10 / 75
即ざまぁ編
10、sideイザベラ&アルフレッド、勘当される(ざまぁ)
しおりを挟む「へ?今なんて言ったんですか?」
「お前を勘当する、もう二度とコバルト家と関わることを許さん」
「な、何を言ってるんだよ父さん!!!」
僕を蔑ろにして楽しくお喋りした後、ようやく家に帰れると思ったら、意味不明なことを言い出す父さん。
「お前のような愚かな息子は我がコバルト家にはいらん、出ていけ」
「ほ、本気なのか?、あ、後継はどうするつもりなの!!僕以外息子はいないでしょ!!」
「ああ、そうだ、だからコバルト家は私で終わりになるかもな、しかし、こんな愚か者を生み出す血筋は滅んだ方が良いのかもしれん、さぁ出ていけ、あのイザベラとかいう娘のところにでも行ってしまえ」
「く、くぅぅ!!!、後悔するぞッッッ!!あで絶対後悔させてやるッッッッッ!!」
「後悔ならもうすでにしてるさ、お前のような愚か者を彼女の婚約者にしてしまった事をな」
僕は父さんに勘当されてしまった。
「クソッッッッッ見てろよッッッッッ!!!gんクェrgくぅ390g909クェ9b府営9巣9具9w9g9s9989gthq98g989839fvfっこzbんこんこんこねqhーいおj三十五位ーん二百六十四位wsにお0ん技0んくぃ0rgンチ0んq三十位tクィ03j〇位fgq503hg08えhqgなおねwりおんgqn34いうg流9tyんw45雨9寐s9アヌぬんhんw九円h」
奇声を発しながら、アルフレッドは闇へと消えていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「え?」
「イザベラ、お前をペンドラゴン家から勘当する、二度とペンドラゴン家を名乗る事を許さん」
いきなり両親から勘当される私。
「な、何を言ってるの、父様、母様、も、もしかしてさっきの話を真に受けてるの?、い、嫌だなぁ、あんなの姉様のデタラーーーー」
「ーーーこの後に及んでまだそんな事を言うのか」
「あの魔道具は裁判でも証拠を提示する時に使われる物、映像に改竄された形跡もなかったわ」
「ーーーッッッッッ、な、何よッッッ、私は悪くないッッッッッッッッアルフレッドが私に惚れたのはそもそも姉様の魅力不足でしょッッッッッ!!!!!」
「早く出て行きなさい」
「なんでッッッッッ私何も悪くないのにッッッッッッッッ!!!!!」
「出ていかないなら無理にでも追い出すわよ?」
「ーーーーッッッッッ、ふんわかったわよクソ親父にクソババア!!!!、こっちから願い下げよこんなバカ一族ッッッッッ!!!!!」
最後っ屁に罵倒する私。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「あ、アルフレッド」
「い、イザベラ」
歩いていると、アルフレッドと会った。
「何?、貴方も勘当されたの?」
「そうだよ、って事はイザベラもか」
どうやらアルフレッドも勘当されたようだ。
「そもそも貴方が私に言い寄ってきたからこんな事になったんだ」
「ーーーなッッッ、僕のせいだっていうのかッッッ!!!」
「そうよ、私は拒否したのに」
「な、何を言っているんだ!!!、元はと言えば君が欲求不満な僕を淫らに誘惑してきたんだろッッッッッ!!このビッチ!!!」
「なーーー、なんですってぇッッッ!!!」
十割アルフレッドが悪いから事実を言っただけなのに、彼に罪を擦りつけてくる、許し難い。
「わ、私はただ相手がいないから寂しそうにしてる貴方が可哀想だったからしてあげたのにッッッッッ!!!そんな風に思ってたのッッッ!!!!」
「ふん、君なんか婚約者だっていないじゃないか、夜な夜な相手を求めてパーティーに出席する君が可哀想だから誘ってやっただけさ!!!」
「あ、あ、あったまきたッッッッッ!!!!そもそもアンタが私の体に欲情して触ってきたんでしょッッッッ!!!」
「よく言うよッッッッ!!!先に太ももとか腕を触って色目を使ったのはどっちだか!!!」
「ハァッッ!!!??!!、アンタが先に手を出してきたんでしょッッッッッ!!!」
「いや、君の方だッッッ!!!」
「女に責任擦りつけるなんて男らしくないわよッッッ!!!」
「君の方こそ男に罪を擦りつけるなんて淑女らしからぬ行為だと思わないのかッッッッッ!!!!」
「もういいわッッッ、んっっ」
「なんだいその手は」
「お腹減ったからお金頂戴」
「金なんか持ってるわけ無いだろ!」
「はぁ??!!、それじゃあこれからどうするのよッッッッッ!!!!」
「知らないよッッッ!!!、君の方こそお金を持っていないのかッッッ???!!」
「持ってる訳ないでしょッッッッッアンタの方こそ隠し持ってんじゃないのッッッッッ!!!」
「大体君はいつも金遣いが荒いんだよッッッ!!!」
「ハァッッ??!!!、今それは関係ないでしょッッッッッ!!!!」
ギャーギャー騒ぎ合う二人………
0
お気に入りに追加
2,367
あなたにおすすめの小説

【完結】幼い頃から婚約を誓っていた伯爵に婚約破棄されましたが、数年後に驚くべき事実が発覚したので会いに行こうと思います
菊池 快晴
恋愛
令嬢メアリーは、幼い頃から将来を誓い合ったゼイン伯爵に婚約破棄される。
その隣には見知らぬ女性が立っていた。
二人は傍から見ても仲睦まじいカップルだった。
両家の挨拶を終えて、幸せな結婚前パーティで、その出来事は起こった。
メアリーは彼との出会いを思い返しながら打ちひしがれる。
数年後、心の傷がようやく癒えた頃、メアリーの前に、謎の女性が現れる。
彼女の口から発せられた言葉は、ゼインのとんでもない事実だった――。
※ハッピーエンド&純愛
他サイトでも掲載しております。

【完結】望んだのは、私ではなくあなたです
灰銀猫
恋愛
婚約者が中々決まらなかったジゼルは父親らに地味な者同士ちょうどいいと言われ、同じ境遇のフィルマンと学園入学前に婚約した。
それから3年。成長期を経たフィルマンは背が伸びて好青年に育ち人気者になり、順調だと思えた二人の関係が変わってしまった。フィルマンに思う相手が出来たのだ。
その令嬢は三年前に伯爵家に引き取られた庶子で、物怖じしない可憐な姿は多くの令息を虜にした。その後令嬢は第二王子と恋仲になり、王子は婚約者に解消を願い出て、二人は真実の愛と持て囃される。
この二人の騒動は政略で婚約を結んだ者たちに大きな動揺を与えた。多感な時期もあって婚約を考え直したいと思う者が続出したのだ。
フィルマンもまた一人になって考えたいと言い出し、婚約の解消を望んでいるのだと思ったジゼルは白紙を提案。フィルマンはそれに二もなく同意して二人の関係は呆気なく終わりを告げた。
それから2年。ジゼルは結婚を諦め、第三王子妃付きの文官となっていた。そんな中、仕事で隣国に行っていたフィルマンが帰って来て、復縁を申し出るが……
ご都合主義の創作物ですので、広いお心でお読みください。
他サイトでも掲載しています。

もう散々泣いて悔やんだから、過去に戻ったら絶対に間違えない
もーりんもも
恋愛
セラフィネは一目惚れで結婚した夫に裏切られ、満足な食事も与えられず自宅に軟禁されていた。
……私が馬鹿だった。それは分かっているけど悔しい。夫と出会う前からやり直したい。 そのチャンスを手に入れたセラフィネは復讐を誓う――。

私と結婚したくないと言った貴方のために頑張りました! ~帝国一の頭脳を誇る姫君でも男心はわからない~
すだもみぢ
恋愛
リャルド王国の王女であるステラは、絶世の美女の姉妹に挟まれた中では残念な容姿の王女様と有名だった。
幼い頃に婚約した公爵家の息子であるスピネルにも「自分と婚約になったのは、その容姿だと貰い手がいないからだ」と初対面で言われてしまう。
「私なんかと結婚したくないのに、しなくちゃいけないなんて、この人は可哀想すぎる……!」
そう自分の婚約者を哀れんで、彼のためになんとかして婚約解消してあげようと決意をする。
苦労の末にその要件を整え、満を持して彼に婚約解消を申し込んだというのに、……なぜか婚約者は不満そうで……?
勘違いとすれ違いの恋模様のお話です。
ざまぁものではありません。
婚約破棄タグ入れてましたが、間違いです!!
申し訳ありません<(_ _)>
挙式後すぐに離婚届を手渡された私は、この結婚は予め捨てられることが確定していた事実を知らされました
結城芙由奈@コミカライズ発売中
恋愛
【結婚した日に、「君にこれを預けておく」と離婚届を手渡されました】
今日、私は子供の頃からずっと大好きだった人と結婚した。しかし、式の後に絶望的な事を彼に言われた。
「ごめん、本当は君とは結婚したくなかったんだ。これを預けておくから、その気になったら提出してくれ」
そう言って手渡されたのは何と離婚届けだった。
そしてどこまでも冷たい態度の夫の行動に傷つけられていく私。
けれどその裏には私の知らない、ある深い事情が隠されていた。
その真意を知った時、私は―。
※暫く鬱展開が続きます
※他サイトでも投稿中

目覚めたら公爵夫人でしたが夫に冷遇されているようです
MIRICO
恋愛
フィオナは没落寸前のブルイエ家の長女。体調が悪く早めに眠ったら、目が覚めた時、夫のいる公爵夫人セレスティーヌになっていた。
しかし、夫のクラウディオは、妻に冷たく視線を合わせようともしない。
フィオナはセレスティーヌの体を乗っ取ったことをクラウディオに気付かれまいと会う回数を減らし、セレスティーヌの体に入ってしまった原因を探そうとするが、原因が分からぬままセレスティーヌの姉の子がやってきて世話をすることに。
クラウディオはいつもと違う様子のセレスティーヌが気になり始めて……。
ざまあ系ではありません。恋愛中心でもないです。事件中心軽く恋愛くらいです。
番外編は暗い話がありますので、苦手な方はお気を付けください。
ご感想ありがとうございます!!
誤字脱字等もお知らせくださりありがとうございます。順次修正させていただきます。
小説家になろう様に掲載済みです。
前世の記憶を取り戻したら貴男が好きじゃなくなりました
砂礫レキ
恋愛
公爵令嬢エミア・シュタイトは婚約者である第二王子アリオス・ルーンファクトを心から愛していた。
けれど幼い頃からの恋心をアリオスは手酷く否定し続ける。その度にエミアの心は傷つき自己嫌悪が深くなっていった。
そして婚約から十年経った時「お前は俺の子を産むだけの存在にしか過ぎない」とアリオスに言われエミアの自尊心は限界を迎える。
消えてしまいたいと強く願った彼女は己の人格と引き換えに前世の記憶を取り戻した。
救国の聖女「エミヤ」の記憶を。
表紙は三日月アルペジオ様からお借りしています。

愛されない皇子妃、あっさり離宮に引きこもる ~皇都が絶望的だけど、今さら泣きついてきても知りません~
ネコ
恋愛
帝国の第二皇子アシュレイに嫁いだ侯爵令嬢クリスティナ。だがアシュレイは他国の姫と密会を繰り返し、クリスティナを悪女と糾弾して冷遇する。ある日、「彼女を皇妃にするため離縁してくれ」と言われたクリスティナは、あっさりと離宮へ引きこもる道を選ぶ。ところが皇都では不可解な問題が多発し、次第に名ばかり呼ばれるのはクリスティナ。彼女を手放したアシュレイや周囲は、ようやくその存在の大きさに気づくが、今さら彼女は戻ってくれそうもなく……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる