36 / 95
三章 発足! 異世界旅行業
増える、転移先
しおりを挟む
まぁ増えてること増えてること、異世界への扉が。
─────────────────────
<転移先>
1_地球・日本/魔法無効化
2_異世界クラセリア/スキル獲得
3_異世界エムベス/ダンジョン
4_異世界アトランザ/割り振りステータス獲得
5_異世界クミン/種族変更獲得 new!
6_異世界ストリーム/古代文明 new!
7_異世界ジャキンガル/固有魔法獲得 new!
8_異世界ヴィオス/獣化獲得 new!
─────────────────────
行ってみたいかはともかくとして、異世界人て言うのはどうして俺らを都合の良い存在だと思うのだろう?
低コストで回せるガチャじゃねーんだぞ!
こっちだって必死に生きてるんですよ?
消耗品扱いは勘弁願いたい限りだわ。
木村曰く、割り振りステータス世界は割と当たりで、大外れが古代文明らしい。
突如迷い込んだ世界で生きるか死ぬかのサバイバルを強いられるとかで赤城さんは現地住民に捕まって生贄にされる一歩手前だったとかなんとか。
特にこれといった能力は与えられないが、敵を倒すことでオーバーテクノロジーな武器を貰えるとかで、戦うのが好きな人には向くが非戦闘員の彼女には過酷すぎたんだろう。
彼女のスキルは『アイドル』で、ファンになってくれた相手に一つまでお願いを聞いてもらえる程度のものだ。しかしエルフ化したことによりその規模を拡大!
クラスのマドンナは学園のマドンナになり、お願いを行使できる数を日々増やしている。
ちなみにファンとは離れ離れになったので誰も守ってくれなかったらしい。
オタサーの姫かな?
どちらにせよ俺には関係のないことではあるが、まぁクラスメイトのよしみで助けたことに意味はあったな。
問題はその後だ。
彼女は俺のストーカーと化した。
普段は俺にそっけない彼女だが、何をやっても振り向かない俺に対してなんとか振り向かせようとファンを使って一芝居を打ってくる。
まぁ転移と入れ替えで返り討ちにしてやったが。
問題ななんで俺にそこまで執着するのかだ。
命が助かったんならそれでいいじゃんか。せっかく助けた命、大事に使って欲しいものだ。
「赤城さん、好意は嬉しいけど俺には彼女がいるんで」
「またまたー。いくら積んだのか知らないけど笹島さんは男子人気高いのよ? まぁ私ほどじゃないけど磯貝君が落とせる相手じゃないわ。ここは私で手を打っておきなさいって、ね?」
何を基準に誇っているのか。
人の魅力なんて惚れた人数で推しはかれるもんじゃねーだろ。
モテすぎて距離感バグってんのか?
そこに彼女である美玲がやってくる。まだやってたのかと言わん顔だ。
「なぁ美玲、この人なんとかして」
「あっくん、あたしが言ってなんとかなる人だと思う?」
「笹島さんまで磯貝君に配慮して、そんな真似するんだ?」
「赤城さんはなんでまた俺なんかにそんなに執着するんですかねぇ?」
「……」
急に無視ですよ。ほんとこの人ワカンねぇな。
「名前で呼んで。名前で呼んでくれなきゃ返事しないから」
「彼女でもない人相手にそれは許されんでしょ」
「笹島さんは呼べるのに私には無理と?」
「あっくんはあたしの彼氏だから!」
「そうだぞ、人の恋路にこれ以上介入してくるなら俺たちもいつまでも黙っていられないからな?」
「そう、わかったわ。私はみんなのアイドルに戻ることにする。でも廃業することは伝えなくちゃ、磯貝君に振られたからだって」
ニヤリと意味深な笑みを浮かべる赤城さん。
こんなキャラだったっけ?
ヒロインにしたい女子No. 1が幻想だったと発覚した瞬間だった。
「はぁ~~」
なんか今日一日どっと疲れた。
「おつかれ様、あっくん。赤城さんも本当はあんな子じゃないのよ? 色々メンタルがおかしいのは日常に戻って来れた揺り戻しもあるんだと思うな」
「そりゃわかるけどさ、でもそれを突きつけられる俺はやるせないよ」
日本人同士で争うなんて無益なことは極力したくないもんだ。
いっそまとめて惑星ストリーム送りにするか?
そんな考えすら脳裏によぎる。
それをしたらしたで俺は殺人幇助で捕まりそうだ。
野蛮な原住民が住み着く場所に置き去りにしたなんて周囲に知れたら外聞が悪い。美玲のお袋さんからも縁を切れとか言われかねないな。
クラスは昔に比べてそれぞれの結束力がより強くなったのを痛感する。
スキルの影響か、それとも同じ境遇で生き残った影響か。
どちらにせよつまらない学園生活ではない。
忙しすぎて目が回るのだけは勘弁して未来とこだけどな。
と、言うことで一度クラスメイトを誘って例の惑星ストリームに赴くことにした。
授業でな、どこに行きたいかと言われた時にここが第一候補に上がった。
赤城さんは反対してたけど、ファンの影響力は授業にまでは及ばない。
クラスメイトの全員がファンになってるわけじゃないからな。
彼女の魅力は異性、それもモテない男に特化している。
生まれた時から勝ち組だった奴や、スキルを得て異世界でブイブイ言わせてたクラスの奴らには通用しなかった。
以前までなら俺にも通用したが、今は何よりも大切なものができたのでそっちを優先する。当たり前だよなぁ?
そしてクラスメイトの勇姿を見て自分を守ってくれる相手はこの人しかいない! そう思わせれば勝ちである。
案の定、田所の勇姿に惚れ込んで無事ゴールイン。
今度は田所がファンに付き纏われることになったが、赤城さんが先制したりしてその状況も含めて楽しんでるようだ。
むしろ消し掛けてるの赤城さんじゃね? と思わなくもない。
古代文明で入手したオーバーテクノロジー『オーパーツ』は、その世界特有の元素が必要らしく、その力をチャージしないと使えないらしい。
でもそれをなんとかしちゃうのが俺の彼女のすごいところ。
「あ、これ私のスキルで補填できるよ」
「これは軍事利用待ったなし」
「美玲ありきの武器なんて滅んでしまえ!」
「そういう意味ではお前らはどこに行っても必要とされるカップルだよなぁ」
「そんな嬉しくない褒め言葉はごめん被るね!」
「あははー、あたしもパス」
こうやって俺たちは更なる武器を入手して、自衛に備えた。
それに引き寄せられるようにして新たな侵略者が来訪するのを予期していたように……
─────────────────────
<転移先>
1_地球・日本/魔法無効化
2_異世界クラセリア/スキル獲得
3_異世界エムベス/ダンジョン
4_異世界アトランザ/割り振りステータス獲得
5_異世界クミン/種族変更獲得 new!
6_異世界ストリーム/古代文明 new!
7_異世界ジャキンガル/固有魔法獲得 new!
8_異世界ヴィオス/獣化獲得 new!
─────────────────────
行ってみたいかはともかくとして、異世界人て言うのはどうして俺らを都合の良い存在だと思うのだろう?
低コストで回せるガチャじゃねーんだぞ!
こっちだって必死に生きてるんですよ?
消耗品扱いは勘弁願いたい限りだわ。
木村曰く、割り振りステータス世界は割と当たりで、大外れが古代文明らしい。
突如迷い込んだ世界で生きるか死ぬかのサバイバルを強いられるとかで赤城さんは現地住民に捕まって生贄にされる一歩手前だったとかなんとか。
特にこれといった能力は与えられないが、敵を倒すことでオーバーテクノロジーな武器を貰えるとかで、戦うのが好きな人には向くが非戦闘員の彼女には過酷すぎたんだろう。
彼女のスキルは『アイドル』で、ファンになってくれた相手に一つまでお願いを聞いてもらえる程度のものだ。しかしエルフ化したことによりその規模を拡大!
クラスのマドンナは学園のマドンナになり、お願いを行使できる数を日々増やしている。
ちなみにファンとは離れ離れになったので誰も守ってくれなかったらしい。
オタサーの姫かな?
どちらにせよ俺には関係のないことではあるが、まぁクラスメイトのよしみで助けたことに意味はあったな。
問題はその後だ。
彼女は俺のストーカーと化した。
普段は俺にそっけない彼女だが、何をやっても振り向かない俺に対してなんとか振り向かせようとファンを使って一芝居を打ってくる。
まぁ転移と入れ替えで返り討ちにしてやったが。
問題ななんで俺にそこまで執着するのかだ。
命が助かったんならそれでいいじゃんか。せっかく助けた命、大事に使って欲しいものだ。
「赤城さん、好意は嬉しいけど俺には彼女がいるんで」
「またまたー。いくら積んだのか知らないけど笹島さんは男子人気高いのよ? まぁ私ほどじゃないけど磯貝君が落とせる相手じゃないわ。ここは私で手を打っておきなさいって、ね?」
何を基準に誇っているのか。
人の魅力なんて惚れた人数で推しはかれるもんじゃねーだろ。
モテすぎて距離感バグってんのか?
そこに彼女である美玲がやってくる。まだやってたのかと言わん顔だ。
「なぁ美玲、この人なんとかして」
「あっくん、あたしが言ってなんとかなる人だと思う?」
「笹島さんまで磯貝君に配慮して、そんな真似するんだ?」
「赤城さんはなんでまた俺なんかにそんなに執着するんですかねぇ?」
「……」
急に無視ですよ。ほんとこの人ワカンねぇな。
「名前で呼んで。名前で呼んでくれなきゃ返事しないから」
「彼女でもない人相手にそれは許されんでしょ」
「笹島さんは呼べるのに私には無理と?」
「あっくんはあたしの彼氏だから!」
「そうだぞ、人の恋路にこれ以上介入してくるなら俺たちもいつまでも黙っていられないからな?」
「そう、わかったわ。私はみんなのアイドルに戻ることにする。でも廃業することは伝えなくちゃ、磯貝君に振られたからだって」
ニヤリと意味深な笑みを浮かべる赤城さん。
こんなキャラだったっけ?
ヒロインにしたい女子No. 1が幻想だったと発覚した瞬間だった。
「はぁ~~」
なんか今日一日どっと疲れた。
「おつかれ様、あっくん。赤城さんも本当はあんな子じゃないのよ? 色々メンタルがおかしいのは日常に戻って来れた揺り戻しもあるんだと思うな」
「そりゃわかるけどさ、でもそれを突きつけられる俺はやるせないよ」
日本人同士で争うなんて無益なことは極力したくないもんだ。
いっそまとめて惑星ストリーム送りにするか?
そんな考えすら脳裏によぎる。
それをしたらしたで俺は殺人幇助で捕まりそうだ。
野蛮な原住民が住み着く場所に置き去りにしたなんて周囲に知れたら外聞が悪い。美玲のお袋さんからも縁を切れとか言われかねないな。
クラスは昔に比べてそれぞれの結束力がより強くなったのを痛感する。
スキルの影響か、それとも同じ境遇で生き残った影響か。
どちらにせよつまらない学園生活ではない。
忙しすぎて目が回るのだけは勘弁して未来とこだけどな。
と、言うことで一度クラスメイトを誘って例の惑星ストリームに赴くことにした。
授業でな、どこに行きたいかと言われた時にここが第一候補に上がった。
赤城さんは反対してたけど、ファンの影響力は授業にまでは及ばない。
クラスメイトの全員がファンになってるわけじゃないからな。
彼女の魅力は異性、それもモテない男に特化している。
生まれた時から勝ち組だった奴や、スキルを得て異世界でブイブイ言わせてたクラスの奴らには通用しなかった。
以前までなら俺にも通用したが、今は何よりも大切なものができたのでそっちを優先する。当たり前だよなぁ?
そしてクラスメイトの勇姿を見て自分を守ってくれる相手はこの人しかいない! そう思わせれば勝ちである。
案の定、田所の勇姿に惚れ込んで無事ゴールイン。
今度は田所がファンに付き纏われることになったが、赤城さんが先制したりしてその状況も含めて楽しんでるようだ。
むしろ消し掛けてるの赤城さんじゃね? と思わなくもない。
古代文明で入手したオーバーテクノロジー『オーパーツ』は、その世界特有の元素が必要らしく、その力をチャージしないと使えないらしい。
でもそれをなんとかしちゃうのが俺の彼女のすごいところ。
「あ、これ私のスキルで補填できるよ」
「これは軍事利用待ったなし」
「美玲ありきの武器なんて滅んでしまえ!」
「そういう意味ではお前らはどこに行っても必要とされるカップルだよなぁ」
「そんな嬉しくない褒め言葉はごめん被るね!」
「あははー、あたしもパス」
こうやって俺たちは更なる武器を入手して、自衛に備えた。
それに引き寄せられるようにして新たな侵略者が来訪するのを予期していたように……
0
お気に入りに追加
164
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
素質ナシの転生者、死にかけたら最弱最強の職業となり魔法使いと旅にでる。~趣味で伝説を追っていたら伝説になってしまいました~
シロ鼬
ファンタジー
才能、素質、これさえあれば金も名誉も手に入る現代。そんな中、足掻く一人の……おっさんがいた。
羽佐間 幸信(はざま ゆきのぶ)38歳――完全完璧(パーフェクト)な凡人。自分の中では得意とする持ち前の要領の良さで頑張るが上には常に上がいる。いくら努力しようとも決してそれらに勝つことはできなかった。
華のない彼は華に憧れ、いつしか伝説とつくもの全てを追うようになり……彼はある日、一つの都市伝説を耳にする。
『深夜、山で一人やまびこをするとどこかに連れていかれる』
山頂に登った彼は一心不乱に叫んだ…………そして酸欠になり足を滑らせ滑落、瀕死の状態となった彼に死が迫る。
――こっちに……を、助けて――
「何か……聞こえる…………伝説は……あったんだ…………俺……いくよ……!」
こうして彼は記憶を持ったまま転生、声の主もわからぬまま何事もなく10歳に成長したある日――
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
固有スキルガチャで最底辺からの大逆転だモ~モンスターのスキルを使えるようになった俺のお気楽ダンジョンライフ~
うみ
ファンタジー
恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。
いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばされてしまう。
モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。
そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。
モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。
その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。
稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。
『箱を開けるモ』
「餌は待てと言ってるだろうに」
とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
社畜おっさんは巻き込まれて異世界!? とにかく生きねばなりません!
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
私の名前はユアサ マモル
14連勤を終えて家に帰ろうと思ったら少女とぶつかってしまった
とても人柄のいい奥さんに謝っていると一瞬で周りの景色が変わり
奥さんも少女もいなくなっていた
若者の間で、はやっている話を聞いていた私はすぐに気持ちを切り替えて生きていくことにしました
いや~自炊をしていてよかったです
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
捨て子の僕が公爵家の跡取り⁉~喋る聖剣とモフモフに助けられて波乱の人生を生きてます~
伽羅
ファンタジー
物心がついた頃から孤児院で育った僕は高熱を出して寝込んだ後で自分が転生者だと思い出した。そして10歳の時に孤児院で火事に遭遇する。もう駄目だ! と思った時に助けてくれたのは、不思議な聖剣だった。その聖剣が言うにはどうやら僕は公爵家の跡取りらしい。孤児院を逃げ出した僕は聖剣とモフモフに助けられながら生家を目指す。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
俺のスキルが回復魔『法』じゃなくて、回復魔『王』なんですけど?
八神 凪
ファンタジー
ある日、バイト帰りに熱血アニソンを熱唱しながら赤信号を渡り、案の定あっけなくダンプに轢かれて死んだ
『壽命 懸(じゅみょう かける)』
しかし例によって、彼の求める異世界への扉を開くことになる。
だが、女神アウロラの陰謀(という名の嫌がらせ)により、異端な「回復魔王」となって……。
異世界ペンデュース。そこで彼を待ち受ける運命とは?
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
レベルが上がらない【無駄骨】スキルのせいで両親に殺されかけたむっつりスケベがスキルを奪って世界を救う話。
玉ねぎサーモン
ファンタジー
絶望スキル× 害悪スキル=限界突破のユニークスキル…!?
成長できない主人公と存在するだけで周りを傷つける美少女が出会ったら、激レアユニークスキルに!
故郷を魔王に滅ぼされたむっつりスケベな主人公。
この世界ではおよそ1000人に1人がスキルを覚醒する。
持てるスキルは人によって決まっており、1つから最大5つまで。
主人公のロックは世界最高5つのスキルを持てるため将来を期待されたが、覚醒したのはハズレスキルばかり。レベルアップ時のステータス上昇値が半減する「成長抑制」を覚えたかと思えば、その次には経験値が一切入らなくなる「無駄骨」…。
期待を裏切ったため育ての親に殺されかける。
その後最高レア度のユニークスキル「スキルスナッチ」スキルを覚醒。
仲間と出会いさらに強力なユニークスキルを手に入れて世界最強へ…!?
美少女たちと冒険する主人公は、仇をとり、故郷を取り戻すことができるのか。
この作品はカクヨム・小説家になろう・Youtubeにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる