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魔物大群編
36、美少女を助けたら何故か惚れられた
しおりを挟む「ふぅ………気持ちよかった……」
取り敢えず、二人が発情してしまったのでsexをしてやる………グチャグチャになるまで可愛がってやると二人とも息絶え絶えになってしまったので体力が回復するまで、気分転換に散歩がてら飯でも買ってやるかと街に繰り出す俺………王都にくるのも久しぶりなので観光するのも良いかもしれない………魔物が攻め込んでくるまで暇だろうしな………。
「………ん?」
街をぶらついていると路地裏で何か揉め事の気配を感じる………丁度いい暇潰しになると路地裏に入っていく………。
「いや!!離してください!!!」
「へへへ、誰が離すかよ……これ以上ない金の卵をよ……」
「身代金でどれくらい儲かりますかねぇアニキ」
「見たこともねぇほどの大金になることは間違いないぜ………なんせコイツはおうーーーー」
「この街を案内するだけって言ったくせにッッッーーー嘘つき!!!」
「大人はみんな嘘つきなんだよ」
「そうそう」
「また典型的な小悪党だな………」
「「「??!!!」」」
興味本位で入ったら、女の子を押さえつけて汚い身なりの男に身代金どうのこうのと取らぬ狸の皮算用をするヒョロッとした男………今時、珍しいレベルのテンプレチンピラ達に感心半分呆れ半分で呟く俺………いきなり出てきた闖入者に三人全員、驚きの表情をする………。
「ーーーた、助けてください!!、お礼はいくらでもしますので!!」
「て、テメェ……命が欲しいならとっとと失せな……」
「変に正義感を持たない方が身のためだぜ、坊ちゃん……」
女の子は藁にもすがるといった様子で俺に助けを求めてきて、男二人は腰から剣を抜き、構え、立ち去れと脅してくる……。
「脅し文句までお決まりだな………」
「なにぃ……」
「おい、お前、立ち去るのか?、それとも俺たちやろうってのか?」
「…………一応、忠告しておく、とっとと失せろ、そすれば命だけは助けてやる…………」
「あ?、そんなハッタリでーーー」
「俺たちがビビるとでもーーー」
「………………忠告はした」
俺は適当に相手の脅しをオウム返し気味に返すと、小馬鹿にされていると判断した二人は前から斬りかかってくる…………。
「「ーーーーガヒュッッッ??!!??」」
「………大丈夫か………」
「あ、ありがとうございます………」
斬りかかってくる二人を瞬殺する俺………奥にいる女の子が腰を抜かしているので立ち上がるために手を貸してやる……。
「私の名前はソフィです、助けてくれてありがとうございます」
「俺の名前はエクティスウォーカーだよろしく」
「で、ではどのくらいお礼をすれば……」
「いや、金はいらん」
「へ?で、ではなにをすれば………」
「俺と一緒に街をブラついてくれ、一人だとヒマでな」
「あ、はい……わかりました………」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ーーーんんッッッ♪、これ美味しい!」
「………たこ焼き知らないって………君、もしかして相当なお嬢様なのか?」
「ーーームグッッッ??!!」
さすが王都、適当に歩いても出店がやっている……………連れが目をキラキラして涎を垂らして見ていたので、たこ焼きを買ってやる………最初はどう食べるのかすらわからず、疑問符を浮かべまくっていたが、食い方を教えてやり、一口食うとあら不思議、パクパクと平らげていく………平民とは思えない高価そうな服、たこ焼き知らない女の子の様子に確信をつく俺………図星を突かれた彼女はたこ焼きを喉に詰まらせる…………。
「………ほい水」
「ーーーんっんっんっ………プハッ、ありがとうございます、助かりました!」
「そりゃ良かった……」
(………あんまりこの話題はつつかない方が良いな………)
そのまま夕方まで遊び歩く俺達…………。
「………そろそろ帰るか……」
「………そうですね………」
「………君、家どこ?、送っていくよ」
「そ、その前に一ついいでしょうか?」
「うん?、どうした?」
俺が帰宅を提案すると名残惜しそうに返答するソフィ……家の場所を聞くと何か覚悟を決めたかのような顔をする彼女………夕日に照らされて顔が真っ赤に見える気がする…………。
「好きです!!、付き合ってください!!」
「………あーー、悪い、俺、特定の誰かと付き合う気はないんだ………」
「そ、そんな……で、でしたら………私の初めてだけでも貰ってくれませんか?♡♡♡\\\」
「………おいおい、良いのか?、ついさっき知り合った男と………」
「私を助けてくれましたし………お礼と言いつつ私に王都を案内してくれてたんですよね?、怪しい私の素性も無理矢理聞く事もせず………そんな優しくされたら好きになってしまいます♡♡\\」
「…………俺は他にも複数の女の子と関係を持っているぞ?」
「そ、それでも構いません!!………ただ………」
「ただ?」
「………痛くないよう、優しくしてください♡♡\\」
「わかった………これ以上ないほど気持ちよくしてやる」
ここまで言われてしまったら恥をかかせる訳にはいかない、ソフィと一緒にホテルへと入っていく俺……………。
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