯される。

「やめ、やめて……ひぐっ……うう、だめなの、本当に……彼を裏切りたくない……ぐすっ」

もう駄目だ、と思った瞬間、ポロポロと涙がこぼれる。命乞いのように悲壮感を含ませ、せめてこれ以上は、と祈った。
腹を撫でる彰くんの腕にそっと手を添えて、お願い、お願い、と呟く。

「ふぅん……そんなにアイツがいいんだね」
「だ、だって……ぐすっ、夫は俺を信頼してくれるから……ひぐっ、運命が現れたって、ずっと一緒にいるって……」

悔しくて、嗚咽が止まらない。このアルファを信用した自分をぶん殴りたい。
その間も服は脱ぎ捨てられ、彼がプレゼントしてくれたチョーカーだけが残された。

「いや、ぁう……だれ、か……」
「上手そうって言ったよねぇ? 確かめさせてあげる」

台所に手をつかされて、尻をつきだすような格好になる。
後ろでチャックを下ろす音が聞こえて、思わずギュッと目をつぶる。ぺち、ぺち、とお尻を熱いもので叩かれた。
前戯もなく、濡れたそこに彰くんのおちんちんが押し付けられる。昨日夫とシたばかりだから受け入れられるけど、いきなり挿れられたら痛いに決まってる。

ぷちゅ、ぬぷっ……

「~ッ……やだ、やだぁ……っ助けて……」
「毎日デカケツ揺らしながらからかってた人間が、アンタをいつでもレイプできるアルファだってこと、教えてやるよ……なぁッ!」

ずぷぷッ! どちゅんッ♡♡

「うぎゅッ!?♡♡ ほ、お゛~~……ッ♡」

おっきい……だめ、ナカを広げられてる……ッ♡
夫が届かなかっところまで、めりめりと彰くんの形にこじ開けられる。こんなの初めてで、気づいたらキッチンを潮で汚していた。
ぐりぐりと子宮口に亀頭が押し付けられて、その度にお腹がキュンキュンする。頭からお腹が甘い電流で繋がって、まるで脳の中を犯されてるみたい。

「きつッ、動いたら、でそ……」
「お゛♡ あん……ッ♡、おちんちん、入ってる……♡ たひゅけ、て……ッ♡」

いやだ、理不尽だ、こんなの。
オメガの本能が言ってるんだ。このアルファの子種が欲しいって、このアルファの子供を育てたいって……!

「はぁ……ッあー……これが奥さんのナカ……あったけぇ……」

パンパンパンッ! ぐりゅ~ッ♡

「やらぁあ゛ッ♡ あなたぁっ! お……っ♡、おぐッ、なぐられてる゛っ♡ アルファのおちんちんでッ♡、いきだくないぃッ♡♡」
「浮気セックス気持ちいいね。はは、こんな嫌がられるとレイプみたいで興奮するわ。あ、レイプかこれ」

足に力が入らなくて、ズルズルと足ががに股に開いてしまう。それを見た彰くんが俺の腰を掴み、つま先をぷらん、と浮かせた。好き勝手に揺さぶられて、奥を突く度にメスイキが止まらない。
前立腺をカリ首で削られて、子宮口を亀頭で押しつぶされてる。

ずぱんッずぱんッ♡ とちゅっ、どちゅんッ♡

「そういや、あの薬強制排卵剤も入れてるんだ。夫じゃないアルファの子供妊娠しちゃうね、お・く・さ・ん♡」
「ひっ、いや……ッ、だれかぁ゛ッ♡、たひゅけてッ♡ れいぷでッ♡ たねづけ、されたくない゛よおッ♡」

このまま射精されたら、アルファのためのオメガになってしまう。あなた、誰か、誰でもいい、助けて───!

これまで薬で押さえつけていた本能が溢れ出して、いつの間にかぶわりとフェロモンを放出していた。
体はこの男の子供を孕みたい、番になりたいと訴えている。けど、理性は夫の精液以外を受け入れたくないと泣き叫んでいた。

「ぐすッ、ひぃ……ッ! かまないでぇ……ッ♡ オメガのくせに調子のって、あんっあっ、ごめんらはい゛ぃ……ッ♡ いうこと聞くからぁ゛♡」

ぺろぺろと項を舐められ、項とチョーカーの細い隙間に舌を入れられる。噛ませろと言わんばかりに彰くんの喉が鳴っていた。
終わってしまう。俺と夫の全てが、この男の牙にめちゃくちゃにされてしまう。俺の全てがこの雄のものになってしまう……!

「クソ、出るッ……亮、孕め、俺のオメガになれ……!」

ガチ、とチョーカー越しに項を噛みつかれる。その瞬間、多幸感に包み込まれて肉襞がわなないた。

ごちゅッごちゅッごちゅッ♡ びゅるる、びゅーーッ♡

「お゛っお゛っお゛ッ♡♡ ひぃ、ッ────~~~~ッ♡♡」

アルファのザーメン、俺の大事な子宮にコキ捨てられてる……ッ♡ 旦那と妊活してたから、ピルも飲んでないのに……♡

アルファにザーメンを注がれた瞬間、もう俺の脳みそは世間一般がケモノのようだと嘲笑する「オメガ」に調教されてしまった。
彰くんはぐったりとした俺を抱き上げて、ベッドの上に連れていった。
俺を軽く持ち上げてしまう腕は太くて、夫のものと比べ物にならないほど逞しい。どうして今まで気づかなかったんだろう。こんな、最上のアルファが近くにいたのに。

「はふ……あむ……れろ」
「ん……」

優しくベッドの上に降ろされた。
すり、と逞しい二の腕に頬ずりをすると、褒めるようにべろちゅーで口腔を蹂躙される。

「ベータの夫がなんとか言ってたけど、オメガまんこほじくられたらアルファの言いなりになっちゃうんだ。ふふ、かわいいね、亮」

かわいい、かわいい? 
嬉しい……こんなにかっこいいアルファに、褒めてもらえるなんて。

「ほら、亮。旦那さんにごめんなさいしながら種付けセックスしよう。その方が奪ってる感じして興奮するから」
「は、はい……っ♡ ご、ごめんなさい、あなたぁ♡ 彰くんのアルファおちんちんが、お゛ほぉッ♡ 子宮にとどいて、きもち、い゛、ぃ───~~~~ッ♡♡」

ずぷぷっ、ごちゅんッ♡ パンパンパンッ♡ とちゅっ、とちゅっ、とちゅッ♡

「あーあ、旦那さんこれ見たら泣いちゃうよ。アルファからかって自業自得のレイプされちゃってさぁ、ッ、ザーメンコキ捨てるだけのオナホに成り下がって喜んでんだから」
「はぅっ♡ ごめんなひゃ、ッ♡ オナホおまんこイっちゃぅ゛、あなたぁッ♡ ごめんなさいぃ゛ッ♡♡」

その後は夫婦のダブルベッドの上で、何時間もかけて彰くんに犯された。
暗い部屋の中で、パンパンと腰をうちつける音と、ぬちゃぬちゃと粘液が絡み合う音、そして俺たちの発情しきった声が響いている。
シーツは使い物にならないくらい汗だくだ。
締め切った部屋の中では、俺と彰くんのフェロモンが混ざりあってお互いの発情を促していた。

警戒に満ちていた俺のフェロモンはすっかりと解れ、彰くん曰く桃のような香りがするらしい。
彰くんは甘いねっとりと絡みつくような香りで、フェロモンを一気に放出されると全身媚薬に浸かっている気分になる。

「はぁ……ッ会ってすぐ、運命の番だって分かったよ。勃起止まんなくて一日中アンタでシコってたもん。なんでアンタは平気そうなのか疑問だったけど、アンタ1番強いフェロモン抑制剤飲んでるだろ。元々フェロモン量が人一倍多いの?」
「そ、そう……ッ♡ アルファに、よく襲われてた、からぁッ♡ あぐ、ぅ゛~~ッ♡」

俺が腹ばいになり、腰だけを上げる。その上に彰くんがのしかかり、子宮を突いた。まるで発情期の猫のような体勢だ。一番交尾に適した体勢……♡

「ふうん……副作用も強いのに、旦那のためによく頑張ったねぇ」
「はぅ……くぅん……♡」

わしゃわしゃと頭を撫でられて、口の端からよだれが垂れた。アルファに、強い雄に褒められるのってこんなに幸せなんだって、彰くんがこの数時間でたっぷり教えてくれた。

「でももう必要ないなぁ。外してよこのチョーカー」
「あ……」

無意識のうちに、手が動いていた。ごく、と後ろから唾液を飲み込む音が聞こえる。ジリジリと熱い視線が俺の項に注がれている。
彰くんも、俺と番になりたいって思ってくれてるんだ……。ダメだってわかってるけど、キュンキュンってお腹が疼いちゃう。
確か、夫はこうやってチョーカーを外していて───あ。

「む、無理……」
「あぁ゛?」

地を這うような声が聞こえ、思わずその恐怖に身体を震わせた。
息ができない、苦しい、首を絞められてる……!

「どういうつもりだよ、おい」
「かはっ、ちがっ、ごめんなさい……ッ」

頭を地面に擦り付けたくなるような恐怖心を煽るフェロモンが、彰くんから俺に放出された。
怖い……アルファの威圧フェロモンだ。通常オメガを取り合うアルファ同士で発せられる、威嚇手段。俺に対して、彰くんが本気で怒ってる。

「だ、旦那じゃないと外せないの……」

震えながらそう言うと、ギリ、と彰くんが奥歯を噛んだ。

「~ッ! あの野郎、ベータの癖に……ッ!」

ごつんッ! プシップシッ♡

「お゛、~~ッ♡ おぐ……なぐら、な、でぇッ♡ オメガおまんこ、いぐぅッ………♡♡」

腹の奥を無遠慮に叩き潰され、人の体から出てはいけない音がした。完全に八つ当たりなのに、俺はプシプシと潮を吹いた。
このアルファが怖い、このアルファに守って欲しい。そんな矛盾した感情が生まれて、ぐるぐると頭が混乱する。守ってもらうには、番になるしかない。番になってこのアルファの子供を産めば、ずっと守って可愛がってもらえる。

「噛んで、おねが……ひぐっ♡ かんでよぉ♡」

早く噛んで欲しい。早く守って欲しい。
彰くんに項を差し出そうとするも、夫から貰ったチョーカーが邪魔する。
煩わしい、俺が最上のアルファと番うのを邪魔するな。

「クソッ、クソッ! 亮、俺のッ、俺の運命……ッ」
「きて、きて、きてッ♡、う゛───~~~~ッ♡♡」

ぐりゅ~~っ♡ びゅる、びゅーーーッ♡

たぷ、とアルファのザーメンで満たされた。
真っ赤になった顔から、鼻水とよだれがボタボタと落ちる。快感のあまりぐるりと上を向く黒目を繋ぎ止めるのも大変だ。

ああ、今度は仰向けに動かされた。下品に舌を絡めながらだいしゅきホールドをしてほしいって、また恥ずかしいことさせられちゃう……♡


─────


亮が眠っている間、彰は亮の細長い指から指輪を引き抜いた。
ゴミとして捨てようか……いや、これで亮を揺すれる。きっと亮は目を覚ませば、ただ1回の過ちとして今回のことを済ませるに違いない。
そんなことにはさせない。旦那しかチョーカーを外せないなら、旦那にチョーカーを外す動機を作れば良い。
今回の行為が全てボイスレコーダーに残っている知れば、亮はどんな反応をするだろうか。

ふ、と息を吐いて、汗に濡れた指輪をポケットの中に入れた。
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なな
2024.08.21 なな

続き楽しみにしています

解除

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