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妖編

9.藍狐の娘子♡

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藍狐らんこ様、藍狐様?」
「……たおちゃん?」

呻くような低い声が聞こえる。その声は苦しげで、やはり体調不良だったのだと嫋は心配そうに眉を顰める。

「入って来ちゃダメって、言ったのに」
「お体の調子が良くないのではないかと思ったのです。その、もし見当違いなら部屋に戻りますが、何か嫋にもできることはありませんか?」
「グル……できることなら……あるよ。扉、こっちからじゃ開けられないんだ。嫋ちゃんが開けてくれる?」
「はい。お粥も持ってきましたよ」

ではどうやって出るつもりだったのだろう、と首を傾げながらも、嫋は特に怪しむことも無く扉を開ける。

扉を開けると、嫋の上に影ができた。
視界が暗くなったことに驚いて上をむくと、青い目が嫋の腹をじっと見つめている。

その視線に覚えがあって、思わず嫋は後ずさる。

「えっ……?」
「おいで、嫋」

頭を撫でられ、その優しげな顔とは裏腹に強引に寝台へ引きずられる。粥が地面に落ち、嫋は意味もわからぬままのしかかられた。

「らんこ、さま……?」
「大丈夫、怖くないからね」

蕩けそうなほど甘い瞳が嫋の唇、鎖骨、胸、と品定めするように辿る。腹をそっと撫でられ、嫋はビクリと肩を震わせた。

「らんこ、さまぁ! や、やめっ」
「なんで? 初めてあった時も、キスした時もあんな襲ってほしそうな顔してたじゃん」

ギュッと抱きしめられ、耳たぶをねっとりと舐められる。嫋は快感を引きずり出される感覚に怯え、ドンドンと藍狐の胸を叩く。

「も、もうだめですっ! 朱鷹しゅよう様に知られてしまったら、藍狐様のお命も危ないのですよ!」
「大丈夫……だいじょうぶだよ……」

ほうを乱雑に破られ、香油もなく無遠慮に指を突き立てられる。

「ヒッ、いた、ぃ……!」

のしかかった体勢で抱きしめられており、嫋は股の間にいる藍狐のせいで足を閉じることが出来ない。

潤滑油もなく入れられ、痛くないはずがない。
それでも連日朱鷹に愛されたお陰でなんとか入れることが出来た。

「チッ」
「ひっ、ぁ……ぅんッ」

藍狐は寝台脇にあった香油の蓋を開け、中身を嫋のナカに突っ込んだ。

普段穏やかな印象のある藍狐の舌打ちに驚き、嫋は藍狐の胸に縋りついて縮こまる。
とぷとぷと腹に注がれる香油の冷たさに身を震わせた。

部屋中に甘い香りが充満し、嫋は罪悪感と恐怖で胸がいっぱいになる。

(ど、どうしよう……なんで急にこんな、藍狐様は……!)

「嫋、嫋……」
「きゃあっ……あっ、やだ、やめて……」

首元をちゅうちゅうと吸われ、朱鷹のつけた痕を上書きするように新しく鬱血痕をつけられる。

首をくすぐる白髪と、ふわりと鼻腔を突くお香の香り。自分の体をまさぐる男が相公しゃんごんではないと訴えてきて、嫋は目をギュッと瞑った。

ぬるっ こりゅっ こりゅっ♡

「はひっ♡ いや、ぁん……んッんッ」

指が2本同時に入り、前立腺を引っ掻く。
朱鷹より遠慮ないそれに腰がビクビクと浮く。あっという間に性感が高められた。

ぬちゃぬちゃ音を立てながら責め立てられ、嫋は頬を赤く染めながら、汗で皮膚を湿らす。

「あつ……」

藍狐も袍を脱ぐと、美しく均等の取れた筋肉が姿を現す。下着も脱ぐ藍狐に、本当に入れるつもりなんだと理解した嫋は寝台の上でズリズリと後ずさる。

「ッ……ぃ、や……っ」

すぐに足を掴まれ、引き戻された。
仰向けに押し倒され、膝が自分の肩につくほど足を伸ばされる。
腰が上がり、嫋の尻穴がぱくぱくと藍狐を求めるのがよく見える。

藍狐が嫋の体を閉じ込めるように覆い被さる。嫋の肩を藍狐の肘でホールドし、腕を使って抵抗出来ないように固定する。嫋はギュッと髪を掴まれ、藍狐の手で頭を押さえ込まれた。

無理な体勢を強いられているせいで、ふぅふぅと苦しげな嫋の吐息が藍狐の首元にかかる。

藍狐の長い白髪が垂れ、すだれのように嫋の姿を隠す。

嫋の腕は藍狐の四肢の内側に畳まれており、肉棒で尻穴をぴと、と叩かれたのにも小さく指先を暴れさせることしか出来ない。

「はぁ……ここに入れたら、気持ちいいだろうなぁ」
「やっ、だ、だめ、だめですぅ……ッ!」

ぬ゛ぷっ、ぬぷぷ……っ♡

嫋を無視し、ゆっくりと味わうように腰を進める。

「ッ……」
「あ、あ……ッ♡」

(朱鷹様のじゃないおちんちんが、嫋の中に……♡)

嫋は軽く絶頂し、肉棒をきゅうきゅうと締め付ける。カリ首の角度も、亀頭の形も相公のものと全く違う。

 ヒダは藍狐の肉棒にしゃぶりつき、ねっとりと粘液を纏わせながら肉棒を愛撫する。

「ふーっ……ふーっ……!」

藍狐はあまりの気持ちよさに、食いしばった歯の隙間から息を吐き出す。ぶわりと2人の体から汗が吹き出し、擦れる皮膚の間で混ざりあう。

ぬろろぉ~ッ♡ ばちゅッ ばちゅッ こちゅんッ♡

「……ッ♡ ッ、っ~♡ らん、こ、さまぁっ♡ んぉ゛ッ♡」

ギリギリまで抜かれ、真っ直ぐ腰を落とす。
雄としての優位を示すように1番奥の結腸口を殴られれば、嫋は藍狐のための自慰道具に成り下がってしまう。

「ふっ、ぐる……開けろ、開けろ……!」

ごちゅんッ♡ ぬ゛りゅ~ッ こりゅこりゅ♡

「ゃめ゛ッ♡ ふぎゅ、ぅ゛~~~ッ♡♡」

ぐりゅぐりゅと亀頭で結腸口を押しつぶされ、その奥を求められる。

焦れた藍狐に最奥を突かれる。
今朝も朱鷹が入ったばかりで、少し強引にノックすれば切っ先がハマってしまう。

ごちゅんッ!♡ ぐぐっ……♡

(ぁ、だめ、ひらいちゃう……ッ♡)

腹に力を入れて開かないようにするも逆効果で、目の前の雄に蹂躙されている感覚に嫋は四肢をぶるぶると震わせる。
頭の先からつま先まで真っ赤に染まり、身体中に力が入る。

ぐ…ぽぉッ♡ ぷちゅっ……♡

「かは、ぁっ♡ ッ、っ─────~~~~ッ♡♡」
「クゥ、グル……ッ」

(ぁ、あ……♡ ここは……朱鷹様しか、はいっちゃだめなのに……♡)

嫋は脳がバチバチと弾ける。視線が定まらず、ナカからもたらせる快感に身体を痙攣させた。

朱鷹は流れる涙も零れる唾液も舐めとってくれるのに、目の前の雄は胎にしか興味が無いとばかりに嫋を犯す。

とちゅッ とちゅっ とちゅっ♡

「っ、出す……ッ孕め……!」
「だめ゛っ♡ ながは、やめっ、ぉ゛~~ッ♡♡」

びゅーッ♡ びゅるるっ♡

結腸を突かれ、1番奥で射精される。嫋の制止など聞かず、ぐいぐいと腰を深く落して精液を擦り付ける。

自重でずっぽりと嫋の結腸口にハマり、藍狐の亀頭はその奥でぎゅうぎゅうとヒダに愛でられている。

「はひゅっ……ぁ、ぁ……♡」
「たお、ちゃん……ごめん、ごめん……発情期に入っちゃった……嫌いにならないで……」

ぐず、と藍狐が鼻をすする音が聞こえる。頭を拘束する手が緩み、嫋がなんとか顔を上げると、藍狐が涙でぐちゃぐちゃの顔で嫋を見つめていた。

(もしかして……)

快楽に絆され使い物にならない頭で考える。
藍狐は発情期で人間に手を出したことがあり、それが藍狐の言っていた「人間を傷つけてしまった」なのではないか、と。

だとすれば、わざわざ自分で出られないような部屋に閉じこもっていたのも理解出来る。

子供のように泣きじゃくる藍狐を見上げる。嫋の胸が苦しくなり、ぺろ、と藍狐の涙を舐める。

「たお……?」

サワサワと嫋の指先が藍狐のふくらはぎをさする。

「らんこ、さま……んッ♡ その、嫋は藍狐様を嫌いになっていませんからッ……はっ、お涙を流さないでくださいませ……」

汗と涙に濡れた顔で優しげに微笑むと、藍狐が息を詰まらせた。

「たお、たお……んッ」
「んッ……んむぅ……♡」

嫋の柔い唇を貪る。互いに舌を絡め、何度も角度を変えてはキスをする。

藍狐と目が合う。海のような青色は欲に濡れているものの、先程射精したためかまだ幾分余裕がありそうだ。

(泊めてもらったし、勝手に部屋に来たのは嫋なんだから……今日だけなら……♡)

ごちゃごちゃと自分の頭の中で言い訳を並べながら、藍狐を誘うように舌先をチロチロと舐める。

ぬちゃ…ぬちゃ……ぬとぉ~ッ♡

「んふふ、ぅん……ッ♡」

嫋が目を細めてニコリと微笑みながら、腰をゆっくりと回すように動かす。

肉棒はまだ結腸口を突き破っており、ビクビクと嫋の腰が跳ねる。

結合部分から出た粘着質な音が部屋にこだました。
お互いの体液や香油がねとねとと結合部分にまとわりついている。

上では舌を絡めあっているのもあって、まるで2人で溶けてしまっているかのような錯覚に陥る。

「……んむ……」
「ん……はぁッ、藍狐様……♡」

藍狐が嫋の髪を梳かし、耳たぶの形を確かめるように撫でる。
嫋は気持ちよさげに目を瞑り、手にスリスリと顔を寄せる。

次に藍狐は嫋の唇に指先を持っていき、ツヤツヤと光るそこにゆっくりとわり入る。真白い歯に爪先があたり、藍狐はなんとも言い難い気持ちになって嫋の頬を掬い、口付ける。

嫋は肩を藍狐の肘で抑えられていたのが解かれ、やっと自由に腕を使えるようになった。藍狐の首に腕を回し、もっと、と藍狐を引き寄せる。

とちゅ……とんっ…くぽっ くぽっ♡

「ふっ……ッ、」
「んッ……ぁん……あへっ♡ ぃ゛♡ ッ、ぐぅッ♡」

悪戯に結腸口をクポクポと出入りされ、喉を仰け反らせる。

(恋人みたい……嫋……嫋……)

フワフワと浮ついた思考で目の前の人間を見つめる。絹のような黒髪、男のくせに柔い体とぽってりと存在を主張する乳首、なんの機能も果たさない性器。

愛らしく微笑んで藍狐の肉棒に奉仕している、この人間の男。

知り合いの嫁だのなんだの都合の悪いことは頭の隅に置いておいて、今は淫猥に腰を回すこの雌をめちゃくちゃにしてやりたい、と思う。

手を握ってみれば恋人繋ぎに繋ぎ直され、指の間をさわさわと確かめるように愛撫される。

(この子って、こんなに可愛かったんだ……)

グル、と腹の奥が鳴る。酷い空腹感を覚えた。

過去の愛しい恋人たちを傷つけてしまった衝動と酷く似ている。けたたましく理性が警報を鳴らしているのに、藍狐の耳には入らない。

ぬるるぅ~~ッ ずぷっ ぐぽんッ♡ とちゅっ とちゅっ どちゅッ♡

「………かわ、ぃい」
「きゃあんっ♡ いぐ、いっ、い゛くぅッ♡────~~~ッ♡♡」

嫋はメスイキし、精液も出さずにゅるにゅるとヒダが肉棒を締め付ける。

嫋の体を揺さぶりながら、ぽつ、と藍狐が呟いた。熱に侵された頭で「この雌が欲しい」と舌なめずりをした。

「出すねっ……」
「あ、だめ、ぉ゛♡ だってぇ……ッ♡ ね、そとにッ♡ ッ、っ♡ だしてぇ……ッ♡」
「無理、中に出したい……っ」

びゅるッ♡ びゅーーっ♡

腹の奥に白濁色の熱が叩きつけられ、嫋は絶頂した余韻でぼうっとしながら腹に手を置く。

皮膚越しに男の出した熱が嫋のヒダにねっとりと絡みついているのを感じ、その背徳感にゾクゾクと背筋が震える。

(だめなのに……藍狐さまに、種付けされてる……♡)

「やぁ、外に出してって、言ったのにぃ……ッ♡」
「嫋、ごめんね? 機嫌直して、ほら」

拗ねたような口調とは裏腹に、嫋のナカは喜ぶようにキュンキュンと痙攣している。尿道から精液の残りを搾り取ろうと蠢いていた。

「んぅ……はぁ、ぁん……」

ちゅっちゅっと真っ赤な頬や朱鷹のつけた痕の残る首元に吸いつかれながら、の字に腰を回され、嫋は鼻から抜けるような嬌声を漏らす。

(朱鷹様……ごめんなさい、ごめんなさい……でも、きもちいい……♡ 嫋は、男の人に自慰道具として使われるのが大好きなんです……♡)

妓楼にいたときの嫋の淫乱さが、夫以外の男と性行為をすることで引きずり出される。

ツンと他所を向く嫋に、藍狐の心が締め付けられたかのように苦しくなる。あまりの愛らしさに唾液がぼたぼたとこぼれ落ちた。

「嫋、かわいい……ッ♡ あぁ、食べたい、食べたい……」

口を大きく開き、首元に思い切り噛み付く。びく、と嫋の体が硬直した。

「ぃ゛っ!? らんこ、さまぁ!」
「たお、僕の娘子になって……♡ いっぱい子供作ろうね。好き、嫋、好き……♡」

ブチブチと嫌な音がして、嫋の首元が血に濡れる。

(ぁ、だめ……)

目の前が暗くなり、四肢に力が入らなくなってきた。終わる、と思った瞬間、外から狐たちの悲鳴のような鳴き声と男の足音が聞こえてきた。

「嫋!」
「……しゅよ、さま……?」

ぴく、と嫋の指が痙攣する。
嫋の腹は男の精と肉棒を咥え込みぽってりと膨れており、その上に藍狐がのしかかっている。敷布は血に濡れ、酷い有様だ。
藍狐は意識があるのかないのか、執拗に嫋の首元に噛み付いている。

「クソッ!」

朱鷹の手が大鷲のそれに変化へんげし、藍狐の首を掻っ切ろうとする。

「……! おやめ、くださ……ッ!」

嫋は咄嗟に藍狐を抱きしめ、藍狐を後ろに隠す。

振り下ろした腕を咄嗟に止めることが出来ず、朱鷹の爪が嫋の体を貫いた。

「ぁっ、あ……?」
「……ッ」

愕然とする朱鷹が顔を真っ青にしたのと同時に、嫋の意識は途切れた。






───以下、読まなくてもいいもの───
体位について詳しく知りたい方は「膣オナ正常位」で調べてください。想像の100倍エロいです。
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