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増援要請編

30、sideアルフレッド、助けてくれた女軍人をナンパするが断られる(ざまぁ)

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「全くひどい目に遭った」

一週間経ち、なんとか釈放されたアルフレッド達、気晴らしに散歩をしているアルフレッド。

「おいおい、アンタアルフレッドだろう?」

「な、なんだお前らは!!」

「聞いてるぜ、我らが国の英雄様を裏切った男だってよぉッッッ!!」

「ーーーゴフッッッ!!??」

歩いていると、ガタイのいい男達が因縁をふっかけてくる、装備を見ると、アルフレッドより高ランクの冒険者だ、たちどころにボコボコにされるアルフレッド。

「だ、誰か助けてくれ!!!」

「ほらほら余所見すんなよッッッ!!」

周りの人間に助けを求めるが誰も助けてくれない、それどころかくすくす笑ったり、ゴミを見るかのような目で見られる。

「ーーーやめろッッッ!お前達!!」

「げッッッ!!、軍人だッッッ!!逃げるぞ野郎ども!!」

見回りだろうか、女軍人がアルフレッドを助ける。

「君も不用意にウロウロするな」

「ま、待ってくれッッッ!!!」

「………なんだ?」

「き、君可愛いね、奢るから飯食わない?」

「…………」

アルフレッドは女軍人をナンパする、女好きな所が出てしまった。

「ーーーーが」

「え?」

「このクズが!!!」

「ーーーッッ!!??」

女軍人はアルフレッドの股間に蹴りを入れる。

「おおおぉぉ~!!??」

「勘違いするな、イヴ先輩を裏切ったお前を殺したいのは山々だが、私情で武器を抜くことは禁止されている、それとここで死んでもらっては町の風紀が乱れるのでな」

悶絶するアルフレッドを尻目に立ち去る女軍人。



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