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アイリス・ペンドラゴン育成編
14、イチャモンをつけられる
しおりを挟む「ネタは上がってるんだ!!、お前らが私達の息子を殺したんだろ!!」
「あ、はい、殺しましたけど……それが何か?」
「な、何かだと……」
「ーーーこちらをご覧くださーい」
ーーーーーーー
「…………アルフレッド……様、俺たちが泥棒って何のことですか?、ちゃんとこの前のドロップ品は返したはずですよね?」
「ーーーとッッッぼっっけるっっな、その穢らわしい女の頭についているそのアイテムだ!!、っっとととっっとよこせッッッッ!!」
「…………これは俺達が倒した魔物からドロップしたのですが?」
「馬鹿が!!、十回倒したのに一回もドロップが無かったのにお前らは糸も容易く手に入れただと!!、僕たちのおかげでドロップ率があがってたに決まってる!!!、それなら僕がもらうのは当然じゃないか!!!」
「…………えっと、つまり、自分達が何回も倒してドロップ率を調整してやったんだからアイテムは当然自分達によこせと………つまりそういう事か?」
「さいっっしょからっっっそういっっってるだろッッッ、このクソボケがッッッ!!」
その後も呂律が回っていないアルフレッド様の言葉を苦労しながらも聞いていく、子供以下のトンデモ理論に一瞬呆けてしまう、残った理性で何とか相手の意見をまとめる俺、そんな俺にキレ散らかすアルフレッド様。
「…………悪いけど、そんな理屈で渡すわけにはいかないな、万が一俺の物だったら渡さなくも無かったが………これはアイの物だ、渡すわけにはいかない………」
「だまっっってぼくっっっっに渡せ下民ッッッども!!!!!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「……どうですか?、これ、言い分どう聞いても強盗そのものですよね?」
「だ、だからと言って殺すのはやり過ぎでしょう?!!」
「ーーーー此方をご覧くださーーい」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「くっっそっっどこいっったっっっあいつらッッッ!!」
盗人のあいつらを何とか懲らしめてアイテムを取り返してやる、そうすればでしゃばった平民を裁き街の秩序を守りつつ、ハニーへのプレゼントも手に入る、一石二鳥だ。
「ーーーアルフレッド様!!」
「そっっっこにっっっっっいたか!!!」
「ま、待ってください!!、あ、アイテムは渡しますーー、で、ですので私達を見逃してください!!」
「ーーーあ?…………良いだろう、ッッさっさと寄越せ!!………特別に見逃してやろう…………」
「あ、ありがとうございます!!!、ほら、いくぞアイリス!!」
「………は………い………」
やっと姿を現した平民ども、逃げられる前に殺そうとすると、さっきとうって変わった態度………取り敢えず物を確保が先だ、そうすればあとはどうとでもなる。
「ーーーーッッッ許すわけねぇだろうが!!!!!!!」
「「ーーーーッッッッガハッッッッッ!!!??」」
「ーーー二度も僕に無礼を働いた貴様らを許すわけがないだろうが!!!!ギャッッッハハハハハハハ!!!!」
平民どもが背中を見せた瞬間に二人とも剣で串刺しにする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「なッッッーー」
「いやぁ~一応交渉の機会を設けたのですが、アルフレッド殿、全く聞く耳を持たないどころか、完全に殺しにきてますよね?、式神じゃなかったら私達が殺されていたかもしれない事実に恐怖で錯乱してしまって、手元が狂ってしまったのですぅぅ~~」
「ぐぬぬぬ……」
「……え?、何すかその目は、こっちは被害者ですよ~?、あ、それとも息子さんの勇姿をもう一度見ますか?」
「し、失礼する!!」
イチャモンをつけにきたクレーマーを証拠、圧倒的証拠で論破する俺。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
十二天将の能力まとめ
朱雀
炎系スキルが得意、実体化すると業火を纏った超大型の鳥の姿をしている。
発覚スキル
『神火不知火』
神の炎で作られた槍で相手を貫く、ワイバーンを倒すときに使ったのはこの槍を投げたわけではなく、発射前に漏れ出ている程度の炎をぶつけただけのようだ。
六合
情報無し
勾陳
巨大な力士のような姿をしている、力自慢、得意な属性は不明
青龍
情報無し
貴人
情報無し
天后
回復系スキルが得意、まだ実体化時の姿は不明
太陰
闇属性スキル、潜伏系スキルが得意、まだ実体化の姿は不明
玄武
地属性スキルが得意、亀の甲羅のような盾を味方や自分に展開可能、実体化時の姿は不明
太裳
空間系スキルが得意、実体化時の姿は不明
白虎
全てを切り裂く爪が特徴、得意属性は不明、実体化時の姿も不明
判明スキル
『虎徹』
全てを切り裂く爪で相手を五等分に切り裂く、本気を出せば光すら超える速度を叩き出し、相手は自分が斬られたことにすら気が付かず死んでしまう。
天空
情報無し
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