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事実、宝箱は開けるより殴る方がお得!
5話 VSシャドウゴブリン
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シャドウバットはうまいこと始末できるようになった。
しかしそれは産業廃棄物事を猛毒判定を低確率で与える武器があるからこそ。
だが次に現れたモンスターは不意打ちが出来るか怪しいやつだった。
影を纏うゴブリンの戦士だった。
錆びてぼろぼろのショートソードを持ち、防具だって中層のゴブリンより立派だ。
不意打ちしても、ダメージを与えられるかわからない。
それよりも要石の危険度が上がりすぎる。
俺としてはギャアギャア騒ぐ事で慎に見つけてもらいやすくなる事を前提に泳がせていたが、相手が悪すぎる。
「ちょっと飯狗! あんたの出番よ! きゃああ!」
仲間がいるのか、そう思わせることはできたのか、周囲を伺うシャドウゴブリン。
しかし俺は一歩も動かずにその場を見守る。
ブラフだったかとシャドウゴブリンは要石へと向き直り、食べるのに邪魔な衣服を剥ぎ始めた。
「やだ、やぁだ! 助けてよ飯狗! 一生のおねがいだから!」
俺は動かない。
まだシャドウゴブリンが警戒を解いてないからだ。
シャドウバットが吸血行為に夢中になったように、シャドウゴブリンも捕食する事で隙が生まれるに違いない。
俺はそのチャンスを狙っていた。
上半身を剥かれ、柔肌が露わになる要石。
ブラを剥かれ、たわわに実ったメロンにしゃぶりつくシャドウゴブリン。
え、これ。別にエッチな行為をするんじゃないんだよな?
その割には随分と時間をかけて食事をする物だ。
もしかして恐怖こそが最高のスパイスとかそう言った特殊個体だったのだろうか?
食事に夢中になるシャドウゴブリンに俺はジリジリと距離を詰め、気付かれない事に気を良くしてアイアンボックスで思いっきりぶん殴った!
<飯狗頼忠の攻撃!>
<バックアタック!>
<クリティカル!>
ミス、シャドウゴブリンはダメージを受けない!
チッ、俺の攻撃力じゃ相手の防御を貫けないか。
<アイアンボックスオープン!>
<トラップ発動!>
睡眠ガスがあたりに漂う。
シャドウゴブリンはその場でぐっすり眠っている!
まさかここで箱が開くとは、俺の強運も捨てたもんじゃないな。
「助けに来るのが遅いのよ、飯狗!」
そして要石に見つかってしまった。
助けられた相手にマウント取るのなんなの?
俺は見捨てたって良かったんだぜ?
「まだ眠らせただけだ。良いからこいつの装備を剥ぐぞ」
「え、飯狗……あんたそっちの趣味が?」
何を勘違いしたのか、要石が顔を真っ赤にして俺を咎める。
「んな訳あるか! こいつの装備があるから俺の攻撃が通らないんだよ。良いからお前も脱がすか攻撃に参加しろ」
「ギャウ」
チッ騒いでたら目覚めやがった。
意識が戻ったら負けるのは俺たちだぞ?
「飯狗! こいつ起きるよ?」
「さっさと脱がせ! お前が食われるのを待ってても良いんだぞ!?」
「そんなこと言うなし、あんたそんな奴だったの? あたし、ちょっとはあんたのこと見直してたんだよ?」
どの口がそんな事を言うのか。
そして上から目線は一切忘れないのは流石要石という他ない。
「ギャギャ!」
完全に目を覚まして、自分の状況を察知したシャドウゴブリンが武器を手にしようとしていつもの場所にないことに気づく。
なんだったら装備すら無い。
「もう一丁!」
俺はアイアンボックスを振りかぶって叩きつけた!
兜を脱がしたので、少しはダメージが通ってくれよと祈る。
<バックアタック!>
<クリティカル!>
シャドウゴブリンに1ダメージ!
<アイアンボックスオープン!>
<トラップ発動!>
ダーツがシャドウゴブリンに150ダメージ!
アイアンボックスさんTUEEEE!
多少流れ弾が要石の方にも向かったが、それらは荷物を盾にすることで凌いでいたようだ。
せっかくのおめかしアイテムがズタボロで泣きじゃくってるが、今は生きてここから出られることを心配しようぜ?
<+2発動>
ダーツがシャドウゴブリンに150ダメージ!
ダーツがシャドウゴブリンに150ダメージ!
え、ちょえぐくね?
<+1発動!>
ダーツがシャドウゴブリンに150ダメージ!
シャドウゴブリンをやっつけた
<レベルアップ!>
【筋力】が2アップ
【知識】が1アップ
【耐久】が1アップ
【精神】が3アップ
【器用】が5アップ
【敏捷】が0アップ
【幸運】が100アップ
━━━━━━━━━━━━━━━━━
飯狗頼忠
レベル:3
称号 :クリティカラー
筋力:4
知識:3
耐久:3
精神:3
器用:7
敏捷:2
幸運:300
<スキル>
【+1】発動確率50%×【幸運】補正
【+2】発動確率25%×【幸運】補正
━━━━━━━━━━━━━━━━━
<アイアンボックスを手に入れた>
トドメの+1でまさかの討伐してしまう。
それとレベル3じゃスキルは増えなかったか。
要石達もスキルが増えたのはレベル2だと言っていた。
今のレベルは知らないが、あの対応力だと俺と僅差だろう。
そしてもう一個手に入れてしまったアイアンボックス。
流石に二個は荷物になるな。
まぁこっちは盾に使っても良いかな?
「助かったわ、飯狗。そんなに強いならもっと早く助けてちょうだいよ」
「俺は強くもなんともねーよ。要石、お前今のステータス幾つだ?」
「は? 慎君と比べたらゴミだけど」
そりゃあいつと比べたら誰だってゴミだよ。
俺たちはあいつにとっちゃお荷物パーティなんだぜ?
「俺のステータスは幸運を除いて全部一桁だ。それでも俺が強いってんなら盾にでもなんでもしろよ。秒で死ぬぜ? お前が人殺しの業を負いたいってんならいつでも盾になるぞ!」
「うわ、あんたのステータスクソ雑魚じゃん、頼りになると思ったのに最悪ー」
言われると思った。
どうやら要石は弱いなりにステータスの伸びはいい方らしい。
筋力や耐久に至っては30を超えてるそうだ。
何それすごくない?
「じゃ、お前これ着て囮継続な?」
「は? 冗談でしょ?」
俺はシャドウゴブリンから剥いだ鎧を要石に突きつけた。
「こんな臭い鎧着られるかってーの。着るならあんた着なさいよ」
「残念だが必要筋力、耐久が15以上求められてんだわ。この中で着れるのはお前だけと言うことになるな」
俺のステータス、幸運以外死んでるからな。
「サイッアク!」
「匂いが気になるならお得意の洗浄でなんとかしろよ。せっかく育てたんだから使っていけよ。熟練度増えればそれだけスキル増えるんだろ?」
「言わなくたってやってやるわよ!」
そうして洗浄する事15分。
真っ黒だった鎧は純白となり、お下がりとは思えない程の高性能の装備となった。
洗浄スキル、意外と当たりの部類じゃね?
「見なさいよ、あたしのスキルでこんなに綺麗になったわよ? 飯狗じゃこうはいかないでしょ? 敬っても良いのよ?」
ちなみにボロの時の防御力が5だったのが、30になっている。囮役の強度が上がって万々歳である。
もちろん口には出さなかったが。
「へいへい、要石様がいるからこその俺ですよ。でも慎との遭遇率が上がったのは確かだな。それを着てる限りお前は死なない訳だ」
「ちょっと、それってあたしが囮役を継続するって聞こえるんだけど?」
「え、そう言ってるぞ? 俺は基本的に敵と真正面から戦うスタイルじゃないからな。ステータス一桁ぞ? 深層で生き残れると思うか?」
「思わないわね」
「だろ?」
そうして俺は要石という名の強力な盾を得た。
だがその盾は自由意思を持ち、俺にマウントを取りたがる。
別にそれで良いのだ。あいつの金切り声はモンスターを惹きつける強力なヘイトとなるからな。
何もせずとも俺を守ってくれるのだ。
なお、持ち込んだ食料はほとんど残っていなかったことをここに記しておく。
慎にあったら要石が全部食ったって告げ口しよう、そうしよう。
しかしそれは産業廃棄物事を猛毒判定を低確率で与える武器があるからこそ。
だが次に現れたモンスターは不意打ちが出来るか怪しいやつだった。
影を纏うゴブリンの戦士だった。
錆びてぼろぼろのショートソードを持ち、防具だって中層のゴブリンより立派だ。
不意打ちしても、ダメージを与えられるかわからない。
それよりも要石の危険度が上がりすぎる。
俺としてはギャアギャア騒ぐ事で慎に見つけてもらいやすくなる事を前提に泳がせていたが、相手が悪すぎる。
「ちょっと飯狗! あんたの出番よ! きゃああ!」
仲間がいるのか、そう思わせることはできたのか、周囲を伺うシャドウゴブリン。
しかし俺は一歩も動かずにその場を見守る。
ブラフだったかとシャドウゴブリンは要石へと向き直り、食べるのに邪魔な衣服を剥ぎ始めた。
「やだ、やぁだ! 助けてよ飯狗! 一生のおねがいだから!」
俺は動かない。
まだシャドウゴブリンが警戒を解いてないからだ。
シャドウバットが吸血行為に夢中になったように、シャドウゴブリンも捕食する事で隙が生まれるに違いない。
俺はそのチャンスを狙っていた。
上半身を剥かれ、柔肌が露わになる要石。
ブラを剥かれ、たわわに実ったメロンにしゃぶりつくシャドウゴブリン。
え、これ。別にエッチな行為をするんじゃないんだよな?
その割には随分と時間をかけて食事をする物だ。
もしかして恐怖こそが最高のスパイスとかそう言った特殊個体だったのだろうか?
食事に夢中になるシャドウゴブリンに俺はジリジリと距離を詰め、気付かれない事に気を良くしてアイアンボックスで思いっきりぶん殴った!
<飯狗頼忠の攻撃!>
<バックアタック!>
<クリティカル!>
ミス、シャドウゴブリンはダメージを受けない!
チッ、俺の攻撃力じゃ相手の防御を貫けないか。
<アイアンボックスオープン!>
<トラップ発動!>
睡眠ガスがあたりに漂う。
シャドウゴブリンはその場でぐっすり眠っている!
まさかここで箱が開くとは、俺の強運も捨てたもんじゃないな。
「助けに来るのが遅いのよ、飯狗!」
そして要石に見つかってしまった。
助けられた相手にマウント取るのなんなの?
俺は見捨てたって良かったんだぜ?
「まだ眠らせただけだ。良いからこいつの装備を剥ぐぞ」
「え、飯狗……あんたそっちの趣味が?」
何を勘違いしたのか、要石が顔を真っ赤にして俺を咎める。
「んな訳あるか! こいつの装備があるから俺の攻撃が通らないんだよ。良いからお前も脱がすか攻撃に参加しろ」
「ギャウ」
チッ騒いでたら目覚めやがった。
意識が戻ったら負けるのは俺たちだぞ?
「飯狗! こいつ起きるよ?」
「さっさと脱がせ! お前が食われるのを待ってても良いんだぞ!?」
「そんなこと言うなし、あんたそんな奴だったの? あたし、ちょっとはあんたのこと見直してたんだよ?」
どの口がそんな事を言うのか。
そして上から目線は一切忘れないのは流石要石という他ない。
「ギャギャ!」
完全に目を覚まして、自分の状況を察知したシャドウゴブリンが武器を手にしようとしていつもの場所にないことに気づく。
なんだったら装備すら無い。
「もう一丁!」
俺はアイアンボックスを振りかぶって叩きつけた!
兜を脱がしたので、少しはダメージが通ってくれよと祈る。
<バックアタック!>
<クリティカル!>
シャドウゴブリンに1ダメージ!
<アイアンボックスオープン!>
<トラップ発動!>
ダーツがシャドウゴブリンに150ダメージ!
アイアンボックスさんTUEEEE!
多少流れ弾が要石の方にも向かったが、それらは荷物を盾にすることで凌いでいたようだ。
せっかくのおめかしアイテムがズタボロで泣きじゃくってるが、今は生きてここから出られることを心配しようぜ?
<+2発動>
ダーツがシャドウゴブリンに150ダメージ!
ダーツがシャドウゴブリンに150ダメージ!
え、ちょえぐくね?
<+1発動!>
ダーツがシャドウゴブリンに150ダメージ!
シャドウゴブリンをやっつけた
<レベルアップ!>
【筋力】が2アップ
【知識】が1アップ
【耐久】が1アップ
【精神】が3アップ
【器用】が5アップ
【敏捷】が0アップ
【幸運】が100アップ
━━━━━━━━━━━━━━━━━
飯狗頼忠
レベル:3
称号 :クリティカラー
筋力:4
知識:3
耐久:3
精神:3
器用:7
敏捷:2
幸運:300
<スキル>
【+1】発動確率50%×【幸運】補正
【+2】発動確率25%×【幸運】補正
━━━━━━━━━━━━━━━━━
<アイアンボックスを手に入れた>
トドメの+1でまさかの討伐してしまう。
それとレベル3じゃスキルは増えなかったか。
要石達もスキルが増えたのはレベル2だと言っていた。
今のレベルは知らないが、あの対応力だと俺と僅差だろう。
そしてもう一個手に入れてしまったアイアンボックス。
流石に二個は荷物になるな。
まぁこっちは盾に使っても良いかな?
「助かったわ、飯狗。そんなに強いならもっと早く助けてちょうだいよ」
「俺は強くもなんともねーよ。要石、お前今のステータス幾つだ?」
「は? 慎君と比べたらゴミだけど」
そりゃあいつと比べたら誰だってゴミだよ。
俺たちはあいつにとっちゃお荷物パーティなんだぜ?
「俺のステータスは幸運を除いて全部一桁だ。それでも俺が強いってんなら盾にでもなんでもしろよ。秒で死ぬぜ? お前が人殺しの業を負いたいってんならいつでも盾になるぞ!」
「うわ、あんたのステータスクソ雑魚じゃん、頼りになると思ったのに最悪ー」
言われると思った。
どうやら要石は弱いなりにステータスの伸びはいい方らしい。
筋力や耐久に至っては30を超えてるそうだ。
何それすごくない?
「じゃ、お前これ着て囮継続な?」
「は? 冗談でしょ?」
俺はシャドウゴブリンから剥いだ鎧を要石に突きつけた。
「こんな臭い鎧着られるかってーの。着るならあんた着なさいよ」
「残念だが必要筋力、耐久が15以上求められてんだわ。この中で着れるのはお前だけと言うことになるな」
俺のステータス、幸運以外死んでるからな。
「サイッアク!」
「匂いが気になるならお得意の洗浄でなんとかしろよ。せっかく育てたんだから使っていけよ。熟練度増えればそれだけスキル増えるんだろ?」
「言わなくたってやってやるわよ!」
そうして洗浄する事15分。
真っ黒だった鎧は純白となり、お下がりとは思えない程の高性能の装備となった。
洗浄スキル、意外と当たりの部類じゃね?
「見なさいよ、あたしのスキルでこんなに綺麗になったわよ? 飯狗じゃこうはいかないでしょ? 敬っても良いのよ?」
ちなみにボロの時の防御力が5だったのが、30になっている。囮役の強度が上がって万々歳である。
もちろん口には出さなかったが。
「へいへい、要石様がいるからこその俺ですよ。でも慎との遭遇率が上がったのは確かだな。それを着てる限りお前は死なない訳だ」
「ちょっと、それってあたしが囮役を継続するって聞こえるんだけど?」
「え、そう言ってるぞ? 俺は基本的に敵と真正面から戦うスタイルじゃないからな。ステータス一桁ぞ? 深層で生き残れると思うか?」
「思わないわね」
「だろ?」
そうして俺は要石という名の強力な盾を得た。
だがその盾は自由意思を持ち、俺にマウントを取りたがる。
別にそれで良いのだ。あいつの金切り声はモンスターを惹きつける強力なヘイトとなるからな。
何もせずとも俺を守ってくれるのだ。
なお、持ち込んだ食料はほとんど残っていなかったことをここに記しておく。
慎にあったら要石が全部食ったって告げ口しよう、そうしよう。
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