Sランクギルドから追放されたEXランク陰陽師は新人達を凄腕に育てる〜え?戻ってこい?だから俺がいなくなったら困るのお前らだって言ったじゃん〜

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エマ・ライトウッド育成編

32、sideエマ、vs謎の襲撃者

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「………全く……トイレとか………」

私、エマ・ライトウッドの先生?、師匠?………どっちかわからないが、私に戦い方を教えてくれた人エクティス・ウォーカー、この人といつか肩を並べて戦いたい、しかしウォーカー先輩の実力の底は未だに見えない、いつになるのかわからないが、鍛錬あるのみだ…………体の関係持つが、その関係は歪で愛しあうが恋人ではない、愛人?、ガールフレンド?……本音を言えば私だけを見てほしい………しかし今の関係でも十分満足している………大会で優勝した、かなりの成果をあげたのでご褒美をおねだりして、早速帰り道の途中で可愛がってもらったわけだが………飲み過ぎて、気持ち悪いからトイレ行くといい、帰ってくるまで待機する私……。

「あ、トイレ終わっ………なんだ人違いか………すいまーーーーーッッッッッ??!!!??」


背後から足音が聞こえて、先輩だと思った私は振り向くが……立っていたのはフード付きの黒マントを羽織った人影が一人、フードを被っており顔が見えない、さらにマントのせいで体つきもわかりづらいので性別すら判断できない……別にただ立っているだけならただの人違いで済む話、私が声をかけ、人違いだと思い、ため息をついてると、その隙に相手が斬りかかかって来た……まさか路上で突然襲ってくるとは思わず、油断していた………間一髪、背中から愛刀を抜き、相手の斬撃を捌く………だが、防ぎきれず、体を浅く刻まれる…………。


「……誰なの?………目的は何?、なんで私を狙う?」

「…………」

(ーーーー問答無用か??!)

相手を間合いの外へ追い出し、質問をする………しかし相手は答えず、無言で斬りかかってくる………縦横無尽の斬撃を放ってくる………腕のいい剣士だ………だが、この剣筋どこかで………そう感じた私は直感を信じて、相手の攻撃を予測する………見事その予想は的中して、捌ききる…………やはり間違いない、私はこの人と何処かで戦ったことがある…………だが、何か違和感を感じる………相手の剣が少し無理をしているというか、ぎこちないというか………そう、何か普段とは違う型で攻撃している………そんな感じだ……そのせいで相手が誰なのかまではわからない……………。


「………………チッッ、忌々しい………やはり一本では仕留められないか………」

「……今の声……貴方まさか………」

「ーーーーーおしゃべりに付き合う気はない!!!」

「ーーーッッッッ??!!?」

敵がいつまでも私を倒せないことに焦れたのか……無言をついに破り、吐き捨てる………その声色を聞いたことがあると思った私はすぐさま脳内検索をかけ、すぐに頭の中の検索がヒットし、ある人物が浮かび上がる………私の想像を裏付けるかの如く、相手は剣を持っているとは逆の空いている手でもう一本の剣を腰から抜く……私の言葉を遮るかのように斬りつけられる、今度はさっきのように一本の斬撃ではなく、二本の斬撃が縦横無尽に時間差で斬りかかってくる………だが、さっきより私が知っている動きに近くなったので少し読みやすくなった………相手の剣筋を読みと長刀の間合いを上手く使い、捌ききる…………。

「………エレノアなの?」

「………様をつけろよ小娘……」

その人物とは……エレノアだった、距離ができたので、試しに名前を呼んでみる……半信半疑だったが……相手はこれ以上は正体を隠しても無意味と悟ったのか、フードをあげ、顔を晒す……間違いなく、今日、英雄剣士祭決勝で戦った、『剣聖』エレノア・ブックパレスその人だった………。


「……………路上でいきなり斬りかかってくる相手は敬えないかな……」

「……口の減らない……」

昼間より余裕がない様子でキレ散らかしてくるエレノア………闇討ちをしてきた相手に敬称は不要と皮肉げに呟くと、相手は顔に血管を浮かべながら返答してくる………。


「それで?、こんな事してなんのつもり?、まさか負けた腹いせにこんなことやってるんじゃーー」

「ーーーー私は負けてない!!!!」

「ーーーーッッッッッ??!!………負けてない?……」

私はそのまま皮肉げに呟くと、図星だったのか、血管の切れる音が聞こえてくると錯覚するレベルでキレるエレノア、斬りかかってくる………うまく捌き、再度距離を取る………。


「今日の試合は……あんたが何かイカサマをしたんでしょ!!!、雑魚だから腕で勝てないからって小細工したんでしょ!!!!」

「………それ、本気で言ってんですか?」

「当たり前でしょ!!!、じゃなきゃ私が負けるはずない!!!!!」

とりあえず彼女の言葉の意味が分からず、再度質問する私………すると喧嘩に負けた子供のような言い訳をしだすエレノア……一応、正気かと問うと、間髪入れずに怒鳴ってくる彼女………。


「………ハァッ………それなら実力だって教えてあげますよ……『贋流奥義、燕返ーーーー』ーーーーーーッッッ??!!??」

「ーーー捕まえた!!!」

(ーーーーッッッッしまった、仲間がいたのか!!!!!)


相手の言い分に溜息をつき、手っ取り早く奥義で決めようと構えるも突然体の自由が効かなくなる、どうやら後ろから誰かに抱きつかれて、自由を封じられたみたいだ……。

「ーーーーー今のうちだやれ、エレノア!!!!」

「ーーーーーでかした!!!!、死ねッッッッッッ!!!!」

「ーーー離ッッッッッッッッッ」

急いで拘束者を引き剥がそうとするも、前から突っ込んでくるエレノアの方が一手早い、私の腕が宙を舞う………右手が飛んだ後、遅れて二撃目の斬撃が左手を飛ばす………一瞬時間が止まったのような静寂が訪れ……腕の、いやもはや私から切り離され、腕の機能を失ったそれは肉片と言った方がいいかもしれない、肉片と私の愛刀が地面と同時にぶつかり、生々しい音と甲高い音が混ざり合って響く………激痛に眉を顰めながら私は仰向けに倒れる


「ーーーーッッッッッ………くそ」

「あら意外ね……悲鳴の一つでもあげると思ってたのに………」

「………………」

腕を失った剣士なんて無力化したも同じだ………余裕げに挑発してくるエレノア………しかし、今の私が何を言ったところで彼女を喜ばせることにしかならないなだろう………そう思った私は最後の抵抗で無言を貫く…。

「…………この状況で何スカしてんのよっッッッ」

「ーーーゴフッッッ」

「………気取りやがって……ほら命乞いの一つでもしてみなさいよ………」

「……………」

「チッ……」

私のシカトが気に入らなかったエレノアは私の腹に蹴りを入れてくる………遠慮なしに腹に叩き込まれたそれに血反吐を吐く私……私の前髪を引っ張り、顔を上げさせ、再度声をかけてくるエレノア………しかし私はシカトする………その様子に舌打ちをする彼女……。

「………そうね……このまま殺してもいいんだけど……それじゃあ私の腹の虫は治らない………よし良い事思い付いた、アーロン……こいつ犯していいわよ」

「お?、いいのか?」

「ーーーッッッ!!!??!」

面白くないと地面に私を投げ捨てた後、連れの男に私を犯せと言うエレノア………どうやら連れはギルドマスターのアーロンだったらしく、嬉しそうに呟く、流石にポーカーフェイスを崩す私。


「やっと顔色変えたわね………ほら、腕ないからレイプするには丁度いいでしょ?」

「へへ、ただ殺すには惜しいと思ってたんだよな………存分に楽しませてもらうぜ……ムカつくエクティスへの仕返しにもなるしな………自分の女が犯されて殺されたって知ったらどんな顔をするか………」

「………外道……」

「おいおい、そんなこと言って良いのかな……今からその外道に体の隅々まで可愛がられるんだぜ………へへ、良いな………彼氏とは別の男に無理やり犯される前の毅然とした顔………それがどんどん絶望へと変わっていくのはブスでも唆るものがある………美人なら尚更だ………」

「ーーーーッッッ痛ッッッッッ」

「腕切られても悲鳴をあげなかった奴が胸を揉まれた程度で何言ってんだが………さてと、こっちの具合は……あれ、全然濡れてねぇぞ………」

「離せ………下手くそ」

アーロンはまず私の胸を揉んできた………両腕が無い私には抵抗のしようがない、彼の揉み方は乱雑の極みだった、ウォーカー先輩の揉み方とは天地の差………ただただ、不快でしかない………私の下半身に触るも、全く濡れておらず、乾ききっている事に驚きを隠せないアーロン、下手くそと皮肉げに罵る私……。

「な、なんだとこの!!!!、そんな生意気な口は俺ので塞いでやる!!!!」

「………え??、これは………」

「どうだ!!、エクティスより大きくて立派だろう!!!」

「………ちっちぇな………」

「へ?」

「………本当に同じウォーカー先輩と同じ男なんですか?………いくらなんでも違いすぎる………」

彼は自身の肉棒を私の顔の前に出す………私はあまりの小ささに絶句する……何を勘違いしたのか、誇らしげに自慢してくるが………思わず、一瞬だけ某未来王になってしまった私………。


「こ、こ、こ、このアマ!!!!!」

「ーーーームグッッッ??!!!?」

「どうだッッッこのッッッッッ参ったかッッッッ」

「ーーーんッッッっんんッッッッッッんんッッッッッ」

「ーーーーーやばい、この女、凄い舌使いだ………ーーーーイクッッッ!!!」

「………プハッッッ………ペッッッッ………小さい上に早漏じゃん………」

「な、なんだと、こ、このぉ……」

頭に来たアーロンは私の口に無理矢理、自身の肉棒入れてくる………噛み切ろうとおもったが、察したエレノアが噛みきれないよう口を押さえてくる………短時間の方がまだマシだと思った私は彼の肉棒に舌を絡み付かせる、そうすると数秒で果て、精液を出して私の口から肉棒を引き抜くアーロン………唾を吐く要領で精液を吐き出し、早漏と嘲笑う私………そんな私に青筋を浮かべるアーロン………。


「さっきから何調子乗らせてんのよ!!!、さっさとコイツのに突っ込んじゃないなさいよ!!、いくら感じなくても突っ込まれたら敗北を認めるしかないでしょ!!!」

「え、だけどまだ膣内濡れてないぜ?」

「………あんたそいつの事感じさせられるの?」

「え、そ、それは………」

「無理でしょ?、だったらさっさと人来る前に突っ込みなさいよ、あんたも入れずに終わるのは嫌でしょ!!!」

「……わかった………」

「ーーッッッ」

(ーーーー助けて、ウォーカー先輩!!!)

「「ーーーーッッッッッッッッ??!!!」」


「………人の後輩兼生徒に何してんだ?」

さっきから明らかに私の方に主導権を握られてる事にキレるエレノア、彼女はもう挿入してしまえと言ってくる、少し渋っていたアーロンも彼女に説得され、挿入すると決める………パンツが脱がされ、私の膣口にペニスの亀頭が近づく、流石に挿入されるのは嫌だった私は心の中でつい先輩に助けを求めてしまう、膣口とペニスが触れるか触れないか、ーーーー刹那、声にならない悲鳴と共にエレノアとアーロンは吹っ飛ばされ、聞きなれた声が響いたと思ったら、いつの間にか私の前にエクティス・ウォーカーが立っていた。


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