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2章 お爺ちゃんとクラン

ブログ『お爺ちゃんのAWO散策日誌』6

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 こんばんは、筆者のアキカゼです。
 ここ最近はリアルの方も随分と暖かくなってきましたね。
 部屋着の方も衣替えを済ませた頃でしょうか?

 さて、今回の記事はあまり特筆するものはないのですが、念願かなってとうとう雲の上に乗ることができました。
 いやー、感無量ですよ。
 あのとき断念した悔しさは今でも覚えています。

 ですけどね、そればかりにかまけてる暇もなくて他のことをしながらもそのことばかりを考えてしまってました。
 縁あって登山活動に精を出してる方達と山登りに行ったり、孫達と本腰入れてダンジョンに挑んだりしたり。

 遠回りと言ったら付き合ってくれたみなさんに失礼になりますが、それが私に新しい可能性を見出してくれました。

 それが『木登り補正』の派生先、『垂直移動』から新しく生えた『重力無視』というスキルです。
 もうね、スキル名聞いただけでなんか凄そうって思いません?

 でも孫からしたら微妙らしくて。
 私ちょっとショックを受けてしまいました。
 でも戦闘を生業としてみたら、確かにそうなのかもしれませんよね。浮かれていた自分がちょっと恥ずかしくなって、一気に素に戻ってしまいましたよ。

 そうそう、その時はセカンドルナのダンジョンの真相に当たっている時でしてね、孫からすれば私のスキルなんかより、そっちの方が優先順位が高かったのでしょうね。
 だから私もその時はそっちに意識を向けることにしたんです。

 結構前から攻略されてた割に、謎が放置されていたダンジョンですが、仕掛けは単純でした。
 今回は私は付き添いでしたので、情報の公開権利は孫に任せています。

 私から答えを出すことはできませんが、その時の風景の一部を皆さんにお伝えしましょう。
 どうぞ皆さんも一緒に考えてみてください。
 私からはここまでです。

【画像添付】B1の問い

【画像添付】B2の仕掛け

【画像添付】B3の仕掛け

【画像添付】B4の謎

【画像添付】ボス部屋の謎



 ね、遠回りも決して無駄にならないのがこのゲームのいいところです。
 これを機に皆さんも思い切って違うことをしてみるのもいいかもしれませんね。
 私と同じように違う世界が顔を見せてくれるかもしれませんよ?

 さて、ここからは私のスキル『重力無視』とダンジョンのクリア特典の称号で手に入れた『★空歩』を使った空撮をお見せします。
 孫には微妙と言われてしまいましたが、私にとってはやはり素晴らしいものであるのに変わりはありませんでした。

 これの面白いところはやはり空を飛び回れることですかね。
 やはりスタミナ依存ですが、皆さんも手に入れたら是非望んでみてくださいね。


【画像添付】マナの大木に立ち寄る野鳥達の風景

【画像添付】風の流れで形の変わる雲たち

【画像添付】落下先はセカンドルナ?


 雲の上と言ってもふわふわの綿飴のようなものじゃなく、ちゃんと風の流れによって形を変えるので見極めて移動しないと落下してしまうので要注意です!

 あと当然ですが飛行中はスタミナは回復しないのでご注意ください。
 それでうっかり落下しちゃいます。
 添付した画像でお察しですが、落ちてしまいました。
 いやー、ははは。偶然通りかかった孫に助けてもらいましたが、大きく目立ってしまいました。
 次からはもう落ちないと確信してますが、油断は禁物です。

 最後にもう一つ。


【画像添付】近づいても遠のくお城?


 約3時間に及ぶ飛行ですが、まるで近づいている気がしませんでした。
 自然風依存の横移動でスタミナ依存ですから高度を保つのがとても大変です。
 ですが次こそは

 それではまた!



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    ■ここからコメントを打ち込んでください■
 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 001.名無しのフレンドさん
 この人はなんでこの内容で大したネタでも無いように扱うのかいつも不思議でならない
 お孫さんのご苦労が伺えます


 002 .名無しのフレンドさん
 だってそれがお爺ちゃんだし
 今更!


 003 .名無しのフレンドさん
 言い得て妙な返しですね
 まぁご本人が気にしてなければいいんです
 それとダンジョンクリアおめでとう
 ハヤテさんといると毎日新しい出会いとの連続な気がしますが、一緒にいて疲れませんか?


 004 .名無しのフレンドさん
 マリン、お疲れ様!
 それとクリアを出し抜かれて
 検証班としては面目丸潰れ
 素直に喜べないわ


 005 .名無しのフレンドさん
 ┗004
 だよねー
 でもお爺ちゃんがいなかったら無理だったよ
 だって謎だった質問が全部古代語だったし


 006 .名無しのフレンドさん
 ┗005
 あー、やっぱり
 じゃあマリンより先に誘った方がワンチャンあったかー


 007 .名無しのフレンドさん
 私より先は無理じゃないかなー
 お爺ちゃん、なんだかんだで忙しいし


 008 .名無しのフレンドさん
 ┗005
 あの人は止まると死ぬ病にでもかかってるんですか?


 009 .名無しのフレンドさん
 どうだろう?
 普段はすごくのんびりしてるよ
 ゲームの中でもそこまで急いでる感じもしないし
 でもどんどん謎を解明していくから一緒にいて面白いよ!


 010 .名無しのフレンドさん
 やっぱり家族からのお誘いは強いかー
 ここは一つ私も孫のポジションに…/


 011 .名無しのフレンドさん
 ダメだよ?
 お爺ちゃんは私だけのお爺ちゃんだから


 012 .名無しのフレンドさん
 ハヤテさんは止まると死ぬ説は、まぁ心当たりがありますね
 あの人魚人の私の泳ぎになんだかんだついてきますしね
 種族の垣根を平気で超えてくるんで、結構びっくりしますよ


 013 .名無しのフレンドさん
 ┗011 ケチー、独り占めは良くないよ?


 014 .名無しのフレンドさん
 結局雑談の流れになるのは草を禁じ得ない
 まぁあの人は叩くと埃の出る人物ですからね
 まだまだ出してない情報をいっぱい持ってそうではあります


 015 .名無しのフレンドさん
 ┗013
 ケチじゃないよ? 親を替えられないのと一緒だもん


 016 .名無しのフレンドさん
 ここはいつもこんなに賑やかなのか?


 017 .名無しのフレンドさん
 概ねそうですね
 我々はあの人の被害者です
 あなたもあの人の不満点をどうぞここで述べてってください


 018 .名無しのフレンドさん
 不満点とか……
 ははは、それをここでいうのは違うので俺は遠慮しとくよ
 アキカゼさんとは共に山を登った仲でな
 けどそうか、ここのブログを拝見して分かったが、あの人のブログは本当に楽しそうにここで遊んでる
 それでみんな感化されてしまうんだな?


 019 .名無しのフレンドさん
 よう、やってるな
 ワシも話に混ぜてくんな


 020 .名無しのフレンドさん
 いらっしゃい、ダグラスさん
 進捗の方は如何ですか?


 021 .名無しのフレンドさん
 おう、ちったぁ進んだぞ
 それを話しに来たんだ
 一応な、成功率は悪いがインゴット化はした
 あとは数を揃えるだけだが、教えるのにむかねぇ
 コツも何もまだ運頼りだからなぁ


 022 .名無しのフレンドさん
 ほぅほぅ
 そいつは重畳ですな


 023 .名無しのフレンドさん
 ダグラス氏!?


 023 .名無しのフレンドさん
 誰だい、オメェさんは?


 024 .名無しのフレンドさん
 あ、いや
 俺はしがないドワーフの登山家で


 025 .名無しのフレンドさん
 へぇ、あんたがそうかい
 話は聞いてるぜぃ
 ワシらの体格で山登りなんてしてるんだって?


 026 .名無しのフレンドさん
 まぁ、スタミナ回復にボーナスがつくので


 027 .名無しのフレンドさん
 そうかい、確かにな
 ワシはこっちの道が長くてそれ以外の道にはとんと興味は向かねぇが、まぁ頑張りな
 影ながら応援してるぜぃ


 028 .名無しのフレンドさん
 マリン、知ってる人?


 029 .名無しのフレンドさん
 多分お爺ちゃんのリアルの知り合いだと思う


 030 .名無しのフレンドさん
 おう、そうさなぁ
 ワシらはハヤテ君とはご近所さんでな
 今度一緒に何かやらんかと誘われてんのよ


 031 .名無しのフレンドさん
 イベントものを開催しようと思ってましてね
 クラン立ち上げを画策してます
 現状三人しかいませんので、誰か来ます?
 まぁ誰でもいいですよ、くるもの拒まずで受け入れ中です
 色々と手を回しましたけど、やはりまず最初にフレンドさんから声をかけるべきかと思ってこちらにダグラスさんをお呼びしました


 032 .名無しのフレンドさん
 スズキ先生もこない?


 033 .名無しのフレンドさん
 え、私が入ってもいいんですか?


 034 .名無しのフレンドさん
 お爺ちゃん的には入ってほしそうだったよ


 035 .名無しのフレンドさん
 本当かなぁ?
 マリンさんはたまにありもしないこと言うから信じられないなー


 036 .名無しのフレンドさん
 ぷぷ、マリンたら信用ないねー


 037 .名無しのフレンドさん
 ナガレさんもそうよ?
 いつも夢ばかり追いかけていて、たまには現実を見た方がいいと先生思うの


 038 .名無しのフレンドさん
 へ? なんでこっちにも流れ弾が……


 039 .名無しのフレンドさん
 気付いてないかもだけど、スズキ先生は小学校の時の担任の先生だよ?


 040 .名無しのフレンドさん
 えぇええええええ!?
 え、え、あの先生だったの?
 全然わかんなかった!


 041 .名無しのフレンドさん
 こーら、リアル詮索はダメですよ?
 マリンさんは廊下に立ってなさい!


 042 .名無しのフレンドさん
 スズキ先生、こっちだとノリノリだなー


 043 .名無しのフレンドさん
 ユーノさんは優等生なので先生は何も心配してません


 044 .名無しのフレンドさん
 それはそれでちょっと悲しいような


 045 .名無しのフレンドさん
 それで、先生はどうする?
 今ならなんと!
 私とユーノも参加します!


 046 .名無しのフレンドさん
 ┗045
 え、聞いてない


 047 .名無しのフレンドさん
 ┗046
 今言ったもん!


 048 .名無しのフレンドさん
 このやり取り、やっぱり血筋ですかね?


 049 .名無しのフレンドさん
 ┗048
 だな、昔のハヤテ君そっくりだ
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