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3章 お爺ちゃんと古代の導き
172.お爺ちゃん達と[七の試練]④
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「ここからはアタシ達も加勢するよ、アキ」
「ええ、その方が良さそうね」
一眼で強敵と感じ取ったのか、はたまた私達だけじゃ分が悪いと思ったのか。ランダさんの対処は的確だった。
[クリティカルヒット!]
[シャドウ強化型/タワーの情報を獲得しました]
耐久:15000/15000
戦闘行動:LP吸収ムチ、AP吸収ムチ、重力操作
弱点:光
特効:陽光
スクリーンショットから抜き取ったデータを全員にメールで送信し、薄紫のムチがなぎ払われるようにして振り下ろされた。
それを避けるようにみんなが散会し、直撃コースに居た私はそれを影踏みで踏み付けることで回避する……が。
「ああ、このムチ。触るのもダメみたいだ。APがぐっと減ったねぇ」
「AP割合ダメージはきついな。重力操作までしてくるんだろう?」
「抜いたデータではそうだね。第二波くるよ!」
探偵さんがメモを取っている横で私は違う色のムチが振るわれるのを確認して大縄跳びでも飛ぶようにジャンプする。
「こっちのオレンジ色のムチがLPかな?」
「だと思いますよ。直撃で何割削れるかまでは知りません」
そのすぐ横で妻が周囲に水の槍を作ってエネミーに向かって発射する。
残念なことにダメージらしいダメージは出ていないようだ。
ただしヘイトを稼ぐことには成功したのだろう。オレンジ色のムチが振るわれるのを見てその間に割って入る。
「止めてられるのは数秒だ。早く射程から撤退して」
「ごめんなさい、助かるわ」
間一髪。足先で触れることでムチの動きを止めることに成功。
その間に妻は有効射程外に逃げてもらった。
「影踏みで動きを止めるとおおよそ1割持っていかれるな。もし直撃を受けたらと思うとゾッとするね」
「あの高さから振り下ろされるんだ。威力も相当のものだろう。それと残念なお知らせがある」
探偵さんはその場所を見上げながらメモに書き込んでいく。
その表情は芳しくない。ムチの長さと打ち付けられた場所、そして余剰部分を計算式に当て込んで最大射程距離を計算してるのだろう。
「このフィールドそのものがあのエネミーに特化して作られてるみたいだ。数度ワザと攻撃させて計算式を割り出したが、残念なことに射程距離はフィールド一帯すべてに届くと出てしまった」
「だったら安全圏はムチをしならせる根本でしょうか?」
「だろうね。ダメ元で近づいてみよう」
ジキンさんの提案に乗って動き出す私達だったが、突如重力の波が真上から押し込んできた。
「重力操作! ここでくるか!」
ジキンさんの憶測は当たっていたのだろう。
それをさせまいと重力で私達を押し付けるように地面に蹲らせ、そして鞭が振るわれる。
「させませんよ!」
左足で振るわれたムチを止めて、右足の爪先に陽光操作★を灯して蹴り上げる。
[ーーーーーーーー!!]
蹴り上げた結果、ムチは萎縮するように力を失い地面に叩きつけられることなくグルンと丸まって元の付け根に戻っていった。
しかしこの鳴き声……ダメージは未だ変わらないのに。何か仕掛けでもあるのだろうか?
「マスター! 上です!」
ジキンさん言葉を聞いて真横に飛ぶと、まるで私を追尾してくるようにオレンジ色のムチが打ち付けられていく。
優に10本のムチを回避し切ったところで品切れになったのだろう。ようやく静寂が訪れた。
「不味いですね。陽光操作★を撃つと猛反撃を受けるようです」
「ここに来てまさかの特攻カウンターですか」
「でも相手の耐久減ってないんですよねー」
「もしかして、攻略手段は別にあるんじゃないかしら?」
私とジキンさんの会話に妻が入ってくる。
視界の端ではスズキさんがタワーの根本を槍で突いては反撃を受けている。それを無駄にしなやかな動きで回避しているので大丈夫だろう。
「例えば?」
「そうね。まずこのエネミーに遭遇したきっかけは何だったかしら?」
「君のモドリ草の天婦羅だったか?」
「ええ。だからこそここのフィールドの攻略の鍵もきっとそれだと思うわ」
「そうだね。何につけても攻略も何もないんじゃ、一つづつ試していくほかない。みんなもそれで良いかな?」
「それしか無いでしょう」「了解した」「分かったよ」「じゃあ僕囮役やりますね」「頼むわね、みんな」
返事はそれぞれ個性が出た。
真剣みはそれといってなく、けれどもそれが私達のペースである。まず最初に試したのがムチの振り下ろされた場所にモドリ草を置いてみるというものだ。
その判断は正しかったようだ。
直撃を受けたタワーの背が少しだけ縮んでいた。
つまりこのアイテムはダンジョン内で使えば入り口に戻るが、このエネミーに限れば背を縮める効果があるのか。
とは言え……
「うん、効果はあったけど耐久そのものは減ってないんだよねぇ」
「相変わらず陽光攻撃は猛反撃してくる感じ?」
槍の穂先に陽光を灯して攻撃してるスズキさんに尋ねる。
「んー、ハヤテさんが受けた奴よりかは回数減ってる感じですね。あの時は10回来てたのが、今だと9回です」
「微差じゃない」
「でも変化ですよ?」
「ランダさん、巻物の効果はどうです?」
「モドリ草と全く一緒だねぇ」
「それはもったいない事をしましたね」
「でもどっち道使ってみる事でしか効果はわかんないだろう? アタシとしてはこれを使わなきゃダメってわけでもなかったし、気持ちは軽くなったよ」
作るのは結構骨だったんだよ。と快活に笑いながらランダさんは片手を振って笑う。こんな気前の良い人がケチ臭いジキンさんの奥さんて言うのが未だに理解できない。
それはともかくとしてスズキさんのチェックがようやく成果を出し始めるのはモドリ草を使い始めて実に10回目の事だった。
「特攻カウンター、解除っぽいです!」
「よーし、各自ムチに備えて反撃の準備だ。女性陣は調理アイテムの引き渡しでサポートお願いします」
「あいよ!」
「ごめんなさい、戦力外で」
妻が申し訳なさそうに頭を下げる。
「気にしないで。うちのクランはその程度でとやかく言う人いないから。むしろ君の料理のファンしかいないよ」
「そんな事、ないわ」
「それと私達だって普段君達の調理アイテムに散々世話になってるんだ。今攻撃に参加できないからってなんだ。私達はそんな程度で壊れてしまう関係ではないよね?」
「ええ、そうね。見ていることしかできないけど、頑張ってね」
「ああ、行ってくる!」
私の足は軽やかに床を蹴ると振り下ろされたムチを受け止めてから反撃した。
攻撃手段など何もない私だけど、今この時はアタッカーとして頼りにされている。それに妻の前で無様な格好は見せられない。
娘達に応援されてるパワーも込めて私達は無事エネミーを討伐することに成功していた。
そして部屋に残されていたのは古代文字で記された暗号だった。それを解析してパーティーメンバー全員に送る。
戦闘組はよくわからないと言った風に首を傾げて居たが、女性陣は目を丸くして驚いていた。
「あなた、この画像高位錬金術のレシピよ」
「え? なんでこんなところからそんなものが出てくるの?」
妻の口ぶりではとにかくすごい発見だそうだけど、その手の情報に疎い私はいまいちピンとこない。
「それで、どんなものが作れるようになったの?」
「オリハルコンの製造方法よ」
「それはオクト君が知ったら喜びそうだ」
私の回答にみんなの呆れた視線が注がれた。
もしかしてこれ、気軽に発表しちゃ不味い奴だったのかな?
恐る恐る聞いてみたら発表云々はして構わないそうだ。
けれど、どこに発表するかで今後敵を作ることになるとだけ言われたので今度の家族会議で発表しようと思う。
「ええ、その方が良さそうね」
一眼で強敵と感じ取ったのか、はたまた私達だけじゃ分が悪いと思ったのか。ランダさんの対処は的確だった。
[クリティカルヒット!]
[シャドウ強化型/タワーの情報を獲得しました]
耐久:15000/15000
戦闘行動:LP吸収ムチ、AP吸収ムチ、重力操作
弱点:光
特効:陽光
スクリーンショットから抜き取ったデータを全員にメールで送信し、薄紫のムチがなぎ払われるようにして振り下ろされた。
それを避けるようにみんなが散会し、直撃コースに居た私はそれを影踏みで踏み付けることで回避する……が。
「ああ、このムチ。触るのもダメみたいだ。APがぐっと減ったねぇ」
「AP割合ダメージはきついな。重力操作までしてくるんだろう?」
「抜いたデータではそうだね。第二波くるよ!」
探偵さんがメモを取っている横で私は違う色のムチが振るわれるのを確認して大縄跳びでも飛ぶようにジャンプする。
「こっちのオレンジ色のムチがLPかな?」
「だと思いますよ。直撃で何割削れるかまでは知りません」
そのすぐ横で妻が周囲に水の槍を作ってエネミーに向かって発射する。
残念なことにダメージらしいダメージは出ていないようだ。
ただしヘイトを稼ぐことには成功したのだろう。オレンジ色のムチが振るわれるのを見てその間に割って入る。
「止めてられるのは数秒だ。早く射程から撤退して」
「ごめんなさい、助かるわ」
間一髪。足先で触れることでムチの動きを止めることに成功。
その間に妻は有効射程外に逃げてもらった。
「影踏みで動きを止めるとおおよそ1割持っていかれるな。もし直撃を受けたらと思うとゾッとするね」
「あの高さから振り下ろされるんだ。威力も相当のものだろう。それと残念なお知らせがある」
探偵さんはその場所を見上げながらメモに書き込んでいく。
その表情は芳しくない。ムチの長さと打ち付けられた場所、そして余剰部分を計算式に当て込んで最大射程距離を計算してるのだろう。
「このフィールドそのものがあのエネミーに特化して作られてるみたいだ。数度ワザと攻撃させて計算式を割り出したが、残念なことに射程距離はフィールド一帯すべてに届くと出てしまった」
「だったら安全圏はムチをしならせる根本でしょうか?」
「だろうね。ダメ元で近づいてみよう」
ジキンさんの提案に乗って動き出す私達だったが、突如重力の波が真上から押し込んできた。
「重力操作! ここでくるか!」
ジキンさんの憶測は当たっていたのだろう。
それをさせまいと重力で私達を押し付けるように地面に蹲らせ、そして鞭が振るわれる。
「させませんよ!」
左足で振るわれたムチを止めて、右足の爪先に陽光操作★を灯して蹴り上げる。
[ーーーーーーーー!!]
蹴り上げた結果、ムチは萎縮するように力を失い地面に叩きつけられることなくグルンと丸まって元の付け根に戻っていった。
しかしこの鳴き声……ダメージは未だ変わらないのに。何か仕掛けでもあるのだろうか?
「マスター! 上です!」
ジキンさん言葉を聞いて真横に飛ぶと、まるで私を追尾してくるようにオレンジ色のムチが打ち付けられていく。
優に10本のムチを回避し切ったところで品切れになったのだろう。ようやく静寂が訪れた。
「不味いですね。陽光操作★を撃つと猛反撃を受けるようです」
「ここに来てまさかの特攻カウンターですか」
「でも相手の耐久減ってないんですよねー」
「もしかして、攻略手段は別にあるんじゃないかしら?」
私とジキンさんの会話に妻が入ってくる。
視界の端ではスズキさんがタワーの根本を槍で突いては反撃を受けている。それを無駄にしなやかな動きで回避しているので大丈夫だろう。
「例えば?」
「そうね。まずこのエネミーに遭遇したきっかけは何だったかしら?」
「君のモドリ草の天婦羅だったか?」
「ええ。だからこそここのフィールドの攻略の鍵もきっとそれだと思うわ」
「そうだね。何につけても攻略も何もないんじゃ、一つづつ試していくほかない。みんなもそれで良いかな?」
「それしか無いでしょう」「了解した」「分かったよ」「じゃあ僕囮役やりますね」「頼むわね、みんな」
返事はそれぞれ個性が出た。
真剣みはそれといってなく、けれどもそれが私達のペースである。まず最初に試したのがムチの振り下ろされた場所にモドリ草を置いてみるというものだ。
その判断は正しかったようだ。
直撃を受けたタワーの背が少しだけ縮んでいた。
つまりこのアイテムはダンジョン内で使えば入り口に戻るが、このエネミーに限れば背を縮める効果があるのか。
とは言え……
「うん、効果はあったけど耐久そのものは減ってないんだよねぇ」
「相変わらず陽光攻撃は猛反撃してくる感じ?」
槍の穂先に陽光を灯して攻撃してるスズキさんに尋ねる。
「んー、ハヤテさんが受けた奴よりかは回数減ってる感じですね。あの時は10回来てたのが、今だと9回です」
「微差じゃない」
「でも変化ですよ?」
「ランダさん、巻物の効果はどうです?」
「モドリ草と全く一緒だねぇ」
「それはもったいない事をしましたね」
「でもどっち道使ってみる事でしか効果はわかんないだろう? アタシとしてはこれを使わなきゃダメってわけでもなかったし、気持ちは軽くなったよ」
作るのは結構骨だったんだよ。と快活に笑いながらランダさんは片手を振って笑う。こんな気前の良い人がケチ臭いジキンさんの奥さんて言うのが未だに理解できない。
それはともかくとしてスズキさんのチェックがようやく成果を出し始めるのはモドリ草を使い始めて実に10回目の事だった。
「特攻カウンター、解除っぽいです!」
「よーし、各自ムチに備えて反撃の準備だ。女性陣は調理アイテムの引き渡しでサポートお願いします」
「あいよ!」
「ごめんなさい、戦力外で」
妻が申し訳なさそうに頭を下げる。
「気にしないで。うちのクランはその程度でとやかく言う人いないから。むしろ君の料理のファンしかいないよ」
「そんな事、ないわ」
「それと私達だって普段君達の調理アイテムに散々世話になってるんだ。今攻撃に参加できないからってなんだ。私達はそんな程度で壊れてしまう関係ではないよね?」
「ええ、そうね。見ていることしかできないけど、頑張ってね」
「ああ、行ってくる!」
私の足は軽やかに床を蹴ると振り下ろされたムチを受け止めてから反撃した。
攻撃手段など何もない私だけど、今この時はアタッカーとして頼りにされている。それに妻の前で無様な格好は見せられない。
娘達に応援されてるパワーも込めて私達は無事エネミーを討伐することに成功していた。
そして部屋に残されていたのは古代文字で記された暗号だった。それを解析してパーティーメンバー全員に送る。
戦闘組はよくわからないと言った風に首を傾げて居たが、女性陣は目を丸くして驚いていた。
「あなた、この画像高位錬金術のレシピよ」
「え? なんでこんなところからそんなものが出てくるの?」
妻の口ぶりではとにかくすごい発見だそうだけど、その手の情報に疎い私はいまいちピンとこない。
「それで、どんなものが作れるようになったの?」
「オリハルコンの製造方法よ」
「それはオクト君が知ったら喜びそうだ」
私の回答にみんなの呆れた視線が注がれた。
もしかしてこれ、気軽に発表しちゃ不味い奴だったのかな?
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